【株式会社3PM・大貫康喬氏】父の破産、金融ブラック…壮絶な過去を乗り越え“詐欺撲滅”目指す 悪徳工事業者にNOを突きつける革命的サービス誕生秘話<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.08.08 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社3PMの代表取締役・大貫康喬(おおぬきやすたか)氏(40)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
株式会社3PMは、駆け付け修理工事を軸に、高額請求などの業界の課題解決を目指すサブスクリプションサービス「COZY」を展開している。
大貫社長:父親が水産仲卸の会社を経営していて、幼い頃から起業を強く意識していました。幼い頃は潔癖症かつ神経質で、小学生の頃から率先しておこづかい帳をつけたり、欲しいCDMDコンポを買うために3年間地元の電気屋さんのチラシを毎週ファイリングして価格調査をしたりと、少し変わり者と見られていたかもしれません。
父のような経営者になるのだと決めて、中学時代は猛勉強し地元の進学校へ。大学進学は少し挫折はしたものの、大学卒業後すぐにラーメン屋を創業し、飲食業として起業をスタートしました。
ところが、そこで父親の破産を経験します。いつの間にか私が子会社の社長、保証人に。債権者会議で父親に「すべてこいつが悪い」と何も知らない私を売られ、かなり感慨深い体験をしましたね。金融ブラックという、起業家としては重たいペナルティを背負って40歳の今まで走ってきました。今も銀行からの借り入れは出来ません。それでも基本父譲りのポジティブさを持っているので前向きに走ってきましたし、逆境にも持ち前の明るさで立ち向かっています。
モデルプレス:幼少期から起業家としての片鱗を覗かせ、そして壮絶な経験をされてきたからこそ、今の強い大貫社長がいらっしゃるんですね。想像を絶するような逆境に直面しても、ポジティブさを失わないその姿勢に、感銘を受けます。
大貫社長:30歳まで飲食業を生業としてきましたが、30歳前後のタイミングで工事業に転身し、工事業は10年になります。特に工事業の中でも「駆け付け系」といわれる緊急トラブル対応を得意としていて、最盛期は月間1,000件、延べ5万件ほどの工事にお伺いしてきました。
ただ、10年間工事業と向き合う中で、昨今の広告費高騰、詐欺グループの介入など犯罪のリード獲得に使われだしている現状を打開したいという想いが強くなり、COZYというサブスクサービスを立ち上げました。
トラブルを抱えて困っている消費者にすぐに伺う駆け付け工事は、定価もないためリテラシーの低い方に高売りするという情弱ビジネス化してしまっています。それに比例して単価をとれる業者が入札に参加してくるため、リスティングなどの広告料が爆上がりしており、一人のお客様にお伺いするためのCPAは業種によっては10万円を超えます。お伺いするだけで10万もかかるなら、現場で嘘もつき、技術よりも口を磨くようになりますよね。
定価がないので高売りする。逆を返せばサブスクなら業者は本当のことを伝えますし、安価で抑えようとするんです。また、リアルタイム営業通報システムや某警備会社のようなステッカーの配布、クーリングオフという最強の法律も武器にして、地域コミュニティで社会を守るという啓蒙活動もしています。消費者の強い味方として、詐欺グループ、高売りグループ、悪徳営業会社などを日本から撲滅することを目指しています。
モデルプレス:まさに、業界の常識を覆すような革新的なサービスですね。消費者が安心してサービスを受けられる環境を創り出そうとする大貫社長の情熱がひしひしと伝わってきます。COZYは、まさに「困っている人を助けたい」という純粋な想いから生まれたサービスなんですね。
大貫社長:サブスク工事についてはまだまだこれからですが、工事業として成長した要因は会社自体の柔軟さだと考えています。業種に固執することなく、ニーズがあればスタッフ一丸となって技術を習得し、短期間で終わってしまっても次に生かす。結果的に10ジャンル以上の工事が可能なので、あらゆるニーズを拾えるんです。
スピード感とワクワクを大事にしているからこそ、潰れそうで潰れない会社を継続できています。
モデルプレス:多方面にわたって工事に対応できるとは、本当に驚きですね。ニーズに合わせて常に進化し続ける柔軟さと、何よりも「ワクワク」を原動力にされていることが、3PMの強さの秘訣なんですね。
大貫社長:本物のサービスであるということ。偽物は売りたくない性分なので、自分が納得してはじめてサービスを提供できます。したがって、ただの代理店とは絶対に組まずにオリジナルばかりを作ってはローンチしてきました。基本的にワクワクしないことには手を出しません。
モデルプレス:大貫社長の「本物」へのこだわり、そして「ワクワク」を追求する姿勢が、3PMのサービスの質の高さに繋がっているんですね。その揺るぎない信念が、お客様からの信頼を勝ち取る最大の要因だと思います。
大貫社長:カッコつけではなく、自分の為には頑張れない性格なので、常に身近な人のことを思って頑張っています。聞こえがいいかもしれないですが、これって自己満なんです。自分が我慢してでも身近な人が幸せになってほしいと思っている自分が好き、という自己中。ただ、そこまで守備範囲は広くないので、身近といっても家族と従業員くらいです。キャパシティが大きくないので、あまりに多くの人の幸せを意識するとパンクしてしまいます。
例えば今回のサービスも、目の前の人に喜んでもらえればその輪が広がるかな、程度に考えているのが正直なところです。ただ大きいインパクトのあるビジネスはワクワクします。自分の場合、ワクワクがすべての原動力なので、自分がワクワクしていれば、きっと世の中もワクワクすると信じています。
まず、頑張るとか頑張らないとかは考えたことがないかもしれません。テレビゲームをするように仕事をしているので。テレビゲームを頑張っているって、人はあまり言わないですよね。
モデルプレス:ご自身の原動力を「自己満」と表現されるところに、大貫社長の飾らない魅力と人間性が詰まっていますね。「テレビゲームのように仕事を楽しんでいる」という言葉は、まさに理想の働き方だと思います。大貫社長の周りの方が幸せになることで、ご自身も幸せを感じる。そんな温かいお人柄が伝わってきます。
大貫社長:とにかく認知拡大ですね。一度きりの人生。KICK THE CAN CREWさんの楽曲の一節にある“いつか死ぬので死ぬまで楽しもう”というメッセージの通りに活動しているので。せっかくビジネスをしているならホリエモンさん、三崎さん、溝口さんと一緒の空気でビジネスをしてみたい。自らのビジネスにも誇りと自信を持っているので、そのビジネスを成功者の方々に評価してほしいという気持ちで入会させていただきました。
モデルプレス:大貫社長の「人生を楽しみ尽くす」という生き様、そして「本物の成功者と共にビジネスをしたい」という熱い想いが、「REAL VALUE CLUB」への参加に繋がったんですね。認知拡大という明確な目標を持ち、自社のビジネスに揺るぎない自信を持っている大貫社長なら、このコミュニティでさらなる飛躍を遂げることでしょう。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
大貫社長:破産、父親に売られた経験を経て、現在進行中で悩みは絶えません。自分の本業のほかにも色々と面倒なことはありますが、自分が一番不幸とは一回も思ったことはないですし、後悔もしたことがありません。
今日もご飯が食べられたし、寝る時にふかふかのベッドで寝られている。ただ、突然の震災や火事といった不測の事態で明日はそうならないかもしれない、とも考えています。要はないものを数えるより、あるものを数えろという考え方を無意識にしていますね。頻度的には3日に一回くらいと癖になっています。今に感謝ですね。
そして基本的な私の考えは人生は絶対値なので、マイナスが多い方がその人にしか得られないプラスを手にできる。なので、もし明日路上で寝ることになっても、それを体験することでまたベッドで寝ることに幸せを感じられる。
お金持ちはすき家の牛丼なんて当たり前に食べられるけど、破産直後でお金がなかった時に最長4日間水しか口にできず、日雇い労働で7,000円もらって食べたすき家の牛丼は、本当に涙が出るほどおいしかった。同じ牛丼なのにこれってお金持ちには手にできない幸せなので、捉え方によっては僕のほうが幸せを沢山得られている可能性もあるのでは?と。
事実はひとつ、でも考え方は無限大。だったらポジティブでいたほうが自分も周りもハッピーなはずです。
モデルプレス:想像を絶するような困難の数々を経験されていらっしゃるのに、「不幸だと思ったことは一度もない」という大貫社長の言葉に、心から感動します。「ないものを数えるよりあるものを数える」というマインドセットは、まさに人生を豊かに生きるための真髄ですね。「人生は絶対値」「マイナスが多いほどプラスを手にできる」という考え方は、今困難に直面している多くの人にとって、大きな希望となるでしょう。
大貫社長:私も叶えていないので秘訣はわかりません。が、過程が楽しい。最終的なゴールも大事ですが、その過程で身につけたスキル、経験、人脈は誰にも奪われません。
私も本当に成功しているとは言えませんが、様々なことにチャレンジしてきたので失敗した経験の方が圧倒的に多い。その失敗も友達、兄妹を失って、滞納しているアパートで電気のつかない真っ暗な部屋で布団にくるまっているレベルです。
気持ちが逃げてしまってはもう何もできない。でも人間って面白くて、逃げるのにも飽きてくる。全然違う領域で動き出してしまったら別の見え方ができたり、気持ちが逃げた経験がまた生きてきたりするんです。
ゴールした結果より、そこに向かって走った自分を見てあげれば、もしかしたらゴールよりも大切な何かが見つかっているかも。そして休憩も全然ありです、経験者からのメッセージです(笑)
モデルプレス:「夢は叶わなくても、その過程こそが財産」。なんて深くて心に響く言葉でしょう。数々の失敗を経験されてきた大貫社長だからこそ語れる、説得力のあるメッセージですね。夢を追いかける全ての読者にとって、大きな勇気とヒントになると思います。
大貫社長:すべては自分の責任と考えられる人なら誰でも好きです。部下ができないのも自分の責任だし、上司がうざいのも自分の責任。家に帰ったら、口うるさい嫁や旦那にぐちぐち言われるのも自分の責任。
要は、文句だけ言って終わりの評論家は要りません。全部自分の責任と思える人は、逆に考えれば全部自分で変えられると考えられる人。そう考えられる人が集まると自然と建設的な話になるし、平和になるんです。
モデルプレス:大貫社長の求める人材像は、まさに「自らの人生のハンドルを握り、未来を切り開ける人」ですね。どんな状況も「自分の責任」と捉え、前向きに、そして能動的に行動できる人こそ、大貫社長の右腕として最高のパフォーマンスを発揮できると確信します。これは、仕事だけでなく、人生全体を豊かにする上で最も大切な考え方ではないでしょうか。大貫社長のもとでなら、常に成長を実感し、最高のチームで切磋琢磨できるはずです。この考え方に共感した方は、きっと「ここで働きたい」と強く思うことでしょう。
「人生は絶対値」「ないものを数えるよりあるものを数える」という大貫社長の言葉は、困難に直面している多くの方々にとって、大きな希望と勇気を与えてくれるでしょう。そして、「すべては自分の責任」と考え、建設的に行動できる人を求めるというメッセージは、これから社会で活躍したいと願う若者たちにとって、最高の指針となるはずです。
株式会社3PMは、単なる工事業の枠を超え、社会貢献を目指す企業です。大貫社長の熱い想いと、従業員を大切にする姿勢、そして常に新しい挑戦を続ける企業文化に触れることで、読者の皆さんもきっと3PMのファンになったのではないでしょうか。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
株式会社3PMは、駆け付け修理工事を軸に、高額請求などの業界の課題解決を目指すサブスクリプションサービス「COZY」を展開している。
逆境を乗り越える“鋼のメンタル”ができるまで
モデルプレス:大貫社長のこれまでの生い立ちから、起業に至るまでのエピソードを教えてください。大貫社長:父親が水産仲卸の会社を経営していて、幼い頃から起業を強く意識していました。幼い頃は潔癖症かつ神経質で、小学生の頃から率先しておこづかい帳をつけたり、欲しいCDMDコンポを買うために3年間地元の電気屋さんのチラシを毎週ファイリングして価格調査をしたりと、少し変わり者と見られていたかもしれません。
父のような経営者になるのだと決めて、中学時代は猛勉強し地元の進学校へ。大学進学は少し挫折はしたものの、大学卒業後すぐにラーメン屋を創業し、飲食業として起業をスタートしました。
ところが、そこで父親の破産を経験します。いつの間にか私が子会社の社長、保証人に。債権者会議で父親に「すべてこいつが悪い」と何も知らない私を売られ、かなり感慨深い体験をしましたね。金融ブラックという、起業家としては重たいペナルティを背負って40歳の今まで走ってきました。今も銀行からの借り入れは出来ません。それでも基本父譲りのポジティブさを持っているので前向きに走ってきましたし、逆境にも持ち前の明るさで立ち向かっています。
モデルプレス:幼少期から起業家としての片鱗を覗かせ、そして壮絶な経験をされてきたからこそ、今の強い大貫社長がいらっしゃるんですね。想像を絶するような逆境に直面しても、ポジティブさを失わないその姿勢に、感銘を受けます。
「消費者の味方」となる革命的サービス・COZY誕生秘話
モデルプレス:大貫社長が手がけている事業内容について、詳しく教えていただけますか?大貫社長:30歳まで飲食業を生業としてきましたが、30歳前後のタイミングで工事業に転身し、工事業は10年になります。特に工事業の中でも「駆け付け系」といわれる緊急トラブル対応を得意としていて、最盛期は月間1,000件、延べ5万件ほどの工事にお伺いしてきました。
ただ、10年間工事業と向き合う中で、昨今の広告費高騰、詐欺グループの介入など犯罪のリード獲得に使われだしている現状を打開したいという想いが強くなり、COZYというサブスクサービスを立ち上げました。
トラブルを抱えて困っている消費者にすぐに伺う駆け付け工事は、定価もないためリテラシーの低い方に高売りするという情弱ビジネス化してしまっています。それに比例して単価をとれる業者が入札に参加してくるため、リスティングなどの広告料が爆上がりしており、一人のお客様にお伺いするためのCPAは業種によっては10万円を超えます。お伺いするだけで10万もかかるなら、現場で嘘もつき、技術よりも口を磨くようになりますよね。
定価がないので高売りする。逆を返せばサブスクなら業者は本当のことを伝えますし、安価で抑えようとするんです。また、リアルタイム営業通報システムや某警備会社のようなステッカーの配布、クーリングオフという最強の法律も武器にして、地域コミュニティで社会を守るという啓蒙活動もしています。消費者の強い味方として、詐欺グループ、高売りグループ、悪徳営業会社などを日本から撲滅することを目指しています。
モデルプレス:まさに、業界の常識を覆すような革新的なサービスですね。消費者が安心してサービスを受けられる環境を創り出そうとする大貫社長の情熱がひしひしと伝わってきます。COZYは、まさに「困っている人を助けたい」という純粋な想いから生まれたサービスなんですね。
10ジャンル以上の工事を可能にした驚きの柔軟性
モデルプレス:会社の成長の要因はどこにあるとお考えですか?大貫社長:サブスク工事についてはまだまだこれからですが、工事業として成長した要因は会社自体の柔軟さだと考えています。業種に固執することなく、ニーズがあればスタッフ一丸となって技術を習得し、短期間で終わってしまっても次に生かす。結果的に10ジャンル以上の工事が可能なので、あらゆるニーズを拾えるんです。
スピード感とワクワクを大事にしているからこそ、潰れそうで潰れない会社を継続できています。
モデルプレス:多方面にわたって工事に対応できるとは、本当に驚きですね。ニーズに合わせて常に進化し続ける柔軟さと、何よりも「ワクワク」を原動力にされていることが、3PMの強さの秘訣なんですね。
「本物」しか提供しない、大貫社長のビジネス哲学
モデルプレス:仕事をする上で、大貫社長が最も心がけていることは何ですか?信念ややりがいなど、ぜひ聞かせてください。大貫社長:本物のサービスであるということ。偽物は売りたくない性分なので、自分が納得してはじめてサービスを提供できます。したがって、ただの代理店とは絶対に組まずにオリジナルばかりを作ってはローンチしてきました。基本的にワクワクしないことには手を出しません。
モデルプレス:大貫社長の「本物」へのこだわり、そして「ワクワク」を追求する姿勢が、3PMのサービスの質の高さに繋がっているんですね。その揺るぎない信念が、お客様からの信頼を勝ち取る最大の要因だと思います。
「自己満」が最強の原動力に?大貫社長の深すぎる人間性
モデルプレス:大貫社長を突き動かす原動力は何ですか?大貫社長:カッコつけではなく、自分の為には頑張れない性格なので、常に身近な人のことを思って頑張っています。聞こえがいいかもしれないですが、これって自己満なんです。自分が我慢してでも身近な人が幸せになってほしいと思っている自分が好き、という自己中。ただ、そこまで守備範囲は広くないので、身近といっても家族と従業員くらいです。キャパシティが大きくないので、あまりに多くの人の幸せを意識するとパンクしてしまいます。
例えば今回のサービスも、目の前の人に喜んでもらえればその輪が広がるかな、程度に考えているのが正直なところです。ただ大きいインパクトのあるビジネスはワクワクします。自分の場合、ワクワクがすべての原動力なので、自分がワクワクしていれば、きっと世の中もワクワクすると信じています。
まず、頑張るとか頑張らないとかは考えたことがないかもしれません。テレビゲームをするように仕事をしているので。テレビゲームを頑張っているって、人はあまり言わないですよね。
モデルプレス:ご自身の原動力を「自己満」と表現されるところに、大貫社長の飾らない魅力と人間性が詰まっていますね。「テレビゲームのように仕事を楽しんでいる」という言葉は、まさに理想の働き方だと思います。大貫社長の周りの方が幸せになることで、ご自身も幸せを感じる。そんな温かいお人柄が伝わってきます。
ホリエモン・三崎・溝口が認める「REAL VALUE CLUB」(※)入会の決め手は「認知拡大」
モデルプレス:「REAL VALUE CLUB」に参加を決めた理由と、参加して良かったこと、そしてこれから「REAL VALUE CLUB」を活用して何をしていきたいか教えてください。大貫社長:とにかく認知拡大ですね。一度きりの人生。KICK THE CAN CREWさんの楽曲の一節にある“いつか死ぬので死ぬまで楽しもう”というメッセージの通りに活動しているので。せっかくビジネスをしているならホリエモンさん、三崎さん、溝口さんと一緒の空気でビジネスをしてみたい。自らのビジネスにも誇りと自信を持っているので、そのビジネスを成功者の方々に評価してほしいという気持ちで入会させていただきました。
モデルプレス:大貫社長の「人生を楽しみ尽くす」という生き様、そして「本物の成功者と共にビジネスをしたい」という熱い想いが、「REAL VALUE CLUB」への参加に繋がったんですね。認知拡大という明確な目標を持ち、自社のビジネスに揺るぎない自信を持っている大貫社長なら、このコミュニティでさらなる飛躍を遂げることでしょう。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
「人生は絶対値」経験者が語る、逆境を乗り越えるマインドセット
モデルプレス:モデルプレス読者の中には、今様々な困難に直面している方もいると思います。今までの人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソードを教えてください。大貫社長:破産、父親に売られた経験を経て、現在進行中で悩みは絶えません。自分の本業のほかにも色々と面倒なことはありますが、自分が一番不幸とは一回も思ったことはないですし、後悔もしたことがありません。
今日もご飯が食べられたし、寝る時にふかふかのベッドで寝られている。ただ、突然の震災や火事といった不測の事態で明日はそうならないかもしれない、とも考えています。要はないものを数えるより、あるものを数えろという考え方を無意識にしていますね。頻度的には3日に一回くらいと癖になっています。今に感謝ですね。
そして基本的な私の考えは人生は絶対値なので、マイナスが多い方がその人にしか得られないプラスを手にできる。なので、もし明日路上で寝ることになっても、それを体験することでまたベッドで寝ることに幸せを感じられる。
お金持ちはすき家の牛丼なんて当たり前に食べられるけど、破産直後でお金がなかった時に最長4日間水しか口にできず、日雇い労働で7,000円もらって食べたすき家の牛丼は、本当に涙が出るほどおいしかった。同じ牛丼なのにこれってお金持ちには手にできない幸せなので、捉え方によっては僕のほうが幸せを沢山得られている可能性もあるのでは?と。
事実はひとつ、でも考え方は無限大。だったらポジティブでいたほうが自分も周りもハッピーなはずです。
モデルプレス:想像を絶するような困難の数々を経験されていらっしゃるのに、「不幸だと思ったことは一度もない」という大貫社長の言葉に、心から感動します。「ないものを数えるよりあるものを数える」というマインドセットは、まさに人生を豊かに生きるための真髄ですね。「人生は絶対値」「マイナスが多いほどプラスを手にできる」という考え方は、今困難に直面している多くの人にとって、大きな希望となるでしょう。
夢は叶わなくてもいい、過程こそが人生の財産になる理由
モデルプレス:モデルプレス読者の中には、今様々な夢を追いかけている方もいると思います。夢を叶える秘訣を教えてください。大貫社長:私も叶えていないので秘訣はわかりません。が、過程が楽しい。最終的なゴールも大事ですが、その過程で身につけたスキル、経験、人脈は誰にも奪われません。
私も本当に成功しているとは言えませんが、様々なことにチャレンジしてきたので失敗した経験の方が圧倒的に多い。その失敗も友達、兄妹を失って、滞納しているアパートで電気のつかない真っ暗な部屋で布団にくるまっているレベルです。
気持ちが逃げてしまってはもう何もできない。でも人間って面白くて、逃げるのにも飽きてくる。全然違う領域で動き出してしまったら別の見え方ができたり、気持ちが逃げた経験がまた生きてきたりするんです。
ゴールした結果より、そこに向かって走った自分を見てあげれば、もしかしたらゴールよりも大切な何かが見つかっているかも。そして休憩も全然ありです、経験者からのメッセージです(笑)
モデルプレス:「夢は叶わなくても、その過程こそが財産」。なんて深くて心に響く言葉でしょう。数々の失敗を経験されてきた大貫社長だからこそ語れる、説得力のあるメッセージですね。夢を追いかける全ての読者にとって、大きな勇気とヒントになると思います。
「全部自分の責任」と思える人が集まる奇跡のチーム
モデルプレス:大貫社長が求める人材像について、詳しく教えてください。大貫社長:すべては自分の責任と考えられる人なら誰でも好きです。部下ができないのも自分の責任だし、上司がうざいのも自分の責任。家に帰ったら、口うるさい嫁や旦那にぐちぐち言われるのも自分の責任。
要は、文句だけ言って終わりの評論家は要りません。全部自分の責任と思える人は、逆に考えれば全部自分で変えられると考えられる人。そう考えられる人が集まると自然と建設的な話になるし、平和になるんです。
モデルプレス:大貫社長の求める人材像は、まさに「自らの人生のハンドルを握り、未来を切り開ける人」ですね。どんな状況も「自分の責任」と捉え、前向きに、そして能動的に行動できる人こそ、大貫社長の右腕として最高のパフォーマンスを発揮できると確信します。これは、仕事だけでなく、人生全体を豊かにする上で最も大切な考え方ではないでしょうか。大貫社長のもとでなら、常に成長を実感し、最高のチームで切磋琢磨できるはずです。この考え方に共感した方は、きっと「ここで働きたい」と強く思うことでしょう。
株式会社3PMについて
大阪本部を拠点に東名阪、一部九州を対応エリアとする株式会社3PM。「LIKE MY HOME」をテーマに、自分の家のように工事しようというコンセプトで、駆け付け修理工事を展開してきた。2024年に事業の一部をバイアウトし、業界の外側から工事業の闇や金稼ぎ構造を改善していく活動を展開中。まとめ
今回インタビューさせていただいた大貫社長は、まさに「逆境を乗り越える力」と「諦めない情熱」を体現されている方でした。壮絶な経験をされてもなお、前向きな姿勢を崩さず、常に「ワクワク」を原動力に事業を展開されています。特に、業界の闇に切り込み、消費者の味方となるCOZYという革新的なサービスを生み出したことは、大貫社長の「本物」を追求する強い信念の表れだと感じました。「人生は絶対値」「ないものを数えるよりあるものを数える」という大貫社長の言葉は、困難に直面している多くの方々にとって、大きな希望と勇気を与えてくれるでしょう。そして、「すべては自分の責任」と考え、建設的に行動できる人を求めるというメッセージは、これから社会で活躍したいと願う若者たちにとって、最高の指針となるはずです。
株式会社3PMは、単なる工事業の枠を超え、社会貢献を目指す企業です。大貫社長の熱い想いと、従業員を大切にする姿勢、そして常に新しい挑戦を続ける企業文化に触れることで、読者の皆さんもきっと3PMのファンになったのではないでしょうか。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
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