【ナレッジホールディングス・道川内知氏】“子育てママ×仕組み化”が生んだ月商54倍の奇跡 ゼロから這い上がった逆転の挑戦<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.07.30 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社ナレッジホールディングス代表取締役社長・道川内知氏(みちかわうち ともし/40)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
道川内社長:私が初めて「起業しよう」と思ったのは、高校生の頃でした。当時はとにかく「お金を稼ぎたい」という想いが強く、アルバイトを掛け持ちしながら、30種類以上の仕事を経験しました。夏休みだけで30万円以上稼いだこともあります。
ただ、様々な現場で働いていく中で、次第に違和感を抱くようになりました。どの職場でも、店長やマネージャーといった“トップ”の立場にいる人たちに、まったく憧れを持てなかったのです。「自分もこのまま10年後、20年後にこうなっていくのだろうか?」そう想像したとき、心の底から「違う」と感じました。
だったら、自分でつくるしかない。誰かに決められたレールの上ではなく、自分の意志で未来を切り拓きたい。そう強く思い、「起業しよう」と心に決めました。
とはいえ、私の通っていた高校は神奈川県内でも偏差値が低く、起業家などまわりには一人もいませんでした。「社長になりたい」と口にしても、相談できる人はおらず、経営者に出会える機会すらありませんでした。
そんな中、先輩に誘われて訪れた一軒の店が、私の人生を大きく動かしました。そこには、スーツを堂々と着こなし、場を仕切る社長たちの姿がありました。その振る舞いに圧倒される一方で、自分と同じ年頃の女性たちがタメ口でその社長たちと対等に会話をしていたのです。自分はまだこの世界の“外側”にいる――そう痛感し、「この世界に近づこう」と決意しました。
そして、最初に選んだのが“スカウトマン”の仕事でした。現場で人と向き合いながら少しずつ人脈を広げ、やがて経営者たちの会に呼ばれるようになりました。そこではじめて、“リアルなビジネスの世界”に触れることができたのです。
この原体験が、私にとっての「起業の出発点」です。誰かに与えられる未来ではなく、自分の意志と行動で道を切り拓く。それこそが、私の原動力となっています。
モデルプレス:10代で抱いた強烈な違和感が原点なのですね。身近に憧れる大人がいないという状況から、自ら行動して経営者の世界に飛び込んでいく行動力には、凄まじいものを感じます。自分の未来は自分で創るしかないという強い意志が、その後の人生を切り拓く原動力になっているのだと感じました。
道川内社長:“ググる”の次を、先に仕掛ける。ナレッジホールディングスは、AI検索時代の新戦略「LLMO(AI検索最適化)」を武器に、SNS × 補助金 × デジタル集客を融合した支援で、挑戦する企業を後押ししています。
GoogleやChatGPTに「選ばれる会社」になるには、AIに正しく届く情報設計がカギ。私たちは、132媒体の情報を一括最適化し、AIに拾われる構造へと再設計。それが、いま注目されている「LLMO」という新しい土俵です。
さらに、独自開発のDXツール「AXiYシリーズ」により、SNS運用・MEO対策・口コミ設計・コンテンツ制作までをワンストップで支援。
これらをIT導入補助金などの制度を活用して、低コストで実現できる仕組みにも対応。“やって終わり”ではなく、“成果が続く仕組み”を一気通貫で支えます。
モデルプレス:補助金を単なるコスト削減ではなく、事業成長のエンジンとして捉え、具体的な「売れる仕組み」にまで落とし込んでいる点が非常にユニークですね。自社で月商54倍という圧倒的な成果を出されているからこそ、そのノウハウには絶大な説得力があると感じます。
道川内社長:わずか数年で急成長を遂げた背景には、3つの柱があります。
1つ目は、自社で実践し成果を出した“売れる導線”を、そのまま提供していることです。SNSやGoogleマップなどをまとめて管理できるAIツール「AXiY」に、運用サポートをかけ合わせ、1年で月商54倍を達成。現在では、全国400社以上がこの仕組みを導入しています。
2つ目は、補助金を「コスト削減」ではなく「売上につなげる手段」として活用する設計力です。申請・報告はもちろん、販売パートナーの登録支援まで一貫してサポートし、成果の出る導入を実現しています。
3つ目は、全国から集まった60名以上のママワーカーが活躍する在宅チームの存在です。投稿や分析を担い、独自の研修と運用体制で質の高い支援を実現しています。ただ制度を使うのではなく、“売上”につなげること。それが、私たちの強みです。
モデルプレス:自社で実証済みの「生きたノウハウ」を提供していること、補助金の活用設計力、そしてそれを支えるママワーカーチームの存在。この3つが噛み合って、他社には真似できない強固な事業基盤を築いているのですね。特に、ママワーカーの活躍が事業成長に直結している点は、社会的な意義も非常に大きいと感じます。
道川内社長:一番大切にしているのは、「誰のために、なぜやるのか」という“軸”を持ち続けることです。起業してから、順調な時期もあれば、数十億円という大きな負債を抱えた時期もありました。そんな中で支えてくれた仲間がいたからこそ、「今度は自分が誰かの支えになる番だ」と思えましたし、挑戦の意味も変わってきました。
ただの自己実現ではなく、「社会にどんな価値を届けられるか」「その挑戦が誰のためになるか」。そう考えるようになってから、よりブレずに前に進めるようになったと感じています。
また、“スピードと直感”を信じることも大切にしています。背景にこだわりすぎず、まずは動く。変化の激しい時代だからこそ、考えるだけでなく、小さくても手を動かすこと。その一歩が、次の景色を連れてきてくれると信じています。
そして何より、「諦めないこと」。挑戦する中で一番の敵は、自分自身の“諦め”だと思っています。
モデルプレス:数十億円の負債という壮絶な経験が、かえって仕事の「軸」を明確にしたのですね。「誰かの支えになる」という利他的な想いが、全ての判断基準になっているからこそ、どんな困難な状況でもブレずに、そしてスピーディーに進み続けられるのだと感じました。
道川内社長:私の原動力は、「誰かの挑戦に、本気で応え続けたい」という強い使命感にあります。19歳で起業し、最も大きな転機は、20代で数十億円の負債を抱えたことでした。全てを失ったかのように感じた中で、人に支えられ、仲間に助けられ、何とか立ち上がることができたあの3年間は、私にとっての原点です。
その経験から得たのは、どんな状況でも「やり切れば人生は変えられる」という確信と、支えてくれる人々への深い感謝でした。だからこそ今は、自分が「誰かを支える側」でありたいと強く思っています。
特に、子育てをしながら働く女性や、地方で孤独に事業を立ち上げている中小企業経営者、何かを始めようとしている若者など、制約がある中でも挑戦を続けている人たちに対して、自分の経験と仕組みづくりの力で貢献したいと考えています。
私は“感情”ではなく“構造”で支えることに重きを置いています。仕組みをつくり、環境を整え、再現性を持って成果が出る状態を提供すること。それが、挑戦を続ける人の背中を押す最も確かな方法だと信じています。
また、現在は家庭を持ち、子どもを育てる立場として、「背中で語れる父親でありたい」という思いも、日々の原動力になっています。自分自身が努力を続ける姿勢を見せることが、次の世代へのメッセージになると信じています。
モデルプレス:ご自身の壮絶な原体験から生まれた「使命感」が、何よりの原動力なのですね。単なる感情論ではなく、「構造」で支えるというアプローチに、経営者としての冷静な視点と、挑戦者への深い愛情の両方を感じます。「背中で語れる父親でありたい」という言葉も、ご自身の挑戦が誰かのためになっていることの証拠だと思います。
道川内社長:「本質的な学びと実践を両立できる場」だと直感したからです。単なる経営ノウハウではなく、“人としてどうあるか”という深いテーマを共有できる仲間や環境に魅力を感じました。参加して特によかったのは、異業種の第一線で挑戦し続ける経営者たちとの対話を通じ、自分の思考や在り方を客観視できるようになったことです。志を持った仲間の存在は大きな刺激と支えになっています。今後はこのクラブを、自分自身が挑戦し続けるための「燃料」としつつ、次世代に価値をつなげていくような取り組みにも発展させていきたいと考えています。
モデルプレス:常に現状に満足せず、自身の在り方を問い直し、学び続けようとする姿勢が素晴らしいですね。トップランナーたちが集う場で得られる刺激が、さらなる成長の「燃料」になっているのだと感じました。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
道川内社長:人生で最大の失敗をしたとき、すべてが音を立てて崩れました。でも本当に苦しかったのは、信じていた人を守れなかったこと。無力さが、今も胸の奥に残っています。怒られるのが怖いんじゃない。自分が壊れていく感覚が、いちばんつらかった。
朝起きて天井を見つめながら、「今日は誰に責められるんだろう」と思う。携帯が鳴るたびに心臓がギュッと締めつけられて、出る気力もない。人に会えば平気なふりをして、でも帰り道では、ひとりで涙がこぼれる。「もうダメかもしれない」そう思った日も、一度や二度じゃありませんでした。
それでも、心の奥にかろうじて残っていた“芯”が、こう囁きました。「このまま終わりたくない」。そして、背中を押してくれたのは子どものたった一言でした。「お父さんを、支えたい」。涙が止まりませんでした。もう一度立ち上がろう。そう心に決めました。
今はこの姿を、何よりも子どもに見せたい。つまずいても、また立ち上がれること。諦めなければ、景色は変えられること。そんな背中を見せられる父親でありたいと思っています。
モデルプレス:壮絶な経験を、ありのままに語っていただき胸が詰まる思いです。自分が壊れていくような感覚、その痛みと孤独は計り知れません。そんな絶望の淵から立ち上がらせてくれたのが、お子さんの一言だったのですね。これ以上ないほど人間味あふれるエピソードであり、道川内社長の強さの根源が、守るべき存在への深い愛情にあるのだと強く感じました。
道川内社長:夢は、叶うかどうかじゃない。叶えると、決めたやつだけが掴むもの。ずっと、「やれるか?」じゃなく、「やるのか?」だけを自分に問い続けてきました。それでも立ち上がれたのは、命を懸けてもやりたいことが、そこにあったからです。
夢を叶えるには、情熱も努力も必要。でも一番大事なのは、「覚悟」。誰に笑われても、裏切られても、自分を信じ抜くこと。傷だらけでも前に出ること。夢を叶えたやつは、才能があったんじゃない。やめなかっただけだ。その1日、その一歩を、誰よりも強く踏み出しただけです。
私の人生は、挑戦の連続でした。そして今は、自分のためだけじゃなく、誰かの挑戦の力になりたいと本気で思っています。夢ってのは、誰か一人のものじゃありません。挑戦する人がいれば、その火はどこまでも広がります。俺はその火を、絶やさない存在でいたい。
ナレッジホールディングスは、ママたちの挑戦も全力で応援している。家庭と夢の間で揺れるママたちが、自分らしいキャリアを描けるように。「できるか」じゃない。「やる」と決めた人を、支える会社であり続けたい。
夢を叶える秘訣。それは、「信じて進み続けたやつだけが、景色を変える」ってこと。俺は、それをこの人生で証明し続けます。
モデルプレス:「叶うかじゃない、叶えると決める」。この言葉に、道川内社長の生き様そのものが凝縮されているように感じます。「覚悟」を持って、ただ「やめなかった」人間の言葉だからこそ、圧倒的な熱量と説得力を持って心に突き刺さります。ご自身の挑戦を、今度は誰かの挑戦の「火」を灯すために捧げるという決意に、魂が震える思いです。
道川内社長:僕たちのチームには、明確な共通点があります。それは「挑戦から逃げない人間」だということ。
知識やスキルはあとからいくらでもついてくる。でも、目の前のチャンスや壁から逃げない“覚悟”と“熱”を持った人にしか、未来は渡せない。僕たちは、そんな挑戦者と一緒に働きたいと思っています。社風は一言で言えば、「やってみよう精神」がすべて。年齢も経験も関係ない。手を挙げた人に任せる。結果が出るまでやりきる。仲間の挑戦を全力で応援する。そんな“本気”の集まりです。
僕たちが掲げる理念は、「全ての挑戦に、貢献する」。自分の人生に、自分で責任を持ちたい人。誰かの夢を“仕組み”や“言葉”で支えたい人。社会に必要とされる事業を、本気で創りたい人。そんな人となら、どんな壁でも突破できます。遠回りでも、不器用でも構いません。ただひとつ、「変わりたい」「成長したい」と本気で思えるか。その想いがあるなら、僕たちはあなたを歓迎します。
未来は、与えられるものじゃない。自分の手で掴み取るものです。その一歩を、僕たちと一緒に踏み出しませんか?
モデルプレス:「挑戦から逃げない覚悟と熱」。これ以上ないほどシンプルで、だからこそ、胸に響くメッセージですね。スキルや経験ではなく、その人の根幹にある「本気」を何よりも大切にしていることが伝わってきます。「手を挙げた人に任せる」という社風は、まさに道川内社長ご自身が道を切り拓いてきた生き様そのものを体現しているようです。自分の可能性を信じ、本気で成長したいと願う人にとって、これほど魅力的な環境はないのではないでしょうか。この熱量に触れ、自分の未来を本気で変えたいと願う挑戦者が、きっと集まってくるのだと確信しました。
「夢は叶えると決めたやつが掴むもの」「一番大事なのは覚悟」。道川内社長の力強いメッセージは、現状に満足できず、一歩を踏み出したいと願う全ての人の心を揺さぶるはずです。「挑戦から逃げない人間」が集うナレッジホールディングスは、間違いなく、個人の成長と会社の成長がダイレクトにリンクする、エキサイティングな場所なのだと感じました。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
30種類以上のバイト経験から見えたリアル「このままじゃ終われない」と決意した10代
モデルプレス:まずは、道川内社長が起業を志したきっかけから教えてください。道川内社長:私が初めて「起業しよう」と思ったのは、高校生の頃でした。当時はとにかく「お金を稼ぎたい」という想いが強く、アルバイトを掛け持ちしながら、30種類以上の仕事を経験しました。夏休みだけで30万円以上稼いだこともあります。
ただ、様々な現場で働いていく中で、次第に違和感を抱くようになりました。どの職場でも、店長やマネージャーといった“トップ”の立場にいる人たちに、まったく憧れを持てなかったのです。「自分もこのまま10年後、20年後にこうなっていくのだろうか?」そう想像したとき、心の底から「違う」と感じました。
だったら、自分でつくるしかない。誰かに決められたレールの上ではなく、自分の意志で未来を切り拓きたい。そう強く思い、「起業しよう」と心に決めました。
とはいえ、私の通っていた高校は神奈川県内でも偏差値が低く、起業家などまわりには一人もいませんでした。「社長になりたい」と口にしても、相談できる人はおらず、経営者に出会える機会すらありませんでした。
そんな中、先輩に誘われて訪れた一軒の店が、私の人生を大きく動かしました。そこには、スーツを堂々と着こなし、場を仕切る社長たちの姿がありました。その振る舞いに圧倒される一方で、自分と同じ年頃の女性たちがタメ口でその社長たちと対等に会話をしていたのです。自分はまだこの世界の“外側”にいる――そう痛感し、「この世界に近づこう」と決意しました。
そして、最初に選んだのが“スカウトマン”の仕事でした。現場で人と向き合いながら少しずつ人脈を広げ、やがて経営者たちの会に呼ばれるようになりました。そこではじめて、“リアルなビジネスの世界”に触れることができたのです。
この原体験が、私にとっての「起業の出発点」です。誰かに与えられる未来ではなく、自分の意志と行動で道を切り拓く。それこそが、私の原動力となっています。
モデルプレス:10代で抱いた強烈な違和感が原点なのですね。身近に憧れる大人がいないという状況から、自ら行動して経営者の世界に飛び込んでいく行動力には、凄まじいものを感じます。自分の未来は自分で創るしかないという強い意志が、その後の人生を切り拓く原動力になっているのだと感じました。
補助金を武器に売上54倍成長を実現する“売れる仕組み”とは
モデルプレス:続いて、現在の事業内容について教えてください。道川内社長:“ググる”の次を、先に仕掛ける。ナレッジホールディングスは、AI検索時代の新戦略「LLMO(AI検索最適化)」を武器に、SNS × 補助金 × デジタル集客を融合した支援で、挑戦する企業を後押ししています。
GoogleやChatGPTに「選ばれる会社」になるには、AIに正しく届く情報設計がカギ。私たちは、132媒体の情報を一括最適化し、AIに拾われる構造へと再設計。それが、いま注目されている「LLMO」という新しい土俵です。
さらに、独自開発のDXツール「AXiYシリーズ」により、SNS運用・MEO対策・口コミ設計・コンテンツ制作までをワンストップで支援。
これらをIT導入補助金などの制度を活用して、低コストで実現できる仕組みにも対応。“やって終わり”ではなく、“成果が続く仕組み”を一気通貫で支えます。
モデルプレス:補助金を単なるコスト削減ではなく、事業成長のエンジンとして捉え、具体的な「売れる仕組み」にまで落とし込んでいる点が非常にユニークですね。自社で月商54倍という圧倒的な成果を出されているからこそ、そのノウハウには絶大な説得力があると感じます。
月商54倍を達成した3つの柱 自社実践の“生きたノウハウ”が強み
モデルプレス:まさに急成長を遂げていますが、その要因はどこにあるのでしょうか。道川内社長:わずか数年で急成長を遂げた背景には、3つの柱があります。
1つ目は、自社で実践し成果を出した“売れる導線”を、そのまま提供していることです。SNSやGoogleマップなどをまとめて管理できるAIツール「AXiY」に、運用サポートをかけ合わせ、1年で月商54倍を達成。現在では、全国400社以上がこの仕組みを導入しています。
2つ目は、補助金を「コスト削減」ではなく「売上につなげる手段」として活用する設計力です。申請・報告はもちろん、販売パートナーの登録支援まで一貫してサポートし、成果の出る導入を実現しています。
3つ目は、全国から集まった60名以上のママワーカーが活躍する在宅チームの存在です。投稿や分析を担い、独自の研修と運用体制で質の高い支援を実現しています。ただ制度を使うのではなく、“売上”につなげること。それが、私たちの強みです。
モデルプレス:自社で実証済みの「生きたノウハウ」を提供していること、補助金の活用設計力、そしてそれを支えるママワーカーチームの存在。この3つが噛み合って、他社には真似できない強固な事業基盤を築いているのですね。特に、ママワーカーの活躍が事業成長に直結している点は、社会的な意義も非常に大きいと感じます。
数十億円の負債を乗り越えて見つけた仕事の“軸”「誰かの支えになる」
モデルプレス:仕事をする上で、大切にしている信念はありますか。道川内社長:一番大切にしているのは、「誰のために、なぜやるのか」という“軸”を持ち続けることです。起業してから、順調な時期もあれば、数十億円という大きな負債を抱えた時期もありました。そんな中で支えてくれた仲間がいたからこそ、「今度は自分が誰かの支えになる番だ」と思えましたし、挑戦の意味も変わってきました。
ただの自己実現ではなく、「社会にどんな価値を届けられるか」「その挑戦が誰のためになるか」。そう考えるようになってから、よりブレずに前に進めるようになったと感じています。
また、“スピードと直感”を信じることも大切にしています。背景にこだわりすぎず、まずは動く。変化の激しい時代だからこそ、考えるだけでなく、小さくても手を動かすこと。その一歩が、次の景色を連れてきてくれると信じています。
そして何より、「諦めないこと」。挑戦する中で一番の敵は、自分自身の“諦め”だと思っています。
モデルプレス:数十億円の負債という壮絶な経験が、かえって仕事の「軸」を明確にしたのですね。「誰かの支えになる」という利他的な想いが、全ての判断基準になっているからこそ、どんな困難な状況でもブレずに、そしてスピーディーに進み続けられるのだと感じました。
原動力は“誰かの挑戦”に応えたい使命感 「背中で語れる父親でありたい」
モデルプレス:そこまでパワフルに突き進むための原動力は何なのでしょうか。道川内社長:私の原動力は、「誰かの挑戦に、本気で応え続けたい」という強い使命感にあります。19歳で起業し、最も大きな転機は、20代で数十億円の負債を抱えたことでした。全てを失ったかのように感じた中で、人に支えられ、仲間に助けられ、何とか立ち上がることができたあの3年間は、私にとっての原点です。
その経験から得たのは、どんな状況でも「やり切れば人生は変えられる」という確信と、支えてくれる人々への深い感謝でした。だからこそ今は、自分が「誰かを支える側」でありたいと強く思っています。
特に、子育てをしながら働く女性や、地方で孤独に事業を立ち上げている中小企業経営者、何かを始めようとしている若者など、制約がある中でも挑戦を続けている人たちに対して、自分の経験と仕組みづくりの力で貢献したいと考えています。
私は“感情”ではなく“構造”で支えることに重きを置いています。仕組みをつくり、環境を整え、再現性を持って成果が出る状態を提供すること。それが、挑戦を続ける人の背中を押す最も確かな方法だと信じています。
また、現在は家庭を持ち、子どもを育てる立場として、「背中で語れる父親でありたい」という思いも、日々の原動力になっています。自分自身が努力を続ける姿勢を見せることが、次の世代へのメッセージになると信じています。
モデルプレス:ご自身の壮絶な原体験から生まれた「使命感」が、何よりの原動力なのですね。単なる感情論ではなく、「構造」で支えるというアプローチに、経営者としての冷静な視点と、挑戦者への深い愛情の両方を感じます。「背中で語れる父親でありたい」という言葉も、ご自身の挑戦が誰かのためになっていることの証拠だと思います。
トップ経営者が集う「REAL VALUE CLUB」(※)で得る“本質的な学び”
モデルプレス:トップ経営者のコミュニティ「REAL VALUE CLUB」には、なぜ参加を決めたのですか。道川内社長:「本質的な学びと実践を両立できる場」だと直感したからです。単なる経営ノウハウではなく、“人としてどうあるか”という深いテーマを共有できる仲間や環境に魅力を感じました。参加して特によかったのは、異業種の第一線で挑戦し続ける経営者たちとの対話を通じ、自分の思考や在り方を客観視できるようになったことです。志を持った仲間の存在は大きな刺激と支えになっています。今後はこのクラブを、自分自身が挑戦し続けるための「燃料」としつつ、次世代に価値をつなげていくような取り組みにも発展させていきたいと考えています。
モデルプレス:常に現状に満足せず、自身の在り方を問い直し、学び続けようとする姿勢が素晴らしいですね。トップランナーたちが集う場で得られる刺激が、さらなる成長の「燃料」になっているのだと感じました。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
人生最大の失敗と絶望の淵から救ってくれた子どもの一言
モデルプレス:これまでの人生で、怒りや悲しみといった困難をどう乗り越えてきたのか、読者へのメッセージも込めて教えてください。道川内社長:人生で最大の失敗をしたとき、すべてが音を立てて崩れました。でも本当に苦しかったのは、信じていた人を守れなかったこと。無力さが、今も胸の奥に残っています。怒られるのが怖いんじゃない。自分が壊れていく感覚が、いちばんつらかった。
朝起きて天井を見つめながら、「今日は誰に責められるんだろう」と思う。携帯が鳴るたびに心臓がギュッと締めつけられて、出る気力もない。人に会えば平気なふりをして、でも帰り道では、ひとりで涙がこぼれる。「もうダメかもしれない」そう思った日も、一度や二度じゃありませんでした。
それでも、心の奥にかろうじて残っていた“芯”が、こう囁きました。「このまま終わりたくない」。そして、背中を押してくれたのは子どものたった一言でした。「お父さんを、支えたい」。涙が止まりませんでした。もう一度立ち上がろう。そう心に決めました。
今はこの姿を、何よりも子どもに見せたい。つまずいても、また立ち上がれること。諦めなければ、景色は変えられること。そんな背中を見せられる父親でありたいと思っています。
モデルプレス:壮絶な経験を、ありのままに語っていただき胸が詰まる思いです。自分が壊れていくような感覚、その痛みと孤独は計り知れません。そんな絶望の淵から立ち上がらせてくれたのが、お子さんの一言だったのですね。これ以上ないほど人間味あふれるエピソードであり、道川内社長の強さの根源が、守るべき存在への深い愛情にあるのだと強く感じました。
夢は叶うものじゃない、叶えると決めたやつが掴むものだ
モデルプレス:夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。道川内社長:夢は、叶うかどうかじゃない。叶えると、決めたやつだけが掴むもの。ずっと、「やれるか?」じゃなく、「やるのか?」だけを自分に問い続けてきました。それでも立ち上がれたのは、命を懸けてもやりたいことが、そこにあったからです。
夢を叶えるには、情熱も努力も必要。でも一番大事なのは、「覚悟」。誰に笑われても、裏切られても、自分を信じ抜くこと。傷だらけでも前に出ること。夢を叶えたやつは、才能があったんじゃない。やめなかっただけだ。その1日、その一歩を、誰よりも強く踏み出しただけです。
私の人生は、挑戦の連続でした。そして今は、自分のためだけじゃなく、誰かの挑戦の力になりたいと本気で思っています。夢ってのは、誰か一人のものじゃありません。挑戦する人がいれば、その火はどこまでも広がります。俺はその火を、絶やさない存在でいたい。
ナレッジホールディングスは、ママたちの挑戦も全力で応援している。家庭と夢の間で揺れるママたちが、自分らしいキャリアを描けるように。「できるか」じゃない。「やる」と決めた人を、支える会社であり続けたい。
夢を叶える秘訣。それは、「信じて進み続けたやつだけが、景色を変える」ってこと。俺は、それをこの人生で証明し続けます。
モデルプレス:「叶うかじゃない、叶えると決める」。この言葉に、道川内社長の生き様そのものが凝縮されているように感じます。「覚悟」を持って、ただ「やめなかった」人間の言葉だからこそ、圧倒的な熱量と説得力を持って心に突き刺さります。ご自身の挑戦を、今度は誰かの挑戦の「火」を灯すために捧げるという決意に、魂が震える思いです。
求めるのは“挑戦から逃げない”覚悟を持った仲間
モデルプレス:最後に、どのような方と一緒に働きたいか、熱いメッセージをお願いします。道川内社長:僕たちのチームには、明確な共通点があります。それは「挑戦から逃げない人間」だということ。
知識やスキルはあとからいくらでもついてくる。でも、目の前のチャンスや壁から逃げない“覚悟”と“熱”を持った人にしか、未来は渡せない。僕たちは、そんな挑戦者と一緒に働きたいと思っています。社風は一言で言えば、「やってみよう精神」がすべて。年齢も経験も関係ない。手を挙げた人に任せる。結果が出るまでやりきる。仲間の挑戦を全力で応援する。そんな“本気”の集まりです。
僕たちが掲げる理念は、「全ての挑戦に、貢献する」。自分の人生に、自分で責任を持ちたい人。誰かの夢を“仕組み”や“言葉”で支えたい人。社会に必要とされる事業を、本気で創りたい人。そんな人となら、どんな壁でも突破できます。遠回りでも、不器用でも構いません。ただひとつ、「変わりたい」「成長したい」と本気で思えるか。その想いがあるなら、僕たちはあなたを歓迎します。
未来は、与えられるものじゃない。自分の手で掴み取るものです。その一歩を、僕たちと一緒に踏み出しませんか?
モデルプレス:「挑戦から逃げない覚悟と熱」。これ以上ないほどシンプルで、だからこそ、胸に響くメッセージですね。スキルや経験ではなく、その人の根幹にある「本気」を何よりも大切にしていることが伝わってきます。「手を挙げた人に任せる」という社風は、まさに道川内社長ご自身が道を切り拓いてきた生き様そのものを体現しているようです。自分の可能性を信じ、本気で成長したいと願う人にとって、これほど魅力的な環境はないのではないでしょうか。この熱量に触れ、自分の未来を本気で変えたいと願う挑戦者が、きっと集まってくるのだと確信しました。
株式会社ナレッジホールディングスについて
すべての「挑戦」に貢献する。ナレッジホールディングスは、AI検索時代の新戦略「LLMO(AI検索最適化)」を軸に、SNS、補助金、助成金を活用したデジタル集客支援サービスを展開し、挑戦する中小企業・店舗を支える企業グループである。132媒体の情報を一括最適化し、AIに届く情報設計を実現。さらに独自のマーケティングDXツール「AXiY」シリーズで、SNS運用・MEO・広報・コンテンツ生成まで一気通貫で支援。仕組みと人の力で、挑戦者が次のステージへ進める社会をつくる。まとめ
数十億円の負債という絶望の淵から、「誰かの挑戦を支える」という使命感と共に劇的な復活を遂げた道川内知社長。その言葉一つひとつに、壮絶な原体験に裏打ちされた圧倒的な熱量と説得力が宿っていました。自身の成功体験を「売れる仕組み」として展開し、月商54倍という驚異的な成長を実現。その根底には、挑戦する人を“感情”ではなく“構造”で支えるという、冷静かつ愛情深い哲学があります。「夢は叶えると決めたやつが掴むもの」「一番大事なのは覚悟」。道川内社長の力強いメッセージは、現状に満足できず、一歩を踏み出したいと願う全ての人の心を揺さぶるはずです。「挑戦から逃げない人間」が集うナレッジホールディングスは、間違いなく、個人の成長と会社の成長がダイレクトにリンクする、エキサイティングな場所なのだと感じました。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
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