【ヘッドコンシェルジュ・滝村晃平氏】芸能人&アスリートが通うサロン運営で総勢100名超えの女性組織をマネジメント “離職率5%以下”の理由<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.05.01 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回はヘッドコンシェルジュ株式会社の代表取締役社長・滝村晃平氏(38)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
ヘッドコンシェルジュはヘッドスパ専門店を全国に展開し、高い技術力とホスピタリティを武器に、数多くのファンを獲得。芸能人やアスリートも通い詰めるサロンを運営する。
そのおかげか、戦略を立て、勝負に勝っていこうとする習慣が身に付き、経営者となった今では幼少期から英才教育を受けていたのか、と感謝しています(笑)。
現在は女性100%の組織を率いていますが、高校はゴリゴリの男子校。高校卒業後、IT業界で営業職、インテリア業界でのマーチャンダイザーを経て、2019年に全く未経験の美容業界にて、ヘッドコンシェルジュを創業に至りました。
また美容に寄りすぎず睡眠にフォーカスし、そこから本質的な“健康と美”を手に入れられるというサービスが男女問わず、また年齢も幅広く受け入れられているのも特長。リピート率も全店舗80%以上とかなり高く、全店舗が常に満席状態となっています。
その核となるのが、個人による指名制をなくし、お店自体にファンを付けていくことを重視する人事制度。女性だけの職場で余計な比較や軋轢を生まずにすみます。
また店長やエリアマネジャーなど役職を撤廃することで、全員が自分事としてお店を経営する感覚を持つ。その結果、美容業界では考えられない離職率も5%以下の数字となっています。
このようにまずは組織づくりを重視し、人材採用・育成を成功させていくことで、自ずと店舗展開ができ、事業成長していくものだと考えています。
6年で全国13店舗に拡大。今年も新たに4店舗のオープンが決まっています。社員も100名を超え、今では採用コストを一切掛けなくても、毎月30名超の応募があります。SNSを見たり、実際にお店に通ったりした上で、ヘッドコンシェルジュになりたいとダイレクトに応募をいただいています。社員数も今期中には150名に達する見通し。創業時に掲げた「憧れの職業」に少しは近づけているのかな、と実感しています。
一人一人にキャッチフレーズを付けているのもその意思の表れです。「コリほぐしスナイパー」「ほんわか癒しエンジェル」「多彩に煌めくエンターテイナー」のように施術の特徴、本人が持つ雰囲気や趣味などあらゆる面を見て、命名しています。すでに100名超の社員に名付けてきましたが、200名、300名になっても引き続きやっていこうと思っています。それくらい一人一人を理解することが大切だと思っているんです。
仕事とプライベートなど区分するのではなく、ナチュラルに過ごす中で、MTGをしている時、休憩時間で一緒になる時、ご飯を食べている時、すべての時間を有限だと思って、一日一日を楽しむだけです。
世界も日本も、全業界、全職業すべてが大変革期です。その時流にうまく乗り、変化に対応し、時代を築いていく。それを体現しようとしているのが”REAL VALUE CLUB”だと思います。その中に身を置いて、切磋琢磨していけたらと思っています。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
しかしながら、全国大会の出場を逃し、志望大学にも不合格という自分の中では大きな挫折を味わいました。3年間“夢と目標”を持って必死にやって来ましたが、そのどちらも達成できず、突如やるべきこと、やりたいことを見失った瞬間でした。
そこからの「空白の1年」では、虚無感と喪失感に襲われました。本当に何をやるでもなく、ただただ時間だけが過ぎていきました。しかし、自分のその時の行動は周りの家族や友人までも不幸にしている、そう徐々に気付き立て直していきました。
ここから学ぶことは「虚無より勝る地獄はない」ということ。それを引き起こしたのも自分の意志の弱さ、戦略のなさゆえ。もうこの状態に二度とならないよう今では最高の準備をし、やると決めたら突き進む信念を持てるようになりました。もちろんたくさんの困難や壁にぶち当たりますが、虚無より怖いものはないと思えます。
今ではたくさんの大好きな仲間と仕事ができ、同じ夢を追いかけ、まだその途上ではありますが、幸せなことだと感じています。
夢を叶えるためには、それと同じだけ大きな挫折と困難が伴います。
そのときは大変で、自分を信じられなくなり、すべてを投げ出したくなることもあります。でも、それを乗り越えた人だけが大きな夢を掴んでいるんだと、未来を信じ、自分を信じ、仲間を信じ突き進んで欲しいです。
何か失敗をしても、他人に目を向けるのではなく、自分自身がどうだったかをまず考える。そして、他人のことを心底理解しようとする。本当の意味での“対話”をすることが大切です。
また美容鍼灸サロン「リトリート ハリ」や素材にこだわったフードブランド「マンジェ・コンシェルジュ」など複数ブランドを展開。睡眠改善やアンチエイジング、食のインナーケアまで様々なアプローチでウェルネス業界を盛り上げる。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
ヘッドコンシェルジュはヘッドスパ専門店を全国に展開し、高い技術力とホスピタリティを武器に、数多くのファンを獲得。芸能人やアスリートも通い詰めるサロンを運営する。
これまでの生い立ちから現在にいたるまで
【滝村氏】1986年生まれの大阪府出身で、幼少期は勝負にこだわる両親のもとに育ち、些細なことでも「とにかく勝ちなさい」という風に言われていた記憶があります。幼稚園のお遊戯会で主役になるのにも「負けて帰ってきたら許さない」とプレッシャーをかけられたことを、今でも覚えています。そのおかげか、戦略を立て、勝負に勝っていこうとする習慣が身に付き、経営者となった今では幼少期から英才教育を受けていたのか、と感謝しています(笑)。
現在は女性100%の組織を率いていますが、高校はゴリゴリの男子校。高校卒業後、IT業界で営業職、インテリア業界でのマーチャンダイザーを経て、2019年に全く未経験の美容業界にて、ヘッドコンシェルジュを創業に至りました。
事業内容について
【滝村氏】「究極睡眠」をコンセプトにしたヘッドスパ専門店を運営しています。施術者は全員女性で、国家資格である美容師免許を持っています。完全個室でラグジュアリーな空間、高い技術力と徹底したホスピタリティを武器に、事業を成長させてきました。創業時、シャンプーを使わない”ドライヘッドスパ”が流行っていましたが、それらとサービスの差別化を徹底し、顧客単価も約2倍の設定となっています。また美容に寄りすぎず睡眠にフォーカスし、そこから本質的な“健康と美”を手に入れられるというサービスが男女問わず、また年齢も幅広く受け入れられているのも特長。リピート率も全店舗80%以上とかなり高く、全店舗が常に満席状態となっています。
会社成長の要因
【滝村氏】創業時からヘッドコンシェルジュを「憧れの職業」にすると目標に掲げていました。経営計画やマーケティング戦略ももちろん重要なのですが、そこで働く”人”がいかに輝き、持っている能力や特性を最大限発揮できるかを重要視しています。その核となるのが、個人による指名制をなくし、お店自体にファンを付けていくことを重視する人事制度。女性だけの職場で余計な比較や軋轢を生まずにすみます。
また店長やエリアマネジャーなど役職を撤廃することで、全員が自分事としてお店を経営する感覚を持つ。その結果、美容業界では考えられない離職率も5%以下の数字となっています。
このようにまずは組織づくりを重視し、人材採用・育成を成功させていくことで、自ずと店舗展開ができ、事業成長していくものだと考えています。
6年で全国13店舗に拡大。今年も新たに4店舗のオープンが決まっています。社員も100名を超え、今では採用コストを一切掛けなくても、毎月30名超の応募があります。SNSを見たり、実際にお店に通ったりした上で、ヘッドコンシェルジュになりたいとダイレクトに応募をいただいています。社員数も今期中には150名に達する見通し。創業時に掲げた「憧れの職業」に少しは近づけているのかな、と実感しています。
仕事で心がけていること
【滝村氏】女性100%の組織を率いる立場として、彼女たちにいかに輝いてもらうかだと思っています。そのためには、個性や特性を尊重し、会社のシステムに人を当てはめるのではなく、人に合わせてシステムを可変させることを意識しています。一人一人にキャッチフレーズを付けているのもその意思の表れです。「コリほぐしスナイパー」「ほんわか癒しエンジェル」「多彩に煌めくエンターテイナー」のように施術の特徴、本人が持つ雰囲気や趣味などあらゆる面を見て、命名しています。すでに100名超の社員に名付けてきましたが、200名、300名になっても引き続きやっていこうと思っています。それくらい一人一人を理解することが大切だと思っているんです。
頑張る原動力になっているもの
【滝村氏】人間誰しも一人では何もできない。だからこそ同じ志を持つ仲間と過ごす時間が欠かせない。仕事とプライベートなど区分するのではなく、ナチュラルに過ごす中で、MTGをしている時、休憩時間で一緒になる時、ご飯を食べている時、すべての時間を有限だと思って、一日一日を楽しむだけです。
「REAL VALUE CLUB」(※)に参加を決めた理由
【滝村氏】これからの時代、政治も経済もどんどんエンタメ化していくと思います。政治家も経営者も自由な発信力を持ち、表現していく。そして、世の中で「憧れられる」存在になっていくべき。世界も日本も、全業界、全職業すべてが大変革期です。その時流にうまく乗り、変化に対応し、時代を築いていく。それを体現しようとしているのが”REAL VALUE CLUB”だと思います。その中に身を置いて、切磋琢磨していけたらと思っています。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
ヘッドコンシェルジュ・滝村氏の「夢を叶える秘訣」
【滝村氏】僕は高校時代、洛南高校という当時は大変厳しい男子校に通っていました。小学校3年生からサッカーを続けており、全国高校サッカー選手権で全国大会に出場することを目標にやっていました。京都屈指の進学校でもあったので、元日以外は特別補講や勉強合宿など、部活か授業で必ず毎日学校に行っているような学校生活を3年間続けました。しかしながら、全国大会の出場を逃し、志望大学にも不合格という自分の中では大きな挫折を味わいました。3年間“夢と目標”を持って必死にやって来ましたが、そのどちらも達成できず、突如やるべきこと、やりたいことを見失った瞬間でした。
そこからの「空白の1年」では、虚無感と喪失感に襲われました。本当に何をやるでもなく、ただただ時間だけが過ぎていきました。しかし、自分のその時の行動は周りの家族や友人までも不幸にしている、そう徐々に気付き立て直していきました。
ここから学ぶことは「虚無より勝る地獄はない」ということ。それを引き起こしたのも自分の意志の弱さ、戦略のなさゆえ。もうこの状態に二度とならないよう今では最高の準備をし、やると決めたら突き進む信念を持てるようになりました。もちろんたくさんの困難や壁にぶち当たりますが、虚無より怖いものはないと思えます。
今ではたくさんの大好きな仲間と仕事ができ、同じ夢を追いかけ、まだその途上ではありますが、幸せなことだと感じています。
夢を叶えるためには、それと同じだけ大きな挫折と困難が伴います。
そのときは大変で、自分を信じられなくなり、すべてを投げ出したくなることもあります。でも、それを乗り越えた人だけが大きな夢を掴んでいるんだと、未来を信じ、自分を信じ、仲間を信じ突き進んで欲しいです。
求める人材像
【滝村氏】どんな仕事をするにしても”謙虚と素直”が一番だと思っています。いろいろな人を見てきましたが、成功している人のほとんどが、根っこのところで実は謙虚さと素直さを兼ね備えていると思います。何か失敗をしても、他人に目を向けるのではなく、自分自身がどうだったかをまず考える。そして、他人のことを心底理解しようとする。本当の意味での“対話”をすることが大切です。
ヘッドコンシェルジュについて
ヘッドスパ専門店を全国に展開するヘッドコンシェルジュ。高い技術力とホスピタリティを武器に、数多くのファンを獲得し、芸能人やアスリートも通い詰める。また美容鍼灸サロン「リトリート ハリ」や素材にこだわったフードブランド「マンジェ・コンシェルジュ」など複数ブランドを展開。睡眠改善やアンチエイジング、食のインナーケアまで様々なアプローチでウェルネス業界を盛り上げる。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
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