大西正嗣氏(提供画像)

【正翔会・大西正嗣氏】挫折が導いた“歯学の道” スタッフ離脱、失明危機も業界に恩返し誓う理由「視点を変えると違う景色が…」<REAL VALUE×モデルプレス連動>

2025.04.21 19:00

堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は医療法人正翔会の理事長・大西正嗣氏(41)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。

「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。

逆境を乗り越え、切り拓いた歯科医師への道

モデルプレス:これまでの生い立ちから現在にいたるまで、どのような経緯を辿ってこられたのでしょうか?

大西正嗣氏(提供画像)
大西正嗣氏(提供画像)
大西社長:サラリーマンの父とピアノ教室の先生である母のもとに生まれ、父、母、祖父母、弟とともに育ちました。高度経済成長期における日本において、父はひたすら働き、母が家事を行い、祖父母とともに私たち兄弟が過ごす、当時のポピュラーな家族像だったと思います。贅沢するほど裕福ではありませんでしたが、習い事、教育においても不自由なく、愛情をたくさん注いでもらった幸せな幼少期でした。

 勉学においては、一生懸命勉強しましたが、詰めが甘かったのか、中学受験に失敗し、すごく悔しい思いをしました。地元の中学校で勉強し、「今度こそは」と、地域で一番の高校を目指し、高校受験したものの、第二志望の高校にしか合格できませんでした。そこでの高校生活は楽しく充実していましたが、優秀な友達も多く、同級生との実力差を感じました。勉強から目を背けた私は、現役では大学受験も失敗。浪人時代に医学部を目指すも到底学力が追いつかず、合格は歯学部のみで、歯科医師の道へ進むことにしました。

 大学入学後すぐに感じたのは、歯学部は歯科医院の跡継ぎの子が多いということ。医療にも歯科にも何のつても無い自分自身は、焦りながらもがきつつ、将来を模索していました。さらに、優秀かつ裕福な家庭の同期が多く、勝手な劣等感を抱いていた様に思います。

 その後歯科医師になり、2年目の時に後輩の研修医から「矯正歯科専門店をM&Aで事業継承して2人でやりましょう」と誘われ、27歳で実家を担保に3500万円の借金をして開業したのが始まりです。当時誘ってくれた後輩ドクターが、今の企業パートナーグループ清翔会理事長の小池陵馬先生です。

モデルプレス:幼少期の挫折や劣等感が、かえって大西社長の内に秘めた「逆境を乗り越える力」や「新たな道を切り拓く探究心」を培ってきたんですね。特に、実家を担保に3500万円もの借金を背負っての開業は、並々ならぬ覚悟と情熱があったからこそだと思います。その後の小池先生との出会いと協業が、今の成功に繋がる大きな転機だったというのも、人との繋がりがいかに重要かを物語っているように感じますね。

革新的な歯科医療を追求する事業モデル

モデルプレス:貴社の事業内容について詳しく教えていただけますか?

大西正嗣氏(提供画像)
大西正嗣氏(提供画像)
大西社長:主に歯科医院の運営をしております。他院との違いは、一般、矯正、小児、口腔外科すべてを網羅していること。矯正では、マウスピース、ワイヤーの表側治療、裏側治療、プチ矯正などメニューが多く、組み合わせにより多岐にわたる治療を提案できます。インプラントも、他院で断られた骨の少ない症例でも可能です。

 また、弊社は2つの医療法人がグループ化した形態。歯科医院の運営をサポートする歯科材料会社や、歯科技工所も内製化しており、歯科材料、歯科技工物、人材など歯科運営に関わるバックヤードも抑えているため、開業から運営までスムーズに行われます。

モデルプレス:通常の歯科医院では対応しきれないような幅広い治療法を提供できるのは、患者さんにとって非常に心強いですね。さらに、歯科材料会社や歯科技工所まで内製化しているという点は、治療の質を徹底的に追求し、患者さんへの最高のサービスを提供したいという大西社長の揺るぎない信念を感じます。歯科医療の常識にとらわれず、患者さんの多様なニーズに応えるという強い意志が伝わってきますね。

常識を打ち破るM&A戦略で飛躍

モデルプレス:貴社が成長を遂げられた要因は何だとお考えですか?

大西社長:スタート時の選択が良かったと思います。矯正歯科専門店を事業継承(M&A)して、自己研鑽を重ね、矯正歯科と一般歯科とインプラントすべてできる歯科医院に昇華させることができました。当時も現在も、矯正歯科専門店をM&Aしたい歯科医師は多くいません。

 理由は、矯正歯科は特殊な技術であり流派によってやり方から道具まで様々であり、キャッシュポイントが最初の装置代金であるという、継承する側には特殊すぎて赤字になりやすい体質のためです。まだ知識技能面でスポンジ状態である若い時期に、小池先生と2人で事業を継承し、スモールスタートしながら今の形を構築することができました。

 成長の要因は、皆が継承したがらない医院を買い、成長させるという目の付け所と、僕ら2人の気合いにあったと思います。そこから業界で評判が広がり、難しい歯科のM&Aのお話も頂けるようになり、私たちにとってのチャンスが広がっていきました。

モデルプレス:多くの歯科医師が敬遠する「矯正歯科専門店のM&A」に敢えて挑戦し、それを成功させたのは、大西社長と小池先生の先見の明と、何よりも圧倒的な「気合い」があったからこそなんですね。誰もが避ける道を選び、それを自らの手で成長させることで、さらに大きなチャンスを掴んでいく。まさに「ピンチをチャンスに変える力」の好例だと思います。型にはまらない発想と、それを実行に移す行動力と情熱が、会社の成長を加速させたんですね。

人生の教訓となった「解決力と創造力」、そして「応援」の信念

モデルプレス:お仕事をする上で、特に心がけていることはありますか?また、その信念についてもお聞かせください。

大西社長:心がけていることは、解決力と創造力です。これは仕事だけでなく生きていく上でも大切にしています。患者様に向き合う時も、歯が痛い、歯並びを治したいなどの主訴に対しての解決の提案とそこから新しい口腔内の創造だと思っていますし、医院運営においても、運営におけるトラブルや疑問、集客に対しての解決策とそこを越えるための医院の形の創造だと思い、一度頭をシンプルに分けて考え動くように心掛けております。

 信念は「頑張る人を応援すること」です。最近、眼の病気の中ではグレードが高めの網膜剥離を経験し、歯科医師人生が一瞬で終わりを迎えそうになる恐怖を目の当たりにしました。その経験から、今伝えたい事や、今やりたい事を声にして、想いをのせて届けようと動く様になりました。見えない経験をして、身近に見える大切なものや、当たり前にここにあるものへの感謝がはっきり見える様になったのです。そこを一瞬一瞬きちんと伝え、目の前の頑張る人々を応援していこうと心掛けています。

モデルプレス:「解決力と創造力」という2つの力は、目の前の課題を乗り越え、新しい価値を生み出す上で不可欠なものですね。患者さんの悩みから、医院運営の課題まで、あらゆる局面でこの力を発揮されていることがよく分かります。特に、網膜剥離という人生の危機を経験されたことで、「今、この瞬間」を大切にし、「頑張る人を応援する」という信念をより強く抱かれたというのは、本当に胸を打たれます。見えない経験をしたからこそ、見えるようになった「本当に大切なもの」への感謝。その感謝の気持ちが、大西社長の活動の根底にあるんですね。

困難を乗り越える「仲間」がくれる力 人生を懸けて走り続ける原動力

モデルプレス:大西社長を突き動かす原動力になっているものは何でしょうか?

大西正嗣氏(提供画像)
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大西社長:一緒に働くみんながいてくれる事、それが原動力になります。網膜剥離の経験から、失った視力の代わりに目の前の大切なものが見える様になりました。そして、もっともっとここで頑張ってくれている皆の姿を見ていたいと節に願う様になりました。今まで深く考えたこともなかったのですが、健康で当たり前に働ける事が、如何に有意義で凄い事で感謝すべき事象なのかと気がついたのです。今を一緒に走ってくれている皆に負けない熱量で、いつ途切れるかわからないこの人生を懸けてやり切ろうと決めています。父と母からもらったこの体は、この時代に一緒に働いてくれている皆と歯科界のために持て余す事なく使い切って死んでいこうと思っています。

モデルプレス:「健康で当たり前に働けること」への感謝、そして「皆に負けない熱量で人生を懸けてやり切る」という大西社長の決意からは、壮絶な覚悟と、途方もない人間としての深さを感じます。仲間への感謝と、歯科界への貢献に全身全霊を捧げるというお言葉は、リーダーとしての揺るぎない信念と、圧倒的な行動力の源泉になっているんだと思います。

「REAL VALUE CLUB」で描く、スタッフを主役にする歯科医療の未来

モデルプレス:「REAL VALUE CLUB」への参加を決めた理由をお聞かせください。

大西社長:“本物の経営者のみ集まれ”のキャッチフレーズと、0期生という未開の土地感に魅力を感じてすぐに応募しました。また、溝口さん、西川(将史)さんをはじめ、REAL VALUE CLUBに関わる方々が、ここを大きく強い有意義なコミュニティにしたいという想いが僕の心の中に刺さり呼応した様にも感じます。ここで、本質的な経営のあり方、想いの共有の仕方、目標までのロードマップを探していきたいと思っています。

 今頭の中でふわふわと夢みながら構想している事業(スタッフを主役にするという概念の全国展開)を実現させたいと考えています。

(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。

モデルプレス:「本物の経営者のみ集まれ」という言葉に惹かれ、迷わず飛び込んだ大西社長のフロンティア精神と、常に高みを目指す向上心がひしひしと伝わってきます。単なる情報収集だけでなく、「本質的な経営のあり方」や「想いの共有の仕方」といった、経営者としての核となる部分を深く追求しようとされているところに、大西社長の真摯な姿勢と、より良い未来を創造しようとする情熱を感じますね。「スタッフを主役にするという概念の全国展開」という壮大な夢も、きっとこのコミュニティで実現されるんだろうと思います。

幾多の試練を乗り越え、希望を掴む人生哲学

モデルプレス:これまで経験された怒りや悲しみを、どのように乗り越えてこられたのでしょうか?

大西正嗣氏(提供画像)
大西正嗣氏(提供画像)
大西社長:辛いこと、悲しいことは書いたらきりがありません。中学・高校受験でことごとく第一志望に受からなかった時の悲しみや辛さは、勉強しか武器がなかった当時の自分には大変辛かったのを覚えています。しかし、その辛さはそこに在学する同期がいつしか忘れさせてくれました。そこで出会った人との共感とリスペクトが受験に落ちた事を救い、むしろその学校で良かったという充実感に変えてくれました。また、高校生の時に勉学に挫折し、どこの学部を受けて、自分は何者になれるかわからず苦しんでいた私を救ってくれたのは、たまたま受けていた歯学部の道でした。今ではこの歯科業界に感謝しかありません。

 歯科医院を運営する上で、辛かったのは人材マネージメントです。大きな転換期は2つあります。医院が開業後すぐで、まだ1医院だった時代にスタッフが一斉に辞めた時には相当なショックを受けました。マネージメントの仕方、自身の心のあり方、感情のコントロール、ものの言い方すべてを反省し見直しました。今でも当時のスタッフへは申し訳無い気持ちとそこまでついて来てくれていた事に感謝をしています。

 もう一つ辛かった事は開業後3~4年目でした。大学時代の後輩だったドクターを初めて雇い、楽しく過ごしていた時に起こりました。その後輩ドクターが、弊社についていたコンサル、歯科材料会社、他関連業者含めて皆で結託して、知らない間に弊社患者さんにDMを送り、近所への開業を水面下で決めて辞めていったんです。引き抜きやこの類の話はよく聞くとはいえ、まさか自分たちには起こらないだろうと思っていたことと仲の良かった後輩が行った事実が、開業3~4年目で起こったのはさすがに辛かったです。当時は、悲しみ、怒り、色々な感情が時間差で押し寄せて来たのを今でも覚えています。

 この時は今一緒に運営する小池先生とよく話し、年甲斐もなく無理に励ましあいました。また、自身たちを見直し、早期に開業し順調に進んでいた事で天狗になっていた事にも気が付き、反省しました。その後は雇うドクターにも、夢や目標が新たに出来てくる事を理解し、それなら、彼らの夢まで応援できる法人になろうとその仕組み作りを始めました。グループで歯科材料会社の運営をしたり、歯科技工所を運営したりと内製化をしていき、開業から医院運営までをスムーズにできるチームを作りました。結果、弊社で経験を積み独立したくなったドクターは独立システムを利用して、法人内で開業をしてその後患者さんとスタッフと共にその医院を継承できる仕組みを構築していきました。

 悲しみや辛さは一瞬で目の前を真っ暗にして、先を見えなくします。私は網膜剥離で本当に見えなくなる経験をして、その絶望が痛いほどよくわかります。ただひとつ言えることは、自分の心が折れても、周りで励まし、支えてくれている人が必ずいてくれることです。健康で当たり前の日々が続くと、自分だけが頑張っている、自分が一番大変だと思いがちで、思考のベクトルが自分にしか向かない事が多くあります。悲しみや辛い経験は、そのベクトルの方向を変えるきっかけとなり、視界を広げてくれる気がします。

 漫画「ONE PIECE」で、ルフィがエースの死を嘆いている時にジンベエが言った言葉が「失った物ばかり数えるな」「お前にまだ残っているものは何だ」。そこで仲間の存在に気が付くんです。思考のベクトルを変えて視点を変えると違う景色が見えて、今まで見えなかったものや、そこにあった当たり前がはっきりと見え、感謝の気持ちが湧いてきます。自分の人生の主人公は自分。そこからまた、物語を走り始めればいい。最近はそう考えて、辛い局面も面白い(interestingな)アイデアで乗り越えようと考える様にしています。

 過去の知識や経験は自分を裏切らないし、落ち込んでいる時は無理に頑張らなくてもいい。その時はゆっくり過ごして、「未来の自分に業務委託しよう」と考えています。先延ばしというとそうなんですが、“業務委託”なら仕事を流通させた感じがあり、なんとなく罪悪感も減って心も落ち着きやすいかなと。と言いながらも、人生は大変だなと感じる日々…。ゆっくり頑張ります(笑)。

モデルプレス:幾多の困難に直面し、その度に「人生の主人公は自分」という信念のもと、逆境を乗り越えてきた大西社長の人間としての強さに感銘を受けました。特に、人材マネジメントにおける壮絶な経験から、「ドクターの夢を応援できる法人になろう」と仕組みを作り上げたのは、まさに「失敗を未来への糧にする」という大西社長の真骨頂ですね。ONE PIECEのジンベエの言葉を引用されるなど、困難な状況を「interestingなアイデア」で乗り越えようとする柔軟な発想力と、「未来の自分に業務委託」というユニークな視点には、大西社長ならではの哲学とユーモアが詰まっていると思います。

「頑張る人を応援する」:夢の連鎖を創るリーダーの情熱

モデルプレス:大西社長が考える「夢を叶える秘訣」とは何でしょうか?

大西正嗣氏(提供画像)
大西正嗣氏(提供画像)
大西社長:私の夢は、頑張る人を応援できる人であり続ける事と、そのスケールを大きくする事です。私の応援した人が次の人の背中をまた押すという、応援の連鎖が大きなプラスの波を生むと思っています。

 私自身まだ道半ばですが、夢であり信念であることを体の芯に1本通して、仕事にも人生にも向き合うようにしています。悲しいこと、辛いことがあってもここに立ち返ります。従業員との別れなどの悲しみや寂しさの感情も、「その人の次の道を応援できる自分でいよう」と感情を軌道修正する事で、以前より会社も人生も前に進んでいる感覚はあります。あとは、その思いのもと、諦めず、ゆっくりでも進んでいくことだと思います。転び、苦しみ、立ち上がり、考える、これの回数分だけ夢に近づけると思い奮闘中です。

モデルプレス:「応援の連鎖」という言葉には、大西社長の優しさと、利他の精神が凝縮されていますね。ご自身の夢だけでなく、応援した人がまた次の誰かを応援するという、ポジティブな循環を生み出したいという強い願いを感じます。辛い経験に直面しても、「その人の次の道を応援できる自分」であろうと感情を軌道修正する姿は、まさに真のリーダーの姿だと思います。転び、苦しみながらも、諦めずに前に進み続けるその「奮闘する姿」が、多くの人の心を動かすんだと思います。

あなたの「使命」を輝かせ、歯科界の未来を共に創る

モデルプレス:どのような人物像の方を求めていらっしゃいますか?

大西社長:スタッフは人生(今ある命)の一部を使ってうちの職場で働いてくれているので、私はその時間を「患者さんと自分自身のために頑張ってね」と伝えています。これが、スタッフの命を使う意味、つまり使命だと思っています。困っている患者さんのためと、それを治そうと努力するスタッフ自身のために大切な命の時間を使って欲しいです。それを日々繰り返す使命のその先のビジョンには、「頑張る人を応援できる人になってほしい」と思っています。

 私は歯科の概念を変えたいと思っています。歯科医療は消化器医療の第一線であり、美容医療の第一線である、その上、かみ合わせや咀嚼という機能回復医療の面も持ち合わせると思っています。健康と美しさの入口は、私たち歯科医療であるという意味を示します。3つの医療の側面を担える医療科は歯科以外なく素晴らしい業界だと心から思っています。そしてここの大部分を担ってくれているのは何よりスタッフのみんなです。「スタッフを主役に」やりがいのある歯科医療界を目指して、この概念を全国展開したいと思っています。

 数字至上主義から体験至上主義へ路線を変えて、主役兼商品はスタッフ自身であり、売るものは、安心、安全、思いやり、そして治療後の患者さんの未来です。この想いに呼応し、ともに走ってくれる方と私たちの企業と歯科界全体を前へ進めたいです。

モデルプレス:「スタッフの命を使う意味、つまり使命」というお言葉に、大西社長のスタッフへの深い敬意と、一人ひとりの人生に寄り添う温かい眼差しを感じます。単に治療を行うだけでなく、患者さんの「未来」を創造し、スタッフ自身の「使命」を輝かせるという考え方は、歯科医療の新たな可能性を切り拓くものですね。「歯科医療は健康と美しさの入口」という視点は、私たち自身の生活にも深く関わることであり、その重要性を再認識させられます。そして、その中心に「スタッフ」を据え、「スタッフを主役に」と掲げる大西社長のビジョンには、働くことの本当の喜びと、自己成長の機会が無限に広がっているように感じます。「数字至上主義から体験至上主義へ」という転換は、単なるビジネスモデルの変化ではなく、患者さん一人ひとりの心に寄り添い、真の価値を提供するという、人間性豊かな医療への回帰を意味するのだと思います。ここで働くことは、単なる仕事を超え、自分の人生を懸けて「誰かの未来」を創る、かけがえのない経験になるでしょう。大西社長のこの情熱とビジョンに共鳴し、自身の可能性を最大限に引き出したいと願う方にとって、これほど魅力的で、やりがいのある場所は他にないのではないでしょうか。歯科医療の未来を共に創り、患者さんの、そして自身の「未来」を輝かせたいと本気で思うなら、ぜひ一歩踏み出してほしい。きっと、ここでしか味わえない「本物のやりがい」があなたを待っていると思います。

医療法人正翔会について

(提供画像)
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愛知県を中心に歯科医院を展開する医療法人正翔会/清翔会(Seishokai Group)は、多くの治療メニューを提供できる歯科医院として今後も邁進していく。グループの取り組みとして、清翔会では韓国直輸入・日本初上陸の削らないラミネートべニア「ブラックフィルム」を現在推進中だ。

また、正翔会は「スタッフを主役にする歯科医療」を掲げ、「デントリップ」事業を展開している。これは、歯科浸潤麻酔によるリップアートメイク技能教育や集患サポート、歯科美容点滴、水素ケア、院内クリエイター育成講座など、デンタルスタッフのやりがいと価値を高める教育・サポートを提供する事業形態である。このデントリップを全国に届け、日本中の歯科医療者へ更なるやりがいと価値を提供する。頑張る人を応援できる企業として、皆様へのエールを乗せて全国に届けに走り出す。

まとめ

今回、医療法人正翔会の大西正嗣社長へのインタビューを通じて、逆境を乗り越え、常に進化し続ける経営者としての姿勢を深く知ることができました。

幼少期の挫折や困難を経験しながらも、それを糧に成長し、誰もが避ける道にあえて挑戦するそのフロンティア精神は、多くの方に勇気を与えることでしょう。

特に印象的だったのは、「スタッフを主役に」という大西社長の強い信念です。単なる利益追求ではなく、スタッフ一人ひとりの「使命」を最大限に輝かせ、彼らが自身の人生を懸けて誇りを持てる場所を創るという想いは、医療業界全体の未来を明るく照らすものだと感じます。「健康と美しさの入口は歯科医療である」という大西社長の言葉は、歯科医療の無限の可能性と、社会におけるその重要性を改めて教えてくれました。

また、人材マネジメントにおける苦い経験から「ドクターの夢を応援できる法人」へと進化したエピソードは、困難から学び、より良い組織を構築していく大西社長の柔軟性と、人間的な魅力を際立たせています。漫画「ONE PIECE」のセリフを引用するなど、ユーモアを交えながら語られるその哲学は、多くの共感を深く呼び起こすことでしょう。

医療法人正翔会は、単なる歯科医院の運営にとどまらず、歯科界全体の概念を変え、働く人々の「やりがい」と「価値」を最大化するという壮大なビジョンを掲げています。「デントリップ」という革新的な事業を通して、超高齢化社会における日本の健康と美に貢献していくその姿勢は、社会貢献性の高い企業としての存在感を強く示しています。

大西社長のインタビューを通じて、医療法人正翔会が単なる企業ではなく、そこで働くすべての人々が輝き、共に未来を創造していく「場所」であることが明確に伝わってきました。「頑張る人を応援する」という社長の揺るぎない信念のもと、個人の成長と社会貢献が両立できるこの企業は、新たなキャリアを模索する人々にとって、最高の選択肢の一つになることでしょう。

「REAL VALUE」とは

「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。



3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)

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