【サンクスホーム・台堂貴也氏】美容師から工務店社長へ転身「運命の歯車が周り始めた」 “属人的でないビジネスモデル”で三重から事業拡大狙う<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.03.21 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社サンクスホームの代表取締役社長・台堂貴也氏に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
三重県と愛知県を拠点に豊富なラインナップで「注文住宅・オリジナル規格商品・建売り・不動産・仲介業」を展開するサンクスホーム。美容師として社会人をスタートさせた台堂氏だったが、社長(現会長)からの熱い話に感銘を受け、同社での挑戦を決意した。
父親は造園業で自営をしており、今思うと周りより少し裕福だったのかなと感じます。やりたいこと、習い事をするのも何も文句も言わず、やらせてもらえるような環境でした。そのお陰で「水泳、野球、ボーイスカウト、書道、サッカー、塾」など、たくさんの習い事をさせてもらい、色々な経験ができる少年時期を過ごしました。どちらかというと、勉強よりも体を動かすことが好きで特にスポーツ全般が得意な少年でした。
小学校低学年から野球を始めたのですが、Jリーグ開幕の流れと、その人気ぶりに自分もサッカーに切り替えて小学5年~社会人までのめり込んでずっと続けてきました。小学校6年の時に父親にブラジルのサッカー留学を勧められたのですが、当時の自分は人見知りで、1人で行けって言われことが衝撃すぎて…。ビビリだったので即断ったのですが、今思うと、留学に行っておけば良かったなと後悔してます(笑)。
ずっとサッカーをしていた父は、自分の夢を息子に叶えて欲しかったこともあり、サッカーに対しての情熱は誰よりもありました。そんなサッカー漬けの人生の中で、礼儀、マナー、自主性、物や仲間の大切さや、夢中になれることの楽しさも学びました。また、協調性を身につけ、成功や失敗を通じて、豊かな人間性が身についたように思います。特に負けず嫌いな少年時代を過ごしてきました。
私は生まれた時からとてつもない癖毛なんですが、当時は変なあだ名やいじれることも。思春期ということもあり、それが本当に嫌で嫌で毎日苦痛で、親を恨むことも多々ありました…。ただ、高校入学と同時にストレートパーマに髪型を変えたことで人生が180度変わったんです。自信がつき、一気に毎日が楽しくなった経験がきっかけで、美容師の道を志します。美容の専門学校を卒業後、名古屋のサロンに就職しました。
夢だった美容師としての日々は充実していましたが、月日が過ぎる中で、このまま美容師を続けていくべきか悩むように。いくら懸命に働こうともそれに見合った報酬を受けられず、疲弊していく先輩たちも多く見てきました。そんな中、あるご高齢のお客様から思いもよらない「予言」が―。その方はいつも私を指名してくださっており、ざっくばらんに相談し合えるような間柄でした。ふと何を思ったのか「あなたはスポーツ系のお仕事か、建築系の仕事が向いているわ」と…。学生時代、サッカーに熱中していた私にとって「スポーツ系」は納得できましたが、「建築系の仕事」というのは、当時全く念頭になかったんです。なぜ、その方がそうおっしゃったのか今でもはっきりしないんですが、ここから運命の歯車が周り始めたのかもしれません。
そんなときに訪れたのが、サンクスホームとの出会い。ある日、一人暮らしをしている自分の家に母が泊まりに来たのを機に、思い切って転職を考えていることを伝えると、意外な言葉が。実は、母が今お世話になっている会社、人物こそ、サンクスホームの現会長だったのです。母がそこで働いていることはもちろん、まさか再婚を考えている人がいるというのも初耳で衝撃でした。後日、改めて母に連れられサンクスホームへいった際に、社長(現会長)がいきなりサンクスホームのビジョンや方向性、そして大きな夢や展望を自分と一緒に作っていきたいと、熱のこもった口調で語ってくれました。
美容師時代にはそんな風に堂々と夢を語ってくれるような人は1人もいなかったんです。もちろん見知らぬ地で未経験の営業職に対する不安もあったけど、社長(現会長)の熱い話を聞いた瞬間、目の前に新たな世界が広がるような気がして、自分はサンクスホームでの挑戦を決意しました。
この商品では「ゼロLDK」をキャッチコピーとし、必要最低限の移住空間のみとすることで家が人生の負担にならないよう、無駄を省いています。収納は最小限にし、家具や衣類などはサブスクを利用したりと、物を少なくすることでも生活を豊かにできるようにデザインしています。居住に対する負担を減らすことで趣味や投資になどにお金を使うことができ、お客様の思い描く豊かさを実現できることを重視しています。住まうお客様のライフスタイルに意識を向けた商品設計になっています。それがLIMINI(リミニ)という商品になります。これはゼロLDKの平屋で「究極の平屋」と呼んでいます。
私自身、伊勢志摩サミットが開催されたホテルに宿泊したことがあります。宿泊した部屋はリビングと寝室に区切りがなく、必要な空間が1つにあることが非常に心地よいと感じたのです。その経験をヒントに、必要な空間を1つにして無駄なく、しかし心地の良い間取りと創造しました。床面積16坪の無駄のないシンプルな空間。それでいて心地良く、ライフスタイルをデザインしている。このような住宅はなかなかなく、今までいわゆるボリュームゾーンと言われていたターゲット層(ご夫婦+お子様2人)ではないお客様を上手く引き込むことができています。シングルの方や老夫婦、セカンドハウスを求める方にこの商品は反響があります。
お客様から「この商品が欲しい」とご来場いただけますので、新人営業でも販売することができます。従来必要であった営業力はほぼ要らず、接客力だけで十分に販売することができる点は、かなり効率的で他社にはない強みだと考えています。最近では、都心でSUUMOなどのポータルサイトに月5万ほどのコストで掲載したところ、60件ほど問い合わせがあったり、また地域に関わらず来場コストは1万円台を実現しています。
また弊社では現場監督の早期育成プログラムを開発中です。監督のなり手が少ない昨今において、この早期育成プログラムは非常に有効な取り組みです。早くても3年かかると言われる監督育成に対して、1年で現場監督になれる教育システムを開発しています。
社内で大工の育成も行っています。現在は高校の新卒者を採用し育成しています。研修棟を作りその倉庫内でクレーンを使って上棟から仕上げまでを繰り返し行える施設を保有し、模擬的に大工作業を体験する取り組みも行っています。見て覚える仕組みを、再現性高く実現してきました。座学ではどうしても伝えられない各部の名称や収まり、商品特性などを覚えてもらう点で非常に好都合な取り組みです。最高3年で一人前の大工として実際の現場へ出ていってもらっています。
最近では、工務店の全国ネットワーク作りをして加盟店を増やしています。夢を広げる建築集団として、「DXビルダーズネットワーク」を作り、商品が魅力的で営業力に頼らない、属人的でないビジネスモデルを推進しております。これはネットワーク型の組織であり、1棟あたりのフィーは必要ありません。ノウハウの共有組織のような位置づけになります。例えば、加盟店が開発した商品をネットワーク内で取り扱えるようにする仕組みがあったりします。開発・商品化のサポートは当然行いますが。各加盟店が持っている経験や技術・知識などのナレッジを共有する機能の一部です。
なかには、年間5~6棟の工務店でも良い商品を作っているケースがあり、開発に強い会社が販売に強い会社をマッチングさせることで、ビジネス展開のシナジーを呼ぶことも考えています。また、本部は集客から施工までをサポートし、加盟店への直接反響・来場者を増やしたり、実際の接客営業なども行ったりします。他のいわゆるFC事業とは異なり、加盟店毎に合わせたセールススキームをもとにサポートしています。
DXビルダーズネットワークには、住宅会社だけでなく、不動産賃貸会社や新聞社、サウナ会社なども加盟し、新規事業としての立ち上げまで全てサポートしています。なかには、未経験者の26歳の女性が事業立ち上げからわずか3ヶ月で1棟を受注する成果も出ています。
そんな中、出店がなければ売上も限界があるし、効率も悪い元々三重県伊勢市というところからスタート。市場は三重県中勢~北勢に約80%の市場があるとわかっていたので、出店に力を入れ各地域にサンクスホームの認知度(TVCM、映画広告、フリーペーパー、イベント、地位域貢献)をしながら、少しずつお客様から信用と信頼を得て、仕事をいただけるようになりました。
それと採用に関しては特に住宅経験者という枠組みにとらわれず、採用を行っています。特に営業職については自分が未経験からTOP営業マンになれたこともあり、経験者を採用するよりも、素人を採用しています。1年で注文住宅を年間14棟受注できる仕組みを作ることで、営業職は普通に真面目でやる気さえあればいい。何人も、No.1営業マンへと育て上げてきました。
商品力については、FC頼りの商品力から自社で自社商品を作り上げようとこちらも力を入れ、自社初となるシュミレーションで家を作る「ISM39」や狭小住宅、狭小二世帯住宅「TurNa」、コロナ禍で流行したリモートで仕事、通勤は週一回という働き方に合わせた職住融合型住宅「ATELICE」、G2グレードで50年先を考えた住まい「ZOMA」、今全国的に大反響がある究極の16坪の平屋「LIMINI」など時代背景やその市場状況、社会情勢を見据えてエリアや地域に合わせたペルソナを想定し数々の商品ラインナップを揃えてきました。
これは「出店・採用・商品」をどこよりも力を入れたことが成長の要因だと考えています。正直、こんなもんではまだまだですが…。
企業は大きくすることにより安全と安定が得られます。また職種も増えることにより、高齢者でも元気に働ける仕事が生まれるのも事実です。この住宅業界というのは約20年で市場が半減すると言われる中、今後、新たな工務店のあり方が求められていると自分は痛切に感じています。また、昨今のコロナやウッドショック、原価高騰など社会情勢、インフレなどにより、多くの工務店が利益圧迫などに苦しめられたと思います。
2023年6月1日の社長就任時を境に「第二創業期」と捉え、ミッション・ビジョン・バリューを再構築し“最良で最適な「笑顔のある暮らし」を全方位で応援する”Relationship partner Companyとしてリスタートさせました。今までは住宅関連事業だけでしたが、これからもそこをもっと注力しながらも新たなネットワーク事業・コミュニティ空間事業・教育人材事業という多角化経営を目指し、どのような社会情勢があろうとも頑丈な基盤を作り、びくともしない組織を作り、経営をしていきたいと思っています。
趣味に没頭する時間も大切で、サウナとゴルフは欠かせません。ゴルフはスポーツとしても大好きですが、見知らぬ4人でプレーする際も共通の趣味のおかげですぐ仲良くなれたり、一気に距離が縮められたりするのがとても魅力的です。またゴルフは紳士のスポーツでもあるので、その人の性格や癖がすごくわかりやすいです。友達の輪も広がりますし、もちろん仕事のお付き合いでプラスになることがとても多いです。
またサウナは日課にしています。疲れを取る目的もありますが、まずは自律神経を整えてくれるので睡眠の質がとてもあがります。また何か経営や仕事で行き詰まった時、サウナから水風呂に入り外で整うと、頭がスッキリしてリフレッシュし良いアイデアが生まれるので、気持ちの切り替えによく行きます。サウナは好きすぎて家に購入してよく入ります。
あとは業種を問わず色んな人と会う機会を増やし、経営の先輩や異業種の考え方など色々お酒を飲みながら語り合う時間も大切にしています。とても刺激的で次の日から負けないようにもっと気合い入れて頑張ろうと思える瞬間です。
また西川将史さんにお会いして私が思っている考えや商品の悩みを相談した時、「面白い」「絶対に売れるよ」とおっしゃっていただけた事がとても前向きになりました。あと西川さんの過去の経歴やものすごくオーラを感じたのが最終の決め手です。
これからクラブを活用していきたいことは2点あり、まずはSNSなどを使ってもっと「自分に発信力」を持てるようになりたい。お客様はもちろん、社員だったり地域、あとは全国でDXビルダーズネットワークというネットワーク事業をしているので加盟店を増やすための発信などできれば嬉しいです。今は苦手意識もありほぼほぼ皆無に近いので色々とお力添えいただきたいです。
もう1つは、先ほど話した自社のLIMINIという16坪の平屋の商品が理由です。この商品は全国からものすごく問い合わせがあるものの、現状サンクスホームの施工区域が愛知・三重のみ。これはもったいないということで、DXビルダーズネットワークへの加盟店を募りたいと思っています。なかなかコロナ禍もあり直アポ、電話アポやDM、FAX、セミナーではなかなか面談する機会までいかなかったり、自分たちの発信力や集客力が弱く困っていました。
また現状住宅業界でもFCが増えすぎて工務店も警戒心が強いというか、良い商品とは分かってはもらえるけど導入までに至らないケースも多々あります。ただ会って話をすると加盟していただける工務店もあるので、この商品やこのDXビルダーズネットワークに加盟店を増やすために「どのような策を打てばスピードをあげて加盟店を増やせるのか」を学びたいです。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
またモノの捉え方の話ですが、自分は必ず正面からだけでなく、横から見てみたり、後ろから見たり、少し斜めから見たり―。物事の捉え方を少し変えるだけで全然違う答えが見つけ出せたり、今までの発想にはなかったヒントが出ると信じて、何事も正面からだけでなく頭を柔軟にすることも大切だと思います。人とコミュニケーション取るときも、その人のことを先入観だけで見ないで、まずは色んな角度から良いところや好きなところを探すようにするのもとても大事だなと感じます。
自分が住宅営業で誰よりも成果を出せたのは、他の営業マンと目線を変え、そこに注力し、家を売ることをやめ、お客様の人生に寄り添った提案をし続けた結果、競合他社や他の営業マンと差別化され選ばれたと自負しております。そのお陰で何千万円の高額のお買い物をするお客様はもちろん下請業者さん、銀行さんや不動産会社さん、様々な人から信頼を得て、受注をたくさんできたのかなと…そして最後には感謝され、お友達や同僚などで家を建てる方の紹介をたくさんもらえるようになったのです。ただ最初から結果が出たわけでなく、苦しみ、足掻き、その先に自分を冷静に見つめ直して、自分が良いなと思ったことを信じ突き通せるかどうかで成果は変わると実感しました。
とある人が言ってた言葉に少し感銘を受けたのが「すごいモノを得るためには、自分の何か手放したくないものを捨てるしかない」という言葉。聞いた時は40歳を過ぎてましたが素直になるほどなと思えたし、その考えを持てれば見たことのない景色が見れるんじゃないかと信じて、自分はそれ以降、頭の片隅に入れて経営してます。
最後に…、誰よりも考え抜いて努力することだと思います。ただ努力したら成功するというのも違っていて、努力の仕方を間違えると成功はないと思います。自分に負けず果敢にチャレンジしてみてください!
自分なら夢を叶えるために、実際に夢を叶えた人や成功した人と出会える場所に顔を出したり、色んな会に参加して、何人でも何十人でも探して仲良くして、夢を語り続けます。そうするとそれに共感してくれる人、応援してくれる人、知恵をくれる人、助けてくれる人が必ず出てくると思ってます。だから夢を誰にでもどこでも語るようにしています。
自分もまだ夢半ばです。何も叶えてません。41歳でも遅くないと思っています。必ずどっかに自分を信じて支える人がいてくれると信じて毎日過ごしてます。その為に夢を語りながら突っ走ります。だから1人や2人に夢なんか叶うわけないよって馬鹿にされたり笑われても気にしないでください。自分を信じて支えてくれる人と出会えるまで一生懸命夢を語り続けて、色んな人と出会い続けてください!自分も皆さんと一緒に夢を叶えたいので一緒に語り続けましょう。馬鹿にした人を驚かせましょう。
今後、住宅関連事業に捉われず「ネットワーク事業・教育人材事業・コミュニティ事業」など新たな分野にも果敢に挑戦し、社員全員が心躍らせ社員とその家族、または地域の全ての方が幸せになっていただくため、全力でサポートするグループを展開していきます。
最後に…、当社の夢とビジョンとロマンである①会社の中でやりがいのある夢のある仕事場づくり ②公正な評価による人事考課の実現 ③全社員とその家族の幸せの実現、そして会社に報いる者は必ず報われる企業を目指しています。我々の働きで、我々の生活を向上し、より良い会社(社会)を一緒に作りましょう!果敢に挑戦し、勝者の人生を共に歩みましょう!
また親会社がLIXILのサッシ販売店で全国第2の売上をしており、28年前に第2の柱として住宅会社を立ち上げ現在に至ります。今後は住宅関連事業のみならず「ネットワーク事業、人材教育事業・コミニュティ空間事業」を展開し社会情勢に影響されない強い組織を作っていきます。
なお、現在自社オリジナル商品である16坪平屋ゼロLDK「LIMINI」の問合せが全国から殺到しており、DXビルダーズネットワークという「夢を広げる建築集団」を結成しています。全国各地で共にLIMINIを販売してくれる仲間の工務店を募集しております。グループ全体(DAIDO-HD)の売上は約100億円になる会社です。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
三重県と愛知県を拠点に豊富なラインナップで「注文住宅・オリジナル規格商品・建売り・不動産・仲介業」を展開するサンクスホーム。美容師として社会人をスタートさせた台堂氏だったが、社長(現会長)からの熱い話に感銘を受け、同社での挑戦を決意した。
これまでの生い立ちから現在にいたるまで
【台堂氏】まさか自分が営業職につくとは思わなかったですし、特に10代~20代の頃は毎日生きていくのに精一杯で、特に夢も希望もない、毎日当たり前のルーティンで過ごしてきました。the・亭主関白な父と、常に周りに気遣いができ、愛想よく運動神経がよい母のもと1983年8月3日に愛知県犬山市で生まれました。2つ下の弟の4人家族でした。父親は造園業で自営をしており、今思うと周りより少し裕福だったのかなと感じます。やりたいこと、習い事をするのも何も文句も言わず、やらせてもらえるような環境でした。そのお陰で「水泳、野球、ボーイスカウト、書道、サッカー、塾」など、たくさんの習い事をさせてもらい、色々な経験ができる少年時期を過ごしました。どちらかというと、勉強よりも体を動かすことが好きで特にスポーツ全般が得意な少年でした。
小学校低学年から野球を始めたのですが、Jリーグ開幕の流れと、その人気ぶりに自分もサッカーに切り替えて小学5年~社会人までのめり込んでずっと続けてきました。小学校6年の時に父親にブラジルのサッカー留学を勧められたのですが、当時の自分は人見知りで、1人で行けって言われことが衝撃すぎて…。ビビリだったので即断ったのですが、今思うと、留学に行っておけば良かったなと後悔してます(笑)。
ずっとサッカーをしていた父は、自分の夢を息子に叶えて欲しかったこともあり、サッカーに対しての情熱は誰よりもありました。そんなサッカー漬けの人生の中で、礼儀、マナー、自主性、物や仲間の大切さや、夢中になれることの楽しさも学びました。また、協調性を身につけ、成功や失敗を通じて、豊かな人間性が身についたように思います。特に負けず嫌いな少年時代を過ごしてきました。
私は生まれた時からとてつもない癖毛なんですが、当時は変なあだ名やいじれることも。思春期ということもあり、それが本当に嫌で嫌で毎日苦痛で、親を恨むことも多々ありました…。ただ、高校入学と同時にストレートパーマに髪型を変えたことで人生が180度変わったんです。自信がつき、一気に毎日が楽しくなった経験がきっかけで、美容師の道を志します。美容の専門学校を卒業後、名古屋のサロンに就職しました。
夢だった美容師としての日々は充実していましたが、月日が過ぎる中で、このまま美容師を続けていくべきか悩むように。いくら懸命に働こうともそれに見合った報酬を受けられず、疲弊していく先輩たちも多く見てきました。そんな中、あるご高齢のお客様から思いもよらない「予言」が―。その方はいつも私を指名してくださっており、ざっくばらんに相談し合えるような間柄でした。ふと何を思ったのか「あなたはスポーツ系のお仕事か、建築系の仕事が向いているわ」と…。学生時代、サッカーに熱中していた私にとって「スポーツ系」は納得できましたが、「建築系の仕事」というのは、当時全く念頭になかったんです。なぜ、その方がそうおっしゃったのか今でもはっきりしないんですが、ここから運命の歯車が周り始めたのかもしれません。
そんなときに訪れたのが、サンクスホームとの出会い。ある日、一人暮らしをしている自分の家に母が泊まりに来たのを機に、思い切って転職を考えていることを伝えると、意外な言葉が。実は、母が今お世話になっている会社、人物こそ、サンクスホームの現会長だったのです。母がそこで働いていることはもちろん、まさか再婚を考えている人がいるというのも初耳で衝撃でした。後日、改めて母に連れられサンクスホームへいった際に、社長(現会長)がいきなりサンクスホームのビジョンや方向性、そして大きな夢や展望を自分と一緒に作っていきたいと、熱のこもった口調で語ってくれました。
美容師時代にはそんな風に堂々と夢を語ってくれるような人は1人もいなかったんです。もちろん見知らぬ地で未経験の営業職に対する不安もあったけど、社長(現会長)の熱い話を聞いた瞬間、目の前に新たな世界が広がるような気がして、自分はサンクスホームでの挑戦を決意しました。
事業内容について
【台堂氏】弊社はさまざまなフランチャイズに加盟してきましたが、よくあるケースとして本部からは商品が提供されるのみで集客・営業については自分たちで対応するような形に違和感を抱いていました。ですからフランチャイズに依存せず、自社での商品開発に取り組んできました。まずはターゲットを明確にすることが重要で、最近ではミニマリストやミニマリストの生活に憧れる人たちをターゲットに、ミニマムのサイズの住宅商品を展開しています。この商品では「ゼロLDK」をキャッチコピーとし、必要最低限の移住空間のみとすることで家が人生の負担にならないよう、無駄を省いています。収納は最小限にし、家具や衣類などはサブスクを利用したりと、物を少なくすることでも生活を豊かにできるようにデザインしています。居住に対する負担を減らすことで趣味や投資になどにお金を使うことができ、お客様の思い描く豊かさを実現できることを重視しています。住まうお客様のライフスタイルに意識を向けた商品設計になっています。それがLIMINI(リミニ)という商品になります。これはゼロLDKの平屋で「究極の平屋」と呼んでいます。
私自身、伊勢志摩サミットが開催されたホテルに宿泊したことがあります。宿泊した部屋はリビングと寝室に区切りがなく、必要な空間が1つにあることが非常に心地よいと感じたのです。その経験をヒントに、必要な空間を1つにして無駄なく、しかし心地の良い間取りと創造しました。床面積16坪の無駄のないシンプルな空間。それでいて心地良く、ライフスタイルをデザインしている。このような住宅はなかなかなく、今までいわゆるボリュームゾーンと言われていたターゲット層(ご夫婦+お子様2人)ではないお客様を上手く引き込むことができています。シングルの方や老夫婦、セカンドハウスを求める方にこの商品は反響があります。
お客様から「この商品が欲しい」とご来場いただけますので、新人営業でも販売することができます。従来必要であった営業力はほぼ要らず、接客力だけで十分に販売することができる点は、かなり効率的で他社にはない強みだと考えています。最近では、都心でSUUMOなどのポータルサイトに月5万ほどのコストで掲載したところ、60件ほど問い合わせがあったり、また地域に関わらず来場コストは1万円台を実現しています。
また弊社では現場監督の早期育成プログラムを開発中です。監督のなり手が少ない昨今において、この早期育成プログラムは非常に有効な取り組みです。早くても3年かかると言われる監督育成に対して、1年で現場監督になれる教育システムを開発しています。
社内で大工の育成も行っています。現在は高校の新卒者を採用し育成しています。研修棟を作りその倉庫内でクレーンを使って上棟から仕上げまでを繰り返し行える施設を保有し、模擬的に大工作業を体験する取り組みも行っています。見て覚える仕組みを、再現性高く実現してきました。座学ではどうしても伝えられない各部の名称や収まり、商品特性などを覚えてもらう点で非常に好都合な取り組みです。最高3年で一人前の大工として実際の現場へ出ていってもらっています。
最近では、工務店の全国ネットワーク作りをして加盟店を増やしています。夢を広げる建築集団として、「DXビルダーズネットワーク」を作り、商品が魅力的で営業力に頼らない、属人的でないビジネスモデルを推進しております。これはネットワーク型の組織であり、1棟あたりのフィーは必要ありません。ノウハウの共有組織のような位置づけになります。例えば、加盟店が開発した商品をネットワーク内で取り扱えるようにする仕組みがあったりします。開発・商品化のサポートは当然行いますが。各加盟店が持っている経験や技術・知識などのナレッジを共有する機能の一部です。
なかには、年間5~6棟の工務店でも良い商品を作っているケースがあり、開発に強い会社が販売に強い会社をマッチングさせることで、ビジネス展開のシナジーを呼ぶことも考えています。また、本部は集客から施工までをサポートし、加盟店への直接反響・来場者を増やしたり、実際の接客営業なども行ったりします。他のいわゆるFC事業とは異なり、加盟店毎に合わせたセールススキームをもとにサポートしています。
DXビルダーズネットワークには、住宅会社だけでなく、不動産賃貸会社や新聞社、サウナ会社なども加盟し、新規事業としての立ち上げまで全てサポートしています。なかには、未経験者の26歳の女性が事業立ち上げからわずか3ヶ月で1棟を受注する成果も出ています。
会社成長の要因
【台堂氏】私が入社する約18年前は年間30棟くらいの会社でした。最初は1店舗のみでしたが、そこから今日まで「出店と採用と商品力」に力を入れ三重県で4店舗、名古屋で3店舗合計7店舗まで店舗を増やし120棟まで伸ばしてきました。この数字はあくまでも通過点で、満足するものではありません。まだまだやれるし、やらないといけないと危機感を常に感じています。そんな中、出店がなければ売上も限界があるし、効率も悪い元々三重県伊勢市というところからスタート。市場は三重県中勢~北勢に約80%の市場があるとわかっていたので、出店に力を入れ各地域にサンクスホームの認知度(TVCM、映画広告、フリーペーパー、イベント、地位域貢献)をしながら、少しずつお客様から信用と信頼を得て、仕事をいただけるようになりました。
それと採用に関しては特に住宅経験者という枠組みにとらわれず、採用を行っています。特に営業職については自分が未経験からTOP営業マンになれたこともあり、経験者を採用するよりも、素人を採用しています。1年で注文住宅を年間14棟受注できる仕組みを作ることで、営業職は普通に真面目でやる気さえあればいい。何人も、No.1営業マンへと育て上げてきました。
商品力については、FC頼りの商品力から自社で自社商品を作り上げようとこちらも力を入れ、自社初となるシュミレーションで家を作る「ISM39」や狭小住宅、狭小二世帯住宅「TurNa」、コロナ禍で流行したリモートで仕事、通勤は週一回という働き方に合わせた職住融合型住宅「ATELICE」、G2グレードで50年先を考えた住まい「ZOMA」、今全国的に大反響がある究極の16坪の平屋「LIMINI」など時代背景やその市場状況、社会情勢を見据えてエリアや地域に合わせたペルソナを想定し数々の商品ラインナップを揃えてきました。
これは「出店・採用・商品」をどこよりも力を入れたことが成長の要因だと考えています。正直、こんなもんではまだまだですが…。
仕事で心がけていること
【台堂氏】自分は「社員とお客様に感動を」をキャッチフレーズに「明るく、楽しく、元気よく」をモットーに常に「ワクワク」を感じながら想像しながら仕事をしています。建築業界だけでなく、世の中の様々なトレンドや文化にアンテナを張り、ビジネスの種を探し続けています。また国は国民を守ってくれない、社員とその家族のより豊かな生活を守るのは会社しかないと考えています。企業は大きくすることにより安全と安定が得られます。また職種も増えることにより、高齢者でも元気に働ける仕事が生まれるのも事実です。この住宅業界というのは約20年で市場が半減すると言われる中、今後、新たな工務店のあり方が求められていると自分は痛切に感じています。また、昨今のコロナやウッドショック、原価高騰など社会情勢、インフレなどにより、多くの工務店が利益圧迫などに苦しめられたと思います。
2023年6月1日の社長就任時を境に「第二創業期」と捉え、ミッション・ビジョン・バリューを再構築し“最良で最適な「笑顔のある暮らし」を全方位で応援する”Relationship partner Companyとしてリスタートさせました。今までは住宅関連事業だけでしたが、これからもそこをもっと注力しながらも新たなネットワーク事業・コミュニティ空間事業・教育人材事業という多角化経営を目指し、どのような社会情勢があろうとも頑丈な基盤を作り、びくともしない組織を作り、経営をしていきたいと思っています。
頑張る原動力になっているもの
【台堂氏】「自分の目標や目的を言語化すること」「成果をわかりやすく数値化すること」「自分の得意なことに集中すること」この3点は特に気をつけています。あとは仕事とプライベートをちゃんと分けるようにしてます。昔は休みなんかいらない、それよりも仕事だという意識が強かったのですが、年齢も重ねてきて無理をすると体調や思考能力、パーフォーマンスが落ちるなと思うようになってからは、休める時は割り切って休んで、休み明けからまた120%で仕事に打ち込む。オンオフの切り替えはしっかりするようにしています。趣味に没頭する時間も大切で、サウナとゴルフは欠かせません。ゴルフはスポーツとしても大好きですが、見知らぬ4人でプレーする際も共通の趣味のおかげですぐ仲良くなれたり、一気に距離が縮められたりするのがとても魅力的です。またゴルフは紳士のスポーツでもあるので、その人の性格や癖がすごくわかりやすいです。友達の輪も広がりますし、もちろん仕事のお付き合いでプラスになることがとても多いです。
またサウナは日課にしています。疲れを取る目的もありますが、まずは自律神経を整えてくれるので睡眠の質がとてもあがります。また何か経営や仕事で行き詰まった時、サウナから水風呂に入り外で整うと、頭がスッキリしてリフレッシュし良いアイデアが生まれるので、気持ちの切り替えによく行きます。サウナは好きすぎて家に購入してよく入ります。
あとは業種を問わず色んな人と会う機会を増やし、経営の先輩や異業種の考え方など色々お酒を飲みながら語り合う時間も大切にしています。とても刺激的で次の日から負けないようにもっと気合い入れて頑張ろうと思える瞬間です。
「REAL VALUE CLUB」(※)に参加を決めた理由
【台堂氏】まず三重県のような地方だと、今後の人生でこのようなすごい方々とコミュニティを持てるチャンスは絶対にないと思ったのと、すごいメンバーの方々の考えなどを聞いて自分の成長、もしくは会社の成長につながると思ったことです。また西川将史さんにお会いして私が思っている考えや商品の悩みを相談した時、「面白い」「絶対に売れるよ」とおっしゃっていただけた事がとても前向きになりました。あと西川さんの過去の経歴やものすごくオーラを感じたのが最終の決め手です。
これからクラブを活用していきたいことは2点あり、まずはSNSなどを使ってもっと「自分に発信力」を持てるようになりたい。お客様はもちろん、社員だったり地域、あとは全国でDXビルダーズネットワークというネットワーク事業をしているので加盟店を増やすための発信などできれば嬉しいです。今は苦手意識もありほぼほぼ皆無に近いので色々とお力添えいただきたいです。
もう1つは、先ほど話した自社のLIMINIという16坪の平屋の商品が理由です。この商品は全国からものすごく問い合わせがあるものの、現状サンクスホームの施工区域が愛知・三重のみ。これはもったいないということで、DXビルダーズネットワークへの加盟店を募りたいと思っています。なかなかコロナ禍もあり直アポ、電話アポやDM、FAX、セミナーではなかなか面談する機会までいかなかったり、自分たちの発信力や集客力が弱く困っていました。
また現状住宅業界でもFCが増えすぎて工務店も警戒心が強いというか、良い商品とは分かってはもらえるけど導入までに至らないケースも多々あります。ただ会って話をすると加盟していただける工務店もあるので、この商品やこのDXビルダーズネットワークに加盟店を増やすために「どのような策を打てばスピードをあげて加盟店を増やせるのか」を学びたいです。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソード
【台堂氏】自分はどんな状況でも一度冷静に自分を見つめ直し、色々修正できるかどうかが大事だと思います。人って歳を重ねるごとに考えが偏ったり、頑固になったり、プライドが邪魔してしまうような気がします。さらに自分の意見に同調してくれる人に相談する人が圧倒的に多いイメージです。それは上手く行かない人の典型的なパターンだと思ってます。やはり冷静に意見をくれる人と話ができるか、またそのような仲間やブレーンを作れるかどうかがとても重要な要素だと思います。自分は人の意見を素直に聞き入れたり、他業種や年下だとしても自分にないものは全て聞き入れる。採用するしないかはまた別ですが…、何かプラスになる為のヒントをひたすら探し続け、自分が納得できるまでとことん理解しようとしています。またモノの捉え方の話ですが、自分は必ず正面からだけでなく、横から見てみたり、後ろから見たり、少し斜めから見たり―。物事の捉え方を少し変えるだけで全然違う答えが見つけ出せたり、今までの発想にはなかったヒントが出ると信じて、何事も正面からだけでなく頭を柔軟にすることも大切だと思います。人とコミュニケーション取るときも、その人のことを先入観だけで見ないで、まずは色んな角度から良いところや好きなところを探すようにするのもとても大事だなと感じます。
自分が住宅営業で誰よりも成果を出せたのは、他の営業マンと目線を変え、そこに注力し、家を売ることをやめ、お客様の人生に寄り添った提案をし続けた結果、競合他社や他の営業マンと差別化され選ばれたと自負しております。そのお陰で何千万円の高額のお買い物をするお客様はもちろん下請業者さん、銀行さんや不動産会社さん、様々な人から信頼を得て、受注をたくさんできたのかなと…そして最後には感謝され、お友達や同僚などで家を建てる方の紹介をたくさんもらえるようになったのです。ただ最初から結果が出たわけでなく、苦しみ、足掻き、その先に自分を冷静に見つめ直して、自分が良いなと思ったことを信じ突き通せるかどうかで成果は変わると実感しました。
とある人が言ってた言葉に少し感銘を受けたのが「すごいモノを得るためには、自分の何か手放したくないものを捨てるしかない」という言葉。聞いた時は40歳を過ぎてましたが素直になるほどなと思えたし、その考えを持てれば見たことのない景色が見れるんじゃないかと信じて、自分はそれ以降、頭の片隅に入れて経営してます。
最後に…、誰よりも考え抜いて努力することだと思います。ただ努力したら成功するというのも違っていて、努力の仕方を間違えると成功はないと思います。自分に負けず果敢にチャレンジしてみてください!
サンクスホーム・台堂貴也氏の「夢を叶える秘訣」
【台堂氏】大前提にまずはその夢が実現可能かどうかの事実を見極めることが大事なんだと思います。誰しも努力したらとか頑張ったらというけど、なかなかそんな簡単なことではないと思います。やりたい事をやった事がない人に相談すると、できない理由を教えられたり、後ろ向きな助言やあるいは「◯◯君なら大丈夫だよ。頑張って」って表面的な言葉をかけられて終わりとか。やっぱり無理かもって気持ちが後ろ向きになります。自分なら夢を叶えるために、実際に夢を叶えた人や成功した人と出会える場所に顔を出したり、色んな会に参加して、何人でも何十人でも探して仲良くして、夢を語り続けます。そうするとそれに共感してくれる人、応援してくれる人、知恵をくれる人、助けてくれる人が必ず出てくると思ってます。だから夢を誰にでもどこでも語るようにしています。
自分もまだ夢半ばです。何も叶えてません。41歳でも遅くないと思っています。必ずどっかに自分を信じて支える人がいてくれると信じて毎日過ごしてます。その為に夢を語りながら突っ走ります。だから1人や2人に夢なんか叶うわけないよって馬鹿にされたり笑われても気にしないでください。自分を信じて支えてくれる人と出会えるまで一生懸命夢を語り続けて、色んな人と出会い続けてください!自分も皆さんと一緒に夢を叶えたいので一緒に語り続けましょう。馬鹿にした人を驚かせましょう。
求める人材像
【台堂氏】サンクスホームでは、最良で最適な「笑顔のある」暮らしを全方位で応援するという企業理念のもと、笑顔の絶えない暮らしのため住環境に関するあらゆる事業を通し、人と暮らしのつながりを支援する会社です。私たちはお客様・地域・社会に対してのリレーションシップパートナーとして心と心をつなぐ為、新たな商品やサービスを提供し続ける為、感謝の思いや感謝の姿勢を大切にし、いろいろな変化を恐れず、挑戦する姿勢をもって常に成長し続ける企業を目指していきます。今後、住宅関連事業に捉われず「ネットワーク事業・教育人材事業・コミュニティ事業」など新たな分野にも果敢に挑戦し、社員全員が心躍らせ社員とその家族、または地域の全ての方が幸せになっていただくため、全力でサポートするグループを展開していきます。
最後に…、当社の夢とビジョンとロマンである①会社の中でやりがいのある夢のある仕事場づくり ②公正な評価による人事考課の実現 ③全社員とその家族の幸せの実現、そして会社に報いる者は必ず報われる企業を目指しています。我々の働きで、我々の生活を向上し、より良い会社(社会)を一緒に作りましょう!果敢に挑戦し、勝者の人生を共に歩みましょう!
株式会社サンクスホームについて
【台堂氏】三重県と愛知県を拠点に豊富なラインナップで「注文住宅・オリジナル規格商品・建売り・不動産・仲介業」を展開しており、年間棟数は注文住宅と建売りで120棟ほどになります。圧倒的な情報量が生み出す提案力でお客様の自由なニーズに貢献してきました。また親会社がLIXILのサッシ販売店で全国第2の売上をしており、28年前に第2の柱として住宅会社を立ち上げ現在に至ります。今後は住宅関連事業のみならず「ネットワーク事業、人材教育事業・コミニュティ空間事業」を展開し社会情勢に影響されない強い組織を作っていきます。
なお、現在自社オリジナル商品である16坪平屋ゼロLDK「LIMINI」の問合せが全国から殺到しており、DXビルダーズネットワークという「夢を広げる建築集団」を結成しています。全国各地で共にLIMINIを販売してくれる仲間の工務店を募集しております。グループ全体(DAIDO-HD)の売上は約100億円になる会社です。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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