【ACQUA GROUP・あおい氏】ホストクラブ店舗数日本一、全国60店舗超へ急成長 ナイトビジネスで地方再生に挑む異端の経営哲学<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.11.13 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回はACQUA GROUP会長・あおい氏(41)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
ACQUA GROUPは、ホストクラブを中心に全国60店舗以上を展開する日本最大手のナイトエンターテイメント企業。地域密着・地元採用を貫き、清掃活動なども行う「地元に愛される店」づくりで急成長を遂げている。
あおい会長:子どもの頃から「まずやってみる」が先に立つタイプでした。頭であれこれ考えるより、とりあえず動きながら考える。勝ち負けを気にするよりも、「小さくても前に進む」ことを大事にしてきました。もう一つ、自分を支えてきた軸は“対等であること”です。誰かに守られる関係よりも、互いに敬意と責任を分け合う関係が心地よい。ちょっと割り勘の感覚に近いかもしれませんね。そこには依存ではなく、相手へのリスペクトがあります。
若い頃のコンプレックスは、「口で言うほど結果がついてこない自分」でした。器用に見せるより、数字で語れる世界に身を置きたかった。現場で汗をかいて、昨日よりほんの少しでも良くする。その積み重ねで、劣等感を少しずつ力に変えてきた気がします。 組織についても早くから「スピードは善」だと思っていました。合議で時間を削られるよりも、責任を明確にして素早く決める。そして走りながら修正する。トップダウンを選ぶのは、現場の時間を守りたいからです。ただし、成果は人格の上にしか成り立ちません。数字さえ立てばいい、という考え方は嫌いです。挨拶や掃除といった“当たり前”を当たり前に続けられる人こそ、本当に強いと思います。
そうして働くうちに、「自分が本当にワクワクできる現場を、自分のルールでつくりたい」という思いが強くなり、それが起業のきっかけになりました。働く人が胸を張れる“舞台”をつくり、地域に愛される存在でありたい。そのために、迷ったら速く、迷ったら具体的に、迷ったらまず一歩。そんな自分の哲学に従って、今も現場で走り続けています。
モデルプレス:「小さくても前に進む」「対等であること」という哲学が、若い頃から一貫しているのが凄いですね。特に「成果は人格の上にしか成り立たない」という言葉は、スピード重視の経営と両立させている点に、あおい会長の経営者としての奥深さを感じます。
あおい会長:当社はホストクラブを中心に、キャバクラ・バー・飲食店など幅広い事業を展開しています。北海道から沖縄まで日本全国に店舗を構え、ホストクラブの店舗数は国内No.1を誇ります。
経営方針としては地域密着型を重視し、他地域から人材を呼ぶのではなく、各地域で新たな雇用を生み出し、その地域に根ざしたメンバーの所得向上を目指しています。さらに、地域の清掃活動やボランティアにも積極的に取り組み、地元に愛される企業であり続けることを大切にしています。
モデルプレス:店舗数日本一という実績もさることながら、経営方針が「地域密着型」で、雇用も所得向上も「その地域で」完結させようとしている点に驚きました。清掃活動まで行うのは、本気で地域に根ざすという覚悟の表れだと思います。
あおい会長:成長の背景には、時代に合わない古い考え方や商売のやり方にこだわり、コロナ禍で力尽きてしまった地域が多くあったことがあります。私たちはそうした場所にあえて出店し、スピード感を持って現場を立て直してきました。結果として、コロナ前には20店舗ほどだった規模が、数年で一気に60店舗へと拡大しています。
ただ数を増やしただけではなく、地域に根を張り「愛される店」を積み重ねてきたことが、成長を支える要因になりました。スピードと現場主義、そして地域への敬意。その3つが、私たちの拡大を後押ししたのだと思います。
モデルプレス:多くの企業が守りに入ったコロナ禍で、あえて「力尽きてしまった地域」に進出し、立て直す。その着眼点と実行スピードが、わずか数年で3倍という驚異的な成長を実現させたのですね。単なる拡大ではなく、地域への敬意が伴っている点が、強さの秘訣だと感じました。
あおい会長:ホストは「最後の受け皿」とも言われる仕事で、実は僕自身もこの世界に救われた一人です。だからこそ、同じように救われる人を少しでも増やしたい。その思いが根っこにあります。
同時に、ホストをただの夜の仕事ではなく、ひとつのエンタメとして広く認知させ、地域に愛される企業へ育てていきたいとも考えています。箱物の仕事は、お客様や従業員との距離がとても近い。その分、一言一言に手応えがあり、日々大きなやりがいを感じられる。「人に救われ、人を救う」 その循環を現場でつくることが、僕の信念であり働く喜びです。
モデルプレス:「ホストは“最後の受け皿”」という言葉に、あおい会長ご自身の原体験から来る切実な想いを感じます。「人に救われ、人を救う」という循環を、エンターテイメントとして昇華させ、地域に愛される産業に育てていこうという使命感が、本当に素晴らしいと思います。
あおい会長:正直に言うと、僕は「がんばる」という感覚はあまりありません。自分がやりたいことをやっているだけなので、自然と楽しいし、続けられるんです。逆に、たとえ大きなお金になると分かっていても、 やりたくないことや楽しさを感じられないことには手を出さない。お金よりも、自分が本当にワクワクできるか、やりがいを持てるかを重視して生きています。
もちろん、仕事をしていれば壁や苦労はつきものです。でも「やりたいからやっている」という気持ちがあれば、その困難さえもエネルギーに変えられる。仲間と一緒に現場で汗をかき、昨日より少しでも良くなった瞬間に立ち会えることが、大きなモチベーションになっています。
僕にとって欠かせないのは、そうした仲間との関わりや現場の空気です。「人に救われ、人を救う」その循環を肌で感じることが、この仕事の醍醐味であり、原動力でもあります。だからこそ、これからも「楽しさ」を軸にしながら、現場で走り続けたいと思っています。
モデルプレス:「お金より、自分が本当にワクワクできるか」を軸にされているからこそ、困難さえもエネルギーに変えられるのですね。「楽しさ」が原動力であり、それが仲間との一体感や「人を救う」という醍醐味に繋がっている。これは究極のモチベーション管理だと思います。
あおい会長:溝口さんの人柄と「即断・即実装」の姿勢に強く共鳴し、参加を決めました。これまでは属人性に頼らない仕組みづくりを進めてきましたが、土台が整った今は自ら前に立ち、学びを全店に高速で展開していきたいと考えています。異業種の知見や厳しいフィードバックを取り込み、採用・育成・地域連携の型をさらに磨き、夜のエンタメを誇れる産業へと高めていきたいです。
モデルプレス:溝口さんの「即断・即実装」の姿勢に共鳴されたという点に、あおい会長ご自身の経営スタイルとの共通性を感じます。既に業界トップでありながら、さらに異業種の知見を取り入れて産業自体をアップデートしようという、その志の高さに感銘を受けます。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
あおい会長:若い頃はお金ばかりを追いかけていました。その結果、一番近くで支えてくれた右腕のような仲間を亡くしてしまったんです。生きている間、店もうまくいかず、苦労ばかりをかけてしまい、何一つ返せなかったことは今も大きな後悔として残っています。
その経験から、反省し、学びました。お金よりも仲間を大切にすること、人の笑顔や楽しさを追い求めること。それを軸にして働いていこうと決めたんです。すると自然と会社は成長し、仲間と一緒に歳を重ねても笑って働ける環境をつくりたいという想いが強くなりました。今では「地域に愛される」「エンタメを大事にする」ホストクラブを目指すきっかけとなり、僕の人生の大切な転換点になりました。
モデルプレス:最も信頼していた仲間を亡くされた経験は、想像を絶する悲しみと後悔だったと思います。その深い痛みから「お金よりも仲間を大切にする」という揺るぎない軸を確立された。その転換点こそが、今の「仲間と笑って働ける環境」と会社の成長に繋がっているんですね。
あおい会長:夢を「夢のまま」にせず、必ず実現させるものとして考えることです。そのためにはゴールから逆算し、道のりをいくつかのフェーズに分け、スモールステップを確実に積み重ねていくこと。結局のところ、それが一番の近道だと思います。
モデルプレス:「ゴールから逆算する」というのは多くの成功者が語りますが、「スモールステップを確実に積み重ねる」という現場主義のあおい会長が言うと、言葉の重みが違いますね。夢を現実に落とし込む具体的な方法論だと感じました。
あおい会長:日本全国、どこからでも来てください。やる気と伸びしろがあれば大歓迎です。学歴や経歴よりも大切なのは、挨拶・掃除・約束を当たり前にできること。数字だけでなく人格で勝つカルチャーを、一緒に作り上げたいと思っています。
社風はシンプルで、「速く・具体的に・自責で動く」。迷ったらまず一歩を踏み出すこと。結果は行動量とスピードで変えられると、本気で信じられる人に来てほしいです。
僕らは地域密着型の経営。その街で採用し、その街のスタープレイヤーを育てます。地元を盛り上げたい、全国に名を広げたい、より大きなフィールドで勝負したい、若くして経営を学びたい、一発逆転を狙いたい、どんな動機でも構いません。失敗はリスクではなく、挑戦の証であり未来へのチケットです。出戻りも歓迎で、何度でもやり直せる環境があります。上下関係は厳格に見えても、中身は対等。奢られるより、お互いに敬意を払い合える関係を大切にしています。
求める力は3つ。
①素直さ(まずやってみる・すぐ直す)
②継続力(小さな一歩を毎日積み重ねる)
③他者志向(お客様や仲間の笑顔を自分の成果だと感じられる心)
夜の仕事は“エンタメ”です。人それぞれの挑戦や再出発を応援し、地域に愛される店を増やすことが僕らのミッション。だからこそ、働くときは全力で真剣に、楽しむときは心から楽しむ。そのメリハリを大切にできる人と、一緒に未来を作っていきたいと思います。地元から日本一へ。あなたの最初の一歩を、ぜひ僕らと一緒に踏み出してほしいです。
モデルプレス:「失敗はリスクではなく、挑戦の証であり未来へのチケット」「出戻りも歓迎で、何度でもやり直せる」――こんなにも力強く、挑戦と再起を応援してくれる環境は他にはないと思います。「数字だけでなく人格で勝つ」というカルチャーのもと、素直さ、継続力、他者志向という3つの力を磨き、本気で日本一を目指せる。こんなに熱い舞台は、そうそうないですね。
ACQUA GROUPがただ大きいだけでなく、多くの人を惹きつけ、地元に愛される理由がよく分かりました。学歴や過去は一切関係なく、人格とやる気で再出発できる。そんな熱い舞台で挑戦したい人にとって、これ以上ない環境がここにあると感じます。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
ACQUA GROUPは、ホストクラブを中心に全国60店舗以上を展開する日本最大手のナイトエンターテイメント企業。地域密着・地元採用を貫き、清掃活動なども行う「地元に愛される店」づくりで急成長を遂げている。
「まずやってみる」精神が最強の武器に
モデルプレス:これまでの生い立ちから起業に至るまでのきっかけを教えてください。あおい会長:子どもの頃から「まずやってみる」が先に立つタイプでした。頭であれこれ考えるより、とりあえず動きながら考える。勝ち負けを気にするよりも、「小さくても前に進む」ことを大事にしてきました。もう一つ、自分を支えてきた軸は“対等であること”です。誰かに守られる関係よりも、互いに敬意と責任を分け合う関係が心地よい。ちょっと割り勘の感覚に近いかもしれませんね。そこには依存ではなく、相手へのリスペクトがあります。
若い頃のコンプレックスは、「口で言うほど結果がついてこない自分」でした。器用に見せるより、数字で語れる世界に身を置きたかった。現場で汗をかいて、昨日よりほんの少しでも良くする。その積み重ねで、劣等感を少しずつ力に変えてきた気がします。 組織についても早くから「スピードは善」だと思っていました。合議で時間を削られるよりも、責任を明確にして素早く決める。そして走りながら修正する。トップダウンを選ぶのは、現場の時間を守りたいからです。ただし、成果は人格の上にしか成り立ちません。数字さえ立てばいい、という考え方は嫌いです。挨拶や掃除といった“当たり前”を当たり前に続けられる人こそ、本当に強いと思います。
そうして働くうちに、「自分が本当にワクワクできる現場を、自分のルールでつくりたい」という思いが強くなり、それが起業のきっかけになりました。働く人が胸を張れる“舞台”をつくり、地域に愛される存在でありたい。そのために、迷ったら速く、迷ったら具体的に、迷ったらまず一歩。そんな自分の哲学に従って、今も現場で走り続けています。
モデルプレス:「小さくても前に進む」「対等であること」という哲学が、若い頃から一貫しているのが凄いですね。特に「成果は人格の上にしか成り立たない」という言葉は、スピード重視の経営と両立させている点に、あおい会長の経営者としての奥深さを感じます。
日本一の店舗数、一番大切なのは「地元に愛される」こと
モデルプレス:事業内容を教えてください。あおい会長:当社はホストクラブを中心に、キャバクラ・バー・飲食店など幅広い事業を展開しています。北海道から沖縄まで日本全国に店舗を構え、ホストクラブの店舗数は国内No.1を誇ります。
経営方針としては地域密着型を重視し、他地域から人材を呼ぶのではなく、各地域で新たな雇用を生み出し、その地域に根ざしたメンバーの所得向上を目指しています。さらに、地域の清掃活動やボランティアにも積極的に取り組み、地元に愛される企業であり続けることを大切にしています。
モデルプレス:店舗数日本一という実績もさることながら、経営方針が「地域密着型」で、雇用も所得向上も「その地域で」完結させようとしている点に驚きました。清掃活動まで行うのは、本気で地域に根ざすという覚悟の表れだと思います。
コロナ禍で20店舗から60店舗へ、常識を覆した「スピードと現場主義」
モデルプレス:会社の成長の要因は何でしょう?あおい会長:成長の背景には、時代に合わない古い考え方や商売のやり方にこだわり、コロナ禍で力尽きてしまった地域が多くあったことがあります。私たちはそうした場所にあえて出店し、スピード感を持って現場を立て直してきました。結果として、コロナ前には20店舗ほどだった規模が、数年で一気に60店舗へと拡大しています。
ただ数を増やしただけではなく、地域に根を張り「愛される店」を積み重ねてきたことが、成長を支える要因になりました。スピードと現場主義、そして地域への敬意。その3つが、私たちの拡大を後押ししたのだと思います。
モデルプレス:多くの企業が守りに入ったコロナ禍で、あえて「力尽きてしまった地域」に進出し、立て直す。その着眼点と実行スピードが、わずか数年で3倍という驚異的な成長を実現させたのですね。単なる拡大ではなく、地域への敬意が伴っている点が、強さの秘訣だと感じました。
ホストは「最後の受け皿」
モデルプレス:仕事をする際に心がけていることを教えてください。あおい会長:ホストは「最後の受け皿」とも言われる仕事で、実は僕自身もこの世界に救われた一人です。だからこそ、同じように救われる人を少しでも増やしたい。その思いが根っこにあります。
同時に、ホストをただの夜の仕事ではなく、ひとつのエンタメとして広く認知させ、地域に愛される企業へ育てていきたいとも考えています。箱物の仕事は、お客様や従業員との距離がとても近い。その分、一言一言に手応えがあり、日々大きなやりがいを感じられる。「人に救われ、人を救う」 その循環を現場でつくることが、僕の信念であり働く喜びです。
モデルプレス:「ホストは“最後の受け皿”」という言葉に、あおい会長ご自身の原体験から来る切実な想いを感じます。「人に救われ、人を救う」という循環を、エンターテイメントとして昇華させ、地域に愛される産業に育てていこうという使命感が、本当に素晴らしいと思います。
「がんばる」感覚はない、「やりたいこと」がエネルギー源
モデルプレス:がんばるための原動力は何ですか?あおい会長:正直に言うと、僕は「がんばる」という感覚はあまりありません。自分がやりたいことをやっているだけなので、自然と楽しいし、続けられるんです。逆に、たとえ大きなお金になると分かっていても、 やりたくないことや楽しさを感じられないことには手を出さない。お金よりも、自分が本当にワクワクできるか、やりがいを持てるかを重視して生きています。
もちろん、仕事をしていれば壁や苦労はつきものです。でも「やりたいからやっている」という気持ちがあれば、その困難さえもエネルギーに変えられる。仲間と一緒に現場で汗をかき、昨日より少しでも良くなった瞬間に立ち会えることが、大きなモチベーションになっています。
僕にとって欠かせないのは、そうした仲間との関わりや現場の空気です。「人に救われ、人を救う」その循環を肌で感じることが、この仕事の醍醐味であり、原動力でもあります。だからこそ、これからも「楽しさ」を軸にしながら、現場で走り続けたいと思っています。
モデルプレス:「お金より、自分が本当にワクワクできるか」を軸にされているからこそ、困難さえもエネルギーに変えられるのですね。「楽しさ」が原動力であり、それが仲間との一体感や「人を救う」という醍醐味に繋がっている。これは究極のモチベーション管理だと思います。
「即断・即実装」の精神に共鳴、異業種の知見で夜のエンタメを産業へ
モデルプレス:「REAL VALUE CLUB」(※)に参加を決めた理由は何ですか?あおい会長:溝口さんの人柄と「即断・即実装」の姿勢に強く共鳴し、参加を決めました。これまでは属人性に頼らない仕組みづくりを進めてきましたが、土台が整った今は自ら前に立ち、学びを全店に高速で展開していきたいと考えています。異業種の知見や厳しいフィードバックを取り込み、採用・育成・地域連携の型をさらに磨き、夜のエンタメを誇れる産業へと高めていきたいです。
モデルプレス:溝口さんの「即断・即実装」の姿勢に共鳴されたという点に、あおい会長ご自身の経営スタイルとの共通性を感じます。既に業界トップでありながら、さらに異業種の知見を取り入れて産業自体をアップデートしようという、その志の高さに感銘を受けます。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
「お金より仲間を大切に」右腕の死が教えてくれた人生の転換点
モデルプレス:今までの人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソードを教えてください。あおい会長:若い頃はお金ばかりを追いかけていました。その結果、一番近くで支えてくれた右腕のような仲間を亡くしてしまったんです。生きている間、店もうまくいかず、苦労ばかりをかけてしまい、何一つ返せなかったことは今も大きな後悔として残っています。
その経験から、反省し、学びました。お金よりも仲間を大切にすること、人の笑顔や楽しさを追い求めること。それを軸にして働いていこうと決めたんです。すると自然と会社は成長し、仲間と一緒に歳を重ねても笑って働ける環境をつくりたいという想いが強くなりました。今では「地域に愛される」「エンタメを大事にする」ホストクラブを目指すきっかけとなり、僕の人生の大切な転換点になりました。
モデルプレス:最も信頼していた仲間を亡くされた経験は、想像を絶する悲しみと後悔だったと思います。その深い痛みから「お金よりも仲間を大切にする」という揺るぎない軸を確立された。その転換点こそが、今の「仲間と笑って働ける環境」と会社の成長に繋がっているんですね。
夢を「夢のまま」にしない、ゴールから逆算するスモールステップが近道
モデルプレス:夢を叶える秘訣を教えてください。あおい会長:夢を「夢のまま」にせず、必ず実現させるものとして考えることです。そのためにはゴールから逆算し、道のりをいくつかのフェーズに分け、スモールステップを確実に積み重ねていくこと。結局のところ、それが一番の近道だと思います。
モデルプレス:「ゴールから逆算する」というのは多くの成功者が語りますが、「スモールステップを確実に積み重ねる」という現場主義のあおい会長が言うと、言葉の重みが違いますね。夢を現実に落とし込む具体的な方法論だと感じました。
地元から日本一へ、あなたの再出発を全力で応援する
モデルプレス:求める人材像について、一緒に働きたい方への熱いメッセージをお願いします。あおい会長:日本全国、どこからでも来てください。やる気と伸びしろがあれば大歓迎です。学歴や経歴よりも大切なのは、挨拶・掃除・約束を当たり前にできること。数字だけでなく人格で勝つカルチャーを、一緒に作り上げたいと思っています。
社風はシンプルで、「速く・具体的に・自責で動く」。迷ったらまず一歩を踏み出すこと。結果は行動量とスピードで変えられると、本気で信じられる人に来てほしいです。
僕らは地域密着型の経営。その街で採用し、その街のスタープレイヤーを育てます。地元を盛り上げたい、全国に名を広げたい、より大きなフィールドで勝負したい、若くして経営を学びたい、一発逆転を狙いたい、どんな動機でも構いません。失敗はリスクではなく、挑戦の証であり未来へのチケットです。出戻りも歓迎で、何度でもやり直せる環境があります。上下関係は厳格に見えても、中身は対等。奢られるより、お互いに敬意を払い合える関係を大切にしています。
求める力は3つ。
①素直さ(まずやってみる・すぐ直す)
②継続力(小さな一歩を毎日積み重ねる)
③他者志向(お客様や仲間の笑顔を自分の成果だと感じられる心)
夜の仕事は“エンタメ”です。人それぞれの挑戦や再出発を応援し、地域に愛される店を増やすことが僕らのミッション。だからこそ、働くときは全力で真剣に、楽しむときは心から楽しむ。そのメリハリを大切にできる人と、一緒に未来を作っていきたいと思います。地元から日本一へ。あなたの最初の一歩を、ぜひ僕らと一緒に踏み出してほしいです。
モデルプレス:「失敗はリスクではなく、挑戦の証であり未来へのチケット」「出戻りも歓迎で、何度でもやり直せる」――こんなにも力強く、挑戦と再起を応援してくれる環境は他にはないと思います。「数字だけでなく人格で勝つ」というカルチャーのもと、素直さ、継続力、他者志向という3つの力を磨き、本気で日本一を目指せる。こんなに熱い舞台は、そうそうないですね。
ACQUA GROUPについて
全国でホストクラブを主軸にキャバクラ・バー・飲食を展開する『ACQUA GROUP』。地域採用と迅速な意思決定でコロナ後に20店から60店へ拡大。「数字は人格の上に乗る」を掲げ、挨拶・清掃・地域ボランティアを徹底し“地元に愛される店”づくりを推進。次の成長は人材育成である。まとめ
「ホストは最後の受け皿」というご自身の原体験から、「人を救い、人に救われる」循環を信じ、業界の常識を変えようと突き進むあおい会長。その哲学は、「数字は人格の上に乗る」という言葉に集約されています。コロナ禍をものともしない「スピード」と「現場主義」、そして何より「地域への敬意」と「仲間への想い」。ACQUA GROUPがただ大きいだけでなく、多くの人を惹きつけ、地元に愛される理由がよく分かりました。学歴や過去は一切関係なく、人格とやる気で再出発できる。そんな熱い舞台で挑戦したい人にとって、これ以上ない環境がここにあると感じます。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】