中島裕翔、弁護士役でWOWOWオリジナルドラマ初主演 社会派ミステリー「シリウスの反証」ドラマ化決定
2025.09.27 12:00
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冤罪の救済に挑む弁護士たちの戦いを描く社会派ミステリー「連続ドラマW シリウスの反証」が、WOWOWにて2026年1月に放送・配信されることが決定。主演は俳優の中島裕翔が務める。
中島裕翔主演「連続ドラマW シリウスの反証」放送・配信決定
中島が演じるのは弁護士の藤嶋翔太。冤罪被害者の救済活動に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属し、25年前に岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人とされた死刑囚を救うため、難攻不落の再審請求に挑む。過去のトラウマと葛藤を抱えながらも、事件の真相を手繰り寄せ、司法の厚い壁を乗り越えようともがく難役だ。中島にとっては、本作がWOWOWオリジナルドラマ初主演となる。原作は、重厚なテーマに巧みな犯罪トリックを盛り込んだ社会派ミステリー作品を数多く手掛ける人気作家・大門剛明氏の同名小説。監督は映画「Winny」で実際に起きた事件をリアルかつ繊細に描き上げ、感動と話題を呼んだ気鋭・松本優作氏が務める。
有罪が確定した刑事裁判をやり直す「再審制度」。しかし再審制度は70年以上一度も改正されておらず、かねてから手続きの長期化やルールの不備など、多くの問題点が指摘されている。2024年から今年にかけて「袴田事件」や「福井女子中学生殺人事件」などで再審無罪判決が相次いでおり、今まさに注目を集めているこの問題に、連続ドラマWが斬り込む。
また、本作で登場する「チーム・ゼロ」は、実在する非営利団体「イノセンス・プロジェクト・ジャパン」がモデルとなっている。弁護士や専門家によって構成され、刑事事件における冤罪を晴らすために人的・学術的な支援を無償で行う民間の活動である。
25年前、風光明媚な岐阜県郡上八幡の地で、日本三大盆踊りの1つである“郡上おどり”の夜に起きた一家惨殺事件の驚くべき真相とは。果たして藤嶋たちは冤罪救済のために司法の壁を乗り越えられるのか。正義と真実をめぐる、弁護士たちの熱き戦いが描かれる。(modelpress編集部)
主演・中島裕翔コメント
冤罪救済というどこか他人事のようで踏み込みづらいテーマにも思われますが、だからこそ目を向けるべきであり、救済活動や再審請求の難しさ、被害者の苦悩、バイアスによる偏った捜査など、リアルさを纏ったストーリーにとても考えさせられます。まさにWOWOWだからこそできる重厚で硬派な作品だと思います。WOWOWで初主演を務めさせていただきますのでとても緊張していますが…重いテーマを扱う作品だからこそ、撮影以外ではキャスト・スタッフの皆さんが明るくいてくださるのでとても助けられています!私が演じる藤嶋も弁護士でありながら、自分に起きた過去の出来事によっていつの間にかバイアスが生じてしまい、事件の見方に偏りが出てしまうというアンビバレントで複雑な気持ちに揺らぐ人物です。そんな彼が不可能ともいえる再審請求に挑み、様々な壁に直面しながら事件の真相を追い求める姿を楽しみにしていただけたらと思います。監督・松本優作氏コメント
本作は、思い込み(バイアス)によって生じる冤罪をテーマに描いたサスペンスドラマです。「十人の真犯人を逃すとも、1人の無辜を罰するなかれ」という法の格言がありますが、現実には無実の人が罪に問われる事例が後を絶ちません。特に再審制度においては、その厳しさが顕著です。極めて低い認容率の背景には、証拠開示の制度が整っていないこと、検察による不服申し立てによる審理の長期化、そして手続きそのものの不備など、複数の制度的な問題が存在しています。本作を通して、現行の司法制度が抱える課題、そして人間の“思い込み”がもたらす危険性について、少しでも考えるきっかけになれば幸いです。原作・大門剛明氏コメント
『シリウスの反証』ドラマ化ありがとうございます。本作は科学が生み出す冤罪がテーマになっています。科学は非常に有益ですが万能ではありません。妄信が時に冤罪を生み出し、一度こうと決められたことを覆すのは困難です。理想と現実のギャップに苦しみながらも、仲間とともに冤罪救済に真っすぐ突き進む。そんな主人公を中島裕翔さんが演じてくださるというのはイメージにぴったりでとても楽しみです。舞台となる郡上の美しい街並みや徹夜踊りの熱気に包まれた映像も、きっと物語を盛り上げてくれるでしょう。取材で郡上の街を散策して、徹夜踊りにも参加しましたが、文章では表現し尽くせない迫力を映像で見られるのはわくわくします。いいドラマになると確信しています。チーフプロデューサー・井口正俊氏コメント
本作は、「開かずの扉」と呼ばれる再審を勝ち取るため、執念を燃やす若き弁護士たちの物語です。現行司法制度の問題点や数々の困難にぶつかりながらも決して諦めず、死刑囚を冤罪から救うためにもがき、真実に辿り着く…。そんな主人公・藤嶋と原作で出会った時、最初に頭に浮かんだのが中島裕翔さんでした。純度の高いエネルギーに満ちた真っ直ぐな瞳が、覚悟を持って藤嶋というキャラクターに命を吹き込む。そんなスリリングな現場が現在進行中です。監督を務めるのは、誠実な視点と繊細な演出で映画界に新風を吹き込む気鋭・松本優作監督。冤罪という社会問題を扱いながらも高いエンターテイメント性を兼ね備えた社会派ミステリーの新章に、ぜひご期待ください。ストーリー
冤罪被害者の救済に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属する弁護士・藤嶋翔太(中島裕翔)のもとに、一通の手紙が届く。「信じてくれ、俺はやってない」。それは、25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人として死刑判決を受けた宮原からのものだった。宮原に自分の父を重ね、嫌悪と葛藤を抱く藤嶋だったが、事件について調べ始めるなかで、検察の主張と矛盾する不自然な事実を見出していく。しかし、そんな藤嶋たちの前に指紋鑑定の壁が立ちはだかり、岐阜地検のトップである検事正・稗田一成も動き出す。宮原の死刑執行が刻一刻と近づくなか、藤嶋は、チーム・ゼロの若きリーダーである東山佐奈、親友の安野草介たちとともに難攻不落の再審請求に挑むが…。
【Not Sponsored 記事】
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