「Re: リベンジ」見上愛、赤楚衛二の撮影現場での姿とは「人柄の良さが出ている」2クール連続ドラマ出演への想いも
2024.04.29 17:00
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女優の見上愛が19日、都内で開催されたフジテレビ系木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(毎週木曜よる10時~)囲み取材に出席。共演している赤楚衛二や錦戸亮との撮影エピソード、自身がリベンジしたいことなどを語った。
赤楚衛二主演「Re:リベンジ-欲望の果てに-」
本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。見上が演じるのは、主人公・天堂海斗(てんどう・かいと/赤楚)が働く出版社「新栄出版」の記者・木下紗耶(きのした・さや)。紗耶はひそかに海斗に好意を寄せていて、海斗がある事件を追う際、事件に関連していそうな怪しい人物の一人、「天堂記念病院」の外科医・大友郁弥(おおとも・ふみや/錦戸亮)について、共に調べることになる…という役どころとなっている。
「Re:リベンジ」見上愛、台本を読んで
台本を読んだ感想を問われると「ドロドロだなあって思いました(笑)。復讐劇を久しぶりに読んだなっていう感じですね」「誰かに感情移入というよりは、いろんなキャラクターのいろんな目的が理解できちゃうから、それぞれ自分が信じているものを追いかけているだけで、誰が悪いという話でもないような気もしていて、読んでいてすごく辛くなってきます」とコメント。そんな物語の面白さについては「タイトルにも隠されているんですけど、人間がどう変わっていくかというか」「海斗の気持ちの変化だったり、権力を手に入れられるかも含め、どうなっていくんだっていうところが見どころだったりするので。その人間味があるところが面白いかなと思います」と語った。紗耶の印象について、見上は「台本を読んでいても思いましたし、2話まで見ても思いましたけど、すごくいい子だなと思って(笑)。暗くて重い話が続く中で、監督にも『海斗の素の部分が出てくるのが紗耶とのシーンだから、会話のテンポで2人のいいコンビ感っていうのが出るように』というお話があってその辺を意識して演じました」とコメント。また「紗耶は海斗といる時はツンデレでとも言われていたので、そのツンデレ具合を探りながらやっています」と話し「手応えは分からないですけど、海斗先輩の反応がすごく面白くて。相手の反応が返ってくるっていう意味では手応えがあります」と笑顔を見せた。紗耶が秘める恋心の描写については「先輩にはばれてはいけないけど、視聴者の方には見えないといけないという塩梅が、けっこう難しくて。台本だとト書きで、台詞が終わった後に『切ない表情』と書かれていることが多くて。その表情は、監督と相談しながら作っています」と話した。
「Re:リベンジ」見上愛、自身が演じる紗耶について
演じたことで発見した紗耶の新しい一面に話が及ぶと「私が想像していたよりも、ずっと強い子だなと思いました。後半になるにつれて紗耶の思いも複雑になっていくんですけど、芯をぶらさずに持っているっていうところだったり。自分の思う正義のためにいろんな人を犠牲にするキャラクターが多いと思うんですけど、紗耶はその犠牲に対してちゃんと罪悪感を持っているというか」と返答。「自分の正義を押し通すために、なんでもかんでもオッケーというわけではなく、人のことを考えられる強さみたいなものを感じました」「あとやっぱり優しいですよね。そこもすごく魅力だなと思います」とも話していた。そんな紗耶が自身と似ているかに話が及ぶと「自分に似ているかというと、そういうわけではないかなという感じですかね」と答えた。紗耶の今後については「社会派の記事を書きたいとすごく強く思っているけど、結局不倫の記事ばかり書かされている。いい記事を書きたいとか、先輩の手助けをしたい、という芯はぶれないけど…みたいな(笑)」と含みをもたせた。
「Re:リベンジ」見上愛、赤楚衛二&錦戸亮との撮影裏話
赤楚や錦戸の印象、撮影現場でのエピソードを聞くと「赤楚さんはすごく天然というか。『持っている』んですよね。撮影中にくしゃみをしちゃうとか、そういうタイミングとかが抜群におもしろくて。だから、常に現場が和やかな雰囲気で。でもご本人は別に和やかにしているつもりもなさそうな感じとかが、余計に人柄の良さが出ているなと思います」と笑顔。赤楚とのやり取りに関しては「何を話したか全く覚えてないくらい、本当に他愛もない会話をしています。会うたびに『元気?』と聞いてくれて。素直に『ちょっと疲れてます』とか答えて(笑)。『今日は眠いです』とか言うと、『頑張ろ』みたいな。いつも元気をくれます」と感謝。赤楚との撮影の雰囲気を聞かれると「本編とは全然違って、和気あいあいとしていますけど、撮影をしていく中で、最近は先輩と後輩みたいな感じでテンポよく会話が進むなという感じはあります」と明かした。錦戸に関しては「同じシーンはまだ1シーンしか撮っていなくて。そのときもすごく周りを見ていらっしゃって。機材が倒れそうになっても、すぐパッと手を出して支えようとしてくださったり。スタッフさんがやりづらそうにしていたら、『これはこういう風にしようか?』と自分からお話しされたり」と気を配る人柄を紹介。また「舞台挨拶のとき、芳根(京子)さんが長いスカートで階段を上がっているときとかもに、『大丈夫ですか?』と気遣いをされていたり。私たち3人の会話を常に聞きながらまとめてくださる感じとかも、落ち着きがあって大人だなって。それでいて、すごくおちゃめな部分もあるし、魅力的な方だなと思います」と印象を明かしていた。
「Re:リベンジ」見上愛の“リベンジ”したいこと
ドラマのタイトルにかけて、“リベンジ”したいことを質問すると「ずっと車の免許を取りたいなと思っていて。なかなかタイミングがなくて。もう教習所に申し込んだので(笑)。リベンジできそうです。リベンジというか、挑戦できそうです」と笑顔で報告。どこに出かけたいか聞くと「山ですね。山登りではなくて、湖を見たり、自然が好きなので。中高の同級生とよく一緒に行くんですけど、いつも連れていってもらっていたので、今度は運転を代わりたいなと。長時間の運転は大変そうなので、友達たちが(笑)。代わってあげられるようになりたいなと思っています」と目標を掲げた。「Re:リベンジ」見上愛、2クール連続ドラマ出演への想い
1月期の同局系ドラマ「春になったら」(2024)から2クール連続でGP帯ドラマに出演していることに対しての心境を尋ねると「すごくありがたいことだなと思いますし、『春になったら』の視聴者の方が『あ、美奈子ちゃん役の子が出るんだ。じゃあ次も見よっかな』というコメントをくださったり。こうやって見てくださる方が繋がっていくというか。出ているなら見ようって思ってもらえるって、すごく幸せなことだなと。そうあり続けたいなと思いました」と充実感を覚えている様子だった。今後の見どころに関しては「理事長選が始まり第2章がスタートします。そこでみんなの感情がどういう風に揺れ動いていくか、関係性も変わってきたりするので。その辺を一緒に推理しながら見ていただけたらいいなと思います」とアピールしていた。(modelpress編集部)
見上愛(みかみ・あい)プロフィール
2000年10月26日生まれ、東京都出身。2019年にデビューし、以降ドラマ・映画・MV・CMと幅広く活躍。近年の主な出演作品にドラマ「liar」(2022/MBS・TBS)、ドラマ「往生際の意味を知れ!」(2023/MBS・TBS)など。24年はドラマ「春になったら」(フジテレビ系)に出演。NHK大河ドラマ「光る君へ」が放送中。主演映画「不死身ラヴァーズ」が5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショーのほか、WOWOWドラマ「ゲームの名は誘拐」が6月9日より放送スタート。「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第4話あらすじ
天堂海斗(赤楚衛二)を5ヶ月間眠らせ、天堂記念病院の前理事長・天堂智信(光石研)を殺害した首謀者は、海斗の伯母・天堂市子(余貴美子)だった。その情報が漏れ、病院の広報として働く海斗は対応に追われる。病院の会長である天堂皇一郎(笹野高史)により、緊急の会議が開かれた。市子に代わる新理事長を選出するためだ。副院長の三輪光成(小木茂光)ですんなりと決まるかに思われたが、大友郁弥(錦戸亮)が手を挙げ、4日後に理事長選が開かれることになる。一方、郁弥が病院の内部情報をマスコミにリークしたと疑う海斗は、出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)に、その証拠を掴むよう協力を仰ぐ。
海斗の元に三輪が現れ「一緒に智信が進めていた心臓血管外科プロジェクトを取り戻そう」と話す。その提案に同意した海斗は、小児科部長・小笠原哲也(古舘寛治)に三輪に一票を投じるよう持ちかけるが、拒絶されてしまう。そんな海斗に、元恋人の朝比奈陽月(芳根京子)が声をかける…。そして、陽月は、心臓血管外科プロジェクトにより妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の手術が行われることを願っていると話し、海斗を信じなかったことを謝罪した。そんな2人の様子を、郁弥が物陰から見ていて…。
三輪から、2人の理事が郁弥側に付いたと聞かされた海斗。郁弥があと一票を獲得すれば、三輪の勝ち目はなくなる。海斗は再び小笠原の元へ。果たして、理事長選の結果は…?
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