小出恵介、大東駿介と「おいしいプロポーズ」以来約20年ぶり共演 スペシャルドラマ「絶望できない男」前田旺志郎・福留光帆ら追加キャスト解禁
2026.09.10 20:00
俳優の大東駿介が主演を務めるカンテレ系秋のスペシャルドラマ「絶望できない男」( 毎週木曜25時15分~25時45分/全4話)が9月17日より放送。このたび、追加キャスト6人が解禁された。
大東駿介主演スペシャルドラマ「絶望できない男」
1億の借金を背負い、ヤクザに監禁され、地位も財産も失った路上からのリスタート。絶体絶命のどん底を、怒涛の“しゃべくり”で泥臭く駆け抜けるジェットコースター人情コメディーのスペシャルドラマ「絶望できない男」。主演の大東(主人公・奥本拓夢役)をはじめ、主人公の元カノジョ・春永洋子役の相武紗季、不器用ながらも真っ直ぐに食らいつくバディ・水野秀真役の八村倫太郎(WATWING)の出演がすでに発表され話題を呼んでいる本作。このたび、型破りな主人公・奥本の波乱万丈な人生を彩る追加キャスト6人が一挙解禁となった。なかでも注目は、第2話・第3話に登場する小出恵介。勢いに乗る奥本に甘い罠を仕掛け、底知れぬ欲望がうごめく世界へと引き摺り込む怪しげな建設会社社長・石黒を確かな存在感で演じ切る。主演の大東とは約20年ぶりの共演となる小出が、物語の重要なキーマンを担う。
第3話では、実力派俳優の前田旺志郎が血の気の多い若手ヤクザ・「出会い頭のケン」として、どん底の奥本に予測不能なエネルギーで絡んでいく。さらに第1話には、抜群のバラエティー力と愛嬌で大ブレイク中の福留光帆が、少しワケありな“元天才子役”のユキを演じ、存在感を放つ。
レギュラーキャスト陣も、個性豊かな面々が集結した。奥本が社長を務めるなんでもありのテレビ番組制作会社で、八村と同じ後輩社員である小柳役を演じるのは前田航基。奥本を見下しながらもその規格外なパワーにどこか憧れを抱いてしまうテレビ局のエリートプロデューサー・遠藤役には、トレードマークの“お盆”を完全封印し、サスペンダー姿で“服を着て”熱演するアキラ100%。そして、主人公が路上生活で出会うホームレス役には、多額の借金さえも笑いに変える“愛されクズ芸人”・岡野陽一が務める。今回解禁された6人が、泥だらけのジェットコースターにどう乗り込んでくるのか。それぞれの熱いコメントが到着した。
小出恵介、大東駿介と約20年ぶり共演
第2話と第3話のゲストとして登場するのは、実力派俳優の小出。勢いに乗る奥本に甘い罠を仕掛けていく怪しげな建設会社社長・石黒を演じる。本作の世界観について、小出は「タイトルが印象的ですよね!『絶望できない男』。企画書を拝見させていただくうちに、どうやら実話ベース、これはハイカロリー系だろうな、という事は推し量る事ができました。現代的なスマートさや、とり繕い社会から遥かに逸脱した剥き出し男の、剥き出しの人生。それに伴走する人間たち。“この汗と脂の香り良い!”という気持ちで脚本を読ませていただきました」と語った。主演の大東とは、実に約20年ぶりの共演となる。「大東くんは久しぶりでした!約20年前に『おいしいプロポーズ』(TBS)というドラマで、互いに若手であり、諸先輩方の中で共にもがいておりました!」と懐かしみつつ「当時を思い返しながら、しっかり大座長として、立派で、且つ、“背中で語る系”座長を、数日でしたが見れて良かったです!あとは、だいぶ鍛えてました(笑)」と、20年の時を経て頼もしい座長と立派な筋肉に仕上がった大東の姿を、旧知の仲ならではの愛あるイジりで振り返った。
コメディからシリアスまで幅広く演じ分ける確かな演技力で、長年第一線を走ってきた小出。一時は表舞台から遠ざかり、ニューヨークへ留学をし、語学や演劇を学び直すなど、彼自身もまた決して平坦ではない道を歩んできた。「自分には俳優の道しかない」と決意を新たに、活動を再開させた現在、その演技には深みが増している。紆余曲折を経て這い上がってきた自身の道のりと、本作で描かれる「剥き出しの人生」がどこか重なり、奥本を翻弄する石黒という役柄により一層の説得力を感じさせる。最後に視聴者に向けて、「この作品のような世界観や登場人物が、関西地方の方々にとって、当たり前なのか、もしくは、過去のものなのか…その辺りが、僕には非常に気になるところです。濃厚な“奥本ワールド”をぜひとも堪能していただけたらと思います!」と、期待を込めてメッセージを送った。
前田旺志郎、血の気の多い若手ヤクザ役に
兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」としてブレイクした幼少期の愛らしい姿から一転、近年は繊細な感情表現やシリアスな演技力で数々の話題作に出演し、実力派俳優として存在感を高めている前田。本作では、第3話にゲスト出演。ラブホテルの一室に監禁された主人公・奥本の前に見張り役として現れる、「出会い頭のケン」の異名を持つ血の気の多い若手ヤクザを演じる。刃物をちらつかせ、何をしでかすかわからない危うさと予測不能なテンションで、どん底の奥本に絡んでいく役柄について、前田は「“出会い頭のケン”というキャラクターはとにかくエネルギッシュで溢れるエネルギーを自分でも制御できない人物だと感じました。なので、とにかく心の回転率を上げてあとはテンションに任せてやろうという思いで演じました」と、現場の空気に乗って思い切り演じたことを明かす。
大東とは笑いと緊張感が交差するスリリングな掛け合いが続くが、「大東さんが普段からお世話になっている先輩だったこともあり、全力でぶつかれば何かおもろいことが生まれるだろうという信頼もあったので安心してぶつかれました」と語り、日頃からの信頼関係が良い芝居を生み出す原動力になったと明かした。そんなケンが登場する本作の泥臭い世界観に対し、前田は「とにかく登場人物のエネルギーに圧倒されました」と振り返る。
「情報社会の今、行動する前に失敗したらどうなるかを考えてしまう癖がついているのではないかと思います。しかし、今作の登場人物は失敗を恐れずに前に前に進む力を持っており、そのパワーと覚悟に元気をもらえます」と、リスクを避けて立ち止まりがちな現代の風潮と対比させつつ、「人と人の結びつきを強く感じられるのもこの作品の魅力だなと感じました」と、作品に息づく泥臭くも温かい人間関係の魅力を語った。最後に放送を待つ視聴者へ向けて、「僕も含め今の時代に生きる若者たちに、この行動力や人間力を目に焼き付けて欲しいと思います」と、まっすぐなメッセージで締めくくった。
福留光帆、主人公らから捜索される“天才子役”演じる
アイドル活動を続けながら、現在はバラエティー番組から女優業まで幅広いフィールドで存在感を放つ福留。本作の舞台と同じ関西、兵庫県尼崎市出身であり「無類のボートレース好き」というアイドルらしからぬ渋い一面も持つ彼女。そんな福留は今回第1話に登場。演じるのは“元天才子役”という過去を持つ「ユキ」だ。80年代後半から2000年代を舞台に、泥臭く這い上がる人々の姿を描いた本作の台本を読んだ印象について、彼女は現代と照らし合わせながらこう語る。「台本を初めて読んだ時、現代社会はメールや電話でのやり取りが中心になっているなと改めて感じました。でもこの作品では、主人公が私が演じるユキに直接会いに来てくれたりして、人と人との対面での会話をものすごく大切にしているんです。そこが現代とは違う、素敵な部分だなと思いました」と、出演を通してアナログならではの人間模様の温かさに触れたことを明かした。
劇中で大御所俳優が最も再会を願う“恩人”の“天才子役”として主人公たちから捜索されるという印象的な役どころを演じるにあたっては、自身の過去と重ね合わせて真摯に役作りに向き合ったという。「私も子役事務所に所属していた時期があったのですが、オーディションを受けたこともなく、ただ毎週レッスンに通っていただけなので、天才子役にはかなり程遠かったんです(笑)。でも、今回演じるにあたって“自分にとっての恩人って誰だろう”と、自分の経験と重ね合わせながら深く考えましたね」
一方で、大東や八村らとの撮影現場はとても和やかな雰囲気だったと振り返る。「大東さんと八村さんは、撮影の合間もずっと気さくにおしゃべりしてくださって。私が出演している『NOBROCK TV』(※自身がブレイクするきっかけとなったYouTubeチャンネル)の動画も見てくださっていたみたいで、“ほんま、まんまやなぁ!”と言われたのがすごくうれしかったです。大東さんの関西弁もとても心地よくてリラックスできました」と、彼女の飾らないキャラクターで共演者ともすぐに打ち解け、和気あいあいとした現場であったことをうれしそうに語る。
自身が生まれる前の時代が舞台となる本作だが、現場の雰囲気や美術のこだわりを通じて特別な感覚を抱いたという。「このドラマの舞台となった時代は、私自身はまだ生まれていないんですが、なぜかこの空気感がすごく懐かしいなと感じたんです。劇中のテレビ番組の雰囲気や、観客役のエキストラの方々の90年代ファッション、そして当時の流行に合わせた私の前髪や髪型など、今までやったことのないスタイルにも挑戦しています。ぜひ皆さんも、当時の懐かしい空気感を楽しんでいただけたらなと思います」と、作品の世界観を彩るレトロな空気感について、思い入れを込めて見どころを語った。
前田航基、主人公の後輩社員役
なんでもありの制作会社で、社長の主人公・奥本が持つ“人を巻き込んでいく力”をすぐそばで体感し、共に時間を過ごす後輩社員・小柳を演じるのは前田。台本を読んだ際の印象について、前田は「奥本は不器用に躓(つまず)きながら、何があっても無理やり飄々と生きている様が、とても逞しくもどこか危なげで儚い素敵なキャラクターだなと感じました。そんな奥本の“昔こんなことがあってなー”が映像化される斬新な作品だなと感じました」とコメント。主人公の語り口から過去の物語へと直結していく、テンポの良いストーリー展開の面白さを語っている。また、型破りな社長・奥本とともに歩む社員・小柳という役どころについては、「制作会社社員の中では一番現実的でどこか自分のことを俯瞰しているような気がしました。しかしその中で、現実的になってしまうからこそ、奥本の出鱈目な魅力に惹きつけられ、そこに食らいついていくそんな人物でありたいと思って演じさせていただきました」と、演じる小柳の冷静さの中にある熱い想いを繊細にすくい取った。是枝裕和監督の映画『奇跡』での兄弟W主演をはじめ、数々の話題作でその自然体な演技が高く評価され、確かな実力を誇る、俳優として確かなキャリアを築いている。幼い頃から培われた絶妙な「間」と温和な魅力、そして映画監督の勉強も経た“作り手としての俯瞰した視点”は、現実を見据えながらも奥本が放つエネルギーに飛び込んでいく小柳というキャラクターに見事に重なる。
最後に視聴者に向けて、「このドラマは僕がまだ生まれる前の“あの頃”のお話です。“あの頃”を知る方も知らない方もご覧になっていただき、それぞれの“あの頃”を知らない世代に語り継いでいただくきっかけになればと思います!ぜひご覧ください!」と、世代を超えて届けたい作品の魅力を力強くアピールした。
アキラ100%、“服を着て”テレビ局プロデューサー役に
下請けの奥本を見下して嫌味を放ちながらも、自分にはない規格外のパワーを持つ彼にどこか憧れを抱いてしまう。そんな憎めないテレビ局の貴族風プロデューサー・遠藤に扮するのは、お笑いタレントであり俳優としても活躍するアキラだ。本作の舞台となる80年代後半~2000年代について、「90年代~2000年代というのは1974年生まれの自分にとってまさに青春時代。“初めてポケベルを持った時はうれしかったなーとか”“CD借りてダビングしてたなー”とか、色んなことを思い出しちゃいました。このような時代を切り取る作品に参加できて、とてもうれしかったです!」と、自身の思い出と重ね合わせながら喜びを口にする。「100%の力で体を張る」裸の芸風でも知られる彼だが、今回はテレビ局のエリートという、字面だけ見ると、対極の役どころ。そのアプローチについて「遠藤というのはエリート街道を進んできた人だと思うので、プライドが高い上から目線を意識しました。あとは、普段はしないサスペンダーを付けさせてもらいました。サスペンダーの使い方にも注目してほしいです」と、小道具を生かしたこだわりの役作りを語った。主演の大東との現場でのひとコマについては、“裸”でも勝負している彼ならではの視点が光る。「大東さんはシャツの上からでもわかるバキバキの身体だったので、ついトレーニングの話を聞いちゃいました」と、自身の芸にも欠かせない肉体作りの探求心が垣間見える、和やかな裏話を披露した。
2017年の『R-1ぐらんぷり』優勝で一躍トップ芸人の座を射止めたアキラだが、20代の頃は小劇場を中心に活動し、もともとは俳優を志して芸能界入りを目指していたという経歴を持つ。ブレイク後はその確かな演技力が評価され、実力派バイプレーヤーとして数々のドラマや映画に引っ張りだこ。お盆1枚に魂を懸けて日本中をハラハラさせるスリリングなパフォーマンスとは裏腹に、服を着た素顔は非常に真面目で温厚。本作では、そんな彼がプライドの高さと心の機微を併せ持つ遠藤を絶妙なバランスで体現しており、代名詞の「100%」を超える120%、いやそれ以上の演技から目が離せない。最後に、視聴者へ向けて「熱くて真っ直ぐ、痛快なドラマですので多くの方が楽しめると思います!全員、見てください!」と、持ち前の明るさで元気いっぱいに呼びかけた。
岡野陽一、「20年後の自分だと思って」ホームレスA役を担う
主人公・奥本が波乱万丈な日々の中で出会う「ホームレスA」にキャスティングされたのは、多額の借金やギャンブル愛を公言し、“クズ芸人”の代表格としてバラエティー番組で活躍する岡野陽一だ。台本を受け取った際のエピソードとして、「普段は役作りという名目で、自分のセリフがあるところ以外の台本は読まないのですが、普通に先が気になり過ぎて全部読んでしまいました。役作りには失敗しましたが、それくらい台本が面白かったです」と、先の読めない展開に引き込まれたことをユーモアを交えて語る。劇中ではホームレスという役回りを担うが、撮影現場でのアプローチも彼ならではの独特なものだった。「台本のお陰で一切演じることなく、20年後の自分だと思って楽しくやらせていただきました」と、世間にもおなじみの自身のキャラクターを最大限に生かした自虐交じりのジョークで笑いを誘う。さらに、「同じホームレス役の華井二等兵さん、板倉武志さんもめちゃくちゃいい人で楽しい現場だったのですが、主役の大東駿介さんが裏でも気さく過ぎて。初対面だったので、役から抜け出せなくなってこうなのか、根がこういう人なのか分からなくて心配になりました。みんなで一晩中芸能ゴシップを話して楽しかったです」と、和気あいあいとした撮影の裏側をコミカルに振り返った。
パチンコや競馬などのギャンブルをこよなく愛し、破天荒なエピソードに事欠かない一方で、礼儀正しく後輩思いの温厚な性格から業界内外で深く愛されている岡野。その憎めない人柄に加え「R-1ぐらんぷり(現R-1 グランプリ)」や「キングオブコント」で決勝に進出するなど、確かなコントの実力もさることながら、高い演技力でも注目を集めている。近年は実写映画や話題のアニメ映画での声優など、俳優・表現者としての活動の幅を大きく広げている彼が、本作では己の“生き恥”を愛嬌に変えて逞しく生きるホームレスを自然体で演じる。最後に、本作の放送を待つ人々へ向けて「現在絶望してる方も、絶望してない方も、少年も少女も、歯の少ないおじさんも歯の多いおばさんも誰でも楽しめると思いますので、ぜひにご覧下さいませ」と、彼らしい独特なワードセンスで温かいメッセージを寄せた。
きれい事では片付かない、エネルギッシュな人間ドラマが展開される「絶望できない男」。大東演じる主人公・奥本が、今回発表された一癖も二癖もあるキャラクターたちとどのように絡み合い、どん底から這い上がっていくのか。予測不能な化学反応は見どころだ。泥にまみれた「生き恥」を明日への希望に変えていく、ジェットコースター人情コメディーの本作。笑って泣いて、気づけば明日を生きるための背中をそっと押してくれる。そんな不器用で愛すべき人間たちの全4話が、いよいよ幕を開ける。(modelpress編集部)
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