吉沢亮(C)NHK

吉沢亮、朝ドラ「ばけばけ」錦織役への思い ヒロイン・高石あかりの佇まいを称賛「支えられています」【コメント】

2026.02.10 08:15

女優の高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)が主演を務める連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)。このたび、錦織友一役で出演している俳優の吉沢亮のコメントが到着した。

  

高石あかり主演朝ドラ「ばけばけ」

吉沢亮、高石あかり、トミー・バストウ(C)NHK
朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと外国人の夫・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。主人公・トキを高石、トキの夫・ヘブンをトミー・バストウが演じる。

吉沢亮(C)NHK
吉沢が演じるのは、錦織友一。松江随一の秀才。「大盤石(だいばんじゃく)」の異名を持つ。松江中学で英語教師を務め、外国人教師として松江にやってきたヘブンをサポートする。トキとも奇妙な縁で知り合い、深く関わっていく。(modelpress編集部)


吉沢亮コメント

吉沢亮(C)NHK
Q1.朝ドラの撮影は長期に渡りますが、ご心境はいかがすか?

錦織は出演シーンが多いのですが、それでも自分よりも大変なヒロインがいるということに僕は支えられています(笑)。ずっと楽しくやれています。ヒロイン・高石あかりさんはカメラが回ってないところでもヒロイン然としていて、たたずまいが非常に大人。すごくピュアな部分も持っているので、みんなで支えてあげなきゃと思っているのですが、結果的に彼女に支えてもらっています。撮影が続くと大変な瞬間がどうしてもありますけど、一番しんどいはずの高石さんが一番楽しそうに現場にいてくれるんです。そこに救われているキャストやスタッフの方が、たくさんいると思います。

Q2.改めて錦織役についての思いをお聞かせください。

回を追うごとに彼の不器用さや人間らしさ、可愛げのあるところが出てきているなと感じます。実は錦織がまだ東京にいた第4週だけ、大盤石感の極みみたいなものを意識しながら演じていたんです。まだ教員資格検定の前で、自分が大盤石と呼ばれていることへの自負や自信がみなぎっていたし、日本を変えたいという思いで東京に来ている。そのギラギラ感や大盤石としての落ち着きを意識しながら演じました。それ以降は、試験にも落ちて県知事のお声がけで松江に戻り、学歴を隠しながら仕事をしている。教育への熱量はあるにしても、本来は立ってはいけない場所にいるという負い目のようなものから、何事に対しても一歩引いてしまう感覚を大事に演じています。錦織にとっての庄田はある種、コンプレックスみたいなものです。受験前は錦織が“大磐石”、庄田は“半分弱”なんて言われていたのに、試験の結果一つで立場が逆転してしまいました。そんな二人が友達でもあるという絶妙な距離感が出ればいいなと思っています。松江中の生徒の前では大盤石としての地位を守ろうと頑張っているので普段より声を少し低くしていますが、それすら空回りしているような瞬間も。錦織の不器用さが透けて見え、生徒たちにもだんだん伝わっている感じがしますよね。おいしいキャラクターをやらせていただいているなと思います。

Q3.印象に残っているシーンを教えてください。

トミー・バストウ、吉沢亮(C)NHK
第14週の「イテモ、イイデスカ?」のシーンが印象的です。最初はちゃんと錦織も含めた3人のシーンだったのですが、気づいたら2人が感動的な見つめ合いを始めていて。僕から錦織が一人になるように動いているわけではありません。みんなが錦織から離れていくんです(笑)。本の巧さと演出の巧さがすばらしいシーンでした。結婚挨拶パーティーの撮影も印象的でした。相当長いシーンを一連で撮っていたのでかなりの集中力が必要でしたが、トキやヘブンをはじめ、皆さんのお芝居に非常に胸を打たれました。ただ、「ダラクソがー!」と叫ぶ前にフミさんが「なら皆で一緒にやりません? “家族”一緒に」と言った時は、錦織役の僕は「帰ろっかな…」と思いましたね(笑)。(写真を見返しながら)こうしてみると楽しいシーンばかりでした。

Q4.ヘブンが熊本に行くと言った時、錦織はどんな心情だったのでしょうか。

ヘブン先生と共に過ごす日々の中で、彼と一緒に面白いものを作っていくことや、彼の成し遂げるものを一番近くで見ていたいという思いが錦織の中で非常に強くなっていくのを感じていました。単純に友達として隣にいたいという気持ちも大きくなっていたと思うので、突然熊本に行くと聞いた時はもう意味がわからなかったでしょう。パニックというか、悲しいどうこう以前の感覚だったと思います。第14週でヘブンがトキに「(松江に)イテモ、イイデスカ?」と聞いた時点で、彼が松江を離れるなんてことは錦織の頭から消えていたはず。この楽しい生活が永遠に続くと、どこかで思っていたのではないでしょうか。

Q5.今後の見どころを教えてください。

吉沢亮(C)NHK
これからは人間ドラマとしての面白さがより濃くなっていきます。先週(第18週)は寂しさと温かさみたいなものがあふれ返っていて、ふじきさんの本って本当にいいなと感じました。トキとサワが笑い転げるシーン(第88回)は、台本を読みながら泣きそうになった部分です。今後も、そういう人間の温かさや冷たさが見えてくる展開になるのではないかと思います。引き続き楽しんでいただければうれしいです。
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