【モデルプレス ベストドラマアワード2025】「ベストドラマ」トップ10を発表(C)モデルプレス

【モデルプレス ベストドラマアワード2025】「ベストドラマ」トップ10を発表

2025.12.25 17:49

エンタメ&ライフスタイルニュースメディア「モデルプレス」は2025年、業界初の全プラットフォーム横断アワード「モデルプレス ベストドラマアワード」を創設。地上波・配信・ショートドラマなど全プラットフォームの作品を対象に読者アンケートを実施した。本記事では11万超えの読者投票、ドラマに精通したインフルエンサー60名の投票、編集部20名による投票などから決定した「年間ベストドラマ」トップ10を発表する。

  

「ベストドラマ」部門トップ10

【モデルプレス ベストドラマアワード2025】「ベストドラマ」トップ10(C)モデルプレス
1位:「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ)
2位:「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS)
3位:「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS)
4位:「ホットスポット」(日本テレビ)
5位:「40までにしたい10のこと」(テレビ東京)
6位:「グラスハート」(Netflix)
7位:「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ)
8位:「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ)
9位:「あんぱん」(NHK)
10位:「匿名の恋人たち」(Netflix)


1位:「波うららかに、めおと日和」

本田響矢、芳根京子「波うららかに、めおと日和」第5話(C)フジテレビ
本田響矢、芳根京子「波うららかに、めおと日和」第9話(C)フジテレビ
多岐にわたる作品が揃う中、見事「ベストドラマ」1位に輝いたのは女優の芳根京子が主演、俳優の本田響矢が共演した「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ)。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする新婚夫婦・江端なつ美(芳根)&瀧昌(本田)の甘酸っぱい時間を丁寧に描いた本作。2人が徐々に心を通わせていく過程は、現代では失われがちな純粋で美しい恋愛の形を丁寧に描き出し、便利な現代社会の中で忘れがちな、人と人との温かい繋がりや心の距離を縮めていく喜びを思い出させてくれる作品として愛された。

<インフルエンサー審査員コメント>

せっきー@ドラマ実況垢(@KO6IoFJdp7pjTab)
「昭和初期、いきなり結婚を言い渡された海軍士官とその妻の、ぎこちなく、愛おしく、そして尊い愛の物語。この舞台で描かれた恋愛作品だからこそ、人を想う事の尊さ、人を好きになることの素晴らしさ、日常の幸せを感じることの大切さ、想い合う相手がいるという幸せ、そしてあの時代の歯痒さと現実を、愛おしいキャラクター達を通して楽しめるかけがえのない作品。令和を代表する恋愛ドラマの1つに」

hsm(@hsmmm48)
「『めおと日和』は、人を想う気持ちの深さで心を掴む作品でした。SNSで情報が溢れる今、目の前の相手の言葉や表情に丁寧に向き合う2人の関係が本当に素敵で、気づけば自分の心まで包み込んでくれるような優しさがありました。そして何より、原作とドラマの世界が驚くほど自然につながっていて、キャストの存在が物語にすっと溶け込んでいるのが圧巻。オリジナル要素が加わっても作品の芯はブレず、ずっと“『めおと日和』らしさ”が息づいているところに深い愛を感じました。誰も悪者にならない世界で、観終わったあとに温かい余韻だけが残る、こんなに心に寄り添ってくれるドラマにはなかなか出会えません!!!」

<読者コメント>

・「なつ美と瀧昌の結婚してから恋愛が始まる感じがとてもキュンキュンしました。『ずっとずっとこの幸せが続きますように』と祈りながら観ていました。とても可愛らしいなつ美さんと男らしく不器用だけど優しい瀧昌様。最高でした!」

・「この混沌とした時代に、純粋に人を慕い想う気持ち、何気ない幸せの日々、何気ない平和な日常の大切さ・儚さを優しく説いてくれました」

・「こんなにも毎週木曜日が待ち遠しく感じるのは初めてでした。激しい展開があるわけではないのに、早く次が観たくなるほんわか心が温かくなるような作品でした」

2位:「じゃあ、あんたが作ってみろよ」

夏帆、竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(C)TBSスパークル/TBS
竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(C)TBSスパークル/TBS
2位は女優の夏帆と俳優の竹内涼真がW主演を務めた「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS)。恋人同士だった鮎美(夏帆)と勝男(竹内)がプロポーズ直後の破局から、「料理をつくる」というきっかけを通して“当たり前”と思っていたものを見つめ直していく。当初は憎たらしかった勝男が成長していく過程を竹内が人間味たっぷりに好演。価値観のズレをリアルに映しながらも、不器用な2人が歩み寄る姿は笑いと涙を誘い、多くの支持を集めた。

<インフルエンサー審査員コメント>

uri(@anabansawa)
「原作の面白さもさることながら、巧みな演出と脚本、そして役者たちの本気の芝居によって作品として一段と魅力を高めていました。また、性別的役割分業やマイクロアグレッションをコミカルに描くことで、説教臭くならずにポジティブなメッセージを届け続けてくれました。勝男や鮎美と一緒に視聴者も自然と一歩踏み出せるようなドラマになっていたので、ベストドラマに選ばせていただきました」

<読者コメント>

・「化石男というキャッチーなテーマにフォーカスしながら、実は知らずと持ってしまっている固定観念や先入観に気付かされたドラマ。各キャラクターも愛らしく、観ていて楽しかった」

・「未だにごく一部にいる、古い価値観を持った親世代の言動がリアルだった。メインキャラクターそれぞれが違った人生を歩んでいて、独身でもパートナーがいる人でもみんな違った日々の幸せを生きているのもリアルで自分と照らし合わせて観てしまいました。竹内涼真の勝男がハマり役すぎて面白かった」

・「笑って泣けて心に突き刺さるドラマ」

3位:「ザ・ロイヤルファミリー」

妻夫木聡「ザ・ロイヤルファミリー」 (C)TBSスパークル/TBS
3位は、俳優の妻夫木聡が主演を務めた「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS)。競馬の世界を舞台に、夢を追う大人たちの情熱を20年にわたる壮大なスケールで描いた本作。家族や仲間との深い絆が奇跡を手繰り寄せるストーリー展開は、一瞬たりとも目が離せない。挫折を知る大人たちが再び立ち上がる泥臭くも美しい姿は、観る者の胸を熱く焦がす。人馬が共に歩む圧倒的な熱量に、多くの称賛が寄せられた。

妻夫木聡、佐藤浩市「ザ・ロイヤルファミリー」 (C)TBSスパークル/TBS
<読者コメント>

・「競争馬を巡る命の物語がすごく素敵です。競馬への印象が180度変わりました」

・「これまで縁遠い世界でしたが、たくさんの人の想いを乗せて走る姿、それを応援する人たちの姿に毎話胸が震えます」

・「壮大な映像美と名俳優が演じる登場人物の繊細な表情やレースシーンが特に印象的で、毎話涙無しでは観られない」

4位:「ホットスポット」

鈴木杏、平岩紙、市川実日子「ホットスポット」(C)日本テレビ
市川実日子、 角田晃広「ホットスポット」(C)日本テレビ
女優の市川実日子が主演を務めた、バカリズム脚本による「ホットスポット」(日本テレビ)は4位に。富士山麓の町を舞台に、シングルマザー・清美(市川)が宇宙人と遭遇する奇想天外な物語。非日常を極めて日常的に描く手腕が秀逸で、バカリズム特有のユーモアが効いた会話劇は理屈抜きに面白い。また、聖地巡礼ブームを巻き起こし、テレビの枠を超え多くの人々に愛された快作だ。

<インフルエンサー審査員コメント>

ドラマ考察 トケル(@iPhoone3G)
「『ブラッシュアップライフ』で、バカリズムさんの描くSFの虜になりました(笑)。また、放送後に、展開が全て初めから決まっていたわけではなく、始まってからも変わっていたことを知りびっくりしました。視聴者が求める『面白い』と思える要素を、しっかりと掴まれているなと。お笑い芸人さんが舞台でお客さんの反応をみて話しぶりを変えるように臨機の対応も素晴らしい。市川実日子さんが主演というのも絶妙で、その相手役が角田晃広さんであったことも面白さを倍増以上にしてくれたと思った」

<読者コメント>

・「壮大さが微塵もないSF。身近すぎる能力者と職場の仲間が繰り広げるストーリーが毎回ジワるしつい観てしまう。ストーリーもしっかりしていて印象に残る作品だった」

・「予想できない展開とゆるさが面白かった」

・「バカリズム脚本の絶妙なニュアンスの面白さを過不足なく表現する役者陣、演出が素晴らしかった」

5位:「40までにしたい10のこと」

庄司浩平、風間俊介「40までにしたい10のこと」(C)マミタ・libre/「40までにしたい10のこと」製作委員会
そして5位は「40までにしたい10のこと」(テレビ東京)。40歳目前の上司・十条雀(風間俊介)と10歳年下の部下・田中慶司(庄司浩平)が、秘密の「やりたいことリスト」を一緒に叶えていくリーマンBLドラマ。年齢差や立場の違いを超えながら少しずつ関係を深めていく2人の姿が丁寧に描かれており、深夜帯ながらも熱いファンを多数獲得し、温かさと胸キュンを同時に届けた一作である。

庄司浩平、風間俊介庄司浩平、風間俊介「40までにしたい10のこと」(C)マミタ・libre/「40までにしたい10のこと」製作委員会
<読者コメント>

・「人を想う心の機微を繊細に描いた優しいドラマだった」

・「BLドラマの枠を超えて2人のサラリーマンの純粋な恋愛を視聴者も応援したくなるドラマ。細部までこだわって作品が作られていて、今まで観たドラマで一番惹き込まれました」

・「深夜帯のBL作品という枠にとらわれず、恋愛ドラマとしてとても充実した内容でした。主演の風間俊介さんの豊かで繊細な演技表現が、性別や年齢関係なくたくさんの人の心に刺さるドラマにしてくれた最たる理由だと思っています。それ以外にも、脚本はもちろんのこと、ライティングや音楽など、関わったスタッフさん達の作品への愛情が随所に散りばめられている部分も素晴らしかったです」

6位~10位のインフルエンサー審査員・読者コメント一挙紹介

TENBLANK(左から)宮崎優、佐藤健、志尊淳、町田啓太「グラスハート」 (C)Netflix
6位:「グラスハート」

<読者コメント>

・「こんなに心を揺さぶられるドラマは久しぶりだった。音楽、映像、そして俳優の皆さんの本気がダイレクトに伝わってくる」

・「今までこんな音楽ドラマがあっただろうか。最高の音楽と繊細な演技と観たこともない映像の連続。満足感がとてつもなかった」

磯村勇斗「僕達はまだその星の校則を知らない」(C)カンテレ
7位:「僕達はまだその星の校則を知らない」

<インフルエンサー審査員コメント>

んごミック☆ドラマ考察系Youtuber(X:@utaitengo0312)
「学園ドラマで生徒たちの成長もあるのですが、主人公の白鳥健治(磯村勇斗)の過去と向き合い、成長する姿に胸を打たれる。第1話での模擬裁判では結局は生徒側が丸め込まれる『ムムス』な展開で消化不良でした。それを最終回の本当の裁判で学校・先生・生徒と全員で話し合い、全員が納得出来る結果に終わったのがとてもいい。ラスト、学校でみんなで星を見るシーンは胸が『ポポム』して泣きました」

<読者コメント>

・「学生が抱える様々な問題に対して、法律という目線だけでなく広い視野を持って考えながら観ることができた」

・「学校について、法律について、社会について、人間について、丁寧に描かれた作品。悪者がいるわけではなく、大人も子供もみんなそれぞれに葛藤を抱えながら生きる姿を見せてくれた。最後には心が温まる良いドラマでした」

當真あみ、原菜乃華「ちはやふる−めぐり−」最終話(C)日本テレビ
8位:「ちはやふる-めぐり-」

<インフルエンサー審査員コメント>

あずきごはん(X:@komadorama)
「名作漫画の続編としても、令和の青春部活ドラマとしても理想的な世紀の大名作だと思います。専任読手の夢を諦めて教師になった大江奏(上白石萌音)と、コスパ史上主義の高校生・藍沢めぐる(當真あみ)。どこか諦めモードだった2人がお互いの背中を押し合って、彼女たち自身の明るい未来を掴み取ろうとする姿に胸を打たれました。高校生たちの眩しく爽やかで少し苦い青春に心を揺さぶられたり、原作のキャラクター達の成長した姿に盛り上がったり、このドラマのおかげで毎週水曜日が待ち遠しかったです」

<読者コメント>

・「10年後の『ちはやふる』の世界線が激アツでした!青春が帰ってきた~!」

・「一人ひとりに焦点が当てられ、話が進んでいくうちにそれぞれの過去を乗り越え、1人の高校生として、またチームとして変わっていくのが印象的だった」

今田美桜「あんぱん」(C)NHK
9位:「あんぱん」

<読者コメント>

・「のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)を中心に個性豊かな登場人物たちがそれぞれに魅力的でした。悲しくて苦しい時代を乗り越えてアンパンマンが誕生するまでの物語。本当に感動しました」

・「やなせ夫妻の生涯、アンパンマン誕生までの軌跡が豪華なキャストの皆さんによって演じられていて感動した」

小栗旬、ハン・ヒョジュ「匿名の恋人たち」(C)Netflix
10位:「匿名の恋人たち」

<インフルエンサーコメント>

きなこ(X:@kinako_519)
「2025年は良作ぞろいの邦ドラ年だったけれど、その中で私がベストドラマに選んだのが『匿名の恋人たち』。理由はシンプルで、この作品には『ときめき』と『王道ラブコメの幸福感』、そのすべてが完璧なバランスで詰まっていたからです。不器用な大人たちが繰り広げる恋愛模様がたまらなく愛おしかった。小栗旬さんとハン・ヒョジュちゃんのケミも最高だったし、赤西仁さんのメロにSNSは盛大に盛り上がり、心が弾むときめきと高揚感、そしてどこか懐かしい“邦ドラ黄金期”を思い出させてくれる、王道で最高のラブコメでした」

<読者コメント>

・「1日1日を懸命に生きている全ての人たちへの贈り物のような作品だと感じた」

・「どんな人でも抱えてる生きづらさを持ちながら、純粋に恋愛をするキャラクターたちが愛おしい」

モデルプレス ベストドラマアワード

モデルプレスでは2025年、これまで培ってきた読者参加型企画「モデルプレスランキング」の熱量とノウハウを結集させ、ドラマ界の新たな指標となる「モデルプレス ベストドラマアワード」を創設。本アワードは、視聴者の多岐にわたるドラマ体験を反映し、地上波・配信・ショートドラマなど全プラットフォームの作品を評価対象としている。日本国内におけるドラマアワードとして、全20部門以上の賞で地上波・配信・ショートドラマの作品を横断して評価・ランキング化したアワードは、本アワードが業界初となる。(※自社調べ:2025年10月時点)

「モデルプレス ベストドラマアワード」選考基準

(1)読者投票の結果
調査期間:2025年11月17日~12月15日
回答数:117,309件(性別比:女性93%、男性3%、回答なし4%)
年代内訳:10代7.3%、20代51.7%、30代17.3%、40代11.0%、50代9.1%、60代以上3.5%
└うち学生の回答数:12,067件
└内訳:小学生0.8%、中学生12.1%、高校生36.7%、大学生・専門学生・大学院生50.1%

(2)ドラマに精通したインフルエンサー60名による投票

(3)モデルプレス編集部員20名による投票

(4)モデルプレス編集部内「ベストドラマアワード委員会」による最終精査
上記(1)〜(3)の集計結果に加え、モデルプレス編集部内に設置された専門委員会が最終選考を実施。投票結果、説得力ある声を参考に、モデルプレス内の記事への反響、再生数、SNSトレンド入りなどを加味して選考した。

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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