(1段目左から)正名僕蔵、伊藤淳史、山路和弘、安達祐実(2段目左から)飯島直子、橋本淳、津田健次郎、井上芳雄(3段目左から)古川雄大、尾美としのり、風間俊介、高橋克実(4段目左から)橋本愛、染谷将太、横浜流星「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」キャスト14人(C)NHK

大河「べらぼう」キャスト14人の撮了コメント到着 染谷将太は横浜流星とのシーン回顧「役者としても一人の人間としても財産」

2025.12.14 13:00

俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)が、12月14日に最終回を迎える。放送を前に、メインキャスト14人のクランクアップコメントが到着した。

  

大河「べらぼう」メインキャスト14人のコメント到着

喜多川歌麿を演じた染谷将太は「歌麿として生きられて、そしてべらぼうのスタッフ・キャストの皆さん、蔦重と一緒に過ごせたことで、人生で知らなかった感情をたくさん感じることができたのが、役者としても一人の人間としても財産となりました」と横浜との共演を回顧。「本当にみなさんには感謝しかございません。ありがとうございました」と感謝を伝えた。

また、てい役の橋本愛は「私は途中からの参加で、第1回から楽しく視聴者として拝見していたので、『ここから(自分が)出てくるのか』と思ってすごくプレッシャーを感じていました、でも(脚本の)森下佳子先生がていさんを本当にすごくすてきな、魅力的なキャラクターに描いてくださって、自分のエンターテインメントへの思いもていさんの言葉に乗せて伝えることができたんじゃないかと思える最終回になりました」とコメント。「たくさんの人の心に届くよう祈っております。そして、日の本一の旦那様!長い間、本当にお疲れ様でした!皆さん本当にありがとうございました!」と呼びかけた。(modelpress編集部)

横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。


喜多川歌麿役・染谷将太

染谷将太(C)NHK
歌麿として生きられて、そしてべらぼうのスタッフ・キャストの皆さん、蔦重と一緒に過ごせたことで、人生で知らなかった感情をたくさん感じることができたのが、役者としても一人の人間としても財産となりました。本当にみなさんには感謝しかございません。ありがとうございました。

てい役・橋本愛

橋本愛(C)NHK
私は途中からの参加で、第1回から楽しく視聴者として拝見していたので、「ここから(自分が)出てくるのか」と思ってすごくプレッシャーを感じていました、でも(脚本の)森下佳子先生がていさんを本当にすごくすてきな、魅力的なキャラクターに描いてくださって、自分のエンターテインメントへの思いもていさんの言葉に乗せて伝えることができたんじゃないかと思える最終回になりました。たくさんの人の心に届くよう祈っております。そして、日の本一の旦那様!長い間、本当にお疲れ様でした!皆さん本当にありがとうございました!

松葉屋半左衛門役・正名僕蔵

正名僕蔵(C)NHK
皆様お疲れさまでした!こんな眉の薄い男に皆さん優しくしてくださって感謝しております。流星さん、本当にお疲れさまでした。皆様!ありがとうございました!

大文字屋市兵衛役・伊藤淳史

伊藤淳史(C)NHK
流星くん本当に長い間お疲れさまでした。まさか二代もやらせてもらえて、大河ドラマに1年間ずっと出させてもらえるなんて、本当に夢のようでした。初代と二代目ができるだけ違う人物に見えるようにと、衣装であったりメイクであったり、皆さんがすごくサポートしてくださったことを本当に感謝しています。まさか二代目でも雀踊りをさせられるとは思っていませんでしたが、とてもいい思い出になりました。心残りは、三代目。ちょっと役作りしていたので、それはまたの機会にということで(笑)。皆さん本当にお疲れさまでした。本当にありがとうございました。

扇屋宇右衛門役・山路和弘

山路和弘(C)NHK
8月ごろですかね、流星くんが耕書堂の撮影のときに何にもない平らなところでつまずいているのを見まして、みんなよっぽど疲れてるんだなってつくづく思いました。それがおとといの撮影のときには、私の前をさっそうと歩く流星くんが。その姿を見てものすごくうれしかったのですが、同時にいよいよ終わるんだなとも感じてちょっと寂しくもありました。そして、(史実の)蔦屋重三郎と扇屋は6歳しか違わないということを知ったのは9月でした。今日のシーンはもう、棺おけに片足突っ込んでるようなじいさんで終わってしまいました(笑)。本当に皆さん約1年半お疲れさまでした。

りつ役・安達祐実

安達祐実(C)NHK
皆さんお疲れさまでした。流星くんもお疲れさまでした。最初は大先輩でこわもての忘八の皆さんの中に放り込まれてちょっと緊張していたのですが、本当に皆さん優しくて、ピースフルな現場で、とても楽しませていただきました。26年ぶりの大河ドラマだったのですが、最初から最後まで参加させていただけてすごく幸せでした。ありがとうございました。

ふじ役・飯島直子

飯島直子(C)NHK
流星くんが本当にすばらしい座長さんだったなと思います。スタッフの皆様、そしてキャストの皆様、長いことお疲れさまでした。じつは私も数か月前に一旦クランクアップしていまして、今回2度目のお花をいただきました。どうもすみません。私は初大河ドラマ、初時代劇でとても緊張していました。ただ、この日本が誇る大河ドラマというすばらしいドラマに出させていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

北尾重政役・橋本淳

橋本淳(C)NHK
絵師として参加して、ここ最近は弟子の代わりに謝る役ばかりでしたが、最終回近くなって久しぶりに絵を描くことができて良かったなと思っています。流星くん、本当にお疲れさまでした。大変なスケジュールの中、流星くんの“少しでもこの作品を良くしよう”という姿がとても印象的で、とても刺激をもらいました。本当に参加できて良かったです。本当に皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。

曲亭馬琴役・津田健次郎

津田健次郎(C)NHK
まさか50歳をこえて20代の役をするとは思っておらず、しかも、それを「老け顔」というセリフだけで乗り越えようとする大河ドラマはすごいなと本当に思いました(笑)。短い撮影期間ではありましたが、本当に充実したとても楽しい日々でした。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

十返舎一九役・井上芳雄

井上芳雄(C)NHK
僕が参加させていただいたのは最後の1ヶ月ぐらいでしたが、すごく穏やかに落ち着いて迎えていただきました。それまでの1年と5ヶ月ぐらいの間に皆さんが作り上げられた雰囲気の中に入れてもらったんだなと、とても感謝しています。僕と古川くんは明日もミュージカルで死神役をやるのですが、気持ちのうえではこのちょんまげのまま明日はやりたいなと思っております(笑)。本当にありがとうございました。

北尾政演役・古川雄大

古川雄大(C)NHK
初めて大河ドラマに出演させていただきましたが、それが「べらぼう」で本当に良かったと、心から思っています。山東京伝(政演)という人物を、こんなにも魅力的に描いていただき、支えてくださったスタッフ・キャストの皆さまには感謝しかありません。もともと僕自身はどちらかというと暗い性格なのですが、1年間政演として生きるうちに、私生活まで少しずつ明るくなっていきました。現場でも「なんだか明るくなったね」と声をかけていただくことが増え、そのまま円滑にコミュニケーションが取れるようになったのが、とてもうれしかったです。すべて「べらぼう」という作品がくれた経験と出会いのおかげです。本当にありがとうございました。

朋誠堂喜三二役・尾美としのり

尾美としのり(C)NHK
いやぁ、長かったですね。蔦重、お疲れさまでした!「まあさんを探せ」とか夢の中のオロチだとか、ちょっとたわけたことをさせていただいて、大変楽しかったです。皆さん、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。

鶴屋喜右衛門役・風間俊介

風間俊介(C)NHK
始まるときに「いずれ鶴屋は蔦重と仲良くなって一緒に歩んでいくぞ」って言われたのですが、中盤あたりでは「こんなに仲が悪いのに、そんな日はやってくるのだろうか」と思い、それでも進んできたら、最終的には蔦重とバディーのような関係になることができて、すごく幸せな日々でした。これだけ長い物語だからこそできた日々の積み重ねだなと思っています。本当に本当にすばらしい作品に参加させていただいて、心からうれしいです。ありがとうございました。

駿河屋市右衛門役・高橋克実

高橋克実(C)NHK
皆さん本当に本当にお疲れさまでした。無事にクランクアップできたのは、座長、流星くんの「役を生きる」という信念のおかげです。思い返せば、私、じつは最初、カツラの特殊メイクもやっていたのですが、これ必要あるのかということになって、六平さんと私だけラテックスなしです。そして皆さん、今日クランクアップで花をもらっていい笑顔ですけれども、また呼ばれますよ!皆さん「べらぼう2」でお会いしましょう。

最終回「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」 (12月14日放送予定)

店を再開した蔦重(横浜流星)は、写楽絵を出し続け、更にその後、新たに和学の分野に手を広げたり、本屋として精力的に動いていた。しかし、ある日、蔦重は脚気の病に倒れてしまう。てい(橋本愛)や歌麿(染谷将太)たちが心配する中、病をおして政演(古川雄大)や重政(橋本淳)、南畝(桐谷健太)、喜三二(尾美としのり)ら仲間とともに作品を作り、書を以って世を耕し続ける。そして蔦重は、ある夜、不思議な夢をみて…。
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