西畑大吾(C)田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS

なにわ男子・西畑大吾、金髪姿で連ドラ単独初主演 話題作「マトリと狂犬」品川ヒロシ監督で実写ドラマ化決定・共演は細田善彦&向井理

2025.12.10 07:00

話題のコミックス『マトリと狂犬 -路地裏の男達-』(秋田書店「ヤングチャンピオン」連載/原作:田島隆氏、漫画:マサシ氏)の実写ドラマ化が決定。なにわ男子西畑大吾が連続ドラマ単独初主演を務め、MBS/TBSドラマイズム枠にて1月20日から放送スタート(MBS:毎週火曜深夜0:59~/TBS:毎週火曜深夜1:28~)することが発表された。

  

話題のコミックス「マトリと狂犬」実写化決定

向井理、細田善彦、西畑大吾「マトリと狂犬」キービジュアル(C)田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS
『マトリと狂犬 -路地裏の男達-』は『カバチタレ!』『極悪がんぼ』など数々のヒット作を生み出した田島氏の原作で、漫画はマサシ氏が担当し、2021年より『ヤングチャンピオン』で連載がスタート。麻薬の怖さと裏社会のリアルを描いた話題作が、“禁断の地上波実写ドラマ化”される。

舞台は六本木のクラブで起きた薬物殺害事件。客がコカインの過剰摂取でウエイターを刺し、自らも死亡した。この客に薬を売ったのは、売れっ子子役から転落した人生を送り、「薬物の売人」をしていた梅沢恭之介(うめざわ・きょうのすけ)。この事件を追う麻薬取締官(通称・マトリ)の黒崎徹(くろさき ・とおる)は、薬物に対する異常なまでの執念を持っている。いつものように梅沢が仲間とアパートで麻薬のパケを作っていると、そこにマトリがガサ入れにやってきた。その場から間一髪で逃げた梅沢だったが、勘の鋭い黒崎に捕まり、逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫され、梅沢は黒崎の「S」になることに。そんな矢先、警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗(かつらぎ・あきと)に逮捕された梅沢は、葛城からも「警察のスパイになれ」と命令される。こうして梅沢は、“マトリと警察のダブルスパイ”という地獄の立場に追い込まれていく。土壇場で信じられるのは誰なのか。麻薬を巡る狂気と欲望は、さらに深く、そして禍々しく交錯していく。薬物汚染の闇を暴く、狂気のアクション・エンターテインメントがここに開幕する。

西畑大吾、連続ドラマ単独初主演 共演は細田善彦×向井理

元役者から薬物の売人へと転落した梅沢役は、男性アイドルグループ・なにわ男子のメンバーとして活動しながらも2014年、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でテレビドラマ初出演を果たし、その後も数々のドラマ・映画に出演、俳優としても活躍する西畑。西畑は本作が連続ドラマ単独初主演となり、本作の役作りのために金髪にヘアーチェンジした。

細田善彦(C)田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS
そして、梅沢をマトリのスパイとし、薬物に対して異常な執念を持つ麻薬取締官・黒崎役には、様々な作品に出演する実力派俳優・細田善彦が決定。そんな黒崎と敵対関係にある警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城役は、数々の話題作に出演し、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』『爆烈忠臣蔵〜桜吹雪 THUNDERSTRUCK』にも出演するなど多方面で活躍する俳優・向井理が務める。

向井理(C)田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS
監督はお笑い芸人として第一線で活躍する一方で、『ドロップ』『漫才ギャング』『サンブンノイチ』『OUT』など数々のヒット作を手掛けた品川ヒロシ、脚本は、品川自らも脚本として加わりながら、『Qrosの女』『うちの弁護士は手がかかる』『赤いナースコール』『じゃない方の彼女』『猫探偵の事件簿』などを手掛けた服部隆氏とのタッグで描かれる。(modelpress編集部)

品川ヒロシ(C)田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS

梅沢恭之介役/西畑大吾

【役柄】
薬物の売人。元役者で、15歳の時に出演したヤンキー映画がヒットし一時期売れるが、酒での暴力沙汰を起こし謹慎。仕事を失い、違法カジノで莫大な借金を作り、返済のために闇バイトを経て、麻薬の売人となる。格闘技経験はあるが実戦には弱い。ある薬物事件をきっかけにマトリの黒崎と警察の葛城のダブルスパイをすることに。

【コメント】
この度、ドラマ『マトリと狂犬』の主役である、梅沢恭之介役を演じさせていただきます、西畑大吾です。まずこのお話を聞いて、最初に思ったのが、「え!?ヤクの売人役ですって!?」でした(笑)。まさか自分にそんなアウトローな役のオファーが来ると思っていなかったのですごく驚きました。原作漫画を読ませていただき感じたのは、「え!?これ地上波でいける!?」でした(笑)。内容が攻めすぎているので(笑)。でも、そのアンダーグラウンドな世界観にどんどん引き込まれていきました。細田さん演じるマトリの黒崎と向井さん演じる警察の葛城との板挟みに遭う梅沢。凸凹バディであり、はたまたスパイであり。そんなドタバタ劇を品川監督が派手なアクションとユーモア溢れる笑いで包み込む、カオスな作品です!皆様の毎週火曜深夜をアンダーグラウンドでカオスな世界へと誘います。お楽しみに。

黒崎徹役/細田善彦

【役柄】
関東信越厚生局・麻薬取締部の麻薬取締官。薬物に対する異常なまでの執念を持っており、常識を超えた過激な捜査手法を取るため、「マトリの狂犬」と呼ばれている。

【コメント】
品川監督のもとで「狂犬」に挑戦できる喜びを噛み締めながら、どこまでも真っ直ぐな黒崎を、力強く演じました。撮影中、西畑さんや向井さんと対峙する時間が楽しくて、どんなドラマになるのだろうとワクワクしていました。薬物に翻弄された、登場人物たちの生き様、何度も見返したくなる中毒性の高いドラマに仕上がっています。『マトリと狂犬』ご期待ください。

葛城彰斗役/向井理

【役柄】
警視庁薬物銃器対策課・警部補。出世のためなら手段を選ばず、冷酷なことから「警察の狂犬」と言われる。マトリとはライバル関係にあり、梅沢にマトリと警察のダブルスパイをするよう提案する

【コメント】
タイトルからして穏やかではありませんが、内容は更に過激なモノになっております。タイトルにある「狂犬」の役になりますが、警察とは思えないほど素行の悪い人です。とは言え信念があり、犯人逮捕のためなら手段を選ばない熱血漢でもあります。それが行き過ぎて…。なかなか劇薬な作品ですので、覚悟を持ってご覧下さい!

品川ヒロシ監督コメント

原作を読んだ時にマトリと警察のライバル関係に振り回される主人公像が面白くて、その良さを保ちつつも映像作品として面白くなるように脚本家の服部隆さんと原作者である田島隆先生と打合せを重ね脚本を完成させました。振り回される主人公を演じる西畑くんの普段は見られないワイルドさと普段通りの可愛さ。細田くんの狂暴さ加減。向井くんの圧倒的な強者感。狂犬たちとの麻薬組織との熱い戦い。ぜひ見てください。

原作:田島隆氏コメント

このドラマを初めてみたとき、かっこええ!と広島弁で唸ってしまいました。いや、ホントに西畑くんが格好いいんです。アクションシーンなんてもう。こんな西畑くんが見れるとは。絶対に西畑くんファンは惚れ直すと思います。そして、細田さん、向井さんがまた名演技。なんでこのクオリティ?このドラマ深夜放送だよね?もったいないだろ!?一瞬でそんな言葉が頭の中で爆発してました(笑)。それにしても、個性豊かな役者陣をまとめた品川監督は大したものです。改めて感服です。原作と同じでありながら違った魅力溢れるこのドラマ。みなさんに自信を持ってお薦めします!

ストーリー

六本木のクラブで起きた薬物殺害事件。客がコカインの過剰摂取でウエイターを刺し、自らも死亡した。この客に薬を売ったのは、売れっ子子役からの転落人生で、「薬物の売人」をしていた梅沢恭之介(西畑大吾)だった。いつものように梅沢が、仲間とアパートで麻薬のパケを作っていると、そこに麻薬取締官(通称・マトリ)がガサ入れにやってくる。その場から間一髪で抜け出した梅沢だったが、この事件を追う薬物に対する異常なまでの執念を持った黒崎徹(細田善彦)に捕まり、逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫され、梅沢は黒崎の「S」になることに。そんな矢先、警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗(向井理)に逮捕されてしまった梅沢は、葛城からも「警察のスパイになれ」と命令される。こうして梅沢は、“マトリと警察のダブルスパイ”という地獄の立場に追い込まれていく。土壇場で信じられるのは誰なのか。麻薬を巡る狂気と欲望は、さらに深く、そして禍々しく交錯していく。薬物汚染の闇を暴く、狂気のアクション・エンターテイメントが開幕。
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