「シャドウワーク」メインビジュアル(C)佐野広実/講談社(C)2025 WOWOW

JO1川西拓実、WOWOW連ドラ初出演で刑事役に 多部未華子主演「シャドウワーク」オールキャスト解禁

2025.10.14 18:00

女優の多部未華子が主演を務める「連続ドラマW シャドウワーク」(WOWOW/午後10時~・全5話)の放送・配信が、11月23日よりスタート。このたび、メインビジュアルと特報映像の解禁にあわせ、オールキャストが公開された。

  

「シャドウワーク」JO1川西拓実・石田ひかりらオールキャスト解禁

(上段左より)上原実矩、トリンドル玲奈、須藤理彩(下段左より)森岡龍、竹財輝之助、街田しおん(C)佐野広実/講談社(C)2025 WOWOW
メインビジュアルの解禁とともに、川西拓実JO1)、トリンドル玲奈、上原実矩、須藤理彩、街田しおん、森岡龍、竹財輝之助、石田ひかりといったメインキャスト陣をはじめとするオールキャストが一挙解禁された。

川西拓実(C)佐野広実/講談社(C)2025 WOWOW
WOWOW連続ドラマ初出演にして本格ミステリードラマ初出演、さらに自身初となる社会人役に挑戦するのは、人気グローバルボーイズグループ・JO1のメンバー、川西。役どころは、桜井演じる薫の後輩刑事・荒木悠真(あらき・ゆうま)。強いこだわりをもって女性の不審死の真相を追う薫に若さゆえのガッツで食らいついていく相棒の荒木は、刑事としてはまだ半人前だが、純粋で思いやりのある人物。ある痛みを抱えて警察署内で孤立する薫に寄り添っていく。そうそうたる俳優陣の中、次世代を担う存在の川西が、まっすぐで等身大の魅力満載で作り上げる荒木というキャラクター。視聴者の目線に一番近い存在とも言える荒木が、警察組織内で逡巡しながらも奮闘する。

石田ひかり(C)佐野広実/講談社(C)2025 WOWOW
そして、1989年の俳優デビュー以来初のWOWOW連続ドラマへの出演となる石田が演じるのは、看護師として働きながら、寺島演じる昭江とシェアハウスを共同運営する路子(みちこ)。路子は勤め先の病院で、命からがら夫から逃げてきた紀子と出会い、シェアハウスへと導いた張本人。面倒見がよく住人たちからも慕われる存在の路子は、一般社会とシェアハウスの橋渡し的役割を果たす。路子は、共にシェアハウスを立ち上げた昭江と深い絆で結ばれているよう。そして2人が覚悟を持って取り組んでいる“秘密の行い”が、やがて紀子の前に立ちはだかることに。

紀子がたどり着くシェアハウスには、紀子と同じように傷を抱えながら生きるさまざまな年代の女性たちが集う。演じる面々には各年代のバラエティ豊かなキャスト陣がそろった。最新の主演ドラマで、顔も名前も変えて元夫に復讐するセンセーショナルな役柄が話題を呼ぶなど、近年演じる役柄の幅を広げるトリンドルが演じるのは、しっかり者で面倒見もいいが、どこかミステリアスな空気をまとった奈美(なみ)。シェアハウスの住人たちの中で年齢順では中間の位置にいながら入居歴は一番長い古株の奈美は、紀子が暮らしに慣れるようにとさまざまな助言を施す、しっかり者で面倒見のいい人物だ。

映画「君に届け」(2010年)で、多部演じる主人公の少女期を演じて俳優デビューし、2022年には主演映画「ミューズは溺れない」で、「TAMA NEW WAVE コンペティション」ベスト女優賞を受賞した若手注目俳優・上原が演じるのは、住人最年少の洋子(ようこ)役。思ったことをはっきりと話すサバサバした性格でこの家の元気印ながら、ふとした時に張り詰めた気配を醸す一面もある。

住人最年長ながら入居歴では“最若手”の住人である雅代(まさよ)を演じるのは、WOWOWドラマへの出演は2023年の連続ドラマW-30「ドラフトキング」以来となる須藤。年相応の落ち着きがあり、ムードメーカーのような雅代だが、夫からしつけのような暴力を受けていた経験から、どこか人の目を気にして空気を読んで行動するようなところがある。

そして女性たちの人生を良くも悪くも左右する存在として、実力派俳優陣の出演も決定。竹財が演じるのは、薫の夫・北川晋一(きたがわ・しんいち)。警察庁刑事局捜査第二課所属のエリート刑事の北川は、恥をかかされることを極度に嫌い、面子を気にするプライドの高い男。薫とも折り合いがつかず、現在は別居中のようだが…。街田が演じるのは、昭江の依頼で女性たちと夫との離婚調停を請け負う弁護士・西山千栄子(にしやま・ちえこ)役。シェアハウスに頻繁に出入りし、包み込むような優しさで女性たちの相談に乗る千栄子は、シェアハウスのある“ルール”も理解し協力する心強い味方だ。森岡が演じるのは、主人公・紀子の夫・清明(きよあき)役。会社で気に入らないことがある度に、気絶するまで紀子に暴力を振るうが、冷静さを取り戻すと紀子にすがって謝ることを繰り返す、典型的な DV夫。家を出た紀子の行方を探している。

「シャドウワーク」キャスト陣集結の特報映像解禁

さらに、キャスト陣が集結する特報映像も解禁。シェアハウスの家主・昭江と路子の意味深な言葉、そして紀子に降りかかる惨劇の瞬間。さらに、薫を主とする刑事パートでは、荒木役・川西の刑事姿も初公開された。

多部未華子主演「連続ドラマW シャドウワーク」

原作は、「誰かがこの町で」が連続ドラマWにて映像化された江戸川乱歩賞作家・佐野広実による同名小説。夫からのドメスティック・バイオレンスの被害に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描くミステリーだ。「江ノ島のとある家で人生を取り戻していく女性たち」と「館山で発見された女性の不審死を捜査する刑事」という、一見すると交錯することのない2つの視点で展開されていく。夫からの壮絶なDVの末、DV被害者の女性たちが集う江ノ島のシェアハウスにたどり着く主人公・紀子(のりこ)役を、WOWOW連続ドラマ初主演の多部が演じる。(modelpress編集部)

荒木悠真役/川西拓実(JO1)コメント

初めまして。薫の部下、荒木役を演じさせていただいた川西拓実です。今回は警察官役で今までに演じたことのない役柄だったので、楽しみな気持ちと不安な気持ちがありましたが、皆さんに助けていただきながら演じることが出来たと思います。もともとDVという言葉を知ってはいましたが、あまり深くまでは知らず、今回の撮影をきっかけにDVについてたくさん調べる良い機会になりました。観てくださる皆さんにもDVとはどんなものなのかを改めて理解して欲しいです。DVがなくなることが1番ですが、実際に起きてしまったり、見てしまったらどうすればいいかなど、考えるきっかけになればいいなと思います。すごくタメになることや、勉強になることがたくさんあるので、家族皆さんでこの作品を見ていただけたらと思います。音楽も同じですが、いろんな情報が溢れすぎている今の時代には、必ず見なければいけないものがあります。そんなドラマだと思います。

路子役/石田ひかりコメント

台本5話分を一気に読み、このオファーをとても嬉しく思い、絶対に参加したいと思いました。キャスティングがとにかく「絶妙」で、多部さんと久しぶりに再会できたこともとてもうれしかったです。昭江役の寺島さんとは、同い年ですがお会いするのは初めてになります。ご出演作はほとんど観ていて、特別な思いで背中を見つめて来た方なので、今回の共演には本当に心が震えています。こっそりいろいろ観察しています!路子はシェアハウスの住人たちの“秘密の行い”についての段取り、実行まですべてに関わる唯一の存在。揺るぎない一つの思いを持ちながらも、究極の葛藤を抱えているのだと思いますが、弱い立場で苦しむ人たちのために強い使命感に突き動かされ、この生活を続けているのだと思います。社会的なメッセージが込められ、目を背けてはいけない残酷な部分もしっかりと描いた、WOWOWらしい面白いドラマになると思います。女性たちが非常に重い十字架を共有しながら、それでも生きていく姿を、ぜひ見届けてください。

奈美役/トリンドル玲奈コメント

これまで自分があまり携わったことのない雰囲気の作品に参加させていただき、とてもうれしく思っています。心の奥底に抱えている感情を常に表に出す訳ではないからこそ、奈美の過去に関する肉付けが必要だなと感じ、日々大切にしながら挑ませていただきました。撮影したシーンは穏やかなものが多かったのですが、それは、それぞれが抱える想いを共有していたからこそ生まれた仲のよさや絆によるものだったのかなと感じています。大好きな俳優の皆さんや素敵なスタッフさんとご一緒でき、また自分にとって新しい挑戦でありながらも心からやりたいと思える作品に携われたことが、本当に幸せでした。難しいテーマではありますが、多くの方に楽しんでいただけたらうれしいです。

洋子役/上原実矩コメント

ある日、ひと足先に支度を終え控室のちゃぶ台で夕食を取っていると、時間差で支度や撮影を終えた先輩方がひとり、またひとりと、最後にはその日いた全員で一つのちゃぶ台を囲みお弁当を食べていました。ドラマに出てくる女性たちはどれだけ蓋をしても消えることなく痛む古傷を抱えていますが、きっと彼女たちも私たちと変わらないささやかな日常を日々大切に生きているのだろうと思いを巡らせています。ユーモアと知性の溢れる、最高にキュートでクールな先輩方とのかけがえのない時間を日々噛みしめています。そして主演の多部さんとは15年の時を経て、ようやく再会できました。当時まだ小学生だった私に快くサインをくださったあの日から、変わらず一線でご活躍されている多部さんの背中を間近で感じながらの撮影は何ものにも代えがたい想いです。放送をお楽しみに!

雅代役/須藤理彩コメント

最初に台本を読んだ時、雅代は“無味無臭”という印象で、あまり特徴的な人柄が見えて来ませんでした。でもそれは彼女が「普通でいよう」という思いから常に周りを気にして、自分を一切出さずに生きてきたからなのだろうと思えたんです。瞬時に空気を読んで、自分の意見を変えられるような部分が見えれば、雅代の持っている人柄のようなものが出るのではないかと思いながら演じています。一見幸せそうに暮らす女性たちですが、さまざまなことが明らかになるにつれ、幸せになりたいからこの選択をしたのではなく、生きたいからこの選択しかできなかったということが分かってくると思います。たとえ地獄が待っていたとしても、それを引き換えにしてもかまわないくらい、夫との生活が苦しかったのだと思うと、彼女たちの選択をすごく切なく思います。視聴者の方には、ただ“かわいそうな人たち”で終わらせずに、自分の人生をつかみに行く女性たちの強さのようなものを、感じていただけたらうれしいです。

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