大河「べらぼう」花の井(小芝風花)めぐる伏線回収「ようやく理由が判明」「見事なロングパス」反響集まる
2025.10.06 10:45
俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第38話「地本問屋仲間事之始」が、10月4日に放送された。入銀本「一目千本」に花の井(小芝風花)が描かれていなかった理由が明らかになった。<※ネタバレあり>
横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。蔦重の幼なじみで、吉原の“伝説の遊女”・花の井(五代目瀬川)役を小芝風花が演じた。「べらぼう」蔦重(横浜流星)、平蔵(中村隼人)に根回し
定信(井上祐貴)は倹約の改革の手を緩めず、よからぬ考えを刷り込み風紀を乱す元凶である黄表紙や浮世絵の出版を禁じる「出版統制」を行い、初めて戯作や浮世絵に規制をかけた。蔦重が出版した黄表紙が取り締まりのきっかけとなり、大きな危機に直面した蔦重は、江戸の地本に関わる人物を集め、地本問屋が山のような草稿を抱えて指図を受けに行くことで、音を上げさせて触れを変えさせるという対抗策を提案。仲間たちからの協力を得て、実行に移した。さらに蔦重は、定信から「人足寄場」を作るよう命じられた平蔵(中村隼人)へ根回しするべく吉原で接待。そこで、かつて平蔵が花の井のために入銀した50両を返金し、その50両が女郎の絵姿を花に見立てて描いた「一目千本」のためではなく、貧しい者たちへの米代に使われたことを明かした。
平蔵は「え?えっ?」と驚きつつ、すぐに「だから(「一目千本」に)花の井の花の絵はなかったのか!」と納得する。蔦重は花の井について「情の厚い花魁でしたから。河岸を捨てておけなかったんでしょう」と語り「どうかお許しを」と謝罪。平蔵は「さすが、俺の金蔵を空にした女だぜ」と笑い、吉原と女郎たちを救ってほしいという蔦重の頼みを聞いた。
「べらぼう」花の井(小芝風花)めぐる伏線回収に反響
花の井に惚れ込んで吉原で散財し、視聴者から“カモ平”として親しまれていた平蔵。蔦重が「一目千本」を作った第3話(1月19日放送)では花の井に一世一代の頼みがあると呼び出され「本の表紙を飾りたい」という彼女にほだされて50両をつぎ込み、ついには金欠で吉原に通えなくなった。ラストでは、平蔵にいつか金を返さないとなと話す蔦重に、花の井が「本当のことを知ったら案外返すなって言うかもよ。50両で吉原を救った男なんて粋の極みじゃないかい」と話す姿が描かれていた。「一目千本」に花の井の絵が描かれていなかった理由が明らかになり、SNS上では「ようやく理由が判明」「あのとき巻き上げた50両がまさか今回に繋がるなんて」「見事なロングパス」「第3話の伏線回収が熱すぎる」「花の井が蔦重たちの未来を繋いだ」「すごい粋な脚本」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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