芳根京子主演「波うららかに、めおと日和」

原作は、漫画アプリ「コミックDAYS」にて連載中の西香はち氏による同名コミック（講談社刊）。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメである。主人公・江端なつ美を芳根が、なつ美の夫で帝国海軍に勤める瀧昌を本田が演じる。

「めおと日和」本田響矢、キュンとしたシーン明かす

この日は監督の平野眞氏、プロデューサーの宋ハナ氏、原作の担当編集である福島千尋氏が登壇。さらにサプライズで瀧昌役の本田が登場し、会場からは割れんばかりの歓声が送られた。

イベントではSNSで募集した質問に4人が回答する場面が。キュンとしたシーンを問われた本田は「8話の『その“うん”、ほかの女性には言わないで』って言ったあのシーンはキュンとしました」と回答。「あれは瀧昌としてもそうですし、本田響矢としても、あのセリフはすごく（キュンとしました）。きっと観てくださる方にもキュンキュンしてもらえるな、これは。ってすごく思いました」と振り返った。

さらに「瀧昌が瀬田くん（なつ美の幼馴染／小宮璃央）に嫉妬したときにも言ってるじゃないですか。『あまり他の男と仲良くしないで』って。そういう、ちょっと嫉妬心みたいなものが瀧昌さんからもあるし、なつ美さんからもあるし、そういうのを怒るとかじゃなくて、お願いして言い合ってる2人。この夫婦っていうのは、なんて愛くるしいんだろうっていう気持ちにもなりました」と説明。すると、平野監督から「1回失敗してましたよね。言われた後に全然セリフ出なかったじゃないですか」と暴露され、本田は「そうでしたっけ！？」と覚えていない様子だったが、観客からは笑いが上がっていた。

「めおと日和」本田響矢・スタッフらが爆笑したシーンとは

また、「爆笑したシーンは？」との質問には、第1話の坂井（戸塚純貴）の「おはぎのシーン」との回答が。会場では「おはぎおはぎ～♪」と坂井が歌うシーンが放映され、「1分ぐらいまだ続くよね。ずっと歌ってもらって、で、耐えるっていうのを僕は楽しんで見てました」と平野監督が説明した。

本田は「ちょっと音が変わったり、曲のテンポが実はこのテンポ以外にもあったりして、何が来るのか怖かったです」と吐露。「瀧昌としては笑いたくないけど、すごい爆笑してしまうぐらい笑ってしまうシーンだったので、そういった面では難しいシーン」とも話した。

戸塚について平野監督は「この人も面白い人で、すぐ調子に乗っちゃうんですよ」とし、「実は第8話で甲板のシーンで女装してるじゃないですか。あの時にも、せっかく久しぶりに出てきたので、おはぎの歌、歌おうぜって言って、実際に歌ってもらったんですよ」と告白。しかし、放送ではカットしたといい「クレームが来ました」と明かしていた。（modelpress編集部）