窪塚愛流、NHKドラマ初主演も「テレビに触れてこず育ってきた」作品タイトルに喜び【あおぞらビール】
2025.06.04 16:38
俳優の窪塚愛流が6月4日、都内で行われたNHK夜ドラ「あおぞらビール」(6月16日スタート/毎週月~木曜夜10時45分~11時)完成試写会に、藤岡真威人、豊嶋花、南出凌嘉、佐藤江梨子、制作統括の黒沢淳氏、演出の一色隆司氏とともに出席。NHKドラマ初主演となる本作への思いを明かした。
窪塚愛流、NHKドラマ主演への思い告白
本作は、夜のリラックスタイムをほのぼのしながら、川や山でとれた自然の恵みやご当地グルメを、青空の下で冷えたビールと一緒に楽しむアウトドア・ドラマ。青春野遊びエッセイ集と銘打つ森沢明夫氏の「あおぞらビール」と、続編として出版された「ゆうぞらビール」からユニークな登場人物やエピソードを引用しつつ、キャンプや郷土料理、そこに脚本家・森ハヤシによるオリジナルキャラクターなども交えながら、ゆるく、元気いっぱいの物語を届ける。作中に繰り返し登場するビールについて、窪塚は「いいですか、言っちゃって」と前置きし、「ビール大好きなんですよ!本当に好きで。僕は、ビールで始まってビールで終わるので。飲み始めてからずっとビール」と告白。「ビールで始まってビールで終わる」という発言に対して、豊嶋が「人生の話かと思った(笑)」と笑うと、窪塚は「人生もビールで始まってビールで終わりたいです」とビール好きをアピールした。さらに窪塚は「題名が『あおぞらビール』って聞いた時は本当に嬉しかったです」とにっこり。「ビール飲んじゃいました(笑)」と嬉しそうに打ち明けた。
また、NHK夜ドラでの主演という立場に関して窪塚は「いただいた質問にちゃんと答えられるか分からないんですけど、そもそもあんまりテレビで見たことがなくて。もともと家柄から、テレビを観ないというのがあったので、そもそもテレビに触れてこず育ってきた」と吐露。続けて「もちろん(NHKという)存在自体は知っていたので。今回お話をいただいた時は、最初はちょっとびびりというか。もちろんやらせていただきたい気持ちはあったものの、初めて顔合わせをした時に、自分がちょっと自分じゃなかったんです。取り繕っていて、地に足ついてないというか」と振り返った。
その上で、「『大役を任せていただいた』とか、『夜ドラ主演だから』とかじゃなく、僕は僕なりに、僕にしかできないものがあるから、それをそのまんま森川を通して演じようと思った」とコメント。最後に「そのたった1つの気持ちを持って、『NHKさん!』『夜ドラ!』『主演!』とかじゃなく、『森川行男役を演じます!』という気持ちで毎日います」と作品に向かう姿勢を示していた。
藤岡真威人、印象的な“飛び込みシーン”明かす
自然の中での撮影について、藤岡は「1番印象的だったのは、飛び込みシーン」と回顧。「撮ったのが5月中でまだ寒くて。その日の天気が曇りで気温も低くて」と明かし、「ドボンって入った瞬間にめっちゃくちゃ冷たくて。『大丈夫だろうな』と思っていたんですけど、想像を超える冷たさだった」と振り返った。当時の藤岡について、佐藤は「その後に皆さんが毛布持ってきたらしいんですよ。そしたら『いりません!』って言って、急に筋トレしだしたらしいんですよ。役に入りすぎていて皆さん驚愕だったと聞きました」と報告。藤岡は「上がった後にまた水の中に入るというのを10回以上繰り返したんですよ。何回も入ると、1回毛布とかお湯とかで温まりすぎちゃうと、次に水の中に入るのがすっごく辛いんです」と打ち明け、「最終的に僕が気づいたのが、外から温めても意味ないから、内からエネルギーを起こして温めないと太刀打ちできないと思って、水から上がった瞬間に鬼みたいに筋トレして内から温めるということに気づいて。たぶんそれをはたから見たらやばいやつだった(笑)」と経緯を説明していた。(modelpress編集部)
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