笠松将「最難関キャラクター」演じた苦労告白 撮影中の食事会秘話「ウーロン茶を飲み干しました」【「ガンニバル」シーズン2】
2025.04.11 20:30
俳優の笠松将が11日、都内で開催された『ガンニバル』シーズン2(ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」の「スター」にて配信中)後藤家一族集結試写会に出席。苦労した演技や撮影中のエピソードを明かした。
笠松将&恒松祐里「ガンニバル」配信後の反響は?
本作は、閉ざされた村がひた隠しにしてきた驚愕の真実を描くヴィレッジ・サイコスリラー大作の完結編。この日は、供花村を支配する後藤家の当主・後藤恵介を演じた笠松のほか、先代の当主として後藤家を今の地位に押し上げた後藤銀の若き頃を演じた恒松祐里、恵介の弟で優しい性格で兄を慕う洋介を演じた杉田雷鱗、恵介の幼馴染で後藤家ムードメーカー・龍二を演じた中村祐太郎、短気な男である真を演じた米本学仁も登壇。さらに原作のファンであり、シーズン1と2にも絶賛の声を寄せており、宣伝隊長として供花村観光大使への就任が先日発表された山内健司(かまいたち)が司会を務めた。恒松は「撮影中は一緒になれなかった皆さんたちと、こうやって舞台挨拶で一緒に立てて嬉しいです」と、後藤家の集合に笑顔。後藤家の現当主として一族の繁栄を大事にしつつも村の因習に疑問を抱く後藤恵介を演じた笠松は、シーズン2配信後の反響を問われると「正直、僕に連絡があったりはそんなになくて。人望の薄さを痛感しているんです」と自虐した。
恒松は、反響を問われると「インスタとかXで、いろんな方から反響をいただいて。木から飛び降りて、村人を鎌でやるシーンがかっこよかったとか、いろいろ言っていただけました。『妖艶』という言葉は恒松さんのためにあるとか書いてあったり(笑)。すごいことをみんな書いているんですよ!銀に翻弄されちゃって。皆さん。ありがたいなと思います」と嬉しそうに報告した。
笠松将、自身の役は「最難関キャラクター」
自身の芝居について、笠松は「最難関キャラクターだと思うんですよ。恵介っていう役は。自分が思っていることと、表に表せない、表さなきゃいけないこと、さらに自分が予期していない事故、アクシデント、トラブルっていうものが渦巻いて、選ばなきゃいけない箱がいっぱいあって。それはすごく難しかったですけど、片山組、このチームだからこそ信頼してやれたし、それを見てくださるファンの皆さんが、しっかり受け取ってくれるIQの高い人たちで、本当に良かったなと。感謝しております。難しかったですね」と振り返った。恒松は「(会場の)皆さんは5・6話を見てくださったということなので、見ての通り大変でした(笑)。原作でしか描かれていない銀のお母さんのところだったり、銀がどうやってここまで来たのかみたいなものは、原作の方により深く描かれているので。そこも見ていただけると、より銀という人の理解度が深まるのかなとも思いますし…本当に壮絶な役で大変でした」と回想。セクシーな役どころであることについては「他の作品でも、色々出させていただいているので、そこは大丈夫なんですけれども(笑)。それよりも心情面の方が、すごく大変な役だなって思いましたね。どうして銀がああなってしまったのかっていうのは、村の呪いのせいなので、銀だけのせいじゃないっていうところは、皆さんに思っていただきたいところです」と話していた。
笠松将が明かす撮影裏話
その後、撮影中のエピソードとして、笠松は「どこまでが後藤家なのか分からないくらい、後藤家っているので。そういう人たちと、みんなで焼肉に行くとか。ウーロン茶を飲み干しましたよね?俺たち」「肉もない、ウーロン茶もない、炭酸水もなくて。お米もなくて。食い尽くすみたいな」という驚きのエピソードを披露して、恒松は驚きの表情。笠松は「次の日は撮影があるので、みんなソフドリで。そのぐらいみんなで一緒にいましたね」と懐かしんでいた。その後、物語にちなんで「狂気の一線を越えられるもの」があるか問われた笠松は「平穏な生活を守るため」と返答。恒松は「ピンク」だと言い「超えたつもりはないんですけど、ピンク色が大好きで。全身ピンクとかで現場に行ったりするんですね。皆さんから、狂気の一線を越えている人の(に対する)目をされます。『やばい人が来た』みたいな。現場のスタッフさんとか。たぶん超えているんだと思います」と明かしていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】