乃木坂46小川彩、地上波ドラマ初出演 芳根京子主演「波うららかに、めおと日和」家族役キャスト5人解禁
2025.04.10 06:00
女優の芳根京子が主演を務め、俳優の本田響矢が出演するフジテレビ系木曜劇場「波うららかに、めおと日和」(4月24日スタート/毎週木曜よる10時~ ※初回は15分拡大)より、芳根演じるなつ美の家族役キャスト5人が解禁された。
高橋努・紺野まひる、芳根京子の両親役に
なつ美の父・篤三(とくぞう)を演じるのは、高橋努。物流系の会社で社長を務め、仕事人間で合理主義者。学問は一生の財産であると考え、四姉妹全員を女学校へ入れる。表にはなかなか見せないが、とても家族思いで、江端家に嫁入りしたなつ美の事を内心、心配している。高橋は、ドラマ・映画・舞台など、さまざまな役柄を巧みに演じ分けてきた、言わずと知れた名バイプレーヤー。芳根とは「それってパクリじゃないですか?」(2023年/日本テレビ系)以来、約2年ぶりの共演となる。なお、木曜劇場の出演は2018年4月期に放送された「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」以来、約7年ぶり。本作のオファーを受けて高橋は「芳根京子さんとは以前にも共演したことがあり、“京子ちゃんの父親かい!”という驚きと喜び、そして不安を感じました。遺伝子的に私からこんな美人四姉妹が…と思いましたが、母親が紺野まひるさんで安心しました」と吐露し、「少しでも作品のスパイスになれるよう関谷篤三、張り切って頑張ります」と意気込んでいる。
なつ美の母・さつきを演じるのは、紺野まひる。優しくておっとりとした性格の持ち主で家族間のクッション的存在。なつ美以上の天然なので、長女のはる江や次女のあき奈が時折カバーしてきたが、さつき本人は気付いていない。紺野は、1996年に宝塚歌劇団に入団後、雪組のトップ娘役として活躍。退団後は数々のドラマ・映画・舞台に出演する名優。主演の芳根とは本作で初共演となるが、紺野が放つ柔らかな存在感と個性あふれるキャラクターたちを優しく包み込む包容力に期待が膨らむ。
紺野は本作のオファーを受けて「芳根京子さんのお母さん役がうれしかったです」と喜びをあらわにし、「私が演じるさつきはなつ美と似ていて、おっちょこちょいな部分があります。このお母さんあってこそ、四姉妹の性格が出来上がったのだと思います。食事や家族で相談する場面など、私は“大家族”に小さい頃から憧れがあったので、とにかくうれしくて楽しいです」と言葉を寄せた。
小川彩、地上波ドラマ初出演決定
なつ美の姉で関谷家の長女・はる江役には、森カンナ。頭が良く、女学校卒業後は父の会社を手伝い、事務や経理全般を任せられていた。父の薦めで結婚し婿を取り、現在は双子の娘を育てる2児の母でもある。また、しっかり者で面倒見がよい。森は、数々の映画・ドラマに出演する実力派俳優。森が木曜劇場に出演するのは、2019年1月期に放送された「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」以来、約6年ぶりとなる。森と芳根は、2025年1月期に放送された「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)に続き、2クール連続での共演。芳根との再共演について、森は「(オファーをいただいたのが)ちょうど前の作品で芳根さんと共演している真っただ中だったので、また一緒にお芝居ができる!と、とてもうれしかったです」と胸を弾ませ、自身の役については、「はる江はとても真面目でしっかり者。少し厳しいながらも、大切な妹たちを見守ります。また、はる江はたくさんのヴィンテージのお着物を着させていただいています。キャラクターによって柄や色が全く異なるのでそこにも注目して見ていただければと思います」と見どころも語った。
なつ美の姉で関谷家の次女・あき奈を演じるのは、咲妃みゆ。女学校を卒業後、当時の流行の発信地ともいえる百貨店の店員をしていた。結婚を機に仕事を辞めてしまうが、今でもオシャレ好きで、妹たちを着飾るのが好きという役どころ。咲妃は、2010年に宝塚歌劇団に入団後、数々の作品でヒロインを務め人気を博した。退団後は、ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍している。なお、咲妃はフジテレビ制作のドラマ初出演となる。
咲妃は主演の芳根をはじめ、(宝塚歌劇団の)先輩でもあり、母親役の紺野とも初共演。共演者について「初めての方々ばかりでドキドキしています。芳根さんは以前からさまざまな作品で拝見していて、優しい華やぎを感じるステキな俳優さんだなと思っていました。姉役を務めさせていただけることを幸せに思っています」と期待を膨らませ、「母親役の紺野さんは同郷(宝塚歌劇団)の偉大な先輩でいらっしゃり、お人柄の素晴らしさをずっと以前から伺っていました。いつかご縁があることを願っていましたが、まさか親子役で共演させていただけるとは…とても光栄に思います」と心境を明かした。
なつ美の妹で関谷家の末っ子・ふゆ子を演じるのは、小川彩(乃木坂46)。女学校に通う学生で、天真らんまん。思ったことをすぐ口に出してしまう時もあるが、明るい性格で友だちも多い。友だちからは頼れる存在だが、家では甘えん坊な面も。なつ美の幼なじみ・瀬田準太郎(小宮璃央)のことをいつも頼りにしている。小川は、乃木坂46に所属し、5期生の最年少メンバー。本作で初めて地上波のドラマに出演し、森、芳根、咲妃の四姉妹の末っ子として、フレッシュな演技で新境地を切り開く。
小川は本作のオファーについて「初めてグループを飛び出して憧れの地上波ドラマに挑戦させていただけると聞いて、夢のようでとてもうれしかったです」と心を躍らせ、「ふゆ子らしく甘えつつ、この期間は本当の家族のようにたくさんお話して仲良くなりたいです。私はお姉ちゃんがいないので、この撮影期間は姉妹で過ごせる時間を大切にしたいなと思います」と思いを明かした。
「波うららかに、めおと日和」銭湯・喫茶店とタイアップ決定
本作は昭和を舞台に描いた物語ということで、昭和の時代から長く愛され、本作とも親和性が高い「銭湯」と「喫茶店」とのタイアップを期間限定で実施することが決定。「銭湯」のコラボは、昭和20年創業の東京都江東区にある「深川温泉 常盤湯」にて、4月9日~5月6日まで開催される(毎週木曜は定休日)。歴史ある銭湯「深川温泉 常盤湯」は、2023年に風情のある宮造りを生かしたまま、内装をモダンにリニューアル。種類豊富なお風呂に加え、サウナも人気を集めているホットスポットである。そんなホッと温まる銭湯「深川温泉 常盤湯」とのコラボを記念し、タイアップ期間中(土曜・日曜)に本作オリジナルの湯「めおと日和の湯」(桜の香り)を実施することも決定している。また期間中の来場者にはフライヤーや番組オリジナルうちわなどが配布(無くなり次第終了。うちわは4月18日より配布予定)される。
そして「喫茶店」のコラボは、4月11日~5月6日まで「但馬屋珈琲店」(新宿本店、コピス吉祥寺店、池袋東武店)で開催されることが決定。「但馬屋珈琲店」は、昭和20年に新宿で創業。その後、昭和39年に新宿西口「思い出横丁」にて開業した純喫茶。昭和62年のリニューアルを経て、長年にわたりその歴史と伝統を育んできた。そんなレトロな雰囲気が魅力的な「但馬屋珈琲店」とのコラボを記念し、タイアップ期間中、本作のコラボメニュー「波うらクリームソーダ」も展開される。
芳根京子主演「波うららかに、めおと日和」
原作は、漫画アプリ「コミックDAYS」にて、2022年10月から現在も連載中の西香はち氏による同名コミック。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメである。主人公の江端なつ美(芳根)は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田)と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。携帯もない時代…戦前日本で暮らす恋愛に不慣れな男女2人の結婚から始まる恋―初々しくもじれったい夫婦生活の中で何気ない日常から幸せや愛おしさを感じ、少しずつ距離を縮めていく。(modelpress編集部)
高橋努コメント
― 本作のオファーを受けて「まずは見たことない程のピュアさに感銘し、時代背景の切り取り方が面白く勉強になりました。また、7年ぶりの木曜劇場、とても光栄に思いましたし、スタッフの皆様との再会が有り難く楽しみです」
― ご自身の役や共演者について
「この時代ということと、四姉妹の父親像とは?と常々考えております。娘を嫁がせる度に実はとてつもなく寂しかったのではないかと思っています。また、衣装合わせの時、衣装さんにカッコイイ服を選んでいただいたおかげで“あ、なかなか似合うじゃん!”って思いましたが、必死にしかめっ面をして隠しました。そして、芳根京子さんとは以前にも共演したことがあり、“京子ちゃんの父親かい!”という驚きと喜び、そして不安を感じました。遺伝子的に私からこんな美人四姉妹が…と思いましたが、母親が紺野まひるさんで安心しました」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「見ていると心が洗われると言いますか、どこかに置いてきてしまった感情を呼び戻せるような作品になればいいなと思っています。少しでも作品のスパイスになれるよう関谷篤三、張り切って頑張ります」
紺野まひるコメント
― 本作のオファーを受けて「芳根京子さんのお母さん役がうれしかったです。そして台本を拝見し、なつ美と瀧昌のやりとりが、現代の時間の進み方とは全く違い、ゆっくりと丁寧でした。改めて自分自身の時間の使い方や過ごし方を考えました」
― ご自身の役や共演者について
「私が演じるさつきはなつ美と似ていて、おっちょこちょいな部分があります。このお母さんあってこそ、四姉妹の性格が出来上がったのだと思います。また、三種の神器…携帯(電話)もない時代。今と比べると不便ではあったでしょうが、とても幸せな時間が流れている時代だったのではと感じました。実際に撮影に入ってみて、家族そろって食事をするシーンや着物での生活は、動きが自然と丁寧になりました。そして、芳根京子さんとは初共演でワクワクしました。食事や家族で相談する場面など、私は“大家族”に小さい頃から憧れがあったので、とにかくうれしくて楽しいです」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「ぜひ携帯を別の部屋に置いて、毎週楽しんで見ていただきたいです。携帯で見られる方は、携帯に触れる時間を控えめにして画面に集中してください(笑)。私は、母・さつきとして、なつ美と瀧昌の今後を温かく見守り続け、そして視聴者の皆さんと一緒に2人を応援していきたいです。よろしくお願いします」
森カンナ コメント
― 本作のオファーを受けて「(オファーをいただいたのが)ちょうど前の作品で芳根さんと共演している真っただ中だったので、また一緒にお芝居ができる!と、とてもうれしかったです。また、監督の平野さんとは10年ぶり!うれしいです!(台本を読んで)昭和11年のこんなにもピュアな2人の恋愛を令和7年の現代にドラマで描くとは!むしろとても新しい作品ができるのではないか、と思いました。現代の人がこのドラマを見て、どう受け取り、何を感じるのか、とても楽しみです」
― ご自身の役や共演者について
「はる江はとても真面目でしっかり者。少し厳しいながらも、大切な妹たちを見守ります。双子の母なのですが、双子の2人もとてもかわいいので注目です!また、はる江はたくさんのヴィンテージのお着物を着させていただいています。キャラクターによって柄や色が全く異なるのでそこにも注目して見ていただければと思います。そして、芳根さんとは撮影に入る前は私の中ではまだ前作共演した時の印象のままだったのですが、現場に入ったら昭和を生きるなつ美がいて、さすがだなと思いました。平野監督の演出もとても面白いので、楽しみがたくさんです」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「たった数十年前の話なのに、顔も知らない、どういう人間なのかも分からない人と結婚する時代があったなんて今では考えられないですが、今のこの時代を生きる私たちは、何を得て、何を失ったのか。そんな事を考えながら見てみるのもまたひとつ面白いかも知れません。お楽しみに!」
咲妃みゆコメント
― 本作のオファーを受けて「今回初めてフジテレビさん制作のドラマに出演させていただけることになり大変有り難く思っております。特に“木曜劇場”は長年多くの方に愛され続けてきた枠でもありますので、携わらせていただけると知った時はとてもうれしかったです。新たな挑戦に感謝しながらたくさん学ばせていただきたいと思います。そして、心温まるストーリー展開に夢中になっているうちに、気付けば原作を読み終えていました。作中で描かれている夫婦や家族の絆、日常生活に起こる小さな幸せや苦悩は、今を生きる我々の心にも響く部分が多いと感じます。日本の歴史的な背景を知る上でも、読み応え・見応えがあるなと思いました」
― ご自身の役や共演者について
「あき奈は明るい性格の持ち主で、家族や姉妹たちとの絆を大切にする人物という印象があります。芯がありながらも、時には柔軟に物事に向き合うことのできるステキな女性なのかなと。心を込めて大切に演じさせていただきます。また、着用させていただくお衣装も多様で、身にまとう度に気持ちが高まりました。和装と普及し始めた洋装の共存が特徴的で、社会の大きな変化をファッションが象徴しているのではないでしょうか。そして共演者の方は、初めての方々ばかりでドキドキしています。芳根さんは以前からさまざまな作品で拝見していて、優しい華やぎを感じるステキな俳優さんだなと思っていました。姉役を務めさせていただけることを幸せに思っています。実際私にも愛する妹がいるものですから“姉妹”という関係性には思い入れが深いです。芳根さん、森さん、小川さんとご一緒できる撮影が特に楽しみです。母親役の紺野さんは同郷(宝塚歌劇団)の偉大な先輩でいらっしゃり、お人柄の素晴らしさをずっと以前から伺っていました。いつかご縁があることを願っていましたが、まさか親子役で共演させていただけるとは…とても光栄に思います」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「昭和11年は、日本の政治や外交において歴史的に見ても大きな変化があった年で、決して明るい出来事ばかりではありませんでした。しかし今作で描かれているのは、そんな時代であっても前向きに逞しく生きる初々しい夫婦やその家族、仲間の物語。ご視聴くださる皆さまのお心がじんわりと温まる、そんなひとときをお届けできたら幸いです」
小川彩コメント
― 本作のオファーを受けて「初めてグループを飛び出して憧れの地上波ドラマに挑戦させていただけると聞いて、夢のようでとてもうれしかったです。ドラマを見ることが大好きだからこそ、日ごとに不安な気持ちも大きくなりましたが、平野監督からお話を聞いて緊張がほぐれ、安心して作品に取り組むことができました。また、台本を拝見し、なつ美と瀧昌がお互いになかなか思っていることを素直に言えないけど、互いを想い合って心を通わせていく姿がとてもステキで、健気ななつ美がすごくかわいくて、この夫婦がこれからずっと幸せでいてほしいと読んでいて率直に思いましたし、その世界の中にいるふゆ子もそう思っているんじゃないかなと思いました。出演のお話をいただいてすぐ原作(漫画)を読んで、台本の中でも漫画と同じセリフがそのまま使われているところも多かったのでイメージが湧きやすかったです。原作ファンの方々が映像でご覧になられても親しみやすい作品になるんじゃないかなと感じました。私はふゆ子の天真らんまんな性格がうらやましいなと思うところがたくさんあって、そんな役柄を演じていけることは楽しみです。ふゆ子を通してこのドラマに明るい彩りを添えられるように、そしてステキなドラマになるように精いっぱい頑張ります!」
― ご自身の役や共演者について
「私は乃木坂46の中で年少メンバーなので子ども扱いをされることが多いのですが、子ども扱いをされたくないというところはふゆ子との共通点です!ですが、ふゆ子はとてもかわいくて元気な女の子で、家族にたくさんかわいがってもらって愛されてきたんだろうなというのが伝わってきます。また撮影現場で、セーラー服の衣装を着て髪型をふゆ子にしていただいたら、このドラマに出演させていただくという実感が湧いて緊張しました。今はブレザーの制服が多いですが、私の中学校の制服はネクタイのセーラー服だったので、少し親近感も湧きました。いつもドラマや映画で見ていた俳優さんばかりで緊張していますが、お姉ちゃんが3人もできるということがうれしいです!まだまだ未熟な私ですが、皆さんからいろいろなことを吸収して、私自身も成長しながらおちゃめで一生懸命なふゆ子を体当たりで演じたいと思っています!そして、皆さんに迷惑をかけないようにというのはもちろんなのですが、ふゆ子らしく甘えつつ、この期間は本当の家族のようにたくさんお話しして仲良くなりたいです。私はお姉ちゃんがいないので、この撮影期間は姉妹で過ごせる時間を大切にしたいなと思います」
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「この作品は、登場人物のみんなを応援したくなるような、心がキュンとして温かくなるお話です。昭和と現代で目に見えるところはたくさんの変化がありますが、人を思いやる気持ちはいつの時代も変わらないと思うので、共感しながら見ていただけるんじゃないかなと思っています。皆さま、木曜夜10時を楽しみにしていただけたらうれしいです!」
【Not Sponsored 記事】