豊田裕大「御上先生」オーディションに遅刻?裏話明かす「すごい恥ずかしいんですけど」
2025.02.15 16:37
俳優の豊田裕大、山下幸輝、飯田和孝プロデューサー、宮崎陽平監督が15日、「『御上先生』課外授業 2限目~裏側から学ぶ~」に登壇。オーディションを振り返った。
豊田裕大、オーディション裏話明かす
飯田プロデューサーは、生徒役29人を選ぶうえで「人気の俳優さんをキャストにして、世の中の風潮、ブームに合わせたら観てくれるだろうということではなくて、しっかりとストーリーとして伝えたい、表現できる生徒キャストを29人選びたいと思っていて、まず『この我々の志に賛同してくださる方はプロフィール出してください』っていうことで募って、オーディションをさせていただいた」と説明。演技力を一定の基準として設け、その中でキャラクターなども見ながら決定していったと明かした。オーディション内容について聞かれた豊田は「すごい恥ずかしいんですけど、その日エレベーターで上がる階を間違えちゃって遅刻みたいな形になっちゃって」と告白。複数人でのオーディションでビデオカメラも入っていたといい「カメラがあるタイプのオーディションはすごい苦手というか、残っちゃうから。勢いを伝えようと受かりに行くタイプなのですごく緊張したのを覚えてます」と振り返った。
松坂桃李、豊田裕大の姿勢絶賛
また役作りの話題では、宮崎監督から「めっちゃ悩んでくれてまして、最初の顔合わせからずっと役をどうしようか相談してた」と明かされ「悩むというか、自分の考えだけで進むのに不安なところがあったので、ちゃんとすり合わせできたらなとお話させていただきました」とコメント。豊田の真面目な姿勢は、松坂にも伝わっているといい、宮崎監督は「松坂さんもすごくおっしゃっていて『宮澤くん(豊田)すごい。普段からよく悩んでくれる』って」と語った。一方の山下は、多くの場合、簡単なプロフィールを話してから芝居に移るというが、「御上先生」の場合は「『山下幸輝です』『じゃあ芝居いきましょう』みたいな感じで淡々と芝居を先にやって、早かった」と回顧した。
松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーとなっている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】