西垣匠、結婚観明かす 自身の挙式が「ちょっとこわい」理由とは<春になったら>
2024.02.24 17:13
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奈緒と木梨憲武がW主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『春になったら』(毎週月曜よる10時~)に出演中の俳優・西垣匠が2月24日、大阪・カンテレ本社で行われた取材会に出席。作品の見どころや自身の結婚観などを語った。
西垣匠「春になったら」ウエディングプランナー役熱演
同ドラマは、3カ月後に結婚する娘・椎名瞳(奈緒)と、3カ月後にこの世を去る父・椎名雅彦(木梨)のかけがえのない3カ月間を描くハートフル・ホームドラマ。西垣は、瞳と婚約者・川上一馬(濱田岳)の結婚式を担当するウエディングプランナー・黒沢健を演じている。黒沢にとっては初めて1人で担当を任される大事な結婚式。だが、3月に挙げるはずだった式は、雅彦の病気の発覚で一旦は延期になり、その後も状況は目まぐるしく変わることに。「挙げる」「挙げない」をめぐって決断を二転三転させる瞳と一馬に振り回され、右往左往しながらも、悩める2人にひたむきに向き合い続ける。
そんな黒沢について、西垣は「はじめて式を任されて何もわからないし、キャパが狭くてすぐに音を上げちゃったりするところもある。すごく“後輩感”のあるキャラクターです」と説明。「わざとらしくならないように、ちょっとかわいらしさを出すようにしていますね。そうすると、振り回されている感じがより際立つかなと(笑)」と“フレッシュな黒沢くん”の役作りの秘密を明かす。
西垣匠、自身の結婚は「すぐではなさそう」
よき相談相手である先輩ウエディングプランナー・森野舞衣役の橋本マナミとのコミカルなやりとりも見どころのひとつだが、「お客さんである瞳さん(奈緒)や一馬さん(濱田岳)に対峙しているときと、森野さん(橋本マナミ)と2人になったときの“違い”は意識しています」と西垣。「はじめての担当という緊張感もあると思うので、お客さんと接しているときは背筋をピンと伸ばしたり歩き方も変えてみたり。声のトーンも外向けの感じにしたりとか。でも、お客さんが帰ったあと、先輩の前でちょっと肩の力が抜けてしまう」と細かい変化を表現し、新人プランナーの初々しさを大切に演じているという。そしてもうひとつ、ウエディングプランナーを演じるにあたって参考にしているのが、「そろそろ結婚し始めている」という同級生の体験談。「僕も24歳なので、地元の友だちが、結婚し始めていて。なので“こういう役をやってるから、教えてくれない?”って、いろいろ聞いたりしました」と情報収集にも励んでいたと話す。ちなみに自身の結婚は「いつかはしたいけど、すぐではなさそう」とまだ先のよう。「僕は人前に立つお仕事をしてるので、結婚式でもそういう“俳優スイッチ”が入ってしまうのかな?と思うとちょっとこわい(笑)。なので、やるなら豪華なものではなくて、身内だけの少人数で静かに挙げたいです」とプランを明かした。
西垣匠“憧れの存在”との共演に感謝
また、「現場は本当にアットホーム。スタッフさん含め、みんなで和気あいあいと作品を作っているので、そういうあたたかさが出ているんじゃないかなと思います」と西垣。和やかな雰囲気の中で撮影は進んでいるが、中でも“ムードメーカー”として西垣が名前をあげるのが「ずっとテレビで見てきた憧れの存在」という木梨。「カメラが回ってなくてもずっと木梨憲武さん!毎回すごく笑わせていただいています。撮影はスケジュール的に大変なところはあるんですけど、みんなが笑顔で乗り切れているのは、木梨さんの明るさのおかげなのかなと思います」と話し、「一緒にお芝居できることに感謝しています」と笑顔を見せた。西垣匠「大阪で行ってみたい場所は?」に即答
なお、取材会が行われた大阪で行ってみたい場所は?との質問が飛ぶと、「USJ」と即答。子どものころ、石川県にある実家から祖父の家に遊びに行った帰り、途中にあるUSJに連れて行ってもらうのを楽しみにしていたという。さらに、大の「ラーメン好き」とあって、カンテレの近くにあるラーメンの有名店を見つけたようで、「コッテリ系ラーメンも大好きなので、絶対食べに行きたいです」と宣言し、笑いを誘っていた。西垣が出演する『春になったら』第7話は、26日に放送される。(modelpress編集部)
「春になったら」第7話ストーリー
雅彦(木梨憲武)がサプライズで開いた退院祝いを機に、ギクシャクしていた一馬(濱田岳)との関係を修復した瞳(奈緒)。雅彦も、一馬や龍之介(石塚陸翔)の隣で幸せそうに笑う娘の姿に、もう2人の結婚に反対はしないと決める。一方で、病魔は容赦なく雅彦の体をむしばみ、食は細くなり、手にもしびれが出始めた雅彦は、できないことが増えていくことへの悔しさと不安を募らせる。それでも、そんな思いを払拭するかのように、瞳が“結婚までにやりたいことリスト”に書き足した「お父さんと旅行に行く。もう一度」をかなえるべくキャンプに行こうと提案する。雅彦の薬の量が増えていることに気づいていた瞳は、体調が心配でキャンプへ行くことをちゅうちょするが、まき(筒井真理子)から雅彦が楽しみにしていると聞いて覚悟を決める。さらに、「俺に気を使うな」という雅彦の言葉や、「たまには自分で自分の機嫌をとってあげなきゃ」という節子(小林聡美)のアドバイスで、瞳は思い切って、美奈子(見上愛)と以前から行きたかったエステや料理教室に行く。
しかし何をしていても、やはり頭に浮かぶのは雅彦のことばかり。結局、瞳はキャンプ用の道具をたくさん買い込んで家路を急ぐ。 その頃、「会って話したい」という瞳からの連絡に、「少し時間をください」と、らしくない返事をしていた一馬は、あることを決意して…。
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