上杉柊平、西村拓哉は「毎日かわいい」

同イベントでは、以心伝心のレベルを測るため、同じ答えを目指すフリップトークに挑戦する一幕も。「キュンとした・キュンとさせられたと思う瞬間」というお題で、上杉は「おべんとう2つ！」と、西村は「柊平くんのデニムが自分でデザインしたって当てたこと！！」と回答した。

これについて上杉は「お弁当2個食べるんですよ。な～んか。けっこうほぼほぼ。スイカも撮影で食べて、ラーメンも食べて、お弁当も2個食べるの、かわいくて。いつも『たくさん食べていいね！』『かわいいな！』って」と理由を明かし、西村は「毎日ですやん！」と笑顔。上杉は「毎日かわいいなって」「毎日いいな、いいなって思ってた」と懐かしんでいた。

また、西村は「デニムに花の柄の入ったズボンを履いてらっしゃって。衣装さんが『これどこのなんやろ？かわいいな』みたいな。俺が『いや、絶対にあの人は自分でリメイクとかやってますよ』みたいな。『これはどこかのブランドじゃない、これは絶対に自分の！』って言ってたら、ほんまにそうやって。『あら、あなた僕のことよくわかってるわね～』みたいな」とコメント。「普通に、花柄のデザインされているズボンを見て、これは本人がリメイクしたものって思わなくないですか？それを当てたんです僕。すごいですよね」と自画自賛していた。

そして、「上杉をかっこいいと感じた瞬間」を問われた西村は「屋上のシーンで、柊平くんの上に乗っかるようなシーンがあるんですけど、どういう乗っかり方かは言わないですけど、その乗っかり方の練習をするために、はじめましての日にもう実際に。『いいよ、来てくれ』ってどーんと構えていただいて」と回顧。「僕、その日の前にもラーメン300グラムぐらい食べてたんですけど、気にせず乗っかって、それを支えてくださったのかっこいいなと思っていました」と明かしていた。

西村拓哉、上杉柊平の意外な一面を暴露

さらに、“意外に感じたところ”に話が及ぶと、西村は「ものすごくストイックでクールな方というイメージだったので、撮影現場で足を引っ張らないように、インする前からめちゃくちゃ台詞を入れてクランクインしたんですけど、撮影2日目くらいに柊平くんが『ああ、もう台詞覚えらんなーい』って言って、台本をぽいってして寝てて（笑）。ああ、なんかよかったあって思いました。それギャップでしたね」と暴露。

「僕は1週間くらい先のやつを常に入れ続けていたので。撮影が始まったら忙しくなるので、先の入れられなくなっちゃうので、ストックが減っていく一方なんですけど、それくらい必死に。不安でいっぱいいっぱいだったので、それでけっこう気が楽になりました」と続けると、上杉は「『間違えてもいいんだよ』って空気を作っておければなと思って」と主張。西村は「本当に入ってなかったです（笑）」といじり、上杉は「やめて（笑）」と返していた。

上杉は西村について「天使として初めて会っているから、すごくまろやかで純白さをイメージしていたんですけど、いい意味で、ちゃんと言うことは言う。意見をちゃんと持っていて、ちゃんとそこに芯があって。この年で本当にたくさん働いているから、いろんなことをちゃんと考えて、地に足ついてしっかり考えて上を見ている子っていうのは。しっかりしていないと思っていたわけじゃないですけど、思っていた100倍以上しっかりしていて、ちゃんといろんなことを考えている子だなっていうのは思いました」と人柄を絶賛し、これに西村は「あら。しっかりしていないで通っているので、僕」と自虐。

上杉は「しっかりしてないところもいっぱいあるんだよ（笑）。ちなみに。距離の詰め方とか。いいんだけど（笑）。スイカで実を飛ばしちゃうとかもそうだし。抜けているところもたくさんあるんですけど」としつつ、「仕事をする一人の役者だったり、グループでの活動だったりっていうのも含めて。そういうのをちゃんと考えているっていうところは、本当にしっかりしているなという印象ですね」と語り、西村は「いいのか悪いのか。ちょっと営業妨害ですけど」と照れ笑いを見せていた。

上杉柊平＆Lil かんさい西村拓哉W主演「ワンルームエンジェル」

本作は「このマンガがすごい！」2020オンナ編13位を受賞したほか、数々の賞を受賞したはらだによる傑作コミックスを実写化。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀（上杉）が、うっかりチンピラに刺され瀕死になったことをきっかけに、真っ白い羽の美しい「天使」（西村）と奇妙な同居生活を送る姿を描く。（modelpress編集部）