HiHi Jets橋本涼＆大和奈央、第1週完成の感想明かす

この日、劇場で行われたスペシャル試写会には多数の観客の姿が。どこよりも早く、本作の第1週（1～4話）が放映され、観客とともに大和、橋本も見届けた。

上映後の舞台挨拶で観客を目の前に大和は「初めてのドラマで初主演を務めさせていただくということで、初めはすごく不安と緊張ばかりだったんですけど、今こうやって1つのドラマになっているものを見て、自分でも嬉しくて、感動したというか、自分じゃないみたいですごい不思議な気持ちでした」と率直な思いを口に。橋本は、鑑賞後の観客の表情をじっくりと眺めながら「今回の物語は、あの声優学校の通う僕たちの物語なんですけど、まあラブコメということですけど、皆さん見て面白かったでしょうか？」と呼びかけ、本作の感想について「まず絵がめちゃくちゃ綺麗。それにプラス、やっぱり声に特化したドラマということで、結構音声の方もこだわっていて、見て楽しい、聞いて楽しい、そんなドラマになっております。今、後ろで僕も見させてもらっていたんですけど、シンプルに泣きそうになりました」と感無量の様子を見せた。

改めて、本作での女優デビューについて聞かれた大和は「今までにないほど嬉しくて、ワクワクした気持ちでいっぱい」とコメント。「お芝居をしていく中でお芝居の奥深さが見えてきて、自分も少しずつ成長していってるんだなというのを実感して、もっとこれから成長していきたいなっていう前向きな気持ちになりました」と話した。

そんな堂々した大和の姿に橋本は「大和ちゃんの成長に関してはすごく驚くことがあって。だって、そもそも数ヶ月前まで普通の女子高生だった子がTBSドラマで主演をやるのは、本当にすごいことだなと思いますし、今のコメントとかもすごいしっかり喋っているけど、ちゃんと耳赤くなってて可愛い」と感心する一方で、年相応の可愛らしい一面に触れる場面も。「撮影が始まって1ヶ月ちょっと経つんですけど、成長していく姿が、軍を抜いて早くても現場で醍醐（虎汰朗）と2人で「大和ちゃんの成長すごいな、俺らも置いていかれないようにしないとな』って話すぐらいすごく肝が座っている。『かっけぇーな』って思ってます」と大和の現場での様子を絶賛した。

HiHi Jets橋本涼、大和奈央を“親戚のお兄ちゃん”目線で心配

2023年で23歳になる橋本と16歳の大和。6歳の年の差に橋本は「リアルお兄ちゃんでも全然おかしくない年」と表現し、大和は「『毎日ちゃんとご飯食べた？』とか、『ちゃんと寝てる？』って聞いてくれる」と橋本の“お兄ちゃん”ぶりを明かした。これに、橋本は「親戚。兄ちゃんっていうか、もう父ちゃんですよね（笑）」と茶目っ気たっぷりにコメント。「撮影が始まった当初、ちょっと痩せてきちゃっていて、すごく心配した」といいつつも「でも肝が座っている。座長としてすごく度胸があるなと感じています」と語った。

撮影で印象に残っているエピソードについての質問に、大和が「やっぱり橋本さんのお芝居に取り組む姿が1番印象的でした」と回答すると、橋本は「深く聞いていい？」と満足げな表情に。大和が「監督と自分のお芝居について熱心に話し合ってる姿を見て、私もこういう風にしていったらいいんだってすごく勉強になって、すごい印象的でした」と話すと、「すごい嬉しいですね。しっかり見られてるなって」と満面の笑みを浮かべた。

また、醍醐の歌唱シーンについて「すげぇ綺麗な歌声で歌っていて、現場でちょっとかましてきたみたいに言ってたんですけど、ちゃんとかましてて、（本編を見て）嬉しくなりました」とコメント。木村昴との撮影シーンでは、木村が映らないところで笑かしてくるため、共演者同士で笑わないように耐久する場面があったと振り返った。

HiHi Jets橋本涼＆大和奈央、イチオシシーンをアピール

本作のイチオシシーンについて、橋本は「第1週でいったら、聖地巡礼するシーンがあるんですけど、アニメ好きな人からしたらたまらんじゃろうなと思うぐらいの聖地巡礼がありまして、個人的にも水族館のシーンなどすごい楽しくて、アニメ好きな人は絶対喜んでくださると思って、お芝居をしていました」と回顧。「そういうシーンがたくさんありますし、あとはやっぱり声優界のレジェンドの方たちが登場してくださっていて『こんな豪華な現場ある！？』と毎回びっくりするぐらいの中で作っている作品なので、普段では見れないドラマだなと思って自分も現場にいるので、声優やアニメが好きな方もドラマとしても楽しんでほしいですし、本当にいろんな方に楽しんでいただけるシーンがたくさん散りばめられているので、ぜひ細かいところも見てほしいなと思っております」と呼びかけた。

また、大和は「蕾未ちゃんが声の主を探してるってことで、声の主が誰なのかっていうのがすごく注目されているポイントだし、いろんなとこでイカスミレモンが出てきているので、その声の主を皆さんと一緒に探して楽しんでいただけたらいいなって思います」と劇中で鍵となる“イカスミレモン”の飲み物を愛飲している大和演じる主人公が声に惚れた人物について触れ、アピールした。

大和奈央初主演「Maybe 恋が聴こえる」

本作は、TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』season3で応募総数約7000人の中からグランプリを獲得した大和が初主演を務め、秋元康氏が企画・原案を手がける完全オリジナル作品。声優学校を舞台に、大和演じる夢を諦めかけたヒロイン・桃井蕾未（ももい・つぼみ）が、学校で偶然耳にした“声”に恋をし、その“推し声”の主を探しながら、諦めかけた夢を再び追いかけていく姿を描く、声に恋する“声キュン”ラブコメディだ。

蕾未が探し求める“推し声”の候補である声優志望のイケボ男子・音瀬陸（おとせ・りく）役を橋本、朝倉奏汰（あさくら・そうた）役を醍醐、声優学校のカリスマ講師・深町裕人（ふかまち・ゆうと）役を木村が演じるほか、蕾未のクラスメイト役に森愁斗・菊地姫奈・横田拓也・若林星弥、蕾未のバイト先の先輩役には樋口幸平が出演。さらに『私が女優になる日＿』season3ファイナリストの坂本彩・岸本小雪・和多田萌衣も登場する。（modelpress編集部）

第1週あらすじ

徳島県から上京し、人気声優学校・東京ACT声優学院へ入学した桃井蕾未（大和）は、声優になるために青春のすべてを捧げてきた夢に一途な18歳。「絶対に夢を叶える！」と決意を胸に入学した蕾未だったが、元人気子役で実力派の音瀬陸（橋本）、アニメには疎いが天才肌の朝倉奏汰（醍醐虎汰朗）、歌とダンスが得意で“声優アイドル”を目指す黒岩紫音（森愁斗）ら個性豊かな同級生たちを前に、初日からすでに意気消沈気味。憧れの存在である元カリスマ声優の講師・深町（木村昴）と対面しても緊張するばかりで何もできない…。そんな中、蕾未は練習のために訪れたアフレコ部屋で、ある“声”を偶然耳にする。