中村アン、8年ぶり「ほん怖」で初主演 初のシングルマザー熱演
2023.08.05 08:00
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女優の中村アンが、19日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(よる9時~)に出演。8年ぶりの番組出演で、初主演を務める。
中村アン、8年ぶり「ほん怖」で初主演
人々が実体験した怖い話をリアルに描くホラーエンターテインメント作品となる『ほん怖』が、番組スタートから24年目を迎える今年も真夏に放送。もちろん『ほん怖』クラブリーダーは稲垣吾郎が務め、旬なキャストが出演する実録心霊ドラマは豪華6本立てでお届けする。そしてこのたび、ドラマパートの追加主演キャストとして中村が決定。『夏の特別編2015』以来8年ぶりの『ほん怖』で初の主演となる。さらに、今作では女手一つで娘を育てる役となり、女優人生で初のシングルマザー役を演じる。
キャリアウーマンや力強い女性像の役柄が多かった中村だが、必死に子どもを守ろうとする母親としての表情を披露。さらに中村の上司役として吉田ウーロン太の出演も決定。多数の出演作品で幅広い役と確かな演技力で存在感を発揮してきたバイプレーヤーが『ほん怖』初出演を果たす。
中村アン、初のシングルマザー熱演
中村が主演を務めるのは、ある病院を舞台とした『視線の出処』。シングルマザーの河野美奈(こうの・みな/中村)が、娘の入院先の病室で正体不明の視線とうめき声に恐怖するというストーリーだ。シングルマザーの美奈は正社員として働き始めた会社で新規プロジェクトに携わり、忙しい毎日を過ごしていた。娘のさくらとは二人暮らしのため、美奈は母・香奈子にさくらの面倒を見てもらうことが多くなっていた。そんなせわしない日々の中、さくらが原因不明の高熱で入院することに。美奈は寂しがるさくらに付き添うため、会社を休んで病院に泊まり込むことを決める。
しかしその夜、美奈がふと目を覚ますと、どこからか男性のいびきのようなくぐもった音が聞こえてきた。同室の患者のいびきだろうと軽く思っていたが、その翌日も昨夜と同じ音で目を覚ます美奈。さらに、その日以降は音と共にどこからか何者かの視線を感じるようになる。しかし周りには同室の患者しかおらず、他には誰もいない。正体不明の強い視線におびえる美奈は寝不足の日々が続き、自身の仕事にも影響が出始めて上司の堀川(吉田)からも心配される。病院側に病室の変更を願い出るなど、ますます不安を感じる美奈だったが、視線と音はさらにひどくなっていき…。
久々の『ほん怖』出演となる中村は『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2015』に出演後、女優業を本格化し『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(2015年、フジテレビ系)で月9ドラマに初出演。以降は『お義父さんと呼ばせて』(2016年、カンテレ/フジテレビ系)、『SUITS/スーツ』(2018年ほか、フジテレビ系)、日曜劇場『DCU』(2022年、TBS系)など立て続けにドラマへ出演。
『着飾る恋には理由があって』(2021年、TBS系)で役作りのためにトレードマークでもあったロングヘアを30センチ以上切り、ヘアスタイルを役に合わせるなど役作りに熱心な部分も見せた。先日、10月期放送の月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』にも謎の女役で出演することも発表され、今後も活躍が期待されている。
数々の作品で爪痕残す吉田ウーロン太「ほん怖」初出演
吉田が演じる堀川太一(ほりかわ・たいち)は美奈の上司。寝不足で仕事のパフォーマンスが落ちている美奈を心配する心優しい人物。吉田はコントグループ・フラミンゴとして活動する傍ら2006年以降は『ブスの瞳に恋してる』(2006年、カンテレ/フジテレビ系)や映画『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』(2007年)に出演するなど俳優業もこなす。フジテレビ作品では『僕の大好きな妻!』(2022年、東海テレビ/フジテレビ系)、『女神の教室~リーガル青春白書~』(2023年、フジテレビ系)などに出演。さらにはハリウッド映画の吹き替えをはじめとする声優業、そしてドラマや舞台の脚本も手掛けるなど、唯一無二の存在感を発揮している。(modelpress編集部)
中村アンコメント
― 『視線の出処』の見どころと、ご自身の役については?「今回はシングルマザー役で日々仕事に奮闘している中で、娘が入院した病室で正体不明の視線に恐怖する母を演じています。母として病気と闘う子どもを見守り続けているのですが、病室で感じる強い視線が気になるという…。本当に怖いお話です!」
― 最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?
「帰宅したときに部屋の窓のカーテンに人の頭のようなものが映ってる!?となって、隣の部屋からのぞいたり棒でつっついたりしてみたのですが…。ちゃんと見たら向かい側マンションの照明の加減で何かの影が人の頭に見えただけでした(笑)。ただの見間違いだったのですが、相当ヒヤッとしました」
― 放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!
「今年の熱すぎる夏を、『ほん怖』で冷やっと温度を下げていただければと思います!是非ご覧下さい」
プロデュース・大野公紀(フジテレビドラマ・映画制作センター)コメント
「中村アンさんが8年ぶりに『ほん怖』に帰ってきてくださったこと、とてもうれしく思っています!演じていただく『視線の出処』は、幽霊病棟を舞台にした作品です。タイトルのとおり、不可解なものに見つめられている気がするものの、それがどこからなのかわからない…身近な場所での恐怖を描いています。そして、今回中村アンさんが『ほん怖』で見せてくださった母親役としての表情、さらには娘とのやりとりは必見です。ぜひ親子でもお楽しみください!」
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