西畑大吾、イベント欠席の松村北斗のアクスタ仕込み登場

この日、インフルエンザのため欠席となった松村。冒頭で改めてアナウンスされると、西畑は涙を拭う振りをしながら松村の不在を寂しがり、「先程お話にもあった通り、北斗くんは体調不良で来られなかったんですけど、北斗くんの思いは絶対この会場に来ていると思いますし、僕の胸にも北斗くんがいるので…」と、代わりに本作のグッズである松村のアクリルスタンドをスーツの胸ポケットに仕込んできたことをアピール。会場から歓喜の声が上がると、「“南くんの恋人”みたいな（笑）。氷雨くんの相棒としてここにいるので、ぜひとも北斗くんの分まで皆さんも楽しんでもらえれば」と笑顔で観客に伝えた。

その後、堤監督が「え～こんにちは。松村北斗の代役の堤でございます」とボケると、西畑はすかさず「いやいや違う違う（笑）。違います。代役？（笑）（堤監督が）登壇することは決まってましたから（笑）」とツッコミ。堤監督は「全然ダメ？67歳になるんですけど…」とお茶目に返して笑わせた。

堤幸彦監督、松村北斗＆西畑大吾を絶賛

堤監督と本作で初タッグとなった西畑は「さまざまな堤さんの作品を拝見させていただいていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。うわ、堤さんとご一緒できるんや！っていう喜びがすごく大きかったです。でも撮影が始まると、結構無茶ぶりをしたがるんですよ（笑）。シーンの終盤とかに1個何か1ボケを入れたがる。『無茶ぶり来るから気をつけてね』って聞いてたので、その無茶ぶりがすごい嬉しいです。無茶ぶりされてる、俺！って（笑）」とその無茶ぶりさえも嬉しいという。

堤監督自身は「今回は比較的おとなしめ」だというも、「好きな1ボケがCMギリギリのところにあるので、見逃さないようにして」と呼びかけ。また、松村と西畑について「すっごい本当に真面目な俳優さん」と評価し、「もちろん不真面目な俳優さんは出ていないですけど、とりわけ真面目。推理ものってセリフを長く覚えてこなきゃいけなくて、自分のところだけじゃなく他人とのところも全部覚えてこなくちゃいけないし、普段使い慣れない言葉も使わなきゃいけないんですけど、その辺を全てクリアしてきている。始まる前にお会いした時に『とりあえずセリフは全部覚えてきてね』って半分脅しみたいに言ったんですけど、全てクリアして、素晴らしい俳優さん」と2人を絶賛。そのうえで「その前提条件があるから、こっちはいくらでもボケられます」とだからこその無茶ぶりであると明かした。

「今後どんどんボケていきたい」とさらに無茶ぶりすることを宣言する堤監督の言葉を受け、西畑は「マジですか！その上での無茶ぶりやったんですね。これはありがたいですね」と感激をあらわにしていた。

松村北斗＆西畑大吾W主演「ノッキンオン・ロックドドア」

松村と西畑、ドラマ初共演となる演技派2人が“相棒にしてライバルの最強ダブル探偵”に扮し、W主演を務める本格ミステリードラマ『ノッキンオン・ロックドドア』（原作／青崎有吾）。松村演じる【トリック＝不可能（HOW）専門探偵】御殿場倒理と、西畑演じる【動機や理由＝不可解（WHY）専門】片無氷雨が、微笑ましくもヒリヒリする人間ドラマを紡ぎながら、数々の難事件に挑んでいく。

石橋は警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決、畑は倒理＆氷雨が経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする女子高生・薬師寺薬子を演じる。（modelpress編集部）