「ペンディングトレイン」なにわ男子・藤原丈一郎の演技にスタッフ陣も涙 米ちゃんのキャラクター像とは<宮崎Pコメント>
2023.05.25 19:00
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俳優の山田裕貴が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜よる10時~)の第6話が26日、放送される。同話放送を直前に、本作を手掛ける宮崎真佐子(※「崎」は正式には「たつさき」)プロデューサーが見どころやこだわりポイントを語った。
山田裕貴主演「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」
本作は『恋はつづくよどこまでも』や『着飾る恋には理由があって』など、幅広い世代の女性たちに話題の作品を多数執筆してきた金子ありさによるオリジナルストーリー。いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。乗客たちは突如【日常】を奪われ、何もかも遮断され【ペンディング】された【非日常】の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、人はどう生きるのかを描く予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
米ちゃん(藤原丈一郎)の演技にスタッフも涙
第5話で直哉(山田裕貴)たちは、5号車と共に見知らぬ世界に“ペンディング”された6号車の乗客のリーダー・山本(萩原聖人)から荒廃した世界になった経緯を聞き、元の時代に戻りたいと強く願い始める。そんな矢先、6号車の乗客たちが5号車付近で怪しげな行動をする姿を目撃。元の時代に戻る方法を協力して探そうと提案してきた山本だったが、果たして本当の目的は…。それぞれの思惑が飛び交う第6話の見どころについて宮崎プロデューサーは「今回は、いつも明るくてムードメーカーだけど、実は自分には何もできない、いいところが何もないと思っている藤原丈一郎さん演じる米ちゃんから見たお話です」とし「米澤は過去に何か認められたことがなく、自分には才能がない、この電車の中にいても自分ができることはなんだろうと常に自問自答しています。私たちが職場や学校で、自分は役に立てているのか、自分の存在意義みたいなものをふと感じる瞬間があると思うのですが、米ちゃんはまさにそういう青年です」と天真爛漫な米澤の内に秘められた一面を明かした。
そして「そういう部分を藤原さんがとても繊細に演じてくれています。ラストの方に米ちゃんの見せ場があるのですが、撮影していて見ているこちらが泣いてしまいました」と藤原の演技にスタッフも思わず涙するほどだったという。
さらに今回の見どころには、「5号車と6号車の戦いシーン」を挙げ「このシーンは3日間かかって撮影をしました。キャスト総勢100名ほどで作り上げたこのシーンから、ぜひ何かを感じ取ってもらいたいです」とアピール。最後には、「ついに元の世界へ戻る方法や、直哉・優斗(赤楚衛二)・紗枝(上白石萌歌)の三角関係も大きく動き出します。ここから怒涛の後半戦、さらにさらに盛り上がっていきますので、ぜひご乗車ください!」と力強くコメントした。(modelpress編集部)
「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」第6話あらすじ
紗枝(上白石萌歌)と玲奈(古川琴音)は樹海を歩く中で、死体が埋められているのを見つけてしまう。唖然とする2人の前に6号車乗客の矢島(鈴之助)らが現れ2人を捕まえようとするも、紗枝だけが逃げ遅れてしまう。逃げてきた玲奈から事情を聞いた5号車の面々は、米澤(藤原丈一郎)の先導で護身用の武器を作ることに。加藤(井之脇海)を刺し、紗枝を危険な目に遭わせている6号車の人々を、5号車の一同は敵と見なしつつあるのだった。
一方紗枝を探して6号車へ辿り着いた直哉(山田裕貴)と優斗(赤楚衛二)は、乗り込んだ車内である衝撃的な光景を目撃し、山本(萩原聖人)を問い詰める。すると山本は、タイムワープ当日に起こった“事件”について語り始めて…。
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