「unknown」シークレットキャスト解禁 井浦新、田中圭の父親&殺人犯を怪演
2023.05.02 22:00
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女優の高畑充希と俳優の田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『unknown』(毎週火曜よる9時~)のシークレットキャストが2日放送の第3話で解禁され、俳優の井浦新が田中演じる虎松の父親で殺人犯役を演じていることがわかった。
井浦新、田中圭の父親&殺人犯で出演
本作は、秘密(unknown)を抱えた夫婦の“究極の愛”を描く衝撃ラブ・サスペンス。第3話の放送が終わり、ついに明らかになった朝田虎松(田中)の秘密。彼をたびたび襲う過去のフラッシュバックの真相にがく然とした方も多いのではないか?それはなんと、虎松の父親がかつて一家惨殺事件を起こした犯人であること、そしてそれを虎松が目撃していたという壮絶なもの。さらに、映し出されたその犯人が井浦だった。ドラマ『にじいろカルテ』(2021年)では医師役で高畑と共演、『あのときキスしておけば』(2021年)では麻生久美子に憑依される役で、貴島彩理プロデュース作品を盛り上げた井浦が、満を持して本作にカメオ友情出演を果たす。第2話の放送終了後、フラッシュバックの映像で映った口元に「井浦新さんでは!?」「口元が井浦さんに見えた!」と気づいた視聴者も多く、SNSを大いにザワつかせていたのだ。井浦が20年前の一家惨殺事件の犯人であり、虎松の父親でもある一条彪牙(いちじょう・ひゅうが)を演じていた。
話題騒然となった第3話のラストのフラッシュバックは、隣人宅を訪れた虎松が血溜まりのリビングに倒れている人、人、人…そして、血まみれの包丁を手に立ち尽くす彪牙。さらに、それを幼き頃の虎松が目撃していた…という衝撃的なものだった。
この虎松のトラウマとなった出来事のキーマンを演じるにあたり、井浦は「今できる自分の全てを注いで演じさせていただきました」とコメント。「『どんな役でも、一瞬でもいいから参加させてほしい』と無理を承知で直訴していて…ドラキュラの役だと勝手に思い込んで完璧な役づくりをしていた」という井浦が、予想外のシリアスキャラで『unknown』に重厚感をもたせる。「名前のある役で、しかも少しだけですが台詞もいただけた」という井浦の言葉どおり、彪牙は今後も重要なシーンに登場する。
「unknown」第4話は虎松(田中圭)が涙の告白
眠っている闇原こころ(高畑)を愛おしく見つめる虎松。そんなこころの寝顔を見るうちに、いつかは言わなきゃいけないと思っていた秘密に押し潰されそうになった虎松は、ささやくように語り始める。「俺の親父は…殺人犯なんだ…」と…。たまらなくなって部屋を飛び出し、声を押し殺しながらひとり涙する虎松だが、実はこころは起きていて?9日放送の第4話では、虎松の重い秘密と、それをひとりで抱えて生きてきた彼の壮絶な人生を知ることになったこころの決断が描かれる。一方、現在も一向に犯人の目星がつかない、春陽町で巻き起こる“血を抜かれた未解決連続殺人事件”だが、虎松とペアを組む刑事・闇原漣(井上祐貴)が、吸血鬼と「413」の落書きについて、この数字は犯行予告の日付だと推理。遺体から血を抜き取るという事件の謎に一歩近づいたかのように見えるのだが?はたして、捜査は一気に進展するのか。そして毎週アバンとエンディングで、少しずつ進んで描かれる“血塗れの結婚式”。婚約をして、指輪を買い、結婚式場を決め、そんな幸せなこころと虎松の一歩一歩は、同時に“結婚式の当日”に、徐々に近づいて行く。果たして結末予想はいかに?(modelpress編集部)
井浦新コメント
― 本作に出演が決まったときのお気持ちは?貴島プロデューサーに「どんな役でも、一瞬でもいいから参加させてほしい」と無理を承知で直訴していたので、出演が決まった時は嬉しかったです。一番最初は「こころたちが飲む血のドリンクのパッケージのキャラクター(初代ドラキュラ)にしようかな~」と聞いていたので、数々の名優たちが演じたドラキュラの役を演じることができる、と胸を躍らせていました。
― 虎松の父親で、過去の殺人事件の犯人という一条彪牙を演じてみていかがでしたか?
ドラキュラの役だと勝手に思い込み、写真だけの参加とはいえ、長い時間をかけてドラキュラを調べ上げ完璧な役づくりをしていたのですが、「吸血鬼じゃなくて殺人鬼でもよいですか?」と連絡を受け、人間の役だと知った時は真っ白になりました(笑)。でも、名前のある役で、しかも少しだけですが台詞もいただけたので、今できる自分の全てを注いで演じさせていただきました。
― 共演された高畑さんと田中さんの印象をお聞かせください。
高畑さんはどんぐり姫。田中さんは職人。
― 現場のキャスト・スタッフの雰囲気はいかがでしたか?
ポイント参加の自分をいつでも明るく楽しくハッピーな空気感で迎え入れてくれて感謝しています。大虐殺シーンの撮影でも現場にはハッピーな空気が流れていたので、この人たちは本物だと畏敬の念を抱きました。信頼を寄せている貴島P一座のスタッフの皆さんと、また一緒にお仕事をすることができて幸せでした。
― 最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
『unknown』を観ていただいたら、きっと優しさに包まれると思います。優しさに満たされた温かい気持ちを、大切な人にも知らない隣の人にも分けてあげれたら、優しさが広がって愛に溢れた世の中になりますね。このドラマはそんな素敵な可能性を秘めたドラマです。どうぞ最後までお楽しみ下さい。
第4話あらすじ
「俺の親父は、殺人犯なんだ…」ついに明かされた“夫の秘密”。眠るこころ(高畑充希)に、つぶやくように真実を告げた虎松(田中圭)は部屋を飛び出し、ひとり涙する。まさか、こころが実は目を醒ましていたとも露知らず――。
翌朝、あまりに重い秘密を知ってしまい動揺するこころだが、いつも通りに朝食を食べる虎松の様子を見て、「実は寝てませんでした!あなたの告白、聞いちゃってました!」など言えるはずもなく…。悩んだ末に、昔から虎松を知る先輩警察官・世々塚(小手伸也)を呼び出したこころは、虎松の父・一条彪牙(井浦新)が20年前に巻き起こった一家惨殺事件の犯人で、その第一発見者が当時中学生だった虎松だった…という衝撃の真相を知る。
自分の知らなかった“虎松の素顔”に、葛藤するこころ。時を同じくして、父親の海造(吉田鋼太郎)にも、虎松が「殺人犯の息子」であるという真実を知られてしまい、「婚約は破棄だ!と大反対されてしまい…。
一方、春陽町で起こった「血を抜かれた連続殺人事件」に新展開が訪れる。現場に残された「吸血鬼の落書き」と「413」という数字は、殺害予告ではないか…と、闇原漣(井上祐貴)が主張しはじめたのだ。捜査本部の南十字初(新納慎也)と虎松は、落書きをした人物の特定を急ぎ始める。更に漣は、「虎松の父親の事件も、まだ解決したとは思っていない」と意味深な発言を残し…。
そんな中、こころは自分をかばって刺され、仕事を休んでいる加賀美圭介(町田啓太)の様子を見に自宅へ――。熱にうなされる加賀美を心配して、看病しようとするこころだが、ついつい自分の抱えた悩みを相談し始めてしまう。いつも加賀美の優しさに甘えてばかりだ―そう思ったこころは、ふと加賀美に「ありがとう」と言葉を投げかける。すると加賀美は突然、こころを荒々しく引き寄せて…?
夫の壮絶な秘密を知ってしまった時、妻は――。婚約破棄の危機の中、加速していく三角関係。そして、繋がりはじめた連続殺人事件の謎――。こころ、虎松、そして平和なはずの春陽町に、殺人鬼の足音が忍び寄る…。
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