杉野遥亮、GP帯連ドラ初主演「ばらかもん」ドラマ化で若き二世書道家に<コメント全文>
2023.05.02 05:00
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俳優の杉野遥亮が、7月スタートのフジテレビ系“水10”ドラマ『ばらかもん』(毎週水曜22時~22時54分)で主演を務めることが決定。本作でゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を務める。
人気コミック「ばらかもん」ドラマ化
本作は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。『ばらかもん』とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味する。原作は、『ガンガンONLINE』『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2008年から2018年にかけて連載された同名コミック。全18巻という長期連載に加え、スピンオフ漫画(『はんだくん』全7巻)も発行されるほどの人気を誇り、シリーズ累計1000万部超えを果たした。2014年にはアニメ化、2016年にはスピンオフ漫画もアニメ化された人気作が、ドラマ化される。
杉野遥亮、プライドの高い若き二世書道家に
杉野が演じるのは、都会生まれ、都会育ちの若き書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳せ、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年。だが、ある挫折をきっかけに、海に囲まれた日本西端の島である長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになる。書の修行をするため、静かな一人きりの時間を過ごせるかと思いきや、近所の小学生・琴石なる(こといし・なる)をはじめ、勝手に家に上がり込んでくる個性豊かで自由奔放な島民たちとの人付き合いや慣れない“田舎”での一人暮らしに翻弄(ほんろう)される毎日。
島での生活や独特の慣習にしばしば戸惑うが、その度に島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を拓いていく。
杉野遥亮、GP帯連続ドラマ初主演
2015年に第12回『FINEBOYS』専属モデルのオーディションでグランプリを獲得し、芸能界入りをした杉野は、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(2016年10月クール/日本テレビ系)でドラマ出演を果たして以降、8年連続でゴールデン・プライム帯の連続ドラマにレギュラー出演し、人気作には欠かせない存在に。『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年10月クール/TBS系)や『教場Ⅱ』(2021年/フジテレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(2021年10月クール/日本テレビ系)などの話題作に次々と出演し、その高い演技力が評価され、今年は大河ドラマ『どうする家康』(2023年/NHK)、『罠の戦争』(2023年1月クール/カンテレ・フジテレビ系)に続いて3本目の連続ドラマとなり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
今回の主演決定には「本当にうれしかったです。初めてフジテレビに来たときに駅から遠くてビクビクしながら歩いてきたことを思い出しました(笑)。そんな僕がこうしてGP帯の連続ドラマ作品の主演を務めさせてもらえるんだなと感慨深くなりました。今回は五島列島が舞台の作品なので、島に行けることや、人と人とのつながりや温かさに触れた作品に携われることも楽しみです」と喜びをコメントしている。
「マルモのおきて」演出&脚本家が集結
また、本作で、大人と子供の人間ドラマを描いてヒットとなった阿部サダヲ、芦田愛菜主演の『マルモのおきて』(2011年4月クール/フジテレビ系)で演出を担当した河野圭太と、脚本を担当した阿相クミコが再結集。社会現象を巻き起こした二人が、いつの時代も人々を魅了するスケールの大きな自然の映像美はもちろん、主人公の半田を中心に子供や島民たちの心情を繊細に、丁寧に紡いでいく。
杉野遥亮、直筆の番組タイトル公開
なお、今回撮り下ろしたビジュアル写真に描かれている『ばらかもん』という文字は、実際に杉野が書き下ろした直筆の番組タイトルとなっている。疾走感あふれる力強い文字には、杉野の胸に秘めた本作に懸ける熱い思いが感じられる。(modelpress編集部)杉野遥亮コメント全文
― 本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。本当にうれしかったです。初めてフジテレビに来たときに駅から遠くてビクビクしながら歩いてきたことを思い出しました(笑)。そんな僕がこうしてGP帯の連続ドラマ作品の主演を務めさせてもらえるんだなと感慨深くなりました。今回は五島列島が舞台の作品なので、島に行けることや、人と人とのつながりや温かさに触れた作品に携われることも楽しみです。
― 『ばらかもん』という作品の印象はいかがですか?
とてもいい作品だなと感じました。ばらかもんは五島列島の方言で“元気者”という意味だそうです。主人公と五島列島に住んでいる登場人物たちとの、心が交わっていくところは、今の生活の中で感じることが少なくなっている部分だと思いますので、この作品ならではの関わり合いを大切にお伝えしていきたいなと思いました。
― ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
半田清舟は芯をしっかり持っている人で、周りを巻き込む力もあるし、周りからも好かれる人。みんなが互いにいい影響を与え合うストーリーがすごく魅力的だと思っているので、自分も作品を作る過程の中で、人がどう思うかよりも自分自身がどう思うか、直接皆さんとディスカッションすることを大切にしていきたいなと思っています。そして、書道をもっと練習したいと思っています。
― 原作ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
今回、半田清舟を演じさせていただくことになりました杉野遥亮です。原作に最大限のリスペクトを持って、チャレンジさせていただきたいと思っています。本当にいい作品を作りたい、この世界観を大事にしたいという思いで精いっぱい取り組みますので、よろしくお願い致します!
― 最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
本当に面白い作品ができるんじゃないかとワクワクしています。今まで行ったことのない地域へ行くことや、そこで生まれる空気感などをちゃんと画面を通して伝えていけたらと思っています。すてきなドラマを作りたいという気持ちでいっぱいです!見ていて心がホッとしたり、クスッと笑えるような、家族みんなで見ることのできる温かいドラマをお届けできると思います。精いっぱい頑張りたいと思っていますので、応援よろしくお願い致します!
企画:上原寿一(フジテレビ編成部)コメント
『ばらかもん』のタイトル通り、ドラマを見る皆さんに“元気”を与えられるようなハートフルなドラマに出来たらと思っております。いつの時代も人々を魅了する大自然の映像美、そして、主人公・半田清舟が五島列島の島民との触れ合いの中で“元気”を取り戻し、成長していく姿は、きっとドラマを見る皆さんの心を癒してくれるはずです。まだ撮影前ではありますが、杉野遥亮さんとお会いし、そのチャーミングな人柄、書道練習にまい進する実直な様子はまさに主人公・半田清舟にピッタリだと思っています。皆さんが自分の悩みを重ねたり、共感したりできる清舟の人間らしさを杉野さんなら200%演じてもらえると思って今から撮影が楽しみです。
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