<弁護士ソドム 第1話>“詐欺師専門”の悪徳弁護士・渉(福士蒼汰)、マッチングアプリ&リフォーム詐欺に挑む
2023.04.28 10:00
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俳優の福士蒼汰が主演を務めるテレビ東京系ドラマ8『弁護士ソドム』(毎週金曜よる8時~ ※初回2時間スペシャル)が、28日にスタートする。
福士蒼汰主演「弁護士ソドム」
「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。本作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が弱者を食い物にする“詐欺師”の味方をして裁判で勝たせていく姿を描くスリリングなリーガルサスペンス。主人公の弁護士・小田切渉役を福士が演じるほか、玄理、光石研、加藤清史郎、山下美月(乃木坂46)らが出演する。
「弁護士ソドム」第1話あらすじ
人情に厚い篠崎誠(でんでん)の法律事務所に所属する若手弁護士・若松まどか(玄理)のもとに、友人の水元沙耶(秋元才加)が結婚詐欺にあったと駆け込んでくる。マッチングアプリで知り合った男性に300万円を騙し取られたという。結婚資金として貯めたお金だと涙ぐむ沙耶を救うため、まどかは弁護を引き受けることに。ところが相手側の弁護士は、SOGA法律事務所の“法曹界のソドム”と呼ばれる小田切渉(福士蒼汰)。「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。その名の通り、詐欺加害者専門の悪徳弁護士として知られ、篠崎は気をつけるよう忠告する。
裁判所の日。渉は高級ブランドのスーツに身を包み、顔見知りの事務官への気配りも欠かさない。その反面、定年退職する裁判官には挨拶ナシ、風船が木に引っ掛かり泣く子供にも手を差し伸べない。すべての基準は“利用価値”なのだ。一方そんな子供を助けたまどかは、伝線したストッキングと汚れた靴で慌てて裁判所に現れて…。
まどかは被告・大森琢磨(おばたのお兄さん)が最初から結婚詐欺目的で近づいたのは明らかだと訴えるが、渉は言葉巧みに追い詰め、最終的には沙耶の妄想ではないかと主張。渉の理路整然とした弁護によって傍聴席にも「沙耶の思い込みでは」という声が。傷ついた沙耶は裁判後、渉につかみかかろうとする。警察を呼ぼうとする渉に、まどかは「今は普通の状態ではない」とフォローするも、「騙されるほうが悪い」「だから金のない奴は嫌だ」と一蹴され、思わず平手打ちしてしまう。
心が折れた沙耶は結局訴えを取り下げ、まどかは、裁判所で再会した大手新聞社社会部記者で大学時代の同級生・青柳孝介(古川雄輝)の前で、渉に完敗した悔しさを露わにする。渉は記者の間でも、金のためなら何でもするという噂があるらしい。渉の本性を暴くことを思いついた青柳は、一緒に調べようとまどかを誘う。
事務所に戻った渉は、所長・曽我一馬(光石研)から裁判所で揉めたことを心配される。一馬は亡き両親の宏(勝村政信)・翔子(高岡早紀)と古くからの友人で、大学まで行かせてもらった親代わりでもあった。詐欺被害者を救う弁護士だった翔子の背中を見ていたはずなのに、どうして真逆の道を行くのか真意を聞いても答えようとしない渉に、一馬はため息をつくしかない。渉に一体何があったのか?すべての始まりは、17歳の誕生日に起きたある悲劇やがて彼の真の目的が明らかとなっていく。
そんな折、まどかの元に再び沙耶から連絡が。今度は祖父・水元啓太郎(前田吟)がリフォーム詐欺にあったという。1カ月前に飛込みで訪問に来たリフォーム会社社長・上野原豊(池田成志)の無料診断を受け、家が深刻な状態だと言われた挙句、契約書にサイン。さらに工事費の半額500万円を支払ってしまった。騙されたのは明白だが啓太郎は認めようとしない。まどかは弁護を請け負うが、相手側の弁護士がまたも渉で、図らずも再び対峙することに…。
(modelpress編集部)
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