「unknown」井上祐貴・曽田陵介

まず、女優の高畑充希と俳優の田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系「unknown（アンノウン）」（毎週火曜よる9時～）では、井上祐貴（いのうえ・ゆうき／26）と曽田陵介（そた・りょうすけ／25）に注目。

2017年に「第42回 ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞しデビューを果たした井上は、テレビ東京系「ウルトラマンタイガ」（2019）で華々しくドラマデビュー。近年、フジテレビ系「silent」（2022）、NHK総合「大奥」（2023）と話題作への出演が続き、端正な顔立ちとそれぞれの役柄に染まる繊細な演技でじわじわと人気を集めている。

井上が演じるのは、週刊誌のエース記者で吸血鬼という正体を持つヒロイン闇原こころ（高畑）の弟で、本庁捜査一課の根暗で超偏食な刑事・闇原漣役。連続殺人事件の捜査でこころの恋人で交番勤務の熱き警察官・虎松（田中）と出会い、一緒に行動することになる。初回にはまだ登場しなかったが、連続殺人事件が絡み合うラブ・サスペンスということでストーリーにどう関わってくるか。

そして、曽田はABEMAオリジナル恋愛番組「月とオオカミちゃんには騙されない」（2020）出演で人気爆発、その後もMBS「不幸くんはキスするしかない」（2022）、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」（2023）など活躍が続く若手俳優。こころの飲み友だちでクリーニング屋を経営する経営するシングルマザ―・五十嵐まつり（ファーストサマーウイカ）の息子で、不登校の不良ながら微妙にワルになりきれない残念マイルドヤンキー・五十嵐大五郎役を演じ、作品にフレッシュな魅力をもたらす。FODオリジナルドラマ「ショジョ恋。」（3月21日0時よりFODにて配信スタート／全8回）ではメガネ姿の書店員を演じており、両極端なビジュアルで魅了している。

「王様に捧ぐ薬指」長尾謙杜

橋本環奈が主演を務め、Hey! Say! JUMPの山田涼介が共演するTBS系「王様に捧ぐ薬指」（毎週火曜よる10時～）には、なにわ男子・長尾謙杜（ながお・けんと／20）が出演中。

同局系ドラマストリーム「パパとムスメの7日間」（2022）での爽やかな演技も記憶に新しい長尾は、今作のほか、NHK大河ドラマ「どうする家康」（総合テレビ毎週日曜よる8時～／BSプレミアム・BS4K、毎週日曜よる6時～）にて大河ドラマ初出演が決定し、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」（5月26日公開）では若き日の岸辺露伴役に抜擢されるなど、多数の待機作が発表され俳優業が絶好調。

「王様に捧ぐ薬指」では、橋本演じる羽田綾華の弟・陸に。現在は大学生で小説家を志望しており、あけすけな物言いで生意気な面もあるが、実は家族想いで綾華のことを心配しているという役どころ。勘が鋭い陸は、あることがキッカケで綾華と新田東郷（山田）の新婚生活に疑念を抱くようになる。本編のナレーションにも参加しており、重要な役割を担っている。

「それってパクリじゃないですか？」豊田裕大

次に紹介したいのは、女優の芳根京子が主演を務め、ジャニーズWESTの重岡大毅が出演する日本テレビ系「それってパクリじゃないですか？」（毎週水曜よる10時～）に出演している豊田裕大（とよだ・ゆうだい／24）。

2019年、初めて挑戦した「MEN’S NON-NO」モデルオーディションをきっかけに芸能界デビューした豊田は、2021年春に芸能事務所「トップコート」に所属して以降俳優活動を本格化。テレビ東京「じゃない方の彼女」、テレビ朝日系「妖怪シェアハウス―帰ってきたん怪―」などで存在感を示し、現在映画「銀河鉄道の父」（5月5日公開）、「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」（5月12日公開）と待機作を多数控えている。

「それってパクリじゃないですか？」で演じるのは、開発部員で亜季（芳根）の同期・窪地育哉。上昇志向が強く、亜季のことをライバル視しているという役どころ。原作小説にはないオリジナルキャラクターでストーリーをどう盛り上げてくれるか。

「ペンディングトレイン―８時２３分、明日　君と」日向亘・池田優斗・藤原丈一郎

山田裕貴が主演を務める21日スタートのTBS系金曜ドラマ「ペンディングトレイン―８時２３分、明日　君と」（毎週金曜よる10時～）からは日向亘（ひゅうが・わたる／19）、池田優斗（いけだ・ゆうと／17）、なにわ男子・藤原丈一郎（ふじわら・じょういちろう／27）をピックアップ。

14歳のときにホリプロ開催の「メンズスターオーディション」でグランプリに選ばれ、芸能界に入った日向は、2021年にテレビ朝日系特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」で知名度を上げ、前クールもTBS系日曜劇場「Get Ready！」に出演。

池田は、5歳から俳優の仕事をスタートさせ、NHK大河ドラマ「平清盛」（2012）、「西郷どん」（2018）、「麒麟がくる」（2020）の3作品に出演するなど、弱冠17歳にして堂々たるキャリアを誇る実力派。

そして、2022年に日本テレビ系「消しゴムをくれた女子を好きになった。」などで演技経験を積んだ藤原は、今作でGP帯連続ドラマに初出演。

日向は舞台となる未来の荒廃した世界にワープしてしまう電車に乗り合わせた名門高校に通う医者志望の受験生・江口和真を、藤原は専門学校に通う明るく口達者な関西人・米澤大地をそれぞれ演じ、池田は主人公でカリスマ美容師の萱島直哉（山田）の12歳離れた弟・達哉役を務める。

「日曜の夜ぐらいは…」川村壱馬

女優の清野菜名が主演を務める30日スタートのABCテレビ・テレビ朝日「日曜の夜ぐらいは…」（毎週日曜よる10時～）には、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE川村壱馬（かわむら・かずま／26）が出演。

川村はTHE RAMPAGEのヴォーカルメンバーとして2014年から芸能活動を開始。2018年からは演技にも挑戦し、2022年公開の映画「貞子DX」では主演・小芝風花の相手役を務めるなど、歌手・俳優として活動の幅を広げている。

演じるカフェ・プロデュース会社に勤務する住田賢太は、主人公の岸田サチ（清野）が見とれてしまうほどキラキラ輝くカフェで働いており、この出会いがサチの心を動かすことに…。ストーリーに大きく関わるキーパーソンになることが想像でき、今作が事務所制作以外では初ドラマだという川村が、どんな姿で視聴者の心も動かしてくれるか楽しみだ。（modelpress編集部）