安藤サクラ主演「ブラッシュアップライフ」

本作は、安藤演じる33歳の独身女性の近藤麻美（あーちん）が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。

ごくごく平凡な人生を送ってきた麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる奇想天外な“バカリズムワールド”全開の作品となっている。

河口さん（三浦透子）のファインプレーが話題

麻美、夏希（夏帆）、美穂（木南晴夏）の仲良し3人組は、実は、同じくタイムリープしていた同級生・真里（水川あさみ）の1周目では、小学生の頃から真里を入れての仲良し4人組だった。

麻美はようやく手にした希望の来世を投げ売り、大好きな夏希と美穂の乗る飛行機事故を阻止するために、人生5周目を始め、パイロットになる。

しかし、Ｘデー直前になって、目的の便の機長が先輩の中村に決定。麻美がいくら頼んでも中村は空港のビザが切れてしまうという理由で交代してくれない。2人はどうにかして中村のフライトをキャンセルさせるため、麻美の2周目時代の薬剤師の知識を活かし、薬をもることを決意した。

当日の朝、作戦を実行しようとしていた麻美の前に、1周目の市役所の後輩・河口美奈子（三浦透子）が現れる。河口も同じように人生をやり直しており、9周目ではキャビンアテンダントになって麻美と同じ会社に就職していた。

そこで、中村が愛人を乗せて不倫旅行をするつもりだと気づき、妻に密告。その結果、中村のフライトがキャンセルとなり、無事に麻美が代打で搭乗することとなり、思いもよらない河口のファインプレーで麻美と真里は無事に事故を防ぐことができた。

中村キャプテン（神保悟志）との“同郷設定”がリンク

市役所時代に中村にクレームで苦しめられた恨みがあり、「まじでざまあ、地獄に落ちろって感じですよね」と中村に言い放った河口。

元々麻美は、中村キャプテンと同郷だということを、パイロット就職試験前に有利な情報として事前に真里から教え込まれていた。この同郷という細やかなキャラクター設定が、最終話では、麻美と河口が働く地元の市役所に中村が訪れていたということを証明する鍵となっていた。

この設定に「ただ就職に有利なだけだと思ってたら最終話でフル活用されてた…！」「ここまで考えられてるのか」「納得」「繋がりがすごい」と驚きの声が寄せられている。

「ブラッシュアップライフ」は、民放公式テレビ配信サービスTVerにて第1～3話＋10話が配信中。さらに、Huluでは全話配信、オリジナルストーリーも独占配信中だ。（modelpress編集部）

情報：日本テレビ