奈緒、フジ連ドラ初主演「昼顔」スタッフ再集結で岩田剛典・田中みな実・永山瑛太と禁断の恋描く<あなたがしてくれなくても>
2023.02.16 05:00
views
女優の奈緒が4月13日スタートのフジテレビ系木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(毎週木曜よる10時~)で主演を務めることがわかった。岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、田中みな実、永山瑛太と夫婦のセックスレスをテーマにした大人の恋愛ドラマを描く。
奈緒主演「あなたがしてくれなくても」
今や婚姻関係にあるカップルの2組に1組がセックスレスと言われる時代。その割合は年々上昇を続けており、決してひとごととは言えない社会的問題になっているにも関わらず、誰にも打ち明けられず、人知れずセックスレスの悩みを抱えている夫婦は少なくないという。あんなに仲の良かった夫婦がなぜセックスレスになってしまうのか。妻の色気がなくなったから?夫の努力不足?それとも…?原作はハルノ晴氏による同名コミック(双葉社刊)。2017年から漫画雑誌『漫画アクション』にて連載を開始し、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として大きな話題を呼んだ。特に30代~40代女性から圧倒的支持を集め、「わかる!」「リアル!」「こんな夫婦、たくさんいそう!」といった共感の声が相次いで寄せられている。2018年には電子書籍「めちゃコミック」の年間ランキング1位に輝き、現在9巻まで発売されているコミックは累計部数830万部(電子+紙)を突破。夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開で読者を虜にしている。
このたび、そんな話題のコミックを木曜劇場枠にて映像化。メガホンを取るのは2014年放送の木曜劇場『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の西谷弘監督。平日の昼間に不倫に溺れていく男女の、決して許されない、でもあらがえない禁断の愛を描いた同作は視聴者の心を熱く燃え上がらせ、『昼顔』がその年の新語・流行語大賞にノミネートされるなど社会現象を巻き起こした。今回、西谷監督をはじめ当時の制作スタッフが9年ぶりに木曜劇場枠に集結する。今最も注目を集めるブレイク女優・奈緒を主演に迎え入れ、岩田、田中、永山といったそうそうたる豪華キャストの競演が実現。今作では奈緒と永山、岩田と田中が、傍から見たら幸せそうな2組の夫婦を演じるのだが、押さえ込んでいた本音があふれた時、夫婦の均衡は瞬く間に崩れ、彼らの関係は複雑にもつれていくことに。『あなたがしてくれなくても』というタイトルが暗示する4人の行く末とは…。愛を求めてさまよう30代男女の危ういラブアフェアが幕を開ける。
奈緒&永山瑛太、レス歴2年の夫婦
今作の主人公は32歳のOL・吉野みち(よしの・みち/奈緒)。建設会社の営業課で働き、平凡だが不自由ない生活を送っている。夫・吉野陽一(よしの・よういち、37歳/永山)とは結婚5年目の今でも仲はいいが、ただひとつ、セックスだけが足りていなかった。気がつけばレス歴2年。毎晩同じベッドで寝ているのに陽一は決してみちに触れようとしないのだ。「女としての魅力が足りないのかもしれない」と、後輩のアドバイスもあって、派手な下着を購入してみたり、スキンケアしたりと努力を重ねるが、いつも期待外れの結果に終わってしまう。約束してもすっぽかされ、夫の愛を感じられずに過ごす日々。「このまま女として終わるのかなぁ」と漠然とした不安を抱えているうちに、夫婦の関係は少しずつこじれていく。一方の陽一はカフェで雇われ店長をしており、コーヒーには強いこだわりを持っている。人付き合いが苦手で接客には向かず、お店はあまり繁盛していない。人との関わりを避けて生きる陽一にとって、みちは唯一全く気を遣わずに一緒に居られる存在。自分のダメな部分も含めて優しく受け入れてくれる彼女のことをもちろん愛しているのだが、いざその場面になるとプレッシャーに感じてしまい、いつも適当にはぐらかして逃げてしまう。陽一はセックスレスでもいい夫婦関係を築けていると信じており、「性格もぴったり、仲も良い、一緒にいて楽しい。それって十分夫婦として成り立っていると思うんだよ」とみちに思いを打ち明けるが…。
岩田剛典&田中みな実、理想の夫婦に
新名誠(にいな・まこと、36歳/岩田)はみちの会社の上司。働きぶりは優秀で人当たりも良く、そのうえ端正な顔立ちのためひそかに社内のファンも多い。しかも愛妻家だともっぱらのウワサで、キャリアウーマンの妻・新名楓(にいな・かえで、36歳/田中)に代わって家事もこなす良き夫でもある。とにかくモテるが、浮ついたそぶりは一切見せず、模範的な人生を送っている。自立した女性がタイプで、楓はまさに理想の女性だ。ファッション誌という華やかな世界で生き生きと活躍する楓を献身的に支えることに生きがいを感じているが、新名もまた、誰にも言えない秘密を抱えているのだった。一方、楓はファッション誌の副編集長に就任したばかりのバリキャリ女性。自分磨きも怠らず容姿にも自信がある。周囲からは美男美女の理想の夫婦だと思われている。今がキャリアの正念場だとプレッシャーを感じており、プライベートを犠牲にして仕事に没頭する日々を送る。誠が献身的に支えてくれるから今の自分があると感謝しているが、心に余裕がなく、誠をぞんざいに扱ってしまうことが多々ある。どんな時も優しく気遣ってくれる誠だが、夫婦で向き合う時間はほとんど取れておらず、彼の本音には気づけていない。
均衡が取れていたはずの2組の夫婦。ある日、夜の約束を陽一にすっぽかされたみちは、一人寂しく夜風を浴びながら缶ビールを飲んでいた。そこに偶然、誠が通りかかり、二人は肩を並べて飲むことに。するとみちは酔いに任せて夫とセックスレスであることを誠に告白してしまう。この日を境に、それぞれの夫婦が抱える問題が表面化していき、そして…。
奈緒、フジテレビ連ドラ初主演
今作の主人公・みちを演じるのは、今最も乗りに乗っている女優・奈緒。10代の頃からモデル、女優としてキャリアをスタート。連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK/2018年4月~9月)でヒロインの親友役に抜てきされ注目を集め、翌年には『あなたの番です』(日本テレビ系/2019年4月期)で狂気的なキャラクターを演じ切り、強烈な印象を残した。その後の華々しい活躍は周知の通りで、映画『ハルカの陶』(2019年)で映画初主演、『ファーストペンギン!』(日本テレビ系/2022年10月期)で民放GP帯ドラマ初主演を務めた。フジテレビの連続ドラマには木曜劇場『Chef~三ツ星の給食~』(2016年10月期)以来6年半ぶり2度目の出演で、今作がフジテレビ連ドラ初主演作となる。夫役の永山とはドラマ『私は父が嫌いです』(NHK BSプレミアム/2015年3月)以来8年ぶりの共演で連ドラ初共演。また、岩田、田中とも連ドラ初共演となる。
岩田剛典、8年半ぶり木曜劇場凱旋
みちの上司・誠を演じるのは岩田。三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとして日本中を熱狂させる一方、俳優としても精力的に活動。初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年公開)で「第41回報知映画賞」新人賞、「第40回日本アカデミー賞」新人俳優賞などを受賞、また、2018年には映画『去年の冬、きみと別れ』、映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』などでの演技が高く評価され、「第31回日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎新人賞を受賞した。フジテレビの連ドラには月9『シャーロック』(2019年10月期)以来3年半ぶりの出演となり、木曜劇場には連ドラ初レギュラー出演を果たした『ディア・シスター』(2014年10月期)以来8年半ぶりの出演となる。
田中みな実、奈緒・岩田剛典・永山瑛太と初共演
誠の妻・楓を演じるのは田中。オトナの土ドラ『絶対正義』(東海テレビ/2019年2月~3月)で本格的に女優デビュー。その後も、狂気を帯びた怪演で話題をさらった『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日・AbemaTV/2020年4月期)、悲運の女性を演じた『最愛』(TBS系/2021年10月期)などで鮮烈な印象を残した。2021年には主演映画『ずっと独身でいるつもり?』が公開されるなど女優としてのキャリアを着実に積んでいる。フジテレビドラマには木曜劇場『ルパンの娘』シリーズ(2019年7月期、2020年10月期)、木曜劇場『モトカレマニア』(2019年10月期)、月9『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』(2021年10月期)に出演。奈緒、岩田、永山とはいずれも初共演となる。
永山瑛太「最高の離婚」以来10年ぶり木曜劇場
そして、みちの夫・陽一を演じるのは永山。いかなるジャンルの作品でも変幻自在に役柄を演じ分ける名俳優として、今や日本の映画界、ドラマ界において欠かすことのできない希有な存在だ。フジテレビの連ドラにはこれまで、『WATER BOYS』(2003年7月期)、月9『のだめカンタービレ』(2006年10月期)、木曜劇場『それでも、生きてゆく』(2011年7月期)、『若者たち2014』(2014年7月期)、月9『ミステリと言う勿れ』(2022年1月期)などの話題作に出演。フジテレビの木曜劇場には、離婚をめぐる男女が織りなすラブコメディードラマ『最高の離婚』(2013年1月期)以来10年ぶりの出演となる。色気あふれる豪華キャスト陣が一体どんな人間ドラマを見せるのか。
今作は、原作の世界観を大切にしながら、ドラマオリジナルのエッセンスもふんだんに盛り込んだ新たなストーリーが展開される予定。均衡の崩れた夫婦に再生の道はあるのか?それとも危険な橋を渡ってしまうのか?(modelpress編集部)
奈緒コメント
― 今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。「もともと原作マンガを読んでいたのでびっくりしました。原作がすごく面白くて好きだったので、純粋にうれしかったです」
― フジテレビ系ドラマ初主演となります。意気込みをお聞かせください。
「今年の占いで“初めてのことに挑戦するといい”と出ていたので、今年初めての大きな挑戦をこのドラマで経験させていただけるのはすごくうれしいです。今回の現場では初めてお会いする方が多くいらっしゃいますが、初めての皆さんと新しい作品を作れるのはすごく楽しみです。何よりも自分自身が楽しみながら現場にいられたらと思っています」
― 永山さんのポスター撮影はいかがでしたか?
「緊張しました!私が瑛太さんと初めてお会いしたのは福岡にいる時で、ちょうど上京しようとしていた頃でした。今回、この作品で瑛太さんと再会できたのがすごくうれしいです。瑛太さんと私は、結婚5年目という長く連れ添った夫婦の役なのですが、私たちの空気でお芝居させていただいた時、どういう夫婦になるんだろうと今からすごく楽しみにしています」
― みちを演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
「この物語の登場人物はみな、自分とも向き合って、相手とも向き合って、いろんな悩みや迷いと出会います。“だからこそ、これだけ多くの方に届く作品なのかな”と思いながら原作を読んでいたので、私も怖がらずにみちと一緒に悩んだり、迷ったりしていこうと思います」
― 視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「主人公や、いろんな登場人物に寄り添いたくなるドラマになると思います。誰に寄り添うのかは、皆さんが自由に見てくださったらうれしいです。一生懸命作ります」
岩田剛典コメント
― 今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。「木曜劇場は『ディア・シスター』以来8年半ぶりの出演になります。久しぶりにこの枠に帰ってきて、大人になったなと思う気持ちもありますし、自分にとっては夫婦の人間模様が展開されていくドラマは初めてなので楽しみです。共演者の皆さんも初めましての方ばかりなので、今からお芝居するのが楽しみです」
― 原作を読んだ感想はいかがでしたか?
「これまで『金魚妻』や不倫をテーマにした作品に出演させていただいたので、そういう経緯でオファーいただいたのかなと思ったくらい、なかなか攻めた内容になっていると思います(笑)。ドラマが映像化されてどんな展開になっていくのかも、自分自身楽しみです」
― 田中さんとのポスター撮影はいかがでしたか?
「ドラマのお仕事は初めてですけど、バラエティー番組などでお会いしたことはありますので、初日から打ち解けられているような気がします」
― 新名を演じるにあたり心がけようとされていることは?
「原作があるといえど、脚本をしっかり読んで、ドラマ版の新名という役どころをつかんでいきたいと思いますし、これから監督とも相談しながら作っていきたいと思います」
― 視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「夫婦の人間模様を楽しんでいただけると思います。もしかしたらドロドロした部分もあるかもしれませんが、登場人物の誰かしらにすごく共感していただけるような内容になると思うので、ぜひ楽しみにしてください」
田中みな実コメント
― 今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。「3年ほど前に電子コミックで読んでいたので、お話をいただいた時、“え、あの作品!?”と驚きました。結婚している、していないに関わらず、長くお付き合いをしているとこういうこともあるのかなと、自分に置き換えて読んでいる方も少なくないのではないでしょうか」
― 岩田さんとのポスター撮影はいかがでしたか?
「バラエティー番組などでご一緒させていただいていますので、今日の撮影も自然と打ち解けられました。岩田さんは西谷監督の『シャーロック』に出演されていますし、いろいろと教えていただきながら引っ張ってもらいます」
― 楓を演じるにあたり心がけようとされていることは?
「強く見え過ぎない方がいいのかな?夫への愛はあるし、好きだから、信用しているからこそ多忙を理由に甘えてしまっている。やるせなさや葛藤を表現できればと思います」
― 視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「木曜日の夜にご覧いただいて、金曜日に職場や学校で話題にしてもらえるといいなぁ。話題に事欠かないドラマになると思いますのでご期待ください」
永山瑛太コメント
― 今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。「問題作と言いますか、いろいろと良い意味で賛否両論を呼ぶような作品で、挑戦しがいがあるので、楽しみたいなと思いました」
― 奈緒さんとのポスター撮影はいかがでしたか?
「初めて福岡でお会いした時からすごく芯がしっかりしていて、今後女優さんとして何か起こしてくれる方だなと直感していました。今日のスチール撮影でも、お互い気を遣い合わなくても、自然に波長があっているという感覚がありました。これからお芝居する上でいろいろな心の機微を表現していきたいですが、そこでもまた新しい奈緒さんを見られることを楽しみにしています」
― 陽一を演じるにあたり心がけようとされていることは?
「ドキドキハラハラしながら原作を一気に読ませていただきました。陽一という人は、おそらく世の女性の大半の方を敵に回すと思います(笑)。そういう叩かれ具合というのも、役者としては楽しんでいきたいですし、陽一にも心の中にいろいろ思いがあるわけで、そこが露呈されていった時に視聴者の方々に何を感じていただけるかなと期待しています」
― 視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「“結婚ってなんだろう”とか、“男と女ってなんだろう”とか、“瞬間的に運命と向き合った時に人はどう動くんだろう”とか、ドラマでしか描けない生々しさを楽しんでいただけたらなと思います」
プロデュース・三竿玲子(フジテレビドラマ・映画制作センター)コメント
― 企画の経緯について「原作は女性から圧倒的支持を得る大ヒットコミックで、夫婦のタブーをテーマにし、なかなか口に出しては言えない、でも誰もが密かに心の中に思っていることがたくさん描かれていて、大変面白く、私も一ファンとして読ませていただいておりました。2組の夫婦、4人がそれぞれに悩みがあり、思いがあり、もがき苦しんでいる。誰一人として本当の意味で悪者はいないこの作品にほれ込み、映像化のオファーをさせていただきました」
― 吉野夫婦のキャスティングについて
「みちは派手なことはせず真面目に生きてきた“普通”の女の子で、だからこそ、彼女が心に隠しているセックスレスの悩みは他人事ではなく共感を呼ぶのだと思います。さまざまな個性的な役もこなす演技力がありながら、“普通”をものすごくチャーミングに演じられるのは奈緒さんしかいないと思いオファーさせていただきました。陽一は、その行動自体は女性に嫌われる要素もありますが、それでもどこか憎めない人間味がある役どころです。彼を圧倒的に魅力的に、説得力を持って演じられる方に、という思いから、コメディからシリアスまで幅広くこなす演技力と、年々増している大人の色気と、たまに垣間見える少年のようなかわいさを併せ持つ永山さんにお願いさせていただきました」
― 新名夫婦のキャスティングについて
「新名は、誰もが憧れる“王子様感”と色気があるミスターパーフェクトに見えますが、実はずっと密かに抱えていたものがあり、苦しんでいる男性です。パフォーマーとしても俳優としても人気があり、圧倒的“王子様感”のある岩田さんのパーフェクトさが崩れていく、悲しい、寂しい表情のお芝居を見たいと思いオファーさせていただきました。楓は、優雅に泳ぐ白鳥が水面下で必死に足を動かしているように、キラキラした世界での活躍の裏で必死に努力している女性です。女優としても今注目されていて、女性の憧れの的であり、洗練されていて、凛とした大人の女性で、自分をしっかりと持っている印象の田中さんにピッタリな役柄だと思いました。今回、この豪華な4人のキャストにお願いできたことを、本当にうれしく思っています」
― 視聴者の皆さんへのメッセージ
「心揺さぶられる原作の物語にドラマオリジナルのエッセンスを盛り込み、原作のファンの方もドラマから見ていただく方も、4人の誰かに必ず“自分”を見つけて共感できるドラマになっていると思います。この春は、『あなたがしてくれなくても』に是非、ご期待ください」
【Not Sponsored 記事】