「どうする家康」岡田准一、松本潤がこだわっていたこと「うちまで来て練習したことがあった」
2023.01.29 20:45
views
嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)に出演する俳優の岡田准一が、自身が演じる織田信長役や松本への想いなどを語った。
松本潤主演「どうする家康」
今作は、希代のストーリーテラー・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描いた、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作品。岡田は、さまざまな常識をくつがえし、常人離れした思考回路をもち革新的な戦術を生み出していく孤独なカリスマ・信長を演じる。
岡田准一、織田信長役を分析
演じる信長について、岡田は「オファーをお受けした時から、制作陣からは『長年大河ドラマを愛して下さっているファンを大切にしながらも、家族で見られる新しい大河ドラマをつくりたい、挑戦したい』という話を伺ってきました。僕自身も、時代劇の可能性や時代劇を演じていく意味、これまでの時代劇をどう超えていけるかを日々模索していますが、信長は破格の人物なので、“こんな時代劇があっても良いじゃないか”ということを身をもって提案できる役柄だと思っています」と分析。「人気の戦国武将ですし圧倒的な存在なので、演じる上でハードルの高さはあります。でも、今作ではあくまで“家康にとっての信長”というキャラクター。家康との関係性が軸にあるからこそ、人間味も見せていきたいですし、強さも脆さも魅力も、家康がいるからこそより立体的に見えるキャラクターにできたらと思っています」と明かした。
岡田准一、川口和空&松本潤の相撲シーンを振り付けていた
また、徳川家康の幼少期・竹千代を演じている俳優の川口和空と松本との相撲シーンについては「子どもの頃から、肉体的にも精神的にも家康にトラウマを植え付けるのが信長なので、その象徴的なシーンですよね。このシーンは、演出側から振り付けをお願いされたので、大河ドラマで動きを付けるなんて考えてもみませんでしたがお引き受けしました。台本にも『総合格闘技のように』と書かれていて、新たなチャレンジという意味でも担当させていただきました。子役の川口和空くんと松本潤くん、それぞれかなり特訓してもらいました」とコメント。「もちろん安全面には気を付けていましたが、特に川口くんに対して、あんなにハードな動きでいいのかということも不安に思っていて。でも、あのシーンが終わった後、川口くんは『アクションが楽しかった、アクションが出来る役者になりたい』と言ってくれたので、結果的には良かったなと思っています。少し教えるとすぐに出来る様になって、成長スピードが早かったです。単に振りを入れるだけではなく『動きに捉われすぎずに、感情が出るのを大切にしよう。そこはサポートするから』という話もしていましたが、それもよく理解して演じていました。一緒にやっていて、僕も楽しかったですね」と川口とのシーンを振り返った。
さらに「松本くんは、相撲シーンを練習したいということで、うちまで来て練習したことがありました。 僕が振りを付けるからこそ、より完璧にやりたいというのも言ってくれていました。このシーンや、僕に限らずですが『やりにくい部分はないか』なども含めて、松本くんは役者の皆さんともよくお話をされているんですよね。主演として申し分ない気遣い、細やかさ、丁寧さがあって頼りになりますし、僕自身も芝居においてぶつかりやすいです」とした。
岡田准一、松本潤への想い明かす
また、大河ドラマ出演に関して「僕が主演を経験させていただいた『軍師官兵衛』では、大河ドラマ経験者の先輩として、竹中直人さんが近くで支えてくださいました。竹中さんには本当に感謝しかないんです」と回顧。「なので今回は、大河の先輩として、微力ながら松本くんを支えられたらということは思っています。大河だから、時代劇だからと小さく収めようとせずに、自由にやることの大切さも、竹中さんから教えていただけたことです。収録が始まってしばらくは、大河ドラマ出演自体が初めてという松本くんに対して、自由に芝居する部分を見せようというのも意識しています」と明かした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】