林遣都、葵わかな(C)テレビ朝日

林遣都が葵わかな、成田凌が伊藤沙莉の夫役 大型SPドラマ「キッチン革命」出演決定

2023.01.16 05:30

俳優の林遣都成田凌が、3月25日・26日の2夜連続で放送されるテレビ朝日系大型スペシャルドラマ『キッチン革命』に出演することが決定した。

  

大型スペシャルドラマ「キッチン革命」

「キッチン革命」ロゴ(C)テレビ朝日
本作は、実在の女性2人をモデルに、日本の未来のために奮闘した彼女たちの姿を力強く描き上げる大型スペシャルドラマ。第1夜は、今では誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、現代でいうレシピ=“料理カード”を作った女性医師・香美綾子(かがみ・あやこ)を、葵わかなが演じる。レシピという発想がなかった時代に、予防医学、そして栄養学の観点から、誰もがおいしくて栄養のある料理を作ることができるよう、料理の数値化に挑んだ彼女の足跡をたどっていく。

第2夜の主人公は戦後復興の荒波の中、ダイニングキッチンを発明して台所を改革した日本初の女性建築家・浜崎マホ(はまざき・まほ)。それまで暗くて寒い北側に追いやられていた台所を家の中心へと移し、光り輝くステンレスの流し台を備えた、明るいキッチンへと変身させる。そんな過去に前例のない一大プロジェクトに乗り出し、日本の住宅を一変させたマホを伊藤沙莉が颯爽と演じる。さらに、壮年期の綾子に薬師丸ひろ子がふんし、2人のヒロインの運命が交錯する瞬間をドラマチックに描き出す。

林遣都、ひたむきな主人公を支える純粋な先輩医師に

すべての出演作で圧倒的な存在感を見せつけてきた林が本作で演じるのは、綾子が入局する東京帝大医学部附属医院の先輩医師であり、のちに彼女の夫となる香美昇一(かがみ・しょういち)。人づきあいが苦手で研究ばかりしている“変人”だが、男尊女卑が根強い時代、ただひとり偏見にとらわれることなく、真摯に綾子に接する人物。2人はともに脚気治療のための胚芽米研究に尽力し、やがて人生を共にすることに。

林は「社会の風潮や常識にとらわれず、目標に向かって道を切り拓いていく女性たちの物語です。“自分を大切に生きていこう”というパワーをくれる作品」と本作の魅力を説明するとともに、「昇一は優秀な研究者。でも当時の男性らしくない平等な考えを持っており、心やさしく愛らしい人物として描かれているので、そんなキャラクターをきちんと表現したい」と役柄に誠実に向き合う決意を語った。

また、妻を演じる葵の演技を「クランクインの日、自分の出番の前にスタジオをのぞいたら、先に撮影に入っていた葵さんのスタジオ中に響き渡る力強い声を耳にして…。脚本で読んでいた以上に綾子さんの持つエネルギーを感じました」と絶賛。役柄同様、全力で突き進むパートナーを頼もしく思っていることを明かした。

成田凌、ヒロインの情熱に導かれ理想の台所づくりに奔走する設計課長を熱演

成田凌、伊藤沙莉(C)テレビ朝日
そして、変幻自在の演技でカメレオン俳優の名をほしいままにしている成田が演じるのは、日本住宅公団日本住宅公団・設計課長の本郷義彦(ほんごう・よしひこ)役。妻のために明るい台所を作りたいという思いを胸に、マホとともにダイニングキッチンの開発に向けて突き進む本郷をまっすぐに演じる。

成田は「伊藤沙莉さん演じるマホに感化されて、登場人物全員がどんどん熱を帯びて成長していくのですが、結果はもちろんのことその過程が素晴らしいので、全員が“上がっていく”物語を見てほしいですね」と、物語がはらむ“熱量”をアピール。

本郷という人物を「人にはわざわざ見せないやさしさを奥底に持っている人間。この作品は本郷という人間の成長物語でもあると思っているので、彼の成長も見届けてほしいなと思います」と、愛ある視線で見つめるとともに、「まわりに流されず、どんどん前に進んでいくマホさんの姿はひたすらかっこいい。見れば必ず元気が出て、前向きになれるドラマです」と、作品を通じて視聴者の背中を押すことを約束している。

そんなパートナーに対し、主人公を演じる2人も「昇一さんは綾子が飛んでいってしまわないように、帰る場所にいてくれる人。お守りみたいな存在」(葵)、「バディとして揺るぎない存在。マホに引っ張られているように見せかけて、となりに並んで走ってくれるなんて、すごく心強い!」(伊藤)と信頼を語っている。(modelpress編集部)

林遣都(香美昇一役)コメント

この『キッチン革命』は、男尊女卑の考えが当たり前だった時代に、社会の風潮や常識にとらわれず、自らが成し遂げたいと掲げた目標に向かって道を切り拓いていく女性たちの物語です。僕は葵わかなさん演じる主人公・綾子との出会いから夫婦として一緒に歩んでいく様を演じますが、どこか似た部分がある者同士が惹かれ合い、同じ目標を掲げて歩んでいく…。そのひとつひとつのシーンが色濃く描かれています。

昇一は優秀な研究者ですが、綾子と同じように自分の好きなことに没頭するタイプで、まわりからは“ちょっと変な人”と思われています。でも当時の男性らしくない平等な考えを持っており、心やさしく愛らしい人物として描かれているので、そんなキャラクターをきちんと表現したいと思っています。

葵さん演じる綾子は頑固で絶対にあきらめない、強い心を持っている女性。クランクインの日、自分の出番の前にスタジオをのぞいたら、先に撮影に入っていた葵さんのスタジオ中に響き渡る力強い声を耳にして…。脚本で読んでいた以上に綾子という人物が持つエネルギーを感じました。

今もまた当時と違う息苦しさのある世の中ですが、“自分を大切に生きていこう”というパワーをくれる作品です。戦前戦後、日本が計り知れない苦しみを抱えていた時代、世の中が少しでもいい方向に向かうために進んだ人たちの物語をぜひご覧ください。

成田凌(本郷義彦役)コメント

第2夜では、伊藤沙莉さん演じる日本初の女性建築家・浜崎マホさんに感化されて、登場人物たちがどんどん熱を帯びて成長していくのですが、結果はもちろんのこと、その過程が素晴らしいので、全員が“上がっていく”物語を見ていただきたいですね。特に、公団のメンバーとかけあいを繰り広げるシーンはチーム感が素晴らしくて、幸せな気持ちになりました。笑える部分もたくさんある作品ですので、楽しんで見てもらえたらいいなと思っています。

本郷は、愛する妻のためにキッチンを変えたい、よりよい台所を作りたいという思いから行動していて、人にはわざわざ見せないようなやさしさを奥底に持っている人間です。この作品は本郷という人間の成長物語でもあると思っているので、彼の成長も見届けてほしいなと思います。

僕から見て、伊藤さん演じるマホは“魅力だらけ”の人。彼女の口ぐせは「できない理由を探すより、できる方法を考える」というものですが、本当にセリフそのままの人。なかなか自分の意思を通すことのできる時代ではなかったと思いますが、まわりに流されず、どんどん前に進んでいく姿はひたすらかっこいい。見れば必ず元気が出て、前向きになれるドラマだと思います。

葵わかな(香美綾子役)コメント

綾子は猪突猛進タイプでまわりが見えなくなることも多いのですが、昇一さんと出会って大きな影響を受けます。昇一さんは綾子が飛んでいってしまわないよう、帰るべき場所にいてくれる人。綾子にとって“お守り”みたいな存在だなと思っています。

伊藤沙莉(浜崎マホ役)コメント

最初はマホが本郷さんのお尻を叩いているかのように表現されていますが、次第に彼がバディとして揺るぎない存在になっていきます。マホに引っ張られているように見せかけて、となりに並んで一緒に走ってくれるなんて、すごく心強い!マホも彼に対して尊敬を持っていることを感じています。

第1夜あらすじ

1909(明治42)年、実験と数字が好きな10歳の少女・綾子は、最愛の母を病気で失い、「お母さんのような人を助けたい」と決意。父の反対を押し切り、東京女子医専に進学する。

大正15年、女子医専を卒業した綾子(葵わかな)は東京帝大医学部附属医院の内科に入局。しかし男尊女卑の時代、綾子は男性医局員たちに冷遇される日々を送る。担当した脚気患者からも、「担当を男性医師に変えてほしい」と要望を出されてしまう。

失意の綾子を救ったのが、医局の先輩医師・香美昇一(林遣都)だった。彼は人付き合いが苦手で研究ばかりしている“変人”だったが、昇一は「君は、医者として日々やるべきことをやればいい」と綾子を鼓舞する。そんな2人がはじめたのは胚芽米の研究。当時、脚気は有効な治療法が確立されていなかったが、昇一はビタミン B1が多く含まれる胚芽米に光明を見出したのだ。しかし、胚芽米はおいしくないため患者にも嫌がられてしまう。そこで綾子は料理上手な叔母に胚芽米を炊いてもらい、誰でもおいしさを再現できるよう時計や温度計、秤などありとあらゆる“モノサシ”を用意。胚芽米をおいしく炊くための条件を“数値化”していく…。

その後、予防医学の観点から栄養学を極めようと決めた綾子は、家庭料理には栄養バランスの整ったおいしいレシピが必要だと考える。だが当時、料理の作り方は明文化されておらず、料理人の勘や腕、経験だけの世界だった。綾子は料理人たちに猛反発されながらも、料理法を数値化しようと奮闘して…。

第2夜あらすじ

1955(昭和30)年、日本住宅公団の設計課は、いつになくざわついていた。新たに公団住宅を作るにあたって、設計課長の本郷義彦(成田凌)が“お台所のマホ様”とよばれる浜崎マホ(伊藤沙莉)に設計チームのアドバイザーを依頼したためだ。マホは、日本初の女性一級建築士。海外育ちで日本の様式美を無視する曲者ともいわれていた。

初めの顔合わせで、マホはいきなり「一戸あたり13坪では狭すぎる」と公団の決定に異を唱え、従来の日本家屋で北側にあった台所を南側に置くことを提案。これまで寒い場所での苦しい作業だった“台所仕事”を快適なものにしたい、という理想からだった。

しかし、戦後日本のひっ迫した住宅事情から13坪という面積は覆らず、マホは“狭さに挑戦する”ことを決意。「妻のために素敵な台所を作りたい」という熱意を秘めた本郷とともに、理想の台所作りに向けて奔走する日々がはじまる。

狭い台所では動線の確保が困難で、料理がしづらい。そこでマホが思いついたのは、流し台の配列の変更だった。“動ける場所を広くする”のではなく、“動かないですむ”ようにする逆転の発想だった。さらに、じめじめして掃除が大変だった“ジントギ(人造石を成型して研ぎ出した素材)”の流し台を、汚れが落ちやすく、錆びないステンレスに変えることも提案。だが、国内でステンレスを生産している会社はなく、マホは住宅公団副総裁に、大型プレス機購入を直談判するが…!?

そんな中、マホが考案した流し台の配列に反対する声が上がり、それをきっかけに綾子(薬師丸ひろ子)とマホが交錯する出来事が起きて…!?
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