上白石萌歌・坂東龍汰・橋本愛ら、杉咲花主演「撮休」シリーズ第4弾メインキャスト発表 主題歌・特報映像も解禁<杉咲花の撮休>
2022.12.21 08:00
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俳優の杉咲花が主演を務める2023年2月10日配信・放送スタートのWOWOWオリジナルドラマ「杉咲花の撮休」(毎週金曜よる11時30分~)に出演する上白石萌歌、坂東龍汰、橋本愛らメインキャストが発表。併せて、本作の主題歌、特報映像も解禁された。
杉咲花主演「撮休」シリーズ第4弾
多忙な毎日を送る杉咲。彼女はドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日、通称“撮休”をどのように過ごすのだろうか?知られざる俳優のオフの姿をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、毎話異なるパラレルストーリーで贈る人気オムニバスドラマ“撮休”シリーズ。2020年に放送された「有村架純の撮休」は今までにない企画として話題を呼び、高い評価を獲得した。ドラマを見た視聴者からは「シリーズ作品にして欲しい!」と熱烈な声が上がり、本作はこれまでWOWOWが手掛けてきた「有村架純の撮休」「竹内涼真の撮休」「神木隆之介の撮休」に続く“撮休”シリーズ第4弾となる。
今回、主人公に迎えたのは、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(16)で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞を同時に受賞、2020年には連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを務め、その圧倒的な演技力で多くのドラマや映画で活躍し続ける杉咲。そんな彼女の撮休を描くために豪華監督と脚本家が集結した。
監督は、映画「ちょっと思い出しただけ」(22)などの話題作をはじめ、ドラマや演劇を手掛ける松居大悟、「愛がなんだ」(19)などで等身大の恋愛模様を巧みな会話で恋愛群像劇へと昇華してきた今泉力哉、さらにベルリン国際映画祭でのプレミア上映を皮切りに、釜山国際映画祭など世界中の映画祭で続々と上映が決定し、話題となっている映画「ケイコ 目を澄ませて」(22)の三宅唱が登場。脚本家は前出の監督3人の兼務に加え、小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」などで知られる作家・燃え殻、本年11月公開の映画「ある男」でも脚本を担当している向井康介、そしてドキュメンタリー映画の構成を務め、WOWOWでは「連続ドラマW 鵜頭川村事件」も記憶に新しい和田清人が参加。個性豊かなクリエイターたちが、杉咲とともに6つの世界を作り上げていく。
「杉咲花の撮休」メインキャスト解禁
今回解禁となったメインキャスト情報。シリーズ第4弾となる本作に豪華&実力派俳優たちが集結した。トップバッターを飾る第1話「丸いもの」(監督・脚本:松居)には女優や歌手として多彩な才能をみせる上白石、映画を中心に活躍する松浦祐也が出演。第2話「ちいさな午後」(監督:今泉/脚本:燃え殻)には、11月公開の映画「窓辺にて」(22)で今泉監督作に出演した若葉竜也、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の好演で大きな反響を呼んだ芹澤興人、映画やドラマで活躍するほか、今年は「善人長屋」で連続ドラマ初主演を飾るなど飛ぶ鳥を落とす勢いの女優・中田青渚、シリーズ第2弾の「竹内涼真の撮休」でも登場し、ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」での迫真の演技に多くの視聴者から支持を得ている岡部たかし、映画「野火」(15)、「斬」(18)以来、4年ぶりの新作映画を始動したことが話題となっている映画監督・俳優の塚本晋也が出演。
第3話「両想いはどうでも」(監督・脚本:今泉)には、映画やドラマ、配信コンテンツなど様々な作品に引っ張りだこの俳優・泉澤祐希、モデル、女優などマルチに活動する菊池亜希子が出演。
第4話「リリー」(監督:松居/脚本:向井)では、InstagramなどSNSで話題となり、モデル・歌手のほか、近年では映画やドラマなどで精力的に活動する中国人美女“栗子”ことロン・モンロウ、数多の作品に出演し、多様なキャラクターで見る者を魅了する名俳優・光石研が出演。
第5話「従姉妹」(監督:三宅/脚本:和田・三宅)では端正なルックスとその確かな演技力で出演オファーが絶えないブレイク中の坂東、「連続ドラマW 両刃の斧」では刑事役を熱演。神秘的な透明感と圧巻の演技力で今や唯一無二の存在となる橋本。今年、地上波連続ドラマ初主演となった「家庭教師のトラコ」でミステリアスな家庭教師役が話題をさらい、注目作も控える橋本の撮休シリーズ初登場に注目だ。
最終話「五年前の話」(監督:三宅/脚本:和田・三宅)では、坂東、橋本のほか、2015年に女優デビューしてから、大河ドラマをはじめ、数々のドラマや映画に出演する芋生悠、WOWOWのオムニバスドラマ「ワンナイト・モーニング」(22)でも繊細な役を演じた。そして、三宅監督からの信頼も厚く、最新作「ケイコ 目を澄ませて」にも出演する俳優の足立智充が出演。さらに、シリーズ恒例のオープニング映像には映画、ドラマ、舞台、CMなど様々なフィールドで活躍する名バイブレイヤーの松尾諭が、杉咲に撮休になったこと伝えにいくプロデューサー役をコミカルに演じる。今回、そのオープニング映像の一つがお披露目された。
Chilli Beans.「杉咲花の撮休」主題歌に決定
そして、シリーズ最新作の主題歌を担当するのはMoto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)による3ピースバンド・Chilli Beans.(チリビーンズ)。今年バンド初となる全国ツアー、Chilli Beans.1st one man live tour「Hi, TOUR」が全会場SOLD OUTで終了し、話題沸騰中のChilli Beans.が本作に彩りを注ぐ。劇伴音楽にはシリーズ第3弾「神木隆之介の撮休」でシリーズに初参加した安達練が担当する。(modelpress編集部)ストーリー
<第1話「丸いもの」>突然の撮休、杉咲花は洗濯機が故障していることに気付く。仕方なくコインランドリーに行くも、不慣れな花は千円札しか持っておらず小銭がない。両替をしに外に出てみると、路上でミュージシャンの瑞希(上白石萌歌)が弾き語りをしている。つい千円で瑞希のCDを買ってしまった花はとうとう所持金ゼロになってしまい、同じくコインランドリーに来ていた客・権田(松浦祐也)に小銭を借りようとするのだが…。
<第2話「ちいさな午後」>
撮休の朝、杉咲花は友人・優(中田青渚)に言われた一言がきっかけで平凡で凡庸な一日を過ごすことに決める。あてもなく出掛けてみると、行きつけの定食屋に閉店のお知らせが。店主(塚本晋也の事情を聞き、サラリーマン(若葉竜也)やほかの客(岡部たかし)と過ごす花。公園に行ってみるとリストラされた男(芹澤興人)に出会い、帰り道では小学生と猫を探す。皆いろいろあるんだと感じながら帰路につくのであった。
<第3話「両想いはどうでも」>
撮休の日、杉咲花は以前から好意を寄せている草(泉澤祐希)の家に出掛ける。正式に交際をスタートさせるかどうかを次の休みに話そうと、草と約束をしていたのだ。しかし、花の仕事のことを気遣ってはっきりとしない草。話が本題からそれてしまう2人はついに、マネジャー・武田(菊池亜希子)に話しに行くことにするが、そこでも2人の恋模様は置いていかれる。
<第4話「リリー」>
中国映画の出演が決まっている杉咲花は、撮休を利用して中国語レッスンを入れることに。初めて会う先生・リリー(ロン・モンロウ)とカフェで待ち合わせするが、リリーが携帯電話をどこかに落としたことが分かり、2人はレッスンそっちのけで捜しに出掛ける。交番に届けを出すと感じの悪い警察官(光石研)に嫌みを言われ、突っ掛かってしまう花。怒りをなだめるリリーの言葉で次第に花は自分を見つめ直し始める。
<第5話「従姉妹」>
撮休の日、杉咲花は同棲している恋人・桧山大樹(坂東龍汰)が、先輩から借りたカメラレンズを壊してしまったことを知る。俳優仲間の河野緑(橋本愛)にはあきれられるが、花は大樹にお金を貸してしまう。午後従姉妹の雪(杉咲花・2役)と食事をしに出掛けた花。雪になぜ役者になったのかと問われ、花は胸の内を打ち明けていく…。
<最終話「五年前の話」>
杉咲花は恋人・桧山大樹との同棲を解消することになり、俳優で友人の河野緑と一緒に住む家探しをしている。不動産会社の水野(芋生悠)と風間(足立智充)に勧められ、花はひとりで物件の契約をしてしまい…。そんな5年前の出来事を、映画の宣伝のためのインタビューを受けながら、花はふと思い出していた。撮休だからとマネジャーに取材を入れられてしまったある日の出来事だった。
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