ジェシー、市川猿之助(C)テレビ朝日

「最初はパー」ジェシー、市川猿之助の衝撃告白に涙 コンビの絆を再認識

2022.11.12 12:00

SixTONESジェシーが主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「最初はパー」(毎週金曜よる11時15分~ ※一部地域で放送時間が異なる)の第3話が11日に放送された。ジェシー演じる利根川豪太が、市川猿之助演じる澤村銀平の告白に涙する場面があった。<※ネタバレあり>

  

ジェシー、地上波連続ドラマ単独初主演「最初はパー」

ジェシー×秋元康(企画・原作・脚本)の強力タッグで、お笑い養成所で巻き起こる悲喜こもごもを描く新感覚“笑劇”ドラマの本作は、ひょんなことからお笑い養成所に入学した、何をやっても中途半端な政治家の息子・豪太が、コワモテの生徒・澤村や雨宮すみれ(乃木坂46賀喜遥香)、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)らと出会い、時にぶつかり、時に励まし合いながら、プロの芸人を目指して奮闘する笑いあり、涙ありの物語。

ジェシー、市川猿之助から決意の告白に涙

市川猿之助(C)テレビ朝日
11日放送の第3話では、澤村がステージ4のがんに冒されていることを豪太に告白するという衝撃の展開で幕を閉じた。これまでひとりで病魔と闘ってきた澤村だが、ついに信頼する相方・豪太に打ち明ける決意を固めた。公園に豪太を呼び出した澤村は、ネタと称してさりげなくがん宣告を受けたと告白。“そういことをネタにするのは…”と戸惑いながらもツッコみ続ける豪太だが、澤村の目に光る涙を見て“本当のことなんだ…”とがく然。「娘にテレビに出てる姿見せるまでは死ねねぇんだ」「豪太…すまん」と話した。澤村の言葉に「相方なんですから、首に縄つけてでも漫才してもらいますよ」と病気に打ち勝ち、これからも“ふたりで”漫才をやっていくという強い思いを再確認した。

「昔の俺ならひっそり野垂れ死んでた…今は違う、真っ先にオマエの顔が浮かんだ。世界にたったひとりの相方だから…」という澤村に、豪太は涙ながらに「…オチはないんですか?」と答えた。

賀喜遥香(C)テレビ朝日
自分たちが抱えている悲しみや苦しみまでも“笑い”に昇華しようとする芸人の凄まじい生き様、そして“相方”という誰よりも近く、誰よりも大きな存在の大切さ、あうんの呼吸で通じ合える関係性がヒシヒシと伝わってくるやり取りの数々を見せてくれたジェシーと市川の演技は胸に迫るものがあった。さらに、2人が涙ながらに持ちネタ「ドンドンドンドンドン引き、了解!」を見せた瞬間には、一気にこみ上げるものがあった。このひと言に、“絶対2人で漫才をやり続ける”“絶対相方を守る”という、コンビとしての大きな決断を感じた視聴者も多いようで、一緒に病気と闘っていく道を選んだ2人の今後を見守っていきたいと思わせた第3話となった。

18日放送の第4話では、澤村を守り抜く決意をした豪太が澤村に付き添って病院へ。「何としてでも救ってください」と医師に懇願するが、いろいろな問題が噴出して!?豪太がさらなる決断を迫られることになる。はたして、2人の運命は?

小籔千豊、レイザーラモンHG、パンブー佐藤…芸人続々登場

佐藤哲夫、レイザーラモンHG(C)テレビ朝日
また、第3話には小籔演じる相田の元相方で、人気お笑いコンビ・アパッチボーイズの正野泰也役でレイザーラモンHGが登場。さらに、正野の現相方・島地圭太役はパンクブーブーの佐藤哲夫。これまでの放送で、養成所の生徒たちがネタを披露するシーンが登場した際にも「クオリティーが高い!」「こんなにしっかりネタを見れるとは…!」「スベッてしまうネタのはずだけど、面白かった」など、SNSなどで大きな話題を呼んだが、今回HGと佐藤が見せたネタは、短い時間だったにも関わらず、さすがのひと言。SNSでも「すごい組み合わせのコンビだ!」「プロの漫才!」など話題に。さらに、20年前にコンビを組んでいた相田と正野のネタも同様で、演じる小籔とHGが魅せた表情、間、ツッコミにプロの芸人の技量を感じさせられたひと時となっていた。

レイザーラモンHG、小籔千豊(C)テレビ朝日
お笑い養成所が舞台の本作にプロの芸人たちが参戦し、リアリティーを与えた第3話には、養成所の生徒たちが披露するネタも続々登場。なお、第3話は動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」やTVerで見逃し配信されている。(modelpress編集部)

第4話あらすじ

澤村銀平(市川猿之助)から、ステージ4のがんだと告白された利根川豪太(ジェシー)は、世界にたったひとりの大切な相方を絶対に守り抜くと強い決意を固める。しかし、お互い言葉にはしなくても、何かを変えたら、大切な何かも崩れ落ちてしまいそうな気がしていた2人は、いつも通り大黒芸能お笑い養成所の授業を受け、いつも通り漫才のネタを作り続けていた。しかし、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)は、テンポよく漫才を披露する2人を見て、何か会ったに違いないと気づいた様子で…?

そんなある日、澤村に付き添って病院に向かった豪太は、担当医から病状と今後の治療についての説明を受ける。澤村は「娘にテレビに出ているところを見せるまでは…」と、恐怖心を押し殺して治療を受ける選択をする。そんな彼を絶対に守ると決意した豪太は「何としてでも救ってください」と医師に懇願するのだが、状況に応じて最善の治療をすることになると、費用がかなり高額になると言われてしまい…?

一方、これまで“プロの芸人”という夢に向かって走り続けてきた雨宮すみれ(賀喜遥香)ら養成所の生徒たちも、それぞれが複雑な思いを抱え始めていた。家族や友人との関係に悩む者、本当にこのまま夢を追い続けることへの不安から、大きな決断をする者も現れる。さらに、相田も元相方の売れっ子芸人・アパッチボーイズの正野泰也(レイザーラモンHG)から、コンビ再結成を迫られていて…?
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