「silent」ハンドバッグが指す“意味”に注目集まる「苦しい」「考えさせられた」
2022.11.11 00:14
女優の川口春奈とSnow Manの目黒蓮が共演するフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)の第6話が、10日に放送された。夏帆演じる生まれつきろう者の奈々のシーンで登場した青色のハンドバッグに注目が集まっている。<※ネタバレあり>
川口春奈&目黒蓮共演「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。奈々(夏帆)、恋心の行方
大学時代、ろう者・難聴者対象の就活セミナーを通じて出会った想と奈々。聴力を失い始めていた想にとって自分の話を聞いてくれ、傍で支えてくれる奈々は大事な存在だった。一方で、奈々は想に恋心を密かに抱いていた。しかし、紬との再会を経た後、紬と湊斗(鈴鹿央士)が別れ、改めて自分の紬への気持ちを再認識するようになっていた想は、自然と奈々との連絡を断つように。そんな想に不安を抱き始めた奈々だったが、ある日想と紬が待ち合わせているところを見かけてしまい、自分の恋の終わりを悟っていた。
奈々(夏帆)が見ていた“ハンドバッグ”の真意は?
そんな奈々の切ない恋心が描かれた同話で注目を集めたのは、奈々が街中でショーウインドー越しに覗いていた青色のハンドバッグ。これは好きな人との電話や声で話すことに憧れを抱いていた奈々が時々見るという夢にも登場していた。奈々の夢で描かれていたのは、想と電話で待ち合わせをし、2人横並びで会話をする姿。そして奈々の手には青色のハンドバッグが握られており、それを逆の手に持ち直すと、2人は手を繋いで歩き進むのだった。
しかし、奈々はろう者であるがゆえ、手話を使うため手を塞ぐことができない。手を繋ぐことはもちろんのこと、ハンドバッグは奈々とはかけ離れたものであり、“夢を見ても叶わない存在”なのだ。
この意味に気付いた視聴者からは「そうか…だからずっとリュックだったのか…」「手話だとハンドバッグも持てなければ手も繋げない。当たり前すぎて気付けなかったし、当たり前の大切さを実感した」「考えさせられた」「苦しい」など反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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