「silent」湊斗(鈴鹿央士)の「好きな人」が指す“二重の意味”&残酷な展開に「脚本が鬼」「辛すぎる」の声
2022.10.28 01:18
女優の川口春奈とSnow Manの目黒蓮が共演するフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~※第4話はプロ野球日本シリーズの放送時間延長につき、よる11時30分~)の第4話が、27日に放送された。戸川湊斗(鈴鹿央士)のセリフに反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
川口春奈&目黒蓮共演「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。想の親友という立場であると同時に、高校時代から密かに紬に恋心を寄せ続けていた湊斗。第3話終盤では、紬の家で想と鉢合わせした湊斗が家を飛び出し、紬と想の関係性に嫉妬しているのではなく、想との友情に対する思いの強さを紬に吐露していた。
湊斗(鈴鹿央士)、紬(川口春奈)に別れ切り出す
紬の家で2人きりになった想と湊斗は、LINEや携帯の音声機能を使って会話を交わし和解。湊斗は8年ぶりに想と向き合う中で何も変わっていないと感じ、後日、高校仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。しかし気を遣わせるのではないかと懸念し、当日まで迷い続ける想だったが意を決してフットサル場に。湊斗をはじめ、想を温かく迎え入れる同級生たち。一方で、湊斗を応援するという目的で一緒にやってきた紬は想と手話を通じ楽しそうに会話を弾ませる。その姿を湊斗はただ遠くから見つめるのだった。
紬がフットサルを楽しむ想の姿をベンチから見守っていると、湊斗が「間違えて買っちゃったから」とコンポタージュの缶を渡す。そして紬は想の抱えてきた葛藤や3年前から耳がほとんど聴こえない状態になっていたことを語り出し、感傷的な思いに耽る。
すると湊斗は「紬、お願いがあって」と切り出し「別れてほしい」と2度に渡って口に。最後に「別れよう」と再び言うと「好きな人がいるから」ときっぱり紬に告げるのだった。
その後場面が切り替わり、自販機の前で飲み物を選ぶ湊斗を横に、コンポタージュのボタンをいたずらっ気に押した想。ベンチに座ると湊斗は「(紬は)この3年本当は楽しくなかったと思う」と紬と交際を始めてからの3年間を振り返る。
そして「紬、想の横にいる時が一番可愛いんだよね」と湊斗から言われ、湊斗が紬と別れようとしていることを察知した想は「耳聴こえないんだよ」と一言。しかし湊斗は「他に何も変わってないから」と一蹴し、想のためではなく本音を言えば自分のために決断した別れだと話す。最後には「戻れたら俺は嬉しい」と高校時代に交際していた想と紬、そして2人を近くで見守る自分を表すかのように言及。想は涙を流しながら「湊斗」と声を振り絞るのだった。
湊斗(鈴鹿央士)の“好きな人”とは
「好きな人がいる」というセリフは想が高校卒業後、紬と別れるためにLINEで送ったメッセージの言葉。しかし、第2話でこの“好きな人”は紬を指していることがわかった。そして第4話では、湊斗の口から発せられた“好きな人”。これは、恋人である紬はもちろん、親友である想に向けられたメッセージとも捉えられる。二重の意味を持つこと、そして再び現れた“好きな人”というセリフに視聴者からは「この言葉を湊斗に言わせるって脚本が鬼」「まさかの展開」「辛すぎる」など反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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