岡田将生&中井貴一、11年ぶりの再会 京都で占いに行った過去告白「僕が社長、岡田くんが経理っていう設定で」<ザ・トラベルナース>
2022.10.13 17:55
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俳優の岡田将生、中井貴一、菜々緒が13日、都内で開催された10月20日からスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(毎週木曜午後9時~※初回10分拡大スペシャル)制作発表記者会見に出席。岡田の発言にツッコミが相次いだ。
岡田将生×中井貴一「ザ・トラベルナース」
本作は、スーツケースひとつを手にいろんな街を渡り歩き看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師=トラベルナースの那須田歩(岡田)と、その相棒となる伝説の看護師・九鬼静(中井)の活躍を描く。菜々緒は2人に刺激を受け敢然と立ち上がる外科医・郡司真都を演じる。この日は共演する安達祐実、恒松祐里、泉澤祐希、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、寺島しのぶ、松平健、そして脚本を手がけた中園ミホ氏も出席していた。
岡田将生、中井貴一への憧れ語る
質疑応答で、中井との約11年ぶりの共演について改めて聞かれた岡田は「まさか、こういうドラマという現場で、しかも中井貴一さんと2人でやれるっていうのは、本当に11年前は考えられないことで」と感慨深げ。「その時から中井貴一さんは作品に対する姿勢であったり、現場に対する姿勢も含めて、とても品があって。とても深く考えてどのシーンも向き合っていく姿は、やはりかっこよくてですね。そしてこういう、中井貴一さんみたいな俳優になりたいなと常々思いながら今回一緒にやらせてもらっていました」と中井への憧れを語った。
中井貴一、11年前に岡田将生と占いへ
一方の中井は「11年前に2人で京都で撮影だったんですけど、街で偶然、休みの日に2人で会って。なんでかわからないですけど、2人で地下にある占いに行って。僕が社長、岡田くんが経理っていう設定で、帽子を被って」と述懐。「その占い師の方が『いい男ね~』って岡田のことをやたら言うんですよ(笑)。『そうなんですよ。うちの経理なんですけど』って。『いや経理にしとくの、もったいないわねえ』なんて言って。その後にその方が、岡田君に『この人の会社辞めちゃだめよ』って言って。『2人でちゃんとやっていきなさいよ』なんて」と相性の良さを占い師に指摘されたことを明かした。
続けて中井は「それから11年お会いせず、11年ぶりにお会いして。多分その時にそんなことを言われていた記憶もすごくあるんですけど」としたうえで「(岡田君も)成長なさって。僕たちの年になってくると、バトンを渡す年になるので。今回は静と歩っていうのがバトンを渡すという関係性があるんですけど、役者としてもクロスしながら、そんな感じで毎日2人で楽しく、皆さんの大きな愛に包まれながらやらせていただきました」と岡田との再共演を楽しんでいる様子だった。
岡田将生&中井貴一「ザ・トラベルナース」への思い語る
医療従事者が厳しい状況に置かれてきた中、今回の役にどんな思いがあるか質問を受けた岡田は「大変な状況が続いていますけど、その中でもやはりこういうナース役をやらせていただくことも、本当に嬉しくてですね。だからこそ、噓がなくちゃんとどのシーンも、貴一さんとともに『なるべく嘘がないように作っていこう』という気持ちでずっとやっていました。とてもリスペクトしていますし、だからこそこのドラマを楽しみに、ご期待に添えるようなドラマにしたいなと思いながら3ヶ月間やっています」とストイックな思いを語った。同じ質問に中井は「医療ドラマではないと思っていて。医療に携わる人間とかっていうことよりも、根本的に『人間としてどうあるべきか』っていうことを、このドラマの中で言っている気がするんですね。ですからもちろんナースの方たちを僕たちが実際にやってみると、『え、こんなことを考えてこれをやってらっしゃるんですか』っていうところの奥深さがあるんです」とコメント。
そして「『もういっぺん初心に帰ってください』っていうところもテーマにあるんですね。ですからそういう意味では、『今人が忘れかけているもの』『人間が忘れかけているもの』を、もういっぺん問い直すっていうドラマになっているので、あんまりやりながら医療ドラマだとは思ってやっていないところが正直あります」と考えを明かしていた。また、この日は、キャストが聖徳太子ゲームを行う一幕もあった。(modelpress編集部)
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