「24時間テレビ」ドラクエ「序曲」誕生秘話放送決定 安田顕主演でドラマ化

「24時間テレビ」ドラクエ作曲家・すぎやまこういち氏の半生ドラマ化

全世界累計8400万本を出荷した、日本が世界に誇るゲーム「ドラゴンクエスト」。そのテーマ曲として知られる「序曲」は東京2020オリンピック開会式の選手入場曲として演奏され、世界中を感動の渦に巻き込んだ。作曲したのは、CMソングや歌謡曲など、多くのヒット曲を手がけた作曲家・すぎやま氏。

昨年9月、惜しまれつつこの世を去った音楽界の巨匠が、いかにして「ドラゴンクエスト」と出逢い、あの名曲を生み出したのか。そこには数多くの奇跡と、いくつもの困難を乗り越えた、まさに勇者たちの熱い物語があった。今回は、そんな知られざる伝説の物語を個性豊かなキャスト陣でお届けする。

安田顕が主演、マヂラブ野田クリスタル・ももクロ百田夏菜子らが出演

主人公・すぎやまこういち役を演じるのは、ドラマや映画などで、ひと際存在感を放つ、俳優の安田顕。そして、その付き人役に野田クリスタル（マヂカルラブリー）、ドラゴンクエストの制作チームに平子祐希（アルコ＆ピース）、芝大輔（モグライダー）、加賀翔（かが屋）、古屋呂敏。女性職員として、ももいろクローバーZの百田夏菜子の出演が決定。世界を感動させたドラゴンクエスト音楽の誕生秘話を本格的なドラマでお届けする。

安田は本作主演を務めるにあたり、「このお話をいただいたとき、ドラゴンクエスト『序曲』の壮大な音楽が頭の中に広がりました。世代を超えて愛される音楽を作られた、偉大なすぎやま先生を演じさせていただき、大変光栄です。すぎやま先生がどのようなお方だったのか、皆様に届くことを願っております。是非、ご覧ください」と伝えている。

波瑠、高校吹奏楽部のドラクエメドレー生演奏で指揮

また、すぎやま氏には、「子供たちに沢山の音楽に触れてほしい」という想いがあった。25日放送の「THE突破ファイル」では、東京から約2000キロ離れた石垣島の石垣第二中学校に、女優・波瑠がサプライズ訪問する様子が放送された。一昨年、すぎやま氏は、吹奏楽・マーチングバンド部の生徒たちが古い楽器を使っており、修理や調整に苦労していたことを知り、たくさんの新品の楽器を寄付したのだという。

そんな想いを受け継いだ吹奏楽・マーチングバンド部の生徒約40人が、波瑠による指揮のもと、国技館でドラゴンクエストメドレーを生演奏することが決定。放送は28日あさ9時50分頃を予定している。圧巻のパフォーマンスに期待だ。（modelpress編集部）