Matt&父・桑田真澄、“家族愛”に感動「たった一言で…」 世界で絶賛の圧倒的没入感についても語る<映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』インタビュー>(C)モデルプレス

Matt&父・桑田真澄、“家族愛”に感動「たった一言で…」 世界で絶賛の圧倒的没入感についても語る<映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』インタビュー>

2022.12.29 19:30

タレントのMattと父・桑田真澄が揃って、現在公開中の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年12月16日(金)公開中)を鑑賞。世界中で話題となっている異次元の“没入型”映像体験から、本作のテーマでもある“家族愛”についてもたっぷりと語ってもらった。

異次元の“没入型”映像体験『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

世界歴代興行収入No.1の大作『アバター』の続編となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』がついに公開。前作に引き続き監督を務めたジェームズ・キャメロンのこだわりぬいた“人類史上最高の映像体験”は国内外で大きな話題を呼んでいる。

そんな圧倒的な“没入型”映像体験が描く舞台は、海をこよなく愛するキャメロン監督が本当に描きたかった美しく真っ青なパンドラの海。命を育み、生き物の架け橋となる美しい海を舞台に、新たな“海の部族”との出会い、そこに宿る生物たちの息吹、そして人類の侵攻との戦いが、壮大なスケールで描かれる。

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
前作『アバター』で恋に落ちた主人公ジェイク・サリーと先住民ナヴィのネイティリの子供たちが、新たなキャラクターとして登場。再び激しさを増す人類の侵攻を前に、神秘の星パンドラ、そして愛する者たちを守るためのジェイク、ネイティリそして子供たちの壮絶な戦いと家族の愛と絆が、エモーショナルに描かれる。

Matt「まるで本当にそこに“居る”みたいな感覚」


― まずは映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』をご覧になった率直な感想を聞かせてください。

真澄:とにかく進化した映像の臨場感がすごかったですね。前作よりも映像がさらに進化していて、水しぶきだったり、生物の呼吸などもリアルに描かれているのに驚きました。

Matt:本当に映像が美しかった!今回は3Dで拝見させてもらったので、立体感がすごくて自分も海の中にいるような感覚になりました。前作は映画を“観る”という感覚でしたが、今回はまるで本当にそこに“居る”みたいな感覚になって。パパが言ったように水しぶきがリアルすぎて自分にかかってくるんじゃないかと思うくらいです!あと色彩もすごく綺麗で、様々な青の美しさを体感できるのも素晴らしかったですね。

真澄:紫っぽい青だったり、深い青が出てきたりね。

Matt:そう!キリ(※1)が森の中で寝ているシーンとか、天使の羽のようなものを付けているシーンの青はすごくきれいで。「僕も天使の羽を付けたい」って思いました!

(※1)ジェイク・サリー一家の養子

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
真澄:映像もすごかったですが、ストーリーもすごく面白くて。前作は森が中心でしたが、今回は海。どちらも大自然が舞台になっていて、自然と「共存・共生」していくことが如何に大切かを感じることができました。

Matt:ストーリーも良かったよね。家族の愛や団結力が特に感動しました。あと僕はメイクも好きなので、来年のハロウィンはアバターメイクに挑戦してみようかなと思いました。本当は今日もアバターメイクしようかなと思ったんですけど、やりすぎかなって(笑)。

桑田真澄、圧倒的な没入感に「一緒に避けてた」

(※仮画像)桑田真澄(C)モデルプレス
― 前作を上回る圧倒的な没入感と映像体験が魅力の本作ですが、特に衝撃的だったシーンはどこでしたか?

Matt:僕は結構、どうやったらこんな映像を作れるんだろうと裏側を考えちゃうんですよ。現実にはないロボットに人間が乗っていたり、パンドラの先住民と人間が話しているシーンってどうやって撮っているんだろうって。全然違和感がなくて、「本当にこんな世界があるんじゃないか」と想像しちゃうような映像でした。

真澄:3Dだからよりリアルでね。

Matt:そう!パパ3Dの映画って観たことある?

真澄:映画館に行くのもすごく久しぶりで3Dも初めてだったから、本当にびっくりした。

Matt:結構びっくりするよね!

真澄:僕は結構避けてましたね。物が飛んでくるシーンとかは。

Matt:ピッチャーだったからね(笑)。

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
― (笑)。それくらいリアルだったと。

真澄:そうですね。サメのような生物に襲われるシーンなんかは、自分も一緒に避けてました。何度も「逃げる必要はないんだ」と自分に言い聞かせたんですけど、それでも避けちゃいましたね。

Matt:(笑)!弓の先とかも立体感あるから、リアル過ぎて自分が攻撃されそうと感じる人も絶対いますよね。人生の中で一番美しいしリアルな映像でした。だからこそ緊張感もすごくて戦闘のシーンは力も入りっぱなし。すごい体験でした…。

真澄:僕は海の中が怖いんですけど、映画を観て潜ってみたいなって思いましたね。

Matt:えー!

真澄:それくらい海の美しさを感じることができる映像でした。余談なんですが、昔に野球界を代表して油絵を描かないといけないことがありました。筆が全然進まず、Mattが小学校から帰ってきたら「僕が描いてあげるよ」と。書いてくれたのが、まさしく『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のポスターのような絵だったんです。僕は左下に「桑田」って書くだけで(笑)。

Matt:描いたことあったね(笑)。

真澄:「無垢な気持ちが出ている」とすごく評価されてしまって…。そんなことも思い出しましたね(笑)。

Matt(C)モデルプレス

Matt、親の愛に感涙「一言で安心させてくれる」

― 今作は”家族愛“がテーマとして描かれています。お二人にとって”家族“とはどのような存在ですか?

Matt:本当にピンチの時に助けてくれたり、味方になってくれるのが家族なんだなって映画を通して改めて感じました。ジェイクたちがファミリーミーティングをしているシーンを見ていると、過去のことを色々と思い出しましたね。

真澄:ジェイクの次男・ロアクが親の言うことを聞かずに失敗しますよね。そういった部分は、僕も子供のころ経験したし、Mattも言うこと聞かずにやってしまうこともあった。でも子供は失敗を経験して色んなことを学んでいくので、それが良い経験となっていくんだと感じます。成功体験も大切ですが、いろんな失敗を経験しながら成長していくんだなと改めて思いました。

― 真澄さんご自身も子供の頃は次男・ロアクのように親の言うことを聞かないことも?

Matt:パパ長男だよね?なさそうだけど。

真澄:いやいや。喧嘩も良くしたし、思い出したくないこともたくさんありました。今振り返ると「なんであんなことをしたんだろう」って思う大失敗もしましたね。

Matt:知らなかった…。あ、あと僕は小学生の時の運動会で走った親子リレーも思い出しました。

桑田真澄(C)モデルプレス
真澄:よーいドンの時にMattがピストルの音に驚いて転んじゃってね。

Matt:そう!可愛いでしょ(笑)。

真澄:泣いてなかなかスタートできずにビリでバトンを渡したんだよね。お母さんにもゆっくりでいいからねと言ったんですが、焦って転んじゃって。次走った長男が少し挽回して、最後は僕が走ってね。

Matt:最後はパパがごぼう抜きしたんですけど、その光景が浮かんできました。

― 最後に真澄さんがいたら頼もしいですね!

Matt:もう本当に頼もしくて。ジェイクたちが家族で協力しながら困難を乗り越えていくシーンを見ていると、やっぱり親は頼りになるなって。最近はパパと一緒にお仕事に呼んでもらうことも増えて、横にいてくれるだけで安心するんです。この前は僕のコスメブランドのポップアップストアに突然来てくれたこともあって。忙しいのにわざわざ大阪まで来てくれて、すごく嬉しかったです。

― 映画を通して昔を思い出したり、共感できるポイントも多かったんですね。

Matt:そうですね。小さなころパパと二人でいた時間を思い出して、それでまた感動しちゃいました。あと後半でお母さんのネイティリが家族のために死に物狂いで戦うシーンはすごくカッコよくて泣いちゃいました。僕のママも強いと感じる時があるし、そんな女性の強さを感じたシーンです。やっぱりピンチの時の親はすごく頼りになるし、親の言う「大丈夫」という言葉の力はすごいなって。たった一言で安心させてくれるのが親なんだなと。

真澄:もちろん小さく言えばジェイク・サリー一家という一つの家族ですが、大きな捉え方をすればパンドラの先住民・人間・動物・自然の全てが一つの大きな家族だと感じることができるのも印象的な映画でした。

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
― ジェイクと息子たちの関係も描かれる本作ですが、真澄さんがMattさんに受け継いでほしいことは?

真澄:一つあげるとしたら自分らしさですね。自分の信じていること・やりたいことを貫いて欲しい。僕はずっと勝負の世界で生きてきて、自分のスタイルを持ちながら戦ってきたので、ぜひMattにも自分らしさを最大限に活かしてもらいたいです。

― 今のMattさんの活躍はいかがですか?

真澄:自分らしく活動できているんじゃないですかね。心配になることはありますが、親の人生ではないですから。自分の信じた、楽しくて充実した人生を歩んでほしいなと思います。

― 逆にMattさんがお父さんから受け継いできたと感じることは?

Matt:メンタルの強さは父譲りだと思います。今の活動を始めた当初は批判されることも多かったんですけど、へこむこともなくパパが言ったように「信じた道を進もう」とプラスに考えることができました。あと、身体も強いですね。最近骨折をしてしまったんですけど、全治3か月って言われましたが3日後には収録に行っていたので(笑)。小さなころ野球やっていてよかったなと思いますね。体力があるのはすごく感じるし、どんなに忙しくても元気にいられるので。

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

桑田真澄「映画館じゃないと味わえない感動」

― 今作は”多様性“もテーマとして描かれていますが、映画を通して感じたことなどはありましたか?

Matt:「自分を信じた道を進む」というパパの言葉は、すごく“多様性”があったなと映画を観て感じました。野球を辞めて音楽の道へ進むのも応援してくれましたし。

真澄:やっぱりMattの人生なのでね。本当は野球を続けてほしかったですが、僕は比較的“多様性”を受けれているなと感じました。

― やっぱり真澄さんとしては野球を続けて欲しかった。

真澄:そうですね。ただ、野球をやらせた理由はいくつかあって、一番の狙いは体力がつくからなんです。小学校6年生までは野球をやりなさいと、それは唯一強制したことだと思います。もう一つ、野球は団体スポーツなので、相手を思いやり助け合うことを学んでほしかった。勝負の世界でもあるので、勝負の厳しさや努力の大切さ、あいさつや返事、道具を大切にするという日本野球の伝統は6年間学ばせるため。そのあとは、自分の好きな道へ行ってもらえればなと。おそらく野球をやってくれるだろうと思っていたんですが、僕の夢は叶わずでした(笑)。

Matt:叶わず(笑)。でも、昔ってもっと「こうあるべき」というのが強かったと思うんですけど、割と僕たち家族はずっと自由なのかなって。僕たちの姿を見て「子供の個性を尊重させてあげたいと思います」ってメッセージがきたりもしましたし。僕たち家族の姿が、“多様性”を受け入れるきっかけになると嬉しいですね。

真澄:プロ野球は色んな外国人選手がいて、言葉や文化も違いますが、相手のことを知っていくと「こんな素晴らしい人たちなんだ」と理解が深まっていきます。高校時代から「野球を通じて世界平和にしたい」なんて言って、周りからは馬鹿にされてましたけど、僕は今も野球を通じて世界平和に貢献したいと思っています。今回の映画も自然との調和や共存・共栄につながるヒントにもなるんじゃないかなと思います。

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
― “多様性”のほかにも様々なメッセージが込められていましたね。

真澄:そうですね。映画から色んなキーワードを投げかけられていると感じました。相手にリスペクトすることや、チャレンジをすること。他にも今住んでいるこの土地は自然から借りて住まわせてもらっている、あくまで私たちも自然の一部なんだと感じるシーンもありましたね。映像やストーリーも素晴らしいですが、僕は自然と調和しているシーンを見ているだけでも、すごく良い映画だなと感じました。

― それでは最後に『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はどのような方にお勧めの映画か教えていただけますか?

Matt:僕はパパと一緒に観に行けてすごく嬉しかったです。年齢関係なく楽しめる映画なので、僕は家族と一緒に観るのがお勧めだと思います。

真澄:Mattが言ったように世代を超えて楽しめる映画でした。どれだけ親にとって子供が大切か、違う部族と力を合わせることの大切さ、自然と共存することの大切さなど、色々なメッセージを感じることができると思います。クオリッチ大佐(※2)が人間の都合で自然を破壊していきますが、私たちの世界で進んでいる自然破壊についても考えるきっかけになる映画なんじゃないかなと感じました。

(※2)前作でパンドラに侵攻し命を落としたが、アバターとして復活しジェイク・サリー一家を追い詰める。

Matt:世界中でヒットすれば、意識も変わってくるかもしれないよね。本当にみんなに観てほしい。

真澄:それと、とにかく映像が素晴らしいので、映画館で観てほしいですね。久しぶりに映画館に行った僕が言うのもおかしいですけど、圧倒的で臨場感のある映像は映画館じゃないと味わえない感動だと思います。

Matt:今作を観る前に前作の『アバター』を観直したんですけど、2009年にあの映画を撮っていたのも改めて感動したし、それを超える体験ができるというのも衝撃で。

― その時代の最高レベルの映像体験を提供してくれている感じがしますね。

Matt:本当にそう感じます。次回作も2024年に公開予定だと聞いたので、次はどんな映像体験をさせてくれるのかも楽しみに待っています!

― ありがとうございました。

桑田真澄、Matt(C)モデルプレス
(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』あらすじ

12月16日(金)全国劇場にて公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。再び人類がパンドラに現れるまでは…。神聖な森を追われた一家は、“海の部族”の元へ身を寄せる。だが、この美しい海辺の楽園にも、侵略の手は迫っていた…。

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