景井ひな&なえなの、人生を変えた“ひと夏の奇跡”に感動「1番好きな映画」「自分と重ねながら…」<『あの夏のルカ』座談会インタビュー>
2021.07.08 17:15
イタリアの港町を舞台に、ひと夏の冒険と友情を描いたディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』を、プライベートでも仲が良いというクリエイター・景井ひなさんとインフルエンサー・なえなのさんが鑑賞。「1番好きな映画」「明日から頑張ろう!って思えた」と2人も絶賛したように、今、女性の心を掴んでいる理由とは?TikTokに登場した『あの夏のルカ』のエフェクトを可愛く撮るコツを、アンバサダーでもある景井さんが教えてくれました。
目次
ひと夏の奇跡を描いた『あの夏のルカ』
イタリアの美しい海辺の町を舞台にディズニー&ピクサーが贈るオリジナル長編映画『あの夏のルカ』。<海の世界>のシー・モンスターの少年ルカは、未知なる<人間の世界>への憧れを抑えきれず、友人のアルベルトと共に本当の姿を隠し港町にやってきた。<海の世界>と<人間の世界>。互いに恐れ合う2つの世界に、ルカが巻き起こした<ひと夏の奇跡>とは…?“かつて子供だったすべての人”に贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。景井ひな&なえなの「純粋な気持ちを思い出した」
― 『あの夏のルカ』をご覧になって、いかがでしたか?景井:ディズニー&ピクサー作品で1番好きな映画でした。海の世界しか知らなかったのに、親の反対を押し切ってまで、人間の世界に飛び出したルカが、自分と重なるところもあって。同じシー・モンスターのアルベルトと一緒に夢を追いかけ、励ましあいながら成長していく姿、2人の絆にも感動…!2回観ているのに同じタイミングで涙が溢れて、途中から泣きっぱなしでした。
なえなの:私も自分と重ねながら観てました。大人には無謀だと思えることも、できる!と信じてひたむきに頑張る姿に、20歳になった自分には失われていた気持ちを思い出したりして。友情と冒険が詰まってるよね。それにディズニー&ピクサー作品は映像がとにかくキレイで、目でも楽しめるなって思いました。
景井:分かる!私が感動したのは、ルカが海の世界から初めて地上に上がるシーン。私が夏のテーマで動画を作るときは、風鈴とかひまわりとか、夏らしいモノを一緒に映さないと伝わらないんですけど、このシーンでは照りつける太陽や青空、青々とした木々…風景だけで夏を感じたんです。すごいなぁって見入ってしまいました。
なえなの:本物かと思うぐらいリアルよね。海の中も綺麗だったしカラフルな街並みも可愛い。出てくるジェラートも美味しそうだった!でも、落としちゃって食べられないっていう(笑)。
景井:ジェラートがいろんなところに飛んでたよね(笑)。愛嬌のあるキャラクターもたくさん出てきて可愛かった。最初に出てくる魚のモナリザとジュゼッペがすごく好きでした。
なえなの:なえは、ルカとアルベルトが人間の世界で出会ったジュリアのパパですね。ルカとアルベルトに料理をふるまってくれるんですが、巨体のパパがパスタを作るって時点で可愛い(笑)。ジェノベーゼが食べたくなった~。
― 子供の頃の夏の思い出といえば?
景井:夏は木登りしたり、キャンプに行って川遊びしたりしてました。私は熊本出身で山育ちだったから、自然で遊ぶ=冒険!ケガをすることもあったけど楽しかった。ルカもアルベルトも、傷つくことを恐れないし子供の頃の好奇心ってすごいよね。今だったら恐怖心が勝っちゃう(笑)。
なえなの:私は東京に遊びに行ったことが冒険だったな。静岡の田舎で育ったから、高校生で初めて東京に行ったときは路線も駅の出口も何がなんだか分からない。静岡に帰る日、携帯の充電が切れちゃって、バス乗り場にたどり着けずに、最終バスを逃したときはめちゃくちゃ泣いた(笑)。結局、モバイルバッテリーを買って両親に電話してホテルに泊まったんだけど、忘れられない思い出です。
景井:夏といえば、ヨルシカのsuisさんが歌う「少年時代(あの夏のルカver.)」のエンディングもすごく夏にぴったりだったよね。
なえなの:ヨルシカさんの曲が好きで普段から聞くんだけど、夏気分になれたよ。明るくて涼しげな歌声がルカたちのストーリーに合ってた!
景井:私たちはリアルタイムで「少年時代」を知らない世代だけど、誰もが“少年時代”を経験しているから響くんだろうな。カバーされていくことで受け継がれていくし、世代を超えて共通する音楽や夏があるって素敵だなと思いました。
人生で1番のチャレンジは…
― では、人間の世界に飛び込んだルカのような、人生で一番のチャレンジといえば?景井:就職先が決まっていたけど、その道を蹴って芸能界の道に進んだこと。ルカと同じように、親から猛反対されたんです。手に職をつけて、真っ当に生きることが1番幸せになる方法だって。親を説得してやっとの思いで飛び出しました。苦労したこともあったけど1回決めたら絶対やり遂げたいと思う性格。後悔したことはなかったですし、今では親も応援してくれて、テレビ出てたねって嬉しそうに報告をくれるようになりました。
なえなの:全く一緒!ひなちゃんの話を聞いていて、自分のことかと思った(笑)。私も学校を卒業してアパレル店員をしていたけど、YouTubeやインフルエンサーとしての活動がやりたくて仕方なかった。でも、YouTubeやSNSのことを知らない両親は猛反対。「あなたのことを想って言っている」という親を振り切って、お仕事を辞めて、自分でお金を出して東京に出てきたことが1番のチャレンジでした。だから、ルカが海の世界から飛び出したときは、「ルカ頑張れ」「もっと行けもっと行け!」って心の中で応援しちゃった。
景井:知らない世界でも、チャレンジしないと夢が叶うこともないもんね。シー・モンスターはもともと人間に怖がられた存在だったけど、ルカは自ら飛び込んで人間たちと関わっていくことによって世界が変わっていく。夢が叶わなかったとしても何かしら変わるきっかけになったりするし。『あの夏のルカ』を観て、今までの努力は間違ってなかったんだなって思えました。
― 映画では自分を鼓舞するために「黙れブルーノ」という合言葉が登場しますが、2人が勇気を出すときのおまじないは?
なえなの:「やったら終わる!」って思うこと。どれだけ緊張してガチガチでもやったら終わるから。でも普段からあまり緊張しないタイプです。
景井:え~、すごい!私はマネージャーさんや周りの人に「緊張してます」って伝えます。緊張の気持ちを配って、自分が抱えているものを減らすんです(笑)。吐き出すと意外といけるかも?って思えるから。
なえなの:私たち境遇は似ていても、ここはちょっと違うね(笑)。
2人の関係性は「お互いが大好き」「刺激がもらえる存在」
― お二人はプライベートでも仲が良いんですよね。仲良くなったきっかけは?景井:まだお互いのことをSNS上でしか知らないときから、お仕事で一緒になることが結構あって。その時は私が人見知りで全くしゃべれず、なえちゃんが喋りかけてきてくれても、うまく返せなかった記憶がある(笑)。共演することも増えて、徐々に打ち解けていった感じだよね。
なえなの:そうだね。最初クール系かなって思ってたんですよ。あとで人見知りと知って、なるほどねって思いました(笑)。
景井:なえちゃんってふわふわしてるイメージがあったけど、想像以上にしっかりしているし、メンタルが強いんです。芯をちゃんと持っていてすごいなって思います。テレビとかに出ているのもチェックしているし、刺激をもらえる存在。
なえなの:なえもひなちゃんが出ているテレビは見てる。なんならスマホで撮ってる(笑)。お互いのこと好きだよね。私は昔からひなちゃんの動画を見ていた古参で、この子は来る!って確信がありました。見た目も可愛いんだけど、人を想う心がすごくキレイ。どうやったらこんなコに育つんだろう。ひなちゃん以上にTikTok頑張ってる人思いつかないし、努力が目に見えるんです。いつも背中を押されてます。
景井:そんなふうに思ってくれてたの知らなかった(照)。
― 素敵な関係性ですね。お二人が思う、かけがえのない友情とは?
景井:遠慮せずになんでも言い合えることかな。本当の友達って、友達が間違った方向に進みそうなときは、何が何でも止めなきゃいけないと思ってて。ルカとアルベルトのように、ときには本気でケンカして、相手のことを真剣に考えられる関係性は、本当の友情だなって感じました。
なえなの:いくつかあるけど、やっぱり相手のことを自分のことのように考えられること。自分が悲しいときにはそばにいてくれて、一緒に悲しんでくれる。自分と同じくらい大切に想える人はかけがえのない存在だなって思います。
シー・モンスターに変身!?TikTokにエフェクト登場
― 撮影では、『あの夏のルカ』のTikTok“シー・モンスターに変身”エフェクトのアンバサダーでもある景井ひなさんにアプリで遊んでいただきました。可愛く撮るコツは?景井:手のひらを出すと、水しぶきがかかってシー・モンスターになるエフェクトで、再現性がすごかったです。変身前の水しぶきがかかるところを可愛く演技したら、より可愛く見えそう!変身の動作をいろいろ楽しんでみてほしいです。
※エフェクト詳細はスマートフォンからご確認ください。
― 最後に、『あの夏のルカ』をまだ見てない方へメッセージをお願いします。
景井:成長するにつれて忘れていってしまう純粋な気持ちが一気に蘇えってくる作品です。「一歩踏み出したいけど、親が反対していて踏み出せない」とDMでもたくさん相談が来ますし、ルカと境遇が似てる人はたくさんいると思う。『あの夏のルカ』は、チャレンジすることの大切さを教えてくれるので、一歩前に進みたいと思う人にはぜひ観てほしいです。
なえなの:成長するうえで誰もが経験するようなことが描かれていて、子供、大人どちらのキャラクターにも共感できました。親が厳しくしていた理由も、思春期真っ只中だと気づけなかったりするんですよね。親もただ反対してるのではなくて、子供のことを大切に想っているから。純粋な気持ちを忘れずに、お互いが寄り添えたら素敵だなって思うし、私も学べるものが多かったです。明日から頑張ろう!って活力になると思います。
― ありがとうございました。
『あの夏のルカ』ディズニープラスで独占配信中
『あの夏のルカ』は、ディズニーの定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」にて見放題で独占配信中。誰もが心に抱いていた冒険心、かけがえのない友達、そして夏の思い出。人生をキラキラと輝かせる宝物が詰まった作品に、この夏出会ってみては。(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
撮影:伊東祐輔