ディズニーランド、閉園後のパークを貸切 「ワンス・アポン・ア・タイム」1日限定エンディングシーンを初公開
2016.01.20 01:34
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東京ディズニーランドは19日、東京ディズニーリゾートで働く準社員(アルバイト)のキャストのためだけに閉園後のパークを貸し切りにする「サンクスデー」を開催。同日、マスコミ向けのプレスビューが行われ、モデルプレスは取材を実施。パークには約1万5000人のキャストが来園した。
感謝の気持ちを伝えるセレモニーに
この日は、一部店舗を除き通常営業同様、アトラクションや飲食、商品施設が開放。準社員は“貸し切り”状態のパークを楽しむとともに、役員および、社員によるウエルカムグリーティングや特別なセレモニーが執り行われた。セレモニーでは、代表取締役社長(兼)COOの上西京一郎氏がカストーディアルキャスト(清掃スタッフ)のコスチューム姿で登場。普段働くキャストへ感謝を述べたほか、今後の展望についてスピーチを行った。
さらに、オリエンタルランド会長(兼)CEO加賀見俊夫氏も登壇。キャストたちへ労いの言葉をかけた。
「ワンス・アポン・ア・タイム」にこの日だけのスペシャル演出が
また、シンデレラ城前のキャッスル・フォアコートでは、3月18日(金)まで期間限定で実施されているナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」に、この日限りのエンディングシーンを追加したスペシャルバージョンを公演。シンデレラ城に、「Once Upon A Time」の文字が現れると、「くまのプーさん」や「不思議の国のアリス」、「シンデレラ」などショーに登場する物語のワンシーンが映し出された。
そして、ラストには「不思議の国のアリス」に登場するほうき犬が登場。城を掃きながら去り、エンディングを飾った。
この日だけのおもてなし
「サンクスデー」に来園したキャストたちは、入場時にオリジナルの手袋と、この日だけのガイドマップが手渡されたほか、「いつもありがとう」とメッセージの入ったキャンディーもプレゼントされた。また、パークにはキャラクターも登場。来園者たちは、グリーティングやアトラクション、カストーディアルアート、記念撮影などを楽しんだ。
さらに、アトラクションの待ち時間の表記を「8321(はちみつ)や「39(サンキュー)」などゴロ合わせをした待ち時間が表示された。キャストたちは、普段見ることができない大人だけの空間を満喫した。
このほかにも、パーク内のレストランでは、予約限定のサンクスデーセットを販売するなど、この日ならではの嗜好も。ショップには、オリジナルのメッセージボードが飾られており、手作り感で溢れていた。
日頃の感謝を伝える「サンクスデー」
「サンクスデー」は、キャスト全員がモチベーション高く働くことができるように行っている、ES(従業員満足度)活動の施策の1つ。1年に1度、東京ディズニーリゾートで働く準社員のためだけに閉園後のパークを貸切り、上司である役員や社員が、キャストとしてゲストである準社員を迎え、もてなすことで、日ごろの感謝の気持ちを伝える。また、準社員はゲストとしてパークに訪れることで、改めてゲストの気持ちを考え、初心にかえる貴重な機会となっている。(modelpress編集部)
「サンクスデー」概要
開催日:1月19日貸切り営業時間:20時~22時45分
場所:東京ディズニーランド
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