「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」女性にこそ観てほしいヒロインの“美しさ”とその理由<試写会レビュー>
2015.12.18 04:00
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「スター・ウォーズ」シリーズの新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が18日18時30分、ついに公開となる。新作の制作が発表されてから今日まで、世界中でファンの熱は高まってきた。しかしその反面、物語に関するほとんどの情報が明かされておらず、謎は深まるばかりだった。そしてこのほど、日本でも内覧試写会が実施された。今回は、女性にオススメのポイントを中心に作品の見どころを紹介する。
※本記事には、最新作に関するネタバレが一部含まれています。ご注意ください。
最新作は「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台にした、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”。シリーズで初めて女性ヒロインが登場することでも話題を集めている。そして、ヒロイン・レイを演じているのは、オーディションで抜擢されたイギリス出身の新人女優、デイジー・リドリーだ。
BB-8の主人は、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)というレジスタンス。BB-8は、彼から預けられた“あるモノ”を守るため、追手から逃げていた。
一方で、ポーの仲間であるストームトルーパーの脱走兵・フィン(ジョン・ボイエガ)は、BB-8を探していた。そこで、出会ったのがBB-8と行動を共にしていたレイだった。
レイとフィンは、BB-8を守るため、ガラクタ置き場から盗んだミレニアム・ファルコン号で逃走する。その最中、偶然にもハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)と合流することになり、そこから新たな旅が始まった。
BB-8、フィン、ハン・ソロ…レイに訪れた数々の“出会い”は必然なのか――フォースの暗黒面の担い手、カイロ・レン(アダム・ドライバー)とは一体何者なのか―――。
インタビューやイベントなどで接する“普段の”デイジーと、スクリーンで観る彼女からは真逆の印象を受ける。常に笑顔を絶やさないデイジーはフランクで可愛らしい女性だが、孤独を生きるレイはどこか寂しげで“陰”の部分が感じられる。その“陰”が、物語のキーワードとなるレイの“優しさと強さ”を表現する上で、欠かせない要素として活きている。
公開後、本格的なブレイクが約束されているといっても過言ではないデイジー。レイが自ら運命を切り開いていく様は、ヒロインに抜擢されたデイジー自身と重なるものがある。たくましいその姿は、女性にこそぜひ観てほしい美しさだ。
一方で、映像技術の進歩は素晴らしく、それを存分に楽しみたいのなら、3Dや4DXもオススメ。迫力ある壮大な映像は、こちらまで宇宙空間にいるような気分にさせてくれる。
ヒロイン・レイの存在はすでに説明済みだが、このほかにも「可愛い」と人気急上昇中のBB-8、男性キャストのアクションシーンなど女性ならではの視点で楽しめるポイントは無限にある。シリーズファンも、最新作ではじめて「スター・ウォーズ」に触れる人も、あなたなりの楽しみ方を見つけてほしい。(modelpress編集部)
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シリーズ初のヒロイン イギリス出身の新人女優、デイジー・リドリーが抜擢
「スター・ウォーズ」シリーズはエピソード1~6まで存在し、1977年『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』、1980年『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』、1983年『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』は旧3部作、1999年『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』、2002年『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、2005年『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』は新3部作と呼ばれている。最新作は「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台にした、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”。シリーズで初めて女性ヒロインが登場することでも話題を集めている。そして、ヒロイン・レイを演じているのは、オーディションで抜擢されたイギリス出身の新人女優、デイジー・リドリーだ。
最新作あらすじ<新情報あり>
砂漠の惑星ジャクーに住むレイは、廃品回収を生業に暮らしている孤独な女性。ひとり家族の帰りを、ただひたすらに待っていた。そんな中、新型ドロイドのBB-8を偶然助けたことをきっかけに運命が動き出す。BB-8の主人は、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)というレジスタンス。BB-8は、彼から預けられた“あるモノ”を守るため、追手から逃げていた。
一方で、ポーの仲間であるストームトルーパーの脱走兵・フィン(ジョン・ボイエガ)は、BB-8を探していた。そこで、出会ったのがBB-8と行動を共にしていたレイだった。
レイとフィンは、BB-8を守るため、ガラクタ置き場から盗んだミレニアム・ファルコン号で逃走する。その最中、偶然にもハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)と合流することになり、そこから新たな旅が始まった。
BB-8、フィン、ハン・ソロ…レイに訪れた数々の“出会い”は必然なのか――フォースの暗黒面の担い手、カイロ・レン(アダム・ドライバー)とは一体何者なのか―――。
ヒロイン・レイの美しさ “優しさと強さ”が物語のキーワードに
物語は、ヒロインであるレイを中心に進んでいく。今回のキャスティングは、「強い女性で非常に身体能力があり、自信に満ちて、しかも美人である」(プロデューサーのキャスリーン・ケネディ氏)ことが条件。恵まれた容姿はデイジーの武器だが、彼女の持つ魅力はそれだけでない。インタビューやイベントなどで接する“普段の”デイジーと、スクリーンで観る彼女からは真逆の印象を受ける。常に笑顔を絶やさないデイジーはフランクで可愛らしい女性だが、孤独を生きるレイはどこか寂しげで“陰”の部分が感じられる。その“陰”が、物語のキーワードとなるレイの“優しさと強さ”を表現する上で、欠かせない要素として活きている。
公開後、本格的なブレイクが約束されているといっても過言ではないデイジー。レイが自ら運命を切り開いていく様は、ヒロインに抜擢されたデイジー自身と重なるものがある。たくましいその姿は、女性にこそぜひ観てほしい美しさだ。
「スター・ウォーズ」ファンにはたまらないシーンの数々
そして、ハン・ソロとチューバッカが、ミレニアム・ファルコン号に乗り込むシーンや、すでに予告編でもチラリと登場しているハン・ソロとレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)の抱擁シーンなど、シリーズファンならではの見どころも満載。もちろんオープニングも、期待を裏切らない。一方で、映像技術の進歩は素晴らしく、それを存分に楽しみたいのなら、3Dや4DXもオススメ。迫力ある壮大な映像は、こちらまで宇宙空間にいるような気分にさせてくれる。
女性意識の最新作
SF、アクション…「スター・ウォーズ」と言えば男性向けの作品だという印象が強いかもしれない。しかし、最新作はJ.J.エイブラムス監督が「女性をストーリーの中心に置いた理由は、女性も楽しめる映画にしたかったから」と語っているように、“女性向け”を意識して制作されている。ヒロイン・レイの存在はすでに説明済みだが、このほかにも「可愛い」と人気急上昇中のBB-8、男性キャストのアクションシーンなど女性ならではの視点で楽しめるポイントは無限にある。シリーズファンも、最新作ではじめて「スター・ウォーズ」に触れる人も、あなたなりの楽しみ方を見つけてほしい。(modelpress編集部)
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