ディズニー「インサイド・ヘッド」日本語吹き替え版だけのこだわり演出が明らかに
2015.07.22 18:00
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ディズニー/ピクサー新作アニメーション映画「インサイド・ヘッド」(7月18日公開)のこだわりの演出が22日、明らかになった。
同作は、住み慣れた土地を離れ、慣れない新生活を始める11才の少女ライリーの中にいる5つの感情たち、楽しい気分にする“ヨロコビ”、悲しい気分のときに現れる“カナシミ”、怒りを爆発させる“イカリ”嫌いなものから守る“ムカムカ”危険から身を守る“ビビリ”を主人公に、誰も見たことがない無限に広がる“頭の中”で繰り広げられる感動冒険ファンタジー。
今回解禁されたシーンは、ピクサーのこだわりがわかる比較画像で、片方にはブロッコリー、一方はピーマンが描かれている。これは、ピクサーの徹底した細部へのこだわりが生み出した場面で、日本で公開される日本語吹替版だけの本編の違いが明らかになった。
ピクサー・スタジオのこだわりの1つに、映画を誰が見ても“自分の物語”として楽しんでもらいたいという強い想いがある。例えば、本作の主人公である“感情たち”の名前についても、各国それぞれの“感情”を表す言葉をつけて欲しいというフィルムメーカーの強い想いから、日本を含め世界42言語の感情名が生まれた。
今回の日本語吹替版が“ピーマン”となったのは、日本の観客に映画を“自分の物語”として楽しんで欲しいというフィルムメーカーの強い想いから。アメリカでは子どもが嫌いな食べ物の上位はブロッコリーというが、日本の子どもが嫌いな食べ物として上位にあがるのはピーマンやニンジン。ブロッコリーには嫌いな食べ物というイメージはないことを知ると、世界中で、日本で公開する日本語吹替版のみ、ライリーの嫌いな食べ物をピーマンに変更することを決めた。
ディズニーの担当者は「ブロッコリーからピーマンへの変更は、日本の観客に本作を自分の物語として楽しんでもらいたいというフィルムメーカーの熱い想いによるものです。画面の隅々までこだわり抜き、心を込めて創り上げた作品になっています。 “あなたの物語”として楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。
実はブロッコリーだけでなく、イカリが持っている新聞の文字や看板等、日本語吹き替え版のために変更されているシーンは他にも存在する。鑑賞者にわかりやすくストーリーを伝えるため、細部までこだわった映画創りをするディズニー/ピクサー。世界中に驚きと感動を届け続ける彼らのこだわりは、きっと新たな感動を届けてくれるだろう。
なお、同作は初週2日間で動員約32万人、興行収入4億円を突破。シリーズ作品が目立つ強豪揃いの夏興行で、勢いよく大ヒット&洋画No.1スタートをきった。(modelpress編集部)
今回解禁されたシーンは、ピクサーのこだわりがわかる比較画像で、片方にはブロッコリー、一方はピーマンが描かれている。これは、ピクサーの徹底した細部へのこだわりが生み出した場面で、日本で公開される日本語吹替版だけの本編の違いが明らかになった。
ピクサー・スタジオのこだわり「“自分の物語”として楽しんでもらいたい」
予告編や字幕版の本編と、日本語吹替版の本編とでは、ライリーの嫌いな食べ物が異なる。本編該当シーンの字幕版映像も解禁となったので、見比べてみると一目瞭然。字幕版は全世界で公開されているオリジナル版の映像で、ライリーが嫌いな食べ物は“ブロッコリー”となっている。それに対して、日本語吹替版ではライリーの嫌いな食べ物は“ピーマン”。すでに劇場に足を運んだ人の中には、気が付いた人もいるのではないだろうか。ピクサー・スタジオのこだわりの1つに、映画を誰が見ても“自分の物語”として楽しんでもらいたいという強い想いがある。例えば、本作の主人公である“感情たち”の名前についても、各国それぞれの“感情”を表す言葉をつけて欲しいというフィルムメーカーの強い想いから、日本を含め世界42言語の感情名が生まれた。
今回の日本語吹替版が“ピーマン”となったのは、日本の観客に映画を“自分の物語”として楽しんで欲しいというフィルムメーカーの強い想いから。アメリカでは子どもが嫌いな食べ物の上位はブロッコリーというが、日本の子どもが嫌いな食べ物として上位にあがるのはピーマンやニンジン。ブロッコリーには嫌いな食べ物というイメージはないことを知ると、世界中で、日本で公開する日本語吹替版のみ、ライリーの嫌いな食べ物をピーマンに変更することを決めた。
細部までこだわった映画創りをするディズニー/ピクサー
しかしこれは、本編のアニメーション映像そのものの変更で、非常に大掛かりな作業となった。非常にタイトな制作スケジュールの中、ブロッコリーが出てくるすべてのシーンがピーマンに変更された。ディズニーの担当者は「ブロッコリーからピーマンへの変更は、日本の観客に本作を自分の物語として楽しんでもらいたいというフィルムメーカーの熱い想いによるものです。画面の隅々までこだわり抜き、心を込めて創り上げた作品になっています。 “あなたの物語”として楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。
実はブロッコリーだけでなく、イカリが持っている新聞の文字や看板等、日本語吹き替え版のために変更されているシーンは他にも存在する。鑑賞者にわかりやすくストーリーを伝えるため、細部までこだわった映画創りをするディズニー/ピクサー。世界中に驚きと感動を届け続ける彼らのこだわりは、きっと新たな感動を届けてくれるだろう。
なお、同作は初週2日間で動員約32万人、興行収入4億円を突破。シリーズ作品が目立つ強豪揃いの夏興行で、勢いよく大ヒット&洋画No.1スタートをきった。(modelpress編集部)
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