「アナ雪」に続く動画ブーム到来？「アベンジャーズ」パロディ急増／（左から）マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー（C）MARVEL 2015【モデルプレス】

「アナ雪」に続く動画ブーム到来？「アベンジャーズ」パロディ急増

2015.07.10 20:12

7月4日に公開した「アベンジャーズ」の最新作「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」。全世界興行収入は7月5日時点で約1660億円に到達し、「アナと雪の女王」（2014年3月14日公開）「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」（2011年7月15日公開）を超え、歴代5位となるヒットを記録するなど、世界中で“アベンジャーズ現象”を巻き起こしている。その人気は早くも多方面への広がりを見せており、昨年世界中でブームとなった「アナと雪の女王」と同様に、パロディビデオが多くのファンの間で製作され話題沸騰中だ。

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同作は、人類滅亡の危機を前に、アイアンマンこと“戦う実業家のトニー・スターク”を始めとする“最強チーム”アベンジャーズの愛のための闘いを描いた、魂を揺さぶる感動のアクション巨編をジョス・ウェドン監督が製作。アベンジャーズが繰り広げるのはアクションだけではなく、愛する人を守るための苦悩や葛藤などを描くドラマティックな展開もあり、男性のみならず、女性も楽しめる内容になっている。

ヒット映画やドラマが生まれるたびに作られるパロディビデオ。YouTubeなどで手軽に配信できるようになった現在、世界中にはクオリティの高いおもしろ動画が溢れている。「アナと雪の女王」では、主題歌「Let it go」の口パクやカバー、アナとエルサのヘアメイクを再現したものなど作品性を活かした動画が、ファンたちによって次々と生み出された。

そして、今回「アベンジャーズ」でも、「レゴ」でその世界観を再現した高クオリティのもの、「オズの魔法使い」とのマッシュアップなど様々なパロディビデオが制作されており、「アナと雪の女王」に続く、新たな動画ブームの到来を予感させている。

ちびっこアベンジャーズが活躍

ちびっこアベンジャーズが活躍するパロディ映像の「Avengers：Age of Ultron，But With Kids！」。ちびっこなのにひげをはやしたソー、衣装がぶかぶかなキャプテン・アメリカなど、頑張ってキャラになりきった、ちょっとマセているちびっこたちが愛くるしい。激闘を繰り広げるシーンすら子どもならではのキュートさが溢れている。

手作り感たっぷりのアベンジャーズ

「Avengers：Age of Ultron trailer－sweded」は、もしアベンジャーズが低予算だったら…と想像させてくれる動画。手作り感たっぷりにトレーラーを再現した映像だが、カットやアングルをしっかりと真似ており、顔を緑色に塗ったハルクと段ボールで作ったハルク・バスターの対決シーンなど、見所も押さえている。そして、マーベルのロゴや公開日まで表現するなど、笑ってしまうがかなり凝って製作された力作だ。

レゴ版アベンジャーズ

同作のトレーラーを「レゴ」で表現した「Avengers：Age of Ultron－TV Spot IN LEGO」は、よく見るとキャラの表情がちゃんとついているところがキュート。迫力満点のはずのシーンもレゴだとなんだか和んでしまうが、フィルムメーカーが作ったようなクオリティの高さには驚かされる。

「オズの魔法使い」がアベンジャーズに

「Avengers of Oz：Age of Tin Man」は、「オズの魔法使い」と同作のマッシュアップ映像。キャプテン・アメリカがカカシ、ソーがライオン…と登場人物が「オズ」のキャラクターになっているが、意外と違和感がないところにびっくり。強敵ウルトロンに扮するブリキの眼力の強さには圧倒されてしまうだろう。

パロディ作品は愛されている証

このように映画の設定を活かしつつも、独自の視点で新たな作品として描き出しているものが多いのが「アベンジャーズ」動画の特徴。パロディビデオが作られるのは、作品がファンに愛されている証拠でもある。今後、さらに広がりを見せていくであろう「アベンジャーズ」の動画ブームに注目だ。（modelpress編集部）

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