ディズニー、隠れミッキーにティンカーベルも…驚愕のこだわりが満載
2014.07.31 20:29
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ディズニーアニメーションの驚愕のこだわりが明らかになった。
隠れティンカーベルも登場するプレーンズ2
現在公開中の映画「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」は大自然を舞台に活躍するレスキュー隊に入隊したダスティと、恐れ知らずの仲間たちが繰り広げる、勇気と友情の物語。この映画には多くのこだわりが散りばめられている。毎回ファンを楽しみにさせているのが隠れキャラクターが登場するなどの遊び要素。本作の予告編にも描かれているシーンでは「前作でダスティの親友の燃料トラックのチャグが作った“ダスティスペシャルマグカップ”も登場していることがわかる。また本編では、本作と同じディズニートゥーン・スタジオで制作されているティンカーベルがロッジに描かれていたり、バーの壁にミッキーのホイールも。いつ出てくるのかドキドキしながら観ることが出来そうだ。
ディズニー映画作りへのこだわり
遊び要素だけではなく、作り込まれた世界観にもディズニー映画の魅力が存在する。例えば、メーデーという消防車の格納庫の壁に貼ってある新聞記事。「この新聞は全てしっかりと記事として書かれているんだ」とボブス・ガナウェイ監督は明かす。「映画を観ても小さすぎて分からないけど、本物のようにやりたかった」と語る記事は、メーデーが消火したもっとも有名な火事についてのもの。このように細部を作っていくうちに彼のバックストーリーが生まれてきて、キャラクターにより個性が出てくる。「ライオン・キング」の時にはライオンの生態を研究するために動物を連れて来たが、本作ではパイロットのチャック・アーロンに依頼した。アーロンのパイロット歴は40年、そして飛行時間は2万時間以上、さらにはHelicopter Association Internationalの年間最優秀パイロットに選ばれたことで「世界一のヘリコプター・パイロット」の称号を手にした。スクリーンで観るヘリコプターの飛行シーンは、全てアーロンが現実に則った動きかどうか確認しながら作り上げた。
また、メカニックのドッティがダスティのエンジンを診断するシーンの為に“オイルの専門家”にまで来てもらう徹底ぶり。これらは、全てジョン・ラセターの「映画の題材において、常に現実に忠実であれ」という哲学によるものだ。全てをリアルに描き切ることで、映画に真実味が加わる。たとえアニメーション映画だとしても、確かな真実に支えられていれば、観客に強烈なインパクトを与えることができるという。
現実に忠実で感動的な演出、そして監督やスタッフたちの愛が感じられる “遊び心”はディズニーならでは。隠れティンクや隠れミッキーがどのシーンに現れるかも楽しみにしつつ、それ以外にも隠れネタがないか、劇場で目をこらして見つけてみるのも楽しみ方の1つだ。(モデルプレス)
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