TDL初のプロジェクションマッピング、“メインキャラなし”の日本独自路線に反応は?投資額20億円の一大プロジェクト解禁
2014.05.29 22:00
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東京ディズニーランドの新しいナイトエンターテインメント、キャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」が29日、ついにスタート。東京ディズニーランドのシンボル・シンデレラ城を舞台に、「美女と野獣」「シンデレラ」「不思議の国のアリス」といったディズニー映画の感動的なストーリーが立体的に映しだされた。海外ではすでに定番となっている人気のプログラムが日本でも開始するとあって、開始前より話題と注目を集めていたが、その圧倒的な迫力と映像美には想像以上に大きな反響が寄せられている。
総投資額20億円 製作期間2年の一大プロジェクト
総投資額20億円をかけ制作された「ワンス・アポン・ア・タイム」は、アメリカのディズニーテーマパーク、マジック・キングダムで行われているショー「Celebrate the Magic castle show」、ディズニーランド・パリのナイトタイムショー「Disney Dreams!」に続く、待望のキャッスルプロジェクション。日本初となるこのプログラムは、製作期間2年という一大プロジェクトだ。物語は、映画「美女と野獣」のミセス・ポットと息子のチップが登場するオープニングからスタート。「不思議の国のアリス」「塔の上のラプンツェル」「シンデレラ」「ピーター・パン」「白雪姫」「くまのプーさん」「美女と野獣」と続き、ディズニーキャラクターたちが紡ぐ神秘的な映像でフィナーレを迎える。圧倒的な映像美で次々と映しだされる名シーンの数々に、誰しもが心を奪われる。
日本のプロジェクションマッピング、その特徴は?
日本のキャッスルプロジェクションの特徴は、ミッキー、ミニーをはじめとするメインキャラクターが一切登場しない点。ディズニー映画を中心にしたラインナップで、ファンタジーな世界観を演出している。またフィナーレでは現在、社会現象となっている映画「アナと雪の女王」からエルサとオラフが早速登場。このほか、「ライオン・キング」「リトル・マーメイド」「アラジン」「わんわん物語」などの名シーンも投影された。また、シンデレラ城の両サイドに設置された2つのタワーもスクリーンとして利用。これも日本ならではの演出で、タワーからお城へ、そしてまたタワーへと映しだされる映像は、より立体感が増し迫力満点だ。「美女と野獣」の場面では、ベルとビーストのダンスシーンが、お城からタワーへと流れるように投影されており、その美しい映像には目が釘付けになるだろう。
名シーンの数々は、20台のプロジェクターから投射。また、特殊効果のレーザー、サーチライト、パイロ(小型花火)なども使用するダイナミックな演出も行われたほか、両サイドのタワーからはフレイムキャノンが上がり、特別な20分間をさらに盛り上げた。
圧倒的迫力と映像美に「鳥肌が立った」の声
鑑賞したゲストからは、「感動した。涙が出た」「素敵過ぎる。言葉を失った」「あまりに感動して鳥肌が立った…思った以上に綺麗ですごかった」といった声が続々。壮大なスケール感に、感激の声が殺到している。ついに解禁となった「ワンス・アポン・ア・タイム」。心に響く音楽と美しい映像の数々が作り出す“命が吹き込まれた絵本”が、ゲストを20分間に渡る夢の世界に誘うだろう。(モデルプレス)
■「ワンス・アポン・ア・タイム」
2014年5月29日開始、公演時間:約20分、公演回数:1 日1~2 回(椅子席での鑑賞には抽選が必要)、公演場所:ディズニーランド、シンデレラ城(キャッスル・フォアコート) 、総投資額:約20億円※上演時間はオフィシャルサイトをご確認ください。
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