ディズニー、史上初の「1人3役」キャスト発表　アンジェリーナ・ジョリー主演「マレフィセント」

エル・ファニング演じるオーロラ姫の世話をする3人の妖精、ノットグラス（赤）＆フリットル（青）＆シスルウィット（黄色）の声を演じるのは、ものまねタレントの福田彩乃。年齢も性格もバラバラな3人を演じ分けるという荒業となったが、早いテンポで畳み掛けるセリフ回しも見事にこなし、その技術力の高さにスタッフからも驚きの声が上がるほど。自身のレパートリーから、ノットグラス＝YOU、フリットル＝美輪明宏、シスルウィット＝絢香と、それぞれのキャラクターに合わせたものまねバージョンのアフレコも披露していた。

◆1人3役「嬉しさや感動も3倍以上」

同作は、ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔「眠れる森の美女」に隠される“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語。主人公は王子様の真実の愛によって目覚め、女性なら誰しも憧れる美しきヒロイン・オーロラ姫ではなく、彼女に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精・マレフィセント。あのロマンチックなおとぎ話を、ディズニー史上最強の悪役＝マレフィセントの視点から描く。

ディズニー映画初挑戦にして、ディズニー史上初の試みに抜擢された福田は「大好きなディズニー映画に自分の声が吹き込まれる！想像しただけでワクワクして嬉しくて、毎日胸が高鳴る思いでいっぱいです」と喜びのコメント。アフレコ当日は赤・青・黄色3色の折り紙を持参し、それを壁に貼って役作りに挑んだといい「最終日にやったフリットルはとても苦戦し、3人の声のバランスを調整するために当日声を作り直したりしました。初めての3役に挑戦し、苦しさや難しさは他の方たちより多かったかもしれませんが、その分嬉しさや感動も他の方より3倍以上味わえてとても贅沢な役をいただいたと思います」と振り返った。

主人公のマレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーについては「かっこいい！スタイルが良い！唇がセクシー！目がきれい！そして素敵な家族もいて、愛に恵まれている。そういうイメージです」と絶賛。「女性にはもちろん観てもらいたいですが、男性にも観てもらいたいです。 芯の強さだったり、優しさ、愛おしさ、そして真実の愛がこの作品に描かれているので女性の強さを感じてもらいたいです」と見どころをアピールした。（モデルプレス）

「マレフィセント」（7月5日 2D／3Dロードショー）

＜ストーリー＞
ディズニー禁断の秘密が、ついに暴かれる─ディズニー・アニメの傑作「眠れる森の美女」の誰も知らない“本当の物語”をドラマティックに描き出す、“永遠の眠り”の呪いが生んだ究極の愛の物語が誕生。主人公は、「眠れる森の美女」の悪役にして、邪悪な妖精マレフィセント。あのロマンティックなおとぎ話を“悪役マレフィセント”の視点から描く時、物語は摩訶不思議に姿を変え、これまで信じてきた善悪の基準は覆される。はたして彼女は何者だったのか？　なぜオーロラ姫に恐ろしい“永遠の眠り”の呪いをかけたのか？そして、その呪いがマレフィセントとオーロラ姫にもたらす、驚くべき運命とは？　そのすべての謎を解く鍵は、観客の予想を鮮やかに裏切る“真実の愛”に隠されていた…。マレフィセントを演じるのは、本作品の製作総指揮も手掛けるアンジェリーナ・ジョリー。可憐なオーロラ姫役には、全世界で人気急上昇中のエル・ファニング。