好みの男性に「君、外見ブスだけど性格タイプ」と言われても相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポートvol.3 】
2018.06.22 21:00
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この連載では、ラブ・コラム担当編集部員“酒池肉林子”が出会いスポット「相席居酒屋」にガチで足を運び、そこで直面した現実を元に楽しんで掴むための掟をご紹介。今回のテーマは「男性に君、外見ブスだけど性格タイプと言われても相席居酒屋を楽しむ掟」。相席居酒屋の楽しみ方や出会いの掴み方を独自の目線で紐解いていきます。
どうも、男と酒が大好きなのにナンパされると一気に怖気づき「ト◯トロの末裔だから森に帰るの!」と言ったり、元カレが残した3ケタの借金に追われながらも酒に溺れたりしている酒池肉林子(しゅちにくりんこ)です。
今夜もこの時間がやって参りました。
ここで皆さんに質問です。
3ケタの借金に追われているけど、酒を飲んで男と触れ合いたいという欲求を叶えてくれる私のオアシスと言えばー!?
皆さん、盛大なコールありがとうございます。
今まで5時間席替えせずに飲み続けたり、席替えしたら相手全員が外国人だったりと様々な珍現象が起きましたが、それでもめげないで相席屋に通い続けるのが私、酒池肉林子のライフスタイルです。
さて先日、男性が少し苦手だという友人D乃が「そろそろ男性に慣れておかないと将来が心配…」という相談を私にしてきました。
D乃のスペックは7cmのベージュヒールを履いてカツカツ歩いている、キレイなOLさんです。「炭酸系のお酒は苦手なの」と言ってお上品にカルーアミルクを飲んでいます。こういう女子に私もなりたいです。
一方で私のスペックはボロボロになった2500円ぐらいのスニーカーを履いてガニ股で歩いている、ガサツでモサい中途半端なサブカル女子です。最近、カップ酒を片手に一人で夜な夜な近所を徘徊するという特技を身につけました。このエピソードを男友達に話したところ「アル中ライター」という新たなあだ名が誕生。恐らく今世ではD乃のようになれません。
そんな私とは正反対スペックを持つD乃に「男性に慣れたい!?それなら“相席屋”というオアシスがあるから一緒に行こう!」と誘い、男性と戦闘を繰り広げてきました。
「ごめん」と謝りながら二人でチビチビお酒を飲んでいると、店員さんから「相席お願いしま~す」の一声が。
「ドキドキする~」と呟くD乃を横にどんな男性が来るかと緊張していたら…
\ 来ました!超絶好みのイケメンくーん! /
私はモサくて中途半端なサブカル女子なので、基本的に色白のひょろ長塩顔男子が好きなんですよね。因みに私はこの手の男子を、勝手に“もやし系男子”と名付けています。
片方の男性がまさにドンピシャ。私好みの“もやし系男子”が目の前にいるだけで思わずニヤニヤしてしまいます。
すぐに私はテーブルの下でD乃にLINEを打ち「私、色白の方タイプだから宜しく」と送り「OK」の返事をもらいました。
もう一人の男性は、サーファー系のイケメンでこちらもまた良い感じ。
あ~迷っちゃう~♡でも今回はもやし系男子の彼かな~♡なんてデレデレするモサいサブカル女子。
彼らと乾杯をして、お喋り開始しました。
この後、とんでもない戦闘が繰り広げられるとも知らずに…。
私はカマトトぶって「私たち初めてなんです♡すごく緊張しています~」(キャピ声)と答えておきました。ここぞとばかりに低い女子力を開花させようと、モサいサブカル女子は頑張ります。
その後、もやし系男子から「俺たち2軒目でここ来たんだけど君たちは?」と聞かれて、バカ正直に「1軒目です♡」と答えた私。
するともやし系男子、私の顔を見てこんな事を言いました。
「マジで!?やっぱり出会いゲットしたい感じ?」
この時、私は「しくった!これ(多分)回答間違えた!でも出会いゲットしたいから相席屋に来ているんですけど…!」と冷や汗ダラダラ状態。
即座に私は「D乃があんまり男性に慣れていないって言うから、今回はリハビリで来たんだ~♡」と何食わぬ顔で友達を売ってしまいました。(※後からちゃんと謝罪して許しを得ました)
ここからもやし系男子VS私の戦いが本格化していきます。
と言っても、8割はここに書けないしょうもない下ネタで、気がついたらD乃の男性リハビリというよりも私の下ネタ一人舞台と化していました。
仕方ない。だって私、下ネタ大好きだもん。
「出会いゲットしたい感じ!?」って言われたから、そうじゃないアピールをしたくて敢えて素を出しただけだもん。
私、あまのじゃくだからこういうところあるんだもん♡
…え?あ、ごめんなさい…カップ酒片手に夜な夜な近所を徘徊するような人間が、可愛くそんな事を言っても何とも思いませんよね…。
そんな私を見て、もやし系男子は衝撃的な一言を私に突きつけてきました。
「君、外見ブスだな~って思っていたけど、性格はめちゃくちゃタイプだわ」
…はい?私、今好みの男に何て言われた?
ガイケン、ブス。セイカク、タイプ。
頭の中でこだまします。
これは貶されているのでしょうか?それとも褒められているのでしょうか?
あまりにもド直球すぎて一瞬、頭が真っ白になりました。
この一言には男慣れしていないD乃もびっくり顔。
少し固まった後に「貶されているのか褒められているのか全然分かんないわ~!!!アハハハハハ!!!!!」と笑って、何とかその場を乗り切りました。
もちろん、心の中では大号泣。
でも大丈夫です、歴代の彼氏に「お前、本当にブスだな」って言われてきたのを思い出して5秒で心の涙はスッと消えました。
今思えば、ただ下ネタを言うだけの品のない女でしかありませんでしたが、過ぎたことはもう気にしない。
もやし系男子に好印象を残せるなら下ネタも言いますし、脱げと言われたら普通に脱ぎます。それが私です。
ガンガン下ネタを言ってもやし系男子を惹きつけていたところで、店員さんから「そろそろお時間なので~」と席替えのコールが入りました。
あぁ…これでもやし系男子ともお別れか…と悲しんでいると「面白かったしまた飲みたいからLINE交換しよう!」と言われてLINEを交換。
その後、もやし系男子からこんなイケメンなことされました。
「ブスって言って悪かったな、楽しかったよ」(頭ポンポン)
一言言わせて下さい。
/
惚れてまうやろ~~~~~!!!!!!(大絶叫)
\
惚れました。めちゃくちゃドキドキしました。
頭ポンポンとか何億光年ぶりにされたんだろうか…?
思わず顔を真っ赤にしてしまいました。
そのまま彼らは去っていきましたが、作ったLINEグループは動くことなく今現在、もやし系男子とは飲みに行けていないままになっています。
誰か、私に気になる男性を飲みに誘うコツを教えて下さい。私、ラブ・コラム担当編集部員のくせに、こういうちょっとウブなところがあるんです、うふっ♡
「うるせぇ!モサいサブカルクソ女!」とか「顔見たことねぇけどお前絶対ブスだろ!」とか言わないでっ!
あっ、そこの君!空いた缶ビール投げてこないで!怪我する!せめて投げるなら空いた紙パックのお酒にして!
ごめんなさい調子に乗りました!でも本当にお願いします!
誰か気になる彼を飲みに誘う方法を教えてっ!(切実)
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験談に基づいた記事になります。
今夜もこの時間がやって参りました。
ここで皆さんに質問です。
3ケタの借金に追われているけど、酒を飲んで男と触れ合いたいという欲求を叶えてくれる私のオアシスと言えばー!?
皆さん、盛大なコールありがとうございます。
今まで5時間席替えせずに飲み続けたり、席替えしたら相手全員が外国人だったりと様々な珍現象が起きましたが、それでもめげないで相席屋に通い続けるのが私、酒池肉林子のライフスタイルです。
さて先日、男性が少し苦手だという友人D乃が「そろそろ男性に慣れておかないと将来が心配…」という相談を私にしてきました。
D乃のスペックは7cmのベージュヒールを履いてカツカツ歩いている、キレイなOLさんです。「炭酸系のお酒は苦手なの」と言ってお上品にカルーアミルクを飲んでいます。こういう女子に私もなりたいです。
一方で私のスペックはボロボロになった2500円ぐらいのスニーカーを履いてガニ股で歩いている、ガサツでモサい中途半端なサブカル女子です。最近、カップ酒を片手に一人で夜な夜な近所を徘徊するという特技を身につけました。このエピソードを男友達に話したところ「アル中ライター」という新たなあだ名が誕生。恐らく今世ではD乃のようになれません。
そんな私とは正反対スペックを持つD乃に「男性に慣れたい!?それなら“相席屋”というオアシスがあるから一緒に行こう!」と誘い、男性と戦闘を繰り広げてきました。
目次
好みのイケメン2人組VSイケメンに当たってガッツポーズの私
入店後、今までの相席屋戦闘劇をD乃に話したところ「どうして経験値のない私の前で今までの相席について語ったの…不安しかないんだけど…」と小声で怒られました。「ごめん」と謝りながら二人でチビチビお酒を飲んでいると、店員さんから「相席お願いしま~す」の一声が。
「ドキドキする~」と呟くD乃を横にどんな男性が来るかと緊張していたら…
\ 来ました!超絶好みのイケメンくーん! /
私はモサくて中途半端なサブカル女子なので、基本的に色白のひょろ長塩顔男子が好きなんですよね。因みに私はこの手の男子を、勝手に“もやし系男子”と名付けています。
片方の男性がまさにドンピシャ。私好みの“もやし系男子”が目の前にいるだけで思わずニヤニヤしてしまいます。
すぐに私はテーブルの下でD乃にLINEを打ち「私、色白の方タイプだから宜しく」と送り「OK」の返事をもらいました。
もう一人の男性は、サーファー系のイケメンでこちらもまた良い感じ。
あ~迷っちゃう~♡でも今回はもやし系男子の彼かな~♡なんてデレデレするモサいサブカル女子。
彼らと乾杯をして、お喋り開始しました。
この後、とんでもない戦闘が繰り広げられるとも知らずに…。
もやし系男子「俺たち2軒目なんだよね~」VS私「私たち1軒目です♡」
自己紹介やお互いの繋がりを話し終えたところで「こういうところは初めて?」という質問がサーファー系男子から飛んできました。私はカマトトぶって「私たち初めてなんです♡すごく緊張しています~」(キャピ声)と答えておきました。ここぞとばかりに低い女子力を開花させようと、モサいサブカル女子は頑張ります。
その後、もやし系男子から「俺たち2軒目でここ来たんだけど君たちは?」と聞かれて、バカ正直に「1軒目です♡」と答えた私。
するともやし系男子、私の顔を見てこんな事を言いました。
「マジで!?やっぱり出会いゲットしたい感じ?」
この時、私は「しくった!これ(多分)回答間違えた!でも出会いゲットしたいから相席屋に来ているんですけど…!」と冷や汗ダラダラ状態。
即座に私は「D乃があんまり男性に慣れていないって言うから、今回はリハビリで来たんだ~♡」と何食わぬ顔で友達を売ってしまいました。(※後からちゃんと謝罪して許しを得ました)
ここからもやし系男子VS私の戦いが本格化していきます。
もやし系男子「君、外見はブスだなって思ったけど性格はタイプ」VS私「…はい?」
しばらく飲みながら色んな話をしました。と言っても、8割はここに書けないしょうもない下ネタで、気がついたらD乃の男性リハビリというよりも私の下ネタ一人舞台と化していました。
仕方ない。だって私、下ネタ大好きだもん。
「出会いゲットしたい感じ!?」って言われたから、そうじゃないアピールをしたくて敢えて素を出しただけだもん。
私、あまのじゃくだからこういうところあるんだもん♡
…え?あ、ごめんなさい…カップ酒片手に夜な夜な近所を徘徊するような人間が、可愛くそんな事を言っても何とも思いませんよね…。
そんな私を見て、もやし系男子は衝撃的な一言を私に突きつけてきました。
「君、外見ブスだな~って思っていたけど、性格はめちゃくちゃタイプだわ」
…はい?私、今好みの男に何て言われた?
ガイケン、ブス。セイカク、タイプ。
頭の中でこだまします。
これは貶されているのでしょうか?それとも褒められているのでしょうか?
あまりにもド直球すぎて一瞬、頭が真っ白になりました。
この一言には男慣れしていないD乃もびっくり顔。
少し固まった後に「貶されているのか褒められているのか全然分かんないわ~!!!アハハハハハ!!!!!」と笑って、何とかその場を乗り切りました。
もちろん、心の中では大号泣。
でも大丈夫です、歴代の彼氏に「お前、本当にブスだな」って言われてきたのを思い出して5秒で心の涙はスッと消えました。
とりあえずもやし系男子に性格をプッシュして勝負した結果…
とは言え、ブスと言われても性格は褒められたので「悪くはない!」とポジティブに考えて、己の性格をガンガンプッシュしていきました。今思えば、ただ下ネタを言うだけの品のない女でしかありませんでしたが、過ぎたことはもう気にしない。
もやし系男子に好印象を残せるなら下ネタも言いますし、脱げと言われたら普通に脱ぎます。それが私です。
ガンガン下ネタを言ってもやし系男子を惹きつけていたところで、店員さんから「そろそろお時間なので~」と席替えのコールが入りました。
あぁ…これでもやし系男子ともお別れか…と悲しんでいると「面白かったしまた飲みたいからLINE交換しよう!」と言われてLINEを交換。
その後、もやし系男子からこんなイケメンなことされました。
「ブスって言って悪かったな、楽しかったよ」(頭ポンポン)
一言言わせて下さい。
/
惚れてまうやろ~~~~~!!!!!!(大絶叫)
\
惚れました。めちゃくちゃドキドキしました。
頭ポンポンとか何億光年ぶりにされたんだろうか…?
思わず顔を真っ赤にしてしまいました。
そのまま彼らは去っていきましたが、作ったLINEグループは動くことなく今現在、もやし系男子とは飲みに行けていないままになっています。
誰か、私に気になる男性を飲みに誘うコツを教えて下さい。私、ラブ・コラム担当編集部員のくせに、こういうちょっとウブなところがあるんです、うふっ♡
「うるせぇ!モサいサブカルクソ女!」とか「顔見たことねぇけどお前絶対ブスだろ!」とか言わないでっ!
あっ、そこの君!空いた缶ビール投げてこないで!怪我する!せめて投げるなら空いた紙パックのお酒にして!
ごめんなさい調子に乗りました!でも本当にお願いします!
誰か気になる彼を飲みに誘う方法を教えてっ!(切実)
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験談に基づいた記事になります。
【Not Sponsored 記事】